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こんにちは。横浜で15年以上、犬の保育園の先生を行っている、なおちゃん先生と申します。
犬と人の架け橋でありたい私が、犬に関する様々なお話、大好きな旅の話、子供たちの話などをマイペースにお届けしています。
明日4月6日土曜日、朝6時よりマルゲンフェスに、歌とお話で参加をさせていただきます。
また、4月22日月曜日、夜7時45分から21時まで、犬の吠えを本気で考える第2回目のセミナー開催となります。
テーマは、吠えにくい犬に育てる秘訣とは、こちらもまだまだ募集中ですので、気になる方は概要欄からチェックしてみてください。
さて、今回は犬のマウンティングについてお話をしていきます。
犬のマウンティング行為は、犬を飼っているという人でなくても、なんとなく想像がつく行為だと思います。
犬が何かの上に前足をかけて腰を振るあの行為、それは多くの場合、性行為を意味するものとして知られていることから、マウンティングのイメージは非常にはずべきこととして受け入れられている。
そんな時代が長く続いてきました。
そのことについては、私のような犬に携わる人間からは危惧していることの一つでもありました。
かなり昔にも犬のマウンティングについての配信はしたことがあるのですが、何度お話ししてもいいことではあるかなと思うので、再配信をさせていただきますね。
また、私のメンバーシップにご登録の方から、2件ほどマウンティングについてのご相談も寄せられていらっしゃいますので、
今回は一般配信としてのマウンティングについて、大まかな種類の捉え方をお話しして、
細かい事例のご相談や対処法については、来週月曜日、4月8日の午前10時より、メンバーシップ限定ライブの中で回答をしていこうと思っています。
マウンティングの意味、これにはいくつか種類があるということを皆さんご存知ですか?
実は、よく知られている性的な意味、目的というのは、全体の半分以下です。
もし、その対象が異性の犬以外の他の何かであれば、それが人だろうと、クッションだろうと、柱だろうと、性的な意味合いというのは、ほぼゼロに近いと思っていただいて間違いありません。
昔は、生理中の女性の足にしがみついて腰を振るのは発情しているからでしょうか?など、かなり窓外れな質問をされたこともあったんですが、今はさすがにそういうことを聞かれることは少なくなりました。
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これは、いろんな角度から犬の行動についての情報が、だいぶ一般の方にも浸透した結果だと思っています。
ですが、その反対に増えてきたなぁと感じるのは、マウンティングが上下関係を示す目的であるという意味に捉えられているというケースです。
いわゆるマウントを取るという言葉の意味もここから来ているのかなぁと感じます。
これは、犬同士が異性でも同性でも、俺、または私の方がお前よりも優位な立場にいるんだぞ、お前より強いんだぞ、偉いんだぞ、それを忘れるなよ、という確認事項の手段の一つとしてする行為。
特に相手との関係性が定まっていないような場合、この相手に対して優位性を示すためのマウンティングを行うということは確かにあります。
ですが、この相手に対して優位性を示すためのマウンティングというのは、人間に対して犬がマウンティングを行う場合には、対犬に対して行うものとイコールで、心理的に精神的にイコールで行われるものだという考えは、私はちょっと疑問を感じています。
うちの子、私が座っていて立ち上がるとすぐに足にしがみついて腰振るんです。
子供に対してだけマウンティングをするんです。やっぱり年下だから犬に舐められてるんでしょうね、などといったお話がその事例にあたるかなと思っています。
性的な意味合いを持つマウンティングと、相手に対し優位性を示すためのマウンティング、今までその2種類をお話ししましたが、マウンティング行為はその2種類だけではありません。
他の意味のマウンティングって何があるの?というと、例えば子犬が遊びの中で行うマウンティング行動。
子犬が遊びの中で見せる行動のパターンというのは、その後彼らが生きていくために必要となる全ての行動パターンが含まれています。
それは本能的にプログラムされているものでもありますし、遊びという鍵に数多く触れることで特定の行動の扉が開いていくという感じなんですね。
だからこそ子犬の時期にたくさん遊ぶこと、たくさん遊びに近い行動をすることというのはとても大切なわけです。
月齢の低い子犬のマウンティング行動、これは性的な意味も優位性を示す意味もありません。
純粋に彼らは体が小さいので、前足で立ち上がって相手の体に乗りかかっていくことからそれらはスタートされます。
その前足を誰かの体にかけるという行動がキーになり、腰を振るという連鎖反応が引き出されることもあるし、そうならない犬もいます。
次第に経験を積んでいくことで、この体勢や行動は相手に対して優位性を示すことができるものだということを学んでいくケースはあります。
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性的な意味でのマウンティングに関しては、優位性を示すためのマウンティングよりもそれが開発されるのはかなり遅いと思います。
それは性ホルモンの成熟があって初めて開発される事柄だからです。
中には相当な容霊気に虚勢否認されることで、性的な成熟、性成熟といいますが、これが未熟なまま大人になってしまい、
混乱の意味での発情を経験することなく一生を終える犬というのは相当数いると考えられています。
反対に、成成熟が未熟な手術済みの犬たちがマウンティング行為を行うのは、性的な意味合いからのみではないということがよくお分かりだと思います。
メス犬もまた同じようにマウンティングをすることから、これが性的な意味合いを含むということの行為であるというのは低いと考えられる。
これは皆さんもご理解いただけると思います。
遊びのマウンティングというのは子犬の特権でもありますし、暇つぶしの一つでもあります。
生後2ヶ月から3ヶ月ほどの子犬が大人の犬にマウンティングをしたとしても、そこまできつく怒られるということはないのですが、
生後4ヶ月から5ヶ月になれば、その行為はほとんどの生犬には嫌がられて叱られる、無礼な行為であるということを学習していきます。
ですが、稀にこのマウンティングというのは相手に対して無礼な行為であるということを学ぶ機会がなかった犬、
こういった犬たちは相手が誰であろうとマウンティング行為を行います。
場合によっては、これをやると飼い主さんがかまってくれるんだよね、と遊びに誘う手段や注意を引くための手段として使う犬も家庭犬においては少なくありません。
これらは経験不足によるものだと私は考えていることもあります。
もちろんそれだけの意味でもないのですが、今までお話ししてきたのは性的な意味、優位性を示す意味、遊びの意味のマウンティングになりますが、
実はこのほかにもマウンティングに含まれる意味はまだまだあるのです。
それは不安の掛け口、転嫁行動のマウンティング、そして相手への指示、命令の意味のマウンティングです。
この2つの意味、不安の掛け口、転嫁行動としてのマウンティング、相手への指示、命令の意味のマウンティングが一体どういったものであるか、
そしてこれらの5種類のマウンティング行動における状況の違い、どういったときに行われるマウンティングがどれに値するのか、
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さらにその意味によってマウンティングの対処方法が異なってくるわけですが、
それは一体どういうふうに見分けたらいいのか、どう対処したらいいのかというのは、来週月曜日4月8日午前10時より行いますメンバーシップのライブにてお話をしていきたいと思います。
私のメンバーシップの方は月額600円になります。
こちら600円で値段を上げることができないのでそのままにしていますが、実は月1の有料ズームセミナーですね。
本来なら1500円するところなんですけれども、メンバーシップにご加入の方は無料で聞くことができるというスペシャルボーナス特典が今ならついております。
もしご興味のある方はご加入していただければと思います。
それでは今回も最後まで聞いていただきありがとうございました。
メンバーシップの方は来週の月曜日8日朝10時よりお仕事の方は始まっている時間になると思いますが、アーカイブは残しますので後ほど聞いていただければと思います。
それでは今回も最後まで聞いていただきありがとうございました。