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プライマリ・ケアにおける気候非常事態宣言(浜松宣言)
~ 地球まるごと健康を目指す これからのプライマリ・ケア ~https://sites.google.com/view/hamamatsu-sengen/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0?authuser=0
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《AI要約》
今回の放送では、環境月間に合わせて気候変動と健康の関連性について取り上げました。6月7日から9日にかけて浜松で開催された日本プライマリーケア連合学会で、「プライマリーケアにおける気候非常事態宣言浜松宣言」が出されたことをきっかけに、この問題を掘り下げました。
気候変動は私たちの健康を脅かす最大の課題であり、自然災害による被害、熱中症の増加、感染症の流行、高齢者や基礎疾患を抱える人への影響など、さまざまな健康リスクをもたらします。
浜松宣言では、1)プラネタリーヘルスの理解促進、2)温室効果ガス排出削減、3)気候変動対応の医療体制整備、4)プラネタリーヘルスの教育研究連携推進、の4点を掲げています。プラネタリーヘルスとは、人類の健康と地球環境の持続可能性を両立させる学際的概念です。
放送では浜松宣言の詳細を解説し、プラネタリーバウンダリーズの9つの指標の現状を示しました。また、宣言をわかりやすく説明した子供向け動画と、プラネタリーヘルスを推進する医療者のメッセージ動画を紹介しました。
気候変動は地球と人類の健康に大きな影響を及ぼすため、その理解を深め、さまざまな対策に取り組むことが重要であると締めくくりました。
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内科医たけおの心身健康ラジオ、みなさんおはようございます。
たけお内科クリニックからだと心の診療所、院長内科医たけおと申します。
この放送では、医療にまつわるちょっと役に立つ小話を、毎朝5時50分に10分程度で配信しています。
毎朝5時半からライブをやっていて、公開生収録やみなさんからのご質問やリクエストに直接お答えしたりしています。
アフタートークも人気です。ぜひご参加ください。
ということで、毎週月曜日は興味津々資料ということで、みなさんの健康にお役に立つ資料をご紹介しているんですけれども、
今日はですね、ちょっと私も不勉強というか、全然専門ではないんですけれども、
気候変動を取り上げてみたいと思います。
なぜこれを取り上げようかと思ったかというとですね、2つ理由がありまして、
1つはですね、実は6月は環境月間なんですよね。みなさん知ってましたかね。
6月の5日が世界環境の日らしくて、6月全体の1ヶ月が環境月間になっているらしく、
今月は6月なんで環境について考えようということと、
あともう1つはですね、こっちの理由の方が大きいんですけれども、
実はこの週末ですね、6月の7、8、9かな、3日間浜松で日本プライメリケア連合が会っていうのがあったんですけれども、
そこでですね、このプライメリケアにおける気候非常事態宣言、
かっこ浜松宣言っていうのはですね、出されたんですよね。
これのセッションもあったぐらいなんですけれども、
ちょっとこれをみなさんとシェアさせていただいて、
共有しようかなというふうに思いました。
ちなみに副題としてはですね、地球丸ごと健康を目指す、
これからのプライメリケアっていう副題もついております。
なのでこのページをちょっと一緒に見ていただこうかなというふうに思います。
ただ今日はね、ちょっとだいぶ壮大なテーマなんで、
頑張ってついてきてください。
ということで、まず冒頭ですね、
気候変動は私たちの健康を脅かす最大の課題ですっていうふうに書いてあって、
これちょっと後から話しますけれども、
ここですね、5年、10年ぐらいで結構ね、気候変動に関する論文とかも出てきていて、
先日もね、結構気候変動の特集が、
何だったかな、なんか結構有名雑誌で出てたんですけれども、
それぐらいですね、結構その気候変動と、
医療、健康とかっていうのの関わりっていうのは注目されてきてるんですね。
このプライメリケアっていうのはですね、
プライメリケアの話はまた後日しますけれども、
それにおいてもですね、この気候変動ですね、
気候非常事態を宣言して、
地球の環境と人々の健康を守るプラネタリーヘルスに基づく、
より持続可能なプライメリケアを目指しますということになっていて、
4つの取り組みということになっています。
まず1つ目がこのプラネタリーヘルスの理解を深め、
医療者および市民へ周知します。
2つ目、日本のカーボンニュートラル実現に貢献するため、
温室効果ガス排出作品に取り組みます。
3つ目、気候変動の影響に適応したプライメリヘルスケアの整備に取り組みます。
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4つ目、プラネタリーヘルスに関する医学教育、
