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2024-06-28 12:01

#2521 【ドラえもんから学ぶ】あやとり世界 from Radiotalk

#2521 【ドラえもんから学ぶ】あやとり世界
1.趣味は役に立たないのか?
2.学歴=あやとり?!
3.ドラえもんが不機嫌な理由

『ドラえもん』は大人になってから読んでも、たくさんの学びや気づきがあります。今回はコミックス15巻に収録されている「あやとり世界」というお話から学んだことをシェアします。

ブログ記事はこちら
✔︎ドラえもんの「あやとり世界」から学ぶ人生のヒント!
https://naosound.com/doraemon-ayatori-hint/

#202406n #ドラえもん #15巻

サマリー

ドラえもんのコミックス『あやとり世界』から学ぶこと。ポイントは、趣味が役に立たないかどうかと、学歴があやとりにイコールであることです。 大学、会社、学歴、あやとり、ドラえもん。

趣味は役に立たないのか
はい、お疲れ様です。なおくんです。ということで、今回のテーマはこちらです。ドドン!
ドラえもんから学ぶあやとり世界、よいしょー!
はい、ということで、今回はですね、漫画ドラえもん15巻というコミックスがあるんですけれども、
その中のあやとり世界というお話がありますので、
この漫画の物語からどういったことが学べるかということをですね、一緒にシェアしていきたいなというふうに思っております。
はい、この間ちょっとね、ブックオフでね、ドラえもんのコミックスをね、買ってきたんですよ。
で、改めてね、ドラえもんをこう読んでみたらね、
このドラえもん15巻ね、多分子供の頃も僕読んだことがあるんですけれども、
まあ、今になって改めて読んでみてもめちゃくちゃ面白いし、
前になった頃こそ気づける、深い気づきみたいなものがあったので、
それをね、ちょっと今回ね、ここでお話ししてみたいなというふうに思ったので、
よかったら聞いていってください。
はい、ということで、ドラえもんから学ぶあやとり世界、
お話するポイントは大きく分けて3つあります。
先に3つ言っておくと、1つ目、
趣味は役に立たないのか。
2つ目、学歴イコールあやとり。
3つ目、ドラえもんが不機嫌な理由。
はい、この3つのポイントで話していきたいと思います。
はい、まず1つ目ですね。
趣味は役に立たないのかということです。
このお話はですね、割と有名なドラえもんのエピソードの中でも結構有名な話なので、
なんとなくね、ストーリーの概要を知っている人が多いかと思うんですけれども、
簡単にあらすじを言っておくと、
伸びたがですね、伸びたってあやとりが得意なんですね。
なんですけれども、そのあやとりが得意なんだけど、
なかなか周りからあんまり評価されないということに不満を抱いて、
ドラえもんにもしもボックスを出してもらって、
もしもあやとりが夢中な世界だったら、
みんながあやとりに夢中になってしまう世界だったらっていう風に、
世界を変えてしまうわけですね。
そうすると、あやとりが上手であることがすごく価値があるみたいな世界になって、
その中で伸びたはあやとりが得意なので、
めちゃくちゃ周りからチヤホヤされると。
そういった世界になった。
そういった世界の中で伸びたが好きなことをしていくという、
そういったざっくりとしたお話でございます。
ということで、この話の主題というかね、
テーマってどういうことなのかなという風に考えると、
先ほど申しましたように、
趣味は役に立たないのかっていう、
そういった作者の問題提起があったのではないかなという風に推測できるわけです。
これはいつの時代にもありますよね。
趣味っていうのはなかなか役に立たないし、周りから評価されないことが多い。
例えば楽器を演奏するであるとか、絵が上手であるとか、
週末に登山をしているとか、
パラソンを頑張っているとか、
筋トレを頑張っている、
手芸をしているとか、
創作料理が得意であるとか、
そういったいろんなそれぞれ趣味があると思うんですけども、
