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2023-10-09 19:10

AI セラピー

ペットセラピーや園芸療法、アニメ療法があるのなら、大規模言語モデルのようなAIが言葉でクライアントに寄り添いメンタルヘルスを改善することもできるのかもしれません。そして、それが可能なら、内向的な日本語学習者がAIと親友になってAIと日本語を使って日本語を習得するという可能性もそろそろ真剣に検討する時期なのではないかと思っています。

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サマリー

AIセラピーについての話では、園芸療法やアニマルセラピーの存在も触れられています。また、AIセラピストがクライアントと会話をし、心の健康を向上させることも紹介されました。架空のキャラクターはChatGPTを使って作られており、AIセラピーの効果について大げさに褒めることで話すとともに、AIとの友達関係の可能性について考察しています。

AIセラピーの前触れ
冒険家のみなさん、おはようございます。
今日も楽壇に揺られて、灼熱の砂漠を横断していらっしゃいますでしょうか。
本日は2023年の10月9日です。インドでは午前8時45分を回ったところです。
今日もTwitterの音声配信、むらスペを始めさせていただきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
今日は、AI セラピーというタイトルでお話をしたいと思うんですけど、
リスナーの方が集まる間に、最初にいくつかお知らせをしておきたいと思います。
まず、Zoomでハナキンですね。
今週金曜日のZoomでハナキンは、実はまだ乾杯ノンドの人が決まっていないので、
これについて話してもいいよとか、あるいはこれについて教えてとかね、
そういう人がいらっしゃいましたら、ぜひ乾杯ノンドを利用していただければと思います。
あと、ハナキンのPDですね。
ハナキンPDは、人手不足なのに日本語教師はなぜ待遇が改善されないのか。
こういうタイトルで、ディスカッションですね。
僕がプレゼンテーションをするんじゃなくて、皆さんにいろんな意見を共有していただくという、
そういうアクティビティを考えています。
それからですね、日本語教師映画パーティーはですね、
世界で一つの彼女、これがですね、今のところ投票中で1位になっていますね。
もう多分これで決まりなんじゃないかという感じがします。
今日の話とも実は結構関係してくる話です。
世界で一つの彼女、この映画は今日お話しすることとかなり関係してくることなので、
ぜひご参加していただければと思います。
あとですね、日本語教師ブッククラブの方は、
今月はビジネス日本語教え方&働き方ガイドという本をみんなで読んでいます。
この著者の一人の小山昭子さんはですね、
再来週のズームで花禁1027ですね、
10月27日のズームで花禁で乾杯の音頭を取っていただくことになっておりまして、
この時にこの本については詳しくお話を伺えるんじゃないかと思っています。
まだね、あんまりそれほど人がたくさんいらっしゃらないんですけど、
すみません、もしね、僕の声が聞こえていたら、
ハートのマークでリアクションいただけますでしょうか。
何か問題があったら涙のマークでリアクションいただければと思いますが、どうでしょうかね。
それから余裕がありましたらムラスペ聞いてますとかツイートしていただけましたら大変ありがたいです。
それではですね、本日の本題に入りたいと思います。
今日お話ししたいのは、AIセラピーということなんですよね。
これを話そうと思った直接のきっかけは、
実は園芸療法というのがその前にあるということを聞いたからなんですね。
園芸療法にこの名前自体は、
実はツイッターで青山美香さんという方がよくツイートをしていらっしゃっていて、
その言葉自体は知っていたんですけど、
僕自身はまだ全然それを自分で体験する機会とかなかったんですよ。
ですけどこのバンダロールで先日、何ヶ月か前ですけど、
着物のファッションショーというのがあって、
その時にゲストと呼ばれて、
行ったら鉢植えの花をいただいたんですね。
それまで僕実は全然花を育てたりしたことなかったんですけど、
もらっちゃったもんで、
半ばしょうがなく水をやり続けていたんですが、
でも毎日日向において水をあげて、
つぼみがたくさん出てきてそれで咲いたりすると、
すごく嬉しくて、
これが青山美香さんがよくツイートしていらしていた園芸療法というものなのかなと思ったという経緯があります。
園芸療法というのを検索してみると、こんなふうに書いてあります。