および研究関係組織との連携を推進します、
という4つの取り組みが示されていて、
その下に概念図が書いてありますけれども、
まず1番目のプラネタリーヘルスの理解のところですね、
これが土台にあって、その上にこの3つですね、
緩和策、適応策、教育、研究、連携というこの3つを
重ねていくみたいなイメージになっています。
その下の宣言の詳しい解説はこちらというところをクリックしていただくと、
宣言の解説というページに飛ぶかなと思いますので、
そのうちの今日は、順番に上からいきましょうかね。
まず1番目、気候変動がもたらす健康への影響と
気候変動対策の必要性ということで、
先ほど言ったように、ここ5年、10年ですね、
非常にこの気候変動と健康というのがトピックの1つなんですけれども、
いろんな研究がされていてですね、その2分目ですかね、
日本においての研究もあって、1つが自然災害ですね、
自然災害による人的被害というもので、
2つ目は熱中症患者の発生、強化死亡とかですね、
というのが2つ目で、3つ目はですね、
拙速動物媒介感染症の流行ということで、
要はダニ系ですね、のものが増えてくる感染症ですね。
4つ目が脆弱性が高い集団への影響ということで、
高齢者とか小児とか、基礎疾患を有する方とかですね、
そういう方が想定されているということで、
具体的にこの下の図1のところに書いてありますけれども、
様々な健康リスクに影響するということになっています。
という感じですね。
呼吸機器官とか循環機器官も結構有名ですけれども、
メンタルヘルスも結構有名なんですね。
という感じになっていて、様々な影響が
この気候変動によって起こってくるという、
そんな感じになってきます。
で、2のところ、私たちの取り組む気候変動対策
というところに行っていただけたらと思うんですけれども、
全部読むともうちょっとキリがないのでやめときますけれども、
まず1つ目がプラネタリーヘルスの理解を深め、
医療者および市民へ周知しますということで、
今日のタイトルもプラネタリーヘルスと付けさせていただきましたけれども、
このプラネタリーヘルスというのは、
人類の健康と地球環境の持続可能性を両立させる
学際的な概念ですということで、
これ以前に取り上げたかどうかちょっとさらかに覚えてないんですけれども、
この健康の社会的決定要因というSDHという考え方があって、
これ実はまたプライマリー経営連合学会で
ミュー宣言というのが出たんですけれども、
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あれ何年前かな、4、5年前だったと思うんですけれども、
そういうのもあって、
それと同様に健康と環境問題、
これにも関心を向けるというのが重要ですよという風に書いてあります。
このプラネタリーヘルスの定義ですね、
これが2015年、だから今から19年前かに、
ランセットという非常に有名な雑誌に出たんですね。
定義ちょっと読ませていただくと、
人類の未来を形作る政治、経済、社会などの人間システムと
人類が反映できる安全な環境限界を定義する
地球の自然システムに慎重に配慮することで、
世界的に達成可能な最高水準の健康、福祉、公平性を達成することということになっていて、
ちょっと難しいですけれども、
要は地球を守りながら我々も生きていこうよみたいな感じかなと思うんですけれども、
という感じです。
なので非常に重要な概念だと思いますし、
地球が崩壊してしまったら我々は生きていけないわけで、
地球をどういうふうに守っていくかみたいなのも非常に大事かなというふうに思います。
具体的に先に急ぎますけれども、
この図の4のところですかね、プラネタリバウンダリーズの9つの指標の現状ということで、
この9つの指標があるらしく、
その中でも結構既に危ないものとか、比較的安全なものとかですね、
そういうのがあるというのが目に見える形でなっているかなというふうに思います。
なのでこの辺ちょっとご覧いただけたらなというふうに思います。
そんな感じですかね。
カッコ2、カッコ3、カッコ4はまたご覧いただけたらなというふうに思います。
ということで、
ちょっと仕様の中身としては結構膨大なんで、
また興味があればご覧いただけたらと思うんですけれども、
最後にですね、
これ今日つらつら話しましたけれども、
この一番初めの1個ページ戻っていただくと、
こちらも合わせてご覧くださいというところに動画が2つ出てるんですね。
1つが子どもが読むハマワツ宣言という動画で、
地球丸ごと健康を目指すこれからのプライマリーケアというラインですね。
もう1つがプラネタリヘルスを目指す医療者たちからのメッセージというやつですね。
この2つの動画で非常に良かったんで、
ぜひお時間あるときにご覧いただけたらなというふうに思います。
はい、ということで最後しんしんじゃんけんにいきたいと思います。
はい、しんしんじゃんけんじゃんけんぱ。
ということで、今日も幸せな一日でありますように、
わりとはない一回のたけでした。
しんしん。
08:58
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