そういうものはそれで仕事になる人もごく一部いるかもしれないけれども、
多くはお金にもならないし、
ましてやお金が出ていく一方だし、
しかも周りから褒められることはあんまりないと。
そういったことがあるわけです。
だから趣味っていうのは役に立たないのかなということで、
作者が問題提起をして、
じゃあもしその趣味が、自分がやっている趣味が
めちゃくちゃ認められる世界になったらどうだろうということから発想したわけです。
だからみんなに共感されるわけですね。
問題提起そのものがめちゃくちゃ普遍的だし、
時代を問わず誰もが思うことであって、
それをもし評価される世界になったらどうだろうということが
みんな誰もが一度は思ったことがあるので、
そういうところに共感ができるわけですね。
それがたまたま伸びた場合はあやとりだったというだけなので、
それは自分の趣味に置き換えてみても全然いいわけですね。
このあやとりという趣味の設定が非常に秀逸ですよね。
学歴イコールあやとり
ギターが上手いとか絵が上手とかだったら、
少し評価されそうじゃないですか。
だけどあやとりが上手いというのは確かにこれは
誰からも評価されないなという感じがするので、
特にこの漫画が出たのは1978年らしいんですけども、
その時代とちょっと今は違うかもしれないですけれども、
今はあやとりやってる人すらあんまりいないかもしれないですよね。
そんな感じで一つ目は、
趣味は役に立たないのかという、
そういったテーマがあったんじゃないのかなと思ったということです。
二つ目のポイント、学歴イコールあやとりということです。
この漫画のこの話の中で、
あやとりが得意であることが優遇される世界の中では、
もう本当にあやとりさえ良ければ、
社会的に上手くいくみたいな表現がされるわけですね。
例えばですね、179ページですね、ママがですね、
勉強なんかする暇があったらあやとりの稽古をしなさい。
あやとりが下手だといい大学やいい会社に入れませんよ。
あやとりと大学と何の関係があるの?
入学テストで一番大事なのがあやとりじゃないの?
というふうに言うわけですね。
つまりこれはですね、
この世界ではあやとりが学歴みたいになってるわけですね。
だからあやとりさえ得意であれば、
いい会社に入れる、いい大学に入れる。
だから勉強なんかせずにあやとりをしなさい
って言ってるわけですね。
これ普通逆ですよね。
あやとりなんかしてる暇があったら勉強しなさい。
勉強さえすればいい大学に行けるし、
いい会社に行けますよみたいなことを言ってるわけなんですけども。
これが逆にすごい学歴社会への風刺、
批判みたいなことが
さりげなく遠回しに語られてるような気がしましたね。
これがね、先ほど申しましたように
これが出た当時は1978年っていうことなので、
おそらくですね、今の時代以上に
学歴返帳社会、学歴さえ良ければOKみたいな
時代の風潮があったと思うんですよね。
なのでそういった風潮へのアンチテーゼとして
案に学歴社会の批判として
こういうふうに書いたんじゃないかなと思います。
つまりあやとりさえできればOKみたいな世界っていうのは
逆に言うと学歴さえ良ければOKみたいな世界
でもあるということ。
つまりさ、この今の社会っていうのは
誰かがもしもボックスを使って
勉強ができることが評価される世界だったら
っていう風になったような世界っていう風に
考えることもできるよねっていう風に
言えるわけですよね。
だからそれがたまたま今の社会では勉強だったわけで
それが例えば編み物が得意な人が評価される世界だったら
もし世界だったら編み物大学みたいなものがあって
その編み物が上手いというだけで
学歴イコールあやとり
めちゃくちゃ良い大学に入って
めちゃくちゃ良い会社に入れて
良い年収が得られるみたいな
そういう世界もあるわけで
いろんな可能性がある中で
たまたま今の現実社会では
学歴が評価される
勉強ができることが評価される世界だった
っていう風に考えられるよみたいなことが
なんとなく言われてるんじゃないかな
という風に感じましたね。
