00:12
にゃおのリテラシーを考えるラジオ、読書と編集の千葉直樹です。
このチャンネルでは、読書とIT時代の読み書きソロ版を中心に、様々な話をしています。
今回のタイトルは、本を語る、初めてのCPU自作、
インテルに対抗するぞ、です。
僕は自己紹介の時に、パソコン第一世代と言っています。
それは、僕が中学生ぐらいの頃にパソコンが電気屋さんに並んだということから言い始めたことなんですが、
当時の8ビットのCPUでマシン語アセンブラを学んだ世代なんです。
小さなシステムでしたから、CPUの仕組みはある程度理解をしています。
CPUというのは、セントラルプロセッシングユニットの略ですね。
コンピューターのコンピューターたる中心の部品ということになります。
パソコンの世界では、インテルが有名ですね。
CPUの仕組みは分かっていても、CPUを作る謎というのは、大それたことのような気がします。
じゃあこの本は何が書いてあるんだろう、ということなんですが、
オープンソースのマシン語の命令セットであるリスク5というのを使って、
自作CPUの動作をするプログラムを作って、その自作CPUの上でプログラムを実行してみる、
というどこからが何なのかよくわからないようなことをやってみる本です。
パソコンはインテルなどが作る汎用品のCPUを使っていますが、
身の回りの様々なものが賢くなっていくためには、
コンパクトで必要十分な機能を持つCPUを使う方がメリットがあります。
今後はそれらを作るというニーズがたくさん出てきそうなので、
インテルみたいな大企業でなくてもCPUを作れるようになるというのも時間の問題ではないかと思います。
実際にチップとしてのCPUが誰でも作れる時代が来るかもしれないわけです。
そんなわけでCPUの自作を学んでみようと思いました。
コンピューター科学を学んできた者にとっては、CPUを作るというのは究極の目標といっても良いので、
そんなことができてしまうというのは、なかなか楽しい時代になったなぁと思います。
読書と編集では、ITを特別なものではなく、常識的なリテラシーとして広める活動をしています。
03:08
詳しい内容については概要欄のリンクから、または読書と編集と検索して猫がトップページに出てくるホームページをご覧ください。
この配信の駆け起こしをノートで連載しています。
概要欄にリンクがありますので、フォローいただけると嬉しいです。
今日もワクワクする日でありますように。
千葉直樹でした。
ではまた。