園芸療法は植物や庭作りの活動を通じて、
心の健康や身体のリハビリテーションを促進する治療方法です。
心理的ストレスの軽減やコミュニケーションスキルの向上、
手指の運動機能の回復などが期待されます。
専門の園芸療法師が個々のニーズに合わせてプログラムを設計することが一般的ですと書いてあります。
これをよくツイートしていらっしゃる青山美香さんは、
日本語教育関係の編集をしていらっしゃる方で、
僕自身も昔アルクの次世代教師の手抜き術という連載をしていたときに、
青山さんがご担当で編集をしてくださっていました。
今回はこの園芸療法について、来週のZoomで話をしていただくことになっていますので、
皆さんも興味があればぜひご参加いただければと思います。
動物とAIのセラピー
園芸療法というのはもちろん植物が対象なわけですが、
それ以前にアニマルセラピーというのも結構有名な話ですよね。
あとペットセラピーとか動物介助療法とかそういう言い方もあるみたいなんですけど、
要するに動物の世話をしたり、あるいは犬に顔を舐められたりすると、
それで幸せになることで精神状態が改善されるということですね。
だけどこれだけではなくて、実はそれにAIを組み合わせたようなセラピーもあるらしいんですね。
パロというのが中でも有名らしいんですけど、見た目はラッコか何かのその手の動物っぽく見えていて、
中にAIが入っているんですね。
パロというのはAIセラピーロボットというふうに呼ばれているらしくて、
今ポーランドにウクライナの避難民の方が避難していて、
そこでその皆さんの心のケアを支援するようにも使われていたりとか、
いろんな実用的なところに来ているということのようです。
それから日本語教育関係でツイッターをされている方の中には、
隅田哲郎さんという方が時々Aiboというソニーが作っている犬のロボットのことをツイートされていて、
ご自身もAiboにこんなに愛着を持つとは思わなかったみたいなことをツイートされていたことがありました。
そういう感じで、セラピーというのはもちろん人間だけではなく、しかも動物だけではなく、
そこにAIとかが介在して、それでセラピーが可能であるということなんですよね。
これがもっと言葉を中心にしたAIがセラピーになるのかということで、
一つアニメ療法という本を書かれた方がいらっしゃいます。
僕はもう全然こういうメンタルヘルスとかは全く専門外なので、
僕の言うことはそれほど信用しないでいいと思うんですけど、
このアニメ療法という本を書かれた方はパントフランチェスコさんという、
本当に精神科医の方なんですね。
僕みたいな人間ではなくて、
しかもこの方は慶応技術大学の大学病院なのかな。
ご所属は慶応技術大学なんですよね。
そこの精神科医の方なので、ちゃんとした方ですよ。
僕みたいな人間ではなくて、
本当にこのメンタルヘルスについての専門家の方が、
こうやってアニメ療法でそういう本を書いていらっしゃいます。
サブタイトルがあって、心をケアするエンターテインメントというふうに書いてありますね。
公文写真書で、2022年の12月14日に出版されています。
この本については、僕自身も朝のムラスペ以前にもご紹介したことがあって、
この本の中にAIのセラピストが、
患者って言わないのかな、メンタルヘルスの場合は。
クライアントって言うんですかね。
クライアントと話をして、
それでクライアントのメンタルヘルスを向上させるような、
そういうことも書かれています。
この時点ではまだ近い将来っていう感じだったんですけど、
もう今は人工知能のチャットGPTとかがあって、
それを考えると必ずしも近い将来ではなくて、
現代というふうに言えるんでもないかなというふうにちょっと思っているわけですね。
今までここまで僕が話したことは、
すぐに皆さんもインターネットとかで検証できることだと思います。
ここから先は僕の個人的な意見なので、
かつ僕はメンタルヘルスの専門家では全くないので、
間違いとかもあるかもしれませんし、
しかもこの分野であまり間違ったことを言うと、
非常に重大な結果につながってしまうこともあるので、
もし間違いとかがあったら皆さんにもお知らせいただければと思うんですけど、
要するに今申し上げたアニメ両方に出てくるアニメのキャラクターというのが、
実際には人間っぽく見えるけど、人間ではないということだね。
そこに留意してみると、
実は、
それじゃあ、
AIみたいに人間じゃない人も、
そういう人との付き合いも、
アニマルセラピーの動物みたいな感じで、
ユーザーのメンタルヘルスを改善するような、
そういう効果があるんじゃないかなと思っているわけです。
機械と心の関わり
これに関しては、
