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にゃおのリテラシーを考えるラジオ、特撮編集の千葉直樹です。
このチャンネルでは、特撮IT時代のリテラシーを中心に、様々な話をしています。
今回お話しするのは、
次回の待ち方が対照的なアニメ二本、というものです。
日曜日はアニメの話をしています。
今期はもう折り返し時点です。
4月に始まった新作は、どれも起承転結で言えば天に入ってきていて、
結末はどうなるんだろう、とちょっとドキドキする展開になってきています。
新作アニメは1週間に1話放映されますよね。
最初は少しのんびりしている作品でも、今は毎回来週が待ち遠しいって感じになっているものです。
もちろんどの作品もそんな感じではあるのですが、
その待ち遠しさにちょっと差があるなと思ったので、今回はそんな話をします。
取り上げる作品は、ガールズバンドクライと響け!ユーフォニアムです。
どちらも音楽がテーマで、女の子が主役という共通点があります。
まあ、そもそもアニメは可愛くて魅力的な女の子を描かないでどうするんだ、というものですが、
どちらの作品も男性はモブと言い切ってしまえる感じです。
言い切りすぎですか?
そしてもう一つの共通点は、ギスギス感で。
ガールズバンドクライは主人公が面倒くさくて何でもってかかる性格で、
この他のメンバーもまあまあ癖があって、結構ぶつかり気味なのですが、
毎回、うー、またそんなこと言って、どうなっちゃうんだよ、すぐ見たいよ、1週間待てないって感じになる展開なんですよね。
でも、響け!ユーフォニアムはちょっと違うんです。
ユーフォファンだったらみんな覚悟していることだと思いますが、
思春期っぽい人間関係のギスギス感がじわじわやってくるんですよね。
言葉では表現しにくい感情の揺らぎみたいなものが徐々に明確になっていく。
なんとなく不穏な影がキラキラした光の中にいつもあるのです。
それを美しいアニメーションと澄んだ楽器の音で表現しているので、見ていると複雑な感情が湧いてくることになります。
1話を終えた時に感じるのは、次回が見たいんだけどちょっと怖いって感じ。
もちろん早く見たいんですよ。でも、一刻も早くというよりは、
待って、ちょっと考えさせて、って感じになるんです。
ガールズバンドくらいはロックバンド、UFOは吹奏楽で、同じ音楽モチーフでも表現の仕方は全く違うものです。
そういう音楽表現の違いが定量に流れるテーマとマッチしていて、
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それが次回を待つ姿勢にまで影響を与えているのかもしれません。
もちろんどっちも好きなんです。次回を早く見たいのです。
でも、こんな面白い違いが出てくるんだなと思ったのでした。
皆さんはどんな風に次回を待っていますか?
あなたの一番次回が待ちきれない作品を教えてくださいね。
今回は、次回の待ち方が対象的なアニメ2本という話をしました。
今日はここまで。
読書と編集では、ITを特別なものではなく、常識的なリテラシーとして広める活動をしています。
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今日もワクワクする日でありますように。千葉直樹でした。ではまた。