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にゃおのリテラシーを考えるラジオ、読書と編集の千葉直樹です。
このチャンネルでは、読書とIT時代のリテラシーを中心に、様々な話をしています。
今回お話しするのは、姫乃えこぴの同時視聴が一番好きな理由、というものです。
いつもの水曜日は技術の話をしているのですが、今回はポッドキャストが900回目の切り板配信になったので、
僕の日常をガラッと変えてしまった推しの話をすることにしました。
このポッドキャストは、曜日ごとに話すテーマを決めています。
日曜日はアニメの話をしています。
アニメの話をし始めたのは、2023年の6月からで、
当初は雑談枠だった火曜日にアニメの話をすることが多くなったので、
11月頃に週1でアニメの話をする日を作ったのです。
実はこの11月というのが僕の中では大きな節目になりました。
というのは、この辺りからユーチューバーのアニメのリアクションを大量に見始めたのです。
リアクション自体は結構前から見ていて、主にアドの楽曲に対するリアクションを中心に見てすっかりアドにはまってしまったのですが、
ボーカロイド繋がりで夜遊びもよく聞いていたこともあって、
ユーチューブのおすすめに夜遊びのアイドルのリアクションが出てきたのです。
アイドルはアニメ推しの子のオープニング曲ですからね。
流行っているから見なければと思ったんですね。
アニメ自体は好きなので、ネットフリックスで既に完結している作品を中心にまとめてみることはあったのですが、
リアルタイム放映中の作品は続きを待つのがしんどくて見ないようにしていました。
だからアニメの流行りには疎くて、どちらかというとちょっと古めの作品の中からお気に入りが出てくる感じだったのです。
まあ、そこで推しの子を見始めて、すっかりリアルタイム放映でも見るというのにハマり、少しずつ見る作品が増えてきました。
すると、ユーチューブのおすすめにアニメのリアクション動画がちらほら出てくるようになりました。
10月からの秋アニメは早々のフリーレンが大人気でしたから、おすすめにはフリーレンのリアクションが並んできたのですね。
その中にVTuberのリアクションマッシュアップがありました。
マッシュアップというのは、本編動画の進行タイミングに合わせて複数のユーチューバーのリアクションを並べて同期表示する動画です。
8人のVTuberがそれぞれ喋っているので、まあまあやかましいものでしたが、なんだかみんなでワイワイ言いながらアニメを見ている感じが楽しいと感じたのです。
その8人の中に一際目立つリアクションをする人がいました。
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それがキメのエコピさんでした。
何が目立っていたかというと、感情表現の豊かさが目立っていたのです。
笑ったり泣いたり怒ったり、ものすごくわかりやすいと感じました。
じゃあこの人を単独で見てみようと思ったわけですね。
そこでリアクション動画と本編動画をタイミングを合わせて再生してリアクションを楽しむ同時視聴という鑑賞方法を知ることになりました。
キメのエコピさんは豪快なトークが持ち味ですが、配信スケジュールをきっちり決めてライブをやる豆な人です。
それだけ豆にライブをやるのですから、コミュニティの管理もしっかりしていて、言うべきことはきっちり言う姉御肌なところがあります。
これは普通に惹かれてしまうわけですよね。
僕はほとんど毎日ゴールデンタイムにはエコピさんの同時視聴を今のテレビで見るようになり、地上波テレビはすっかり見なくなってしまいました。
エコピさんのトークは家族にも評判が良くて、すっかりお茶の間のアイドルなのです。
僕の日常がガラッと変わってしまったこと、お分かりでしょうか。
エコピさんはライブの同時視聴の他に収録済みの形での同時視聴動画も多数公開しています。
同時視聴以外の動画も合わせてすでに1700本以上の動画をアップロードされていますから、とにかく筋金入りのYouTuberなのですね。
僕が旧作の中から見る作品を決めるときには、まずエコピさんのリアクションから選んでいます。
中にはリアクションだけをずっと見続けてしまって、いやいや、エコピさんのおすすめなのに本編を見ないというのはありえないなと思い直して、改めて本編を見るなんてこともあります。
新作を見るときにも、日の始めのどの作品を見るか決める配信を参考にして、自分が見るリストを作っています。
同時視聴はアニメ鑑賞を100倍は楽しくしますから、エコピさんの鑑賞リストはとても重要なのです。
信頼のエコピ同時視聴というわけですね。
僕は好きな作品を繰り返し繰り返し見る習性がありますが、今はエコピさんの同時視聴で繰り返し繰り返し見てしまいます。
僕にとっては必須のコンテンツになっているのです。
たくさんいる同時視聴VTuberの中で、なぜそんなにエコピさんが好きになってしまったのか考えて、5点にまとめてみました。
