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はい、こんにちは。漫画家のなおくんです。ということで、今回もですね、ミニカホンを叩いてみたシリーズ、今回第5弾でしたっけ?
5回目だと思うんですけれども、やっていきたいと思います。この放送はですね、この収録は、僕がカホンというね、打楽器をただひたすら自分の練習のために叩くというですね、時間を作るための収録でございますので、
大して有益ではないことをご承知おきください。興味がない方はですね、今すぐ閉じていただいた方が時間を有効に使えると思います。
はい、ということでカホンというですね、箱型のね、木の箱、木箱みたいな感じのパーカッション、打楽器でございますが、これをですね、使ってちょっとしたリズムのね、遊びというか、そういうことをしたいと思います。
別に僕はこんな喋らなくてもいいんですけどね、ただ僕は叩いているところをね、ひたすらタレナガっていうことをしようかなって当初思ってたんですけど、いつの間にかレクチャーをするための配信になっちゃってましたね。
前回はですね、シャッフルについてっていうことでお話をしました。シャッフルというのはもう1回復習すると、普通のスクエア、スクエアっていうのは四角って意味なんですけども、シャッフルに対してあえて普通のリズムっていうのをスクエアなリズムっていう風に言ったりするんですけども、スクエアなリズムが、これがスクエアなリズム。
シャッフルっていうのは、タッカタッカタッカタッカっていう感じ。スクエアなリズムがタカタカタカタカ、シャッフルがタッカタッカタッカタッカ、馬が走っているような感じですかね。
このシャッフルをどういう風に考えればいいかっていうのを前回説明しました。シャッフルっていうのは基本的に一拍を3つに分割します。
1、2、3、4のこの1つの1の部分ですね、これを一拍って言うんですけども、1、2、3、4を3つに分割すると、タタタ、タタタ、タタタ、タタタ、1タタ、2タタ、3タタ、4タタ、
1、2、3、2、2、3、3、2、3、4、2、3、1、2、3、2、2、3、3、2、3、4、2、3、これがまず基本的にベースとしてあるんですね。
で、このタカタの1つ目と3つ目を鳴らす感じで、タタタ、タタタ、タカタ、タカタ、タカタ、タタタ、タタタ、タタタ、タタタ、これがシャッフルのリズムの考え方ですね。
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だから、実際に鳴っている音は2つなんですけれども、その後ろにはタカタタカタっていうその感じ、そのリズムの感覚が裏に流れているよっていう、そういう感じ、わかりますか。
音だけ聞いているとタタタタで、1拍に2回か鳴っていないじゃないですか。
だけど、その裏にはタカタタカタっていう基本的なビートが鳴っていて、その2つ目のタカタのカの部分は鳴っていないから、タカタタカタっていう風になっています。
言葉で説明するとすごくややこしいことをやっているように聞こえちゃうので、理屈で説明するのはすごく野暮なことなんですけど、でもやっぱり音楽を効率的に上達させるためにある程度理論を知っておくっていうのはすごく便利なんですよ。
才能がない人間が効率よく上達するためには、理論を学ぶっていうのは1つの近道でもあるんですよね。
なのでシャッフルのリズムを身につけるというか、その感覚を研ぎ澄ますためには、この3連っていうんですけども、1つの1拍を3つに分けるのを3連っていうんですけども、この3連の感覚を練習して体に染み込ませると結構いいと思います。
だから練習段階では3連の練習をひたすらやると。
1、2、3、4、1、2、3、4、1、2、3、4、慣れてきたらこうやって1、2、3、4を口で言いながらタカタカタを叩けるようにするといいと思います。
簡単そうにやってますけど、最初はなかなか口と連動しないので、それも練習してできるようになると割と拍の感覚がつかみやすくなります。
1、2、3、4、1、2、3、4、1、2、3、4、1、2、3、4、1、2、3、4、1、2、3、4、1、2、3、4、1、2、3、4、1、2、3、4。
1、2、3、4でもいいですし、1、2、3、4でもいいですが、どちらでも自分のやりやすい方で数えればいいと思います。
1、2、3、4、1、2、3、4、1、2、3、4、1、2、3、4、1、2、3、4、1、2、3、4、1、2、3、4。