そう考えると結構気が楽ですよね。
ということで2つ目のポイントは
学歴イコールあやとりという感じで
お話ししました。
最後3つ目ですね。
ドラえもんが不機嫌な理由
ドラえもんが不機嫌な理由
この話の中で特に僕がすごいなと思ったのが
ドラえもんが不機嫌な理由なんですね。
このあやとり世界というお話の中で
ドラえもんが終始不機嫌なんですよ。
なんでこんなに不機嫌なのっていう感じなんですよね。
最初に野人がですね
あやとりが上手くても評価されないよって
もしみんながあやとりが夢中になった
みんながあやとりに夢中になっている世界だったら
僕は一番になれるのにみたいなことで
言うわけなんですけれども
そしたらドラえもんがね
普通だったらいつものドラえもんだったら
それはいいねぜひやろうって
言いそうなところなんだけど
まず最初からですね
ドラえもんが反対するわけですね。
よせ、そんなくだらない。
なんでそんなに怒るのいいじゃないか
っていうふうに言うわけですね。
で、なんかドラえもんね、怒ってるんですよね。
それでのび太が結局モションボックスで
あやとりが夢中な世界になったら
っていうふうに世界を変えるわけですね。
それからのび太がだんだんチアホヤされたりとか
していくんですけれども
そこでもドラえもんが終始不機嫌なんですね。
なんかムスッとしてるんですね。
で、ドラえもんどうしたのみたいな感じで
なんか怒ってるんですね。
何ふくれてんの別にって言って
ドラえもんもやってみろよ教えてあげるから
バカらしくてって言って
ドラえもんはね、こう去って行っちゃうんですね。
で、それからもですね
どんどんのび太がチアホヤされていって
なんかプロあやとり協会の人が
スカウトにしに来たりとかしてですね
どんどんのび太がですね
このあやとりワールドの中で
評価されていくわけです。
でもその中でもドラえもんは常に
不機嫌な態度をしてるわけですね。
で、この不機嫌な理由っていうのが
最後の最後で
わかるわけなんですけれども
ネタバレになりますけど言ってしまうと
最後のラスト2ページのところで
それがわかります。
ドラえもんも一緒にやったら
いいよほっといてくれ
どうしてよ今時あやとりをやれないなんて恥だぞ
教えてやるよ
手がゴムマリだからできないんだよ
ってドラえもんが泣きながら言います。
要はですね、ドラえもんはですね
手がですね、まんまるだから
あやとりがですね、できないんですね。
で、それがドラえもんがずっと
不機嫌だった理由なんですよ。
で、これはね、何を言ってるかというとですね
えー
やっぱりね、それが得意な子がいれば
苦手な子もいるよっていうことなんですよ。
のび太は
このあやとりの世界では
一番になって
現実社会ではね、全く評価されないけど
あやとりの世界では
のび太は一番になったけど
そこでドラえもんが常に不機嫌でいると
むくれてると。で、ドラえもんにとっては
あやとりはもう
できないんですよね。手がゴムマリだから。
だからそれがもうどうしても
不得意な子もいるよっていう
そういうことをね、こうドラえもん
を通して
なんかこのお話の中でね、言ってくれてるっていうのがね
すごくね、こう
深いなと思いました。だからのび太が
ただあやとりが得意になった世界で
こう、なんかチヤホヤされる
っていう話だけではなくて
その中に常にドラえもんが
ついになって存在してて
ドラえもんがずっとむすっとしてる
それはそういう中でも
得意な子がいる一方で
それが不得意でどうしてもできない子がいる
そういう立場の子も
そういう立場の子の気持ちも
考えようねみたいなね、そういう
教訓みたいなものが
含まれてるんじゃないかな
っていう風に思ってね。これはなんかね
改めて大人になって読み返すと
そういうことになんとなく気づいたので
すごいなっていう風に思いました
っていうお話でございました
はい、ということで今回は
ドラえもんから学ぶあやとり世界
というお話でお話ししました
はい、ありがとうございます
12:01

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