まず1点目はエコピさん自身の作品への没入です。
同時視聴ライブでありがちなのは、コメントへのリアクションが作品の筋と離れてしまうことです。
エコピさんは原則として作品へのリアクションに集中しているようです。
コメントへの反応も作品の筋と整合しているので、視聴している側も作品に集中できるのです。
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2点目はアニメのセリフとかぶらないリアクションしていることです。
これ結構高度なテクニックなのではないかと思いますが、本編音声と自分の音声がかぶらないように意識して話しています。
以前ファンのおすすめ作品の議論の中で、アンデッドガールマーダーファルスを見てほしいという意見に対して、
この作品はセリフのリズムがよくできていて、リアクションが邪魔になるような気がするので同時視聴はしたくないという感じのことを言っていたのが印象的でした。
そういうことを意識していることで、本編ストーリーに邪魔にならないリアクションになっているのですね。
3点目はタイミングと内容が完璧な突っ込みです。
これは多分に絵コピさんが関西の人であることによるのではないかと思います。
本編ストーリーの中で突っ込みたくなる場所で、思いっきり適切な突っ込みを入れてくれます。
そうそう、そう思ったって感じの突っ込みです。
しかも突っ込みに上手に感情を乗せてきます。
これがむちゃくちゃ気持ちよくて、絵コピ同時視聴がやめられなくなる大大の要因になっているかもしれません。
4点目は好きってことが分かりすぎるコメントです。
作品そのものはもちろんですが、アニメ全体に対する愛が深いということはもちろんです。
そして作中のキャラクターに対してまっすぐ好きということが割とあって、これが視聴者側が感じていることとぴったり合うのでしょう。
人って好きって口にすると本当に好きになっちゃうものなので、多分一人でアニメを淡々と見ている時よりも好きの度合いが大きくなっているような気がします。
そんなリアクションを聞いていたら好きになっちゃうに決まってますよね。
5点目は伝染する笑い声です。
よく笑う人は素敵ですよね。
エコピさんの笑い声、癖になるんです。
聞いているこちらも笑顔になってしまう笑い声なんです。
うちの家族も笑い声がいいねっていつも言います。
きっと誰もが引き込まれる笑い声なのだと思うのです。
以上が姫のエコピ大好きポイント5点です。
あえて5点に絞りましたが、大好きポイントはちょっとマニアックなものを入れると100個ぐらいはあります。
このあたりはぜひ姫のエコピさんの配信を視聴して確かめてください。
むっちゃ共感できるなぁと感じたら、多分あなたもハマること間違いありません。
最後にプラットフォームとしての同時視聴について話したいと思います。
アニメに限らず何かを誰かと一緒に見ることができる体験があります。
空間的に一緒にいるときの体験はとても素敵なものですが、
同時視聴にはそれとは違う新しい体験の世界があります。
空間的に離れているけれど、集まりたいときに集まれるし、
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アーカイブがあるから時間的にも自由度が高まります。
コメントを通じて不完全ではあるけれど双方向のやり取りもできます。
同時視聴は技術的・ルール的な制約の不自由さを工夫で乗り越えようとする多数の人々の努力で成り立っていて、
必ずしも使い勝手がいいとは言えません。
ただ、それはまだ同時視聴を体験している人がものすごく少ないからではないかと思います。
卵か鶏かという議論ではありますが、もっと使いやすい方法を作り出す人は必ずいるような気がします。
いつか本編動画を見るときに大好きなリアクターさんを選んで一緒に見られるようなプラットフォームが出てくると思います。
その時に推しも押されもしないスターリアクターとして姫野絵コピーという名前が輝いていたらいいなぁなんて思っています。
そんな未来を想像しながら、僕は僕なりに得意分野でできることを考えていきたいと思っています。
今回はニャオのリテラシーを考えるラジオの900回目ということで、ちょっと長めに推しのアイドルYouTuber姫野絵コピーさんの話をしてみました。
強調しておきますよ。姫野絵コピーはアイドルVTuberですよ。マジでアイドルですからね。
では今日はここまで。読書と編集ではITを特別なものではなく、常識的なリテラシーとして広める活動をしています。
フトワーカーでITリテラシーの基礎を学べるオンライン講座をやっています。詳しい内容については概要欄のリンクから見に行くことができます。
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今日もワクワクする日でありますように。千葉直樹でした。ではまた。