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3連の感覚になれたら、2つ目のタの部分を抜いて、タッタタッタってやると、3連のフィールが、3連の感覚がちゃんと残った感じでシャッフルができると思います。
はい、これでシャッフルの基本的なビートができましたよね。
これにバスドラ的な音とスネア的な音を足していくと、
ドラムで叩いている感じにできます。
カホンなんですけど、木の箱だけなんですけど、
ドラムの代用みたいなことができます。
このカホンの木の箱の真ん中あたりを叩くと、
比較的低い音が出ますね。ドンっていう。
これがいわゆるバスドラムですね。
ドラムセットでいうところのバスドラム。
真ん中にあるでかい太鼓ですね。
足のペダルでドンって叩くんですね。
バスドラム的な音。
側面をちょっと強めに叩くと、ペチって音が鳴りますので、
これがいわゆるドラムセットでいうスネアドラムの代用として使えます。
側面をちっちゃな音量で叩くと、
これはハイハット的な音になりますね。
ハイハットっていうのは、ちっちゃなシンバルを2つ重ね合わせた
ドラムセットのパーツですね。
これでチキチキチキチキって刻んでるやつですね。
それがハイハット。
このバスドラスネアハイハットっていうのを
ドラムセットの3点セットって言われてて、
これが基本的なパーツなんですね。
ここにシンバルであるとか、タムタムだったりとか、
フロアタムだったりとか、
そういった他の飾り的なパーツがあるんですけども、
それは歌本では再現はなかなか難しいので、
バスドラスネアハイハットのこの3点セットを組み合わせて
ビートを鳴らすっていうのを歌本で再現したのが
再現できるんですね。
で、弾くバスドラム、ヘアドラム、ハイハット。
これを3つ重ねて今のシャッフルビートに乗せると、
これが側面だけを叩いてる感じですね。
タッカタッカタッカタッカタッカタッカタッカ
で、ここに1拍目にバスドラム的な音、
そして1拍目と3拍目にバスドラ的な音、
2拍目と4拍目にスネア的な音を入れると、
こんな感じになります。
みたいな感じ。
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それに加えて今度3拍目の表と裏を両方ともバスドラムにすると、
ドッツタッツドッドタッツドッツタッツドッドタッツ
っていう風なリズムになります。
ちょっとやってみましょうか。
はい、こんな感じですね。
これがシャッフルビート、シャッフルのリズムの
8ビート、シャッフル8ビートって言うんですかね。
一般的にブルースとかで、ブルース的な音楽で
聴くことができるのかなって思います。
ブルースのリズムは厳密にはスイングっていう風に
言ったりするんですけども、
シャッフルとは細かく言うと違うんですよね。
これを語り合わせるとまためちゃくちゃ長くなるんですけども、
シャッフルっていうのはあくまで考え方としては
3連符っていうのがベースにあって、
綺麗に3で割ってタッタタッタってやるんですけども、
スイングっていうのはもっと揺れ幅が大きいっていうイメージなんですよね。
言葉の定義はいろんな解釈があるので、
一概にこうですよっていうものではないんですけども、
あくまで僕の見解としては、
スクエアなビートとシャッフルのビートの間を揺れてるっていうか、
もっとラフなものがスイングなんですね。
これがいわゆる黒人の人たちが出すノリというか、
リズムの揺れというかリズムの鉛みたいな感じなんですね。
そういう感じです。それがスイングって言うんですけども、
シャッフルと同じような意味で書かれたりします。
だからグルーヴっていうのはちょっと跳ねてるっていう、
跳ねてるって表現もしますけど、
こういうのをシャッフルとかスイングとか言ったりしますけど、
言葉の定義っていうのは微妙に違いますねっていうことを言いたかったんですね。
跳ねてるとかシャッフルしてるとかスイングしてるって、
同じような意味で使われてるけども、
人によってそのニュアンスが微妙に違うし、
それは言葉で説明するのはすごく面倒くさいというか野望だし難しいし、
それがなかなかできない人もいるから、
やっぱり結局音で聞くのが一番早いんですけどね。
こういう音ですよって言えば、ああそうなんですねってなるので。
はい、ということで今回はシャッフルについて改めて深掘りしてみました。
以上です。ありがとうございます。