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皆さん、こんにちは。今日も明日も授業道、黒瀬直美です。この番組では、中学校・高等学校の国語教育、働く女性の問題、デジタル教育についてゆるっと配信しています。
今日のテーマは、ちょっと今回の配信はお聞き苦しいブラックな配信かもと題しています。
ちょっと今日はね、ブラックだと思うんです。いくら前向きで明るくて、元気があるっていう私でもですね、たまにはブラックなことを言いたくなるんですよね。
ということで、今日はちょっと暗めの闇な配信でいきたいと思いますので、ちょっとそういうのは聞きたくないなっていう方はバックしていただいてですね。
これから語ることについてはもう、なるべくソフトにしつつ、ブラックブラックでいきたいと思っています。
最近私ね、本当に心を痛めているのは、若い先生がXで学級崩壊とかね、それから業務があまりにも多すぎて、自分のプライベートな時間削られたり精神的に疲弊したりして、
勤務がだんだん難しくなっていって、学校休んで、もう先生っていう職業を辞めてしまうっていうね、そういうコメントを見ることが多くなったなーって思いまして、
ちょっとね、本当それ嫌っていうか、本当にもう悔しいんですよね私ね。
そのことについてちょっと話したいんですよ。せっかく教員っていうのを夢見て、子供と一緒に成長しよう、充実した授業にしていこう、楽しい授業にしていこうっていうふうに決心して教育の現場に入った若い先生が、
本当にブラックな教育現場に直面して、どんどんどんどん心が折れていくっていうのを見るのがとても辛いです。
というのも私自身がそうでしたから、とってもしんどい職場にいて、いわゆる荒れた学校に何年も何年も勤めて、
実際に本当に精神が病んだり、生徒のひどい状況に自分自身が自分自身で亡くなっていく状態っていうのを何度も何度も経験してきて、
私自分のことのように心が痛んじゃうんですよね。
私が一番心折れた時、もうこれは時効だから話してもいいんじゃないかなと思うんですけど、
定時制勤務の時にね、まだ若かったんですけど、今だからもうおばあちゃんになりつつあるので、今だから言えるっていうか、
もうほとんどみたいな感じになっちゃってると思うんだけど、
定時制勤務時代に男子生徒から身体を触られるっていうね、そういうことが実はあったんですね。
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あの時若かったんで、他の先生にすごく言えなかったっていうのがありますね。
自分自身がそうなはしたない存在に思えちゃうんですよね。
その時は怒ったんだけど、心折れた瞬間でありましたね。
先生の人権っていうのを守ってくれないのかなって、その時に思いました。
だから学級崩壊にあてらっしゃる先生も、先生に対して非常に厳しい精神的に来るような言葉を投げられてると思うんですよ。
先生っていう職業なのに、その職業を妨害するような、そういう行動をする生徒がいるというわけで、
それって先生のせいなんでしょうかね。
本当に基本的に授業を受けるっていうスタイルで教室に来てもらうっていうのが多分最低条件だと思うんだけど、
それはやっぱり社会の状況とか家庭の状況とかで、
いわゆる荒れた生徒もね、しんどい思いしながら学校に来てるからそういう状況になるんだとは思うんだけれど、
特に若い先生、経験も少ない先生に、そういうふうな状況が何度も何度も襲ってくるとしたら、
それは精神をやられると思うんですよね。
私もね、本当に何回も辞めようと思いましたし、
今さっき語ったようなこと以上にまたしんどいことが何度も何度も何度もありました。
その都度やっぱり支えてくれたのは同僚の先生だったと思うんですよね。
だからやっぱり支えてくれる人が周囲にいるかいないかっていうのは大きいですし、
最も頼りになるのは管理職の先生。
管理職の先生が先生を守ってくれないと何もできない。無力。ただただ精神が病んでいくだけですね。
ということで非常に厳しい教育現場で、若くてあんまり経験もない先生がどんどん蝕まれていくといいますか、
そういう状況に私自身が本当に辛い思いをしているので、
どうかね、その先生が何とかまた心穏やかで心豊かな仕事が再びできる日、
それを祈るしかないわけですけれど、
私自身もこれからそういう先生のために何かしてあげられることはないかなって思いながら、
日々過ごしています。
私はどうして慣れちゃったのかな。やっぱり何回もそんなことがありすぎて、
もう心がなんて言ったらいいんですか。ボロ雑巾とおり越して、
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なんか鋼鉄になってしまったのかもしれないし、ベテランになりすぎて、
もうそんなの何回も目にあっているから、かなり鈍感になっているのかもしれないし、
今言ったセクハラを受けたって話も、もうおばあちゃんになりつつあるので、
もう逆にね、強くなりすぎちゃって告発してやるっていうような、
そういうふうな開き直っちゃったのかなっていうふうに思うし、
とはいえ私自身のこういうしんどいこと、そういう目にあってきたことっていうのを、
とにかく何かの形で役に立ってて、
若い先生たちが少しでも教育現場で生き生きと働いてもらえる方法はないのかなっていうのを、
Xの流れてくるコメントを見ながらいつも考えています。
今日ちょっとね、ブラックな配信になってしまったんですけど、
もしそういうふうなアイディア、若い先生たちに元気を与えて何とかやってもらおうっていうね、
そういうアイディアとかそういう同じ考えをお持ちの方がいらっしゃったら、
連絡をくだされば、私も勇気づけられたり、何かできることを探したりできるのかなとも思います。
それでは今日の配信はここまでです。
こんなブラックな配信聞いてくださりありがとうございました。
またお会いいたしましょう。