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こんにちは、なっちゃのと言います。
知らないは罪、ノンフィクションから覗く世界ということで、初めての配信になるので、簡単に自己紹介をしていきたいと思います。
まず、この知らないは罪という言葉は、今はなくなられているんですが、ミナマタ病の患者の方の言葉です。
今はネット社会で、どんどんいろんな情報を取りに行くことができます。
知らなかったから、人を傷つけてしまった。
知らなかったからトラブルを起こしてしまった。
それは本当に知らなかった、と責任を放棄していいものなのでしょうか。
自分から知る努力はしたのでしょうか。無責任ではないでしょうか。
この言葉は、そんなことを突きつけたメッセージだと思っています。
ミナマタ病患者の方からこの言葉が出るというのは、ものすごく重い事実をはらんでいると思っています。
それでも、人間なので知らないことってたくさんあります。
知らないことを謙虚に受け止めて、知るという努力をする姿勢を持ち続けたいと思って、このメッセージを背負ってこの放送をすることにしました。
そもそもミナマタ病との出会いは、私の学生の頃でした。
簡単にこの話をすると、教科書で四大公害病として、高校生の時は名前しか知らなかったんですけど、
本で学んで学生間で議論をして、現地に実際に熊本県のミナマタ市に行って、患者の方の話を聞いて、
そんな風にして、教科書の問題は自分の中で生きた問題として、私の中に刻まれたんですね。
大学ではその他にハンセン病やイスラム文化、福島原発について主に学んでいました。
ちょっと話は違うのですが、プライベートでは私は無類の愛子と本が好きなので、
こういった社会問題を扱っている本、つまりノンフィクションを読んで、そこから覗くことができた世界を皆さんにも知ってもらえたらと思っています。
愛子の話もたまに入るかもしれません。これはもう完全に私の娯楽です。
ミナマタ病の本で言えば、数々の本が出されていますが、最も著名なのは、亡き石森美智子さんの苦害情度だと思います。
この本は私の原点であり、到底こんなことを言うのもとてもおこかましいぐらいですが、
目指すべき姿、北極性みたいなものになっています。
この本を通してもミナマタ病を紹介していこうと思います。
また配信します。よろしくお願いします。