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にゃおのリテラシーを考えるラジオ、読書と編集の千葉直樹です。
このチャンネルでは、読書とIT時代の読み書きソロ版を中心に、様々な話をしています。
今回のタイトルは、「業館の思い・文脈・創造力」としてみました。
テーマは、「文章を読むときに使っている能力」のことになります。
分かりやすい文章にはいろいろありますが、どんな文章も誰にでも分かりやすいというわけではありません。
文章を読むのが苦手という人も案外いるようです。 苦手な原因の一つは、業館を読むということができないことです。
業館を読むというのはどんなことでしょうか。 文章は創造力と対になっているものです。
百聞は一見にしかずなんて言いますが、 映像から得る情報は強烈で分かりやすそうですが、
見たままということに陥りやすいという欠点があります。 文字や文章は現実の世界のことを圧縮して伝えているので、
伝えられる情報をきちんと頭の中で再現するためには、大量の知識に加えて、 文脈によって意味を再構成する必要があるのです。
文章を読むということはそういう力をつけることなのです。 ただ見たことに条件反射することだけをしているとそういう力はつきません。
圧縮された少ない情報からそれが表現しようとしていることを理解できるようになるには、 たくさん文章を読む必要があります。
長い文章を素早く噛み砕いて理解するためには、 やはり本を読むのが良いと思います。
読みやすい文章だけを読むのではなく、 時には読み解くのが難しい文章も読んでみた方が良いのです。
本を読むのが苦手なら、 小学生が与えられる課題図書からでも良いから読む訓練をしましょう。
そうすると漫画もテレビもyoutubeもずっと面白くなりますよ。 読書と編集では、 ITを特別なものではなく、常識的なインテリシーとして広める活動をしています。
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