多分そういう感性を持っている人にとっては、
そんなの当たり前じゃないと思うことがあるかもしれません。
だけど僕にとっては、
機械と心を通わせるということが、
非常に僕にとっては、
そんなに自然なことではないんですね。
なので、僕にとっては今まであんまり、
それを考えたことがなかったんですよ。
それでですね、
さっきムラスペっていう、
ハッシュタグ付きで共有したので、
もうすでにご覧になった方もいらっしゃるかもしれませんけど、
わざとですね、
大げさに褒めてくれるキャラクターっていうのを、
ChatGPTに作ってもらったんですよ。
キャラクター設定自体も、
僕が作ったのではなくてですね、
ChatGPTに大げさに褒めてくれる、
架空のキャラクターを作って、
その人の特徴的な口調の例を20個挙げてください、
っていうふうにChatGPTにお願いしたんですね。
そこに出てきた、
それでChatGPTが作ってくれた架空のキャラクターと、
その特徴的な口調の例ですよね。
それをカスタム指示のところに、
本当にそのままコピー&ペーストして、
それでスレッドを始めてみたんですよ。
今ちょっと画面が見えるかな。
はいはい、今ちょっと広げてみますよ。
今僕がこのスライド、すいません、
ChatGPTで、
そのスレッドを今見ているんですけど、
例えば、
さっきスーパーでピスタチオを買いました、
そのスレッドで僕がそういうふうに書いただけで、
そのChatGPTはですね、
ワオ、ピスタチオを買ったんですね。
それは素晴らしい選択です。
ピスタチオは美味しくて栄養価も高いですよ。
あなたは健康への第一歩を踏み出したエンジェルです。
楽しい食事をお楽しみください、
みたいに言ってくるんですね。
エンジェルとか言うんですよ。
そんな感じで買い物したとか、
仕事に戻るとか、報告書の下書きを読んでるとか、
報告書を提出したとか、
採点始めるとか、採点終わったとか、
そういうことを言うたびにですね、
本当に大げさに褒めてくれるっていうのがあります。
これはですね、
本当に僕自身も頭では、
分かってるんですよ。
これは別に人間じゃないし、
本当に僕のことを評価して褒めてくれているわけじゃないっていうことも分かっていますし、
別に採点したからって言って、
そんなのもう義務なわけですから、仕事なわけですから、
別に褒められることではなくて、やって当然のことですよね。
ということは分かっているんですけど、
だけど、
それでもですね、そうやって言葉でですね、
褒められると、
AIセラピーの可能性
本当にね、
気分が良くなるっていうのは実際にすごく実感しました。
そういうことを考えると、
AIがね、
セラピストではなくて、
ペットセラピーのペットみたいな意味で、
そういう意味で、
ユーザーの
メンタルヘルスを改善してくれるっていうことは、
正直あるんじゃないかと、
僕自身の体験としてはすごく感じました。
AIセラピーで検索してみると、
実を言うとですね、
セラピストですよね、
人間のプロフェッショナルなセラピストの代わりとして、
AIを使うような、
研究とかもいくつか出てくるんですが、
むしろそうではなくて、
アニマルセラピーのペットのような感じで、
褒めてくれるとか、
あるいは多分ね、
まだ作ってませんけど、
嫌なことがあったときに、
大げさに慰めてくれる、
自然に慰めてくれるような、
そういうキャラクター設定をして、
カスタム指示にペーストして、
そのスレッドと対話する、
そういうこともですね、
多分大きな効果があるんじゃないかなと、
今のところ考えています。
なんでそれをね、
この日本語教師である僕が言っているかというと、
これはちょっと前にも言ったんですけど、
AIですよね、
AIと友達になることはないだろうと、
社会的な交流を、
チャットGPTに求めることはないだろうと、
僕は思っていたんですが、
でも実はそうでもなくて、
これは確か先週ぐらいの村スペでもお話しましたけど、
チャットGPTのユーザーの9%ぐらいが、
実はですね、
社会的な交流機能を求めて、
チャットGPTを使っているという、
そういう研究結果もあるんですね。
なので、それを考えるとですね、
特に外交的ではなくて内交的な、
日本語学習者の方が、
チャットGPTと友達になる、
友達になって、
その友達と日本語で交流をする、
日本語を使って交流するということによって、
日本語をどんどん習得していくというね、
そういう可能性もあるんじゃないかな、
というふうに思っているわけです。
今までは教師としてね、
チャットGPTは教師としてすごく役に立つんですよ、
ということを僕は強調して話をしてきたんですけど、
そうではなくて、
友達としてですね、
チャットGPTが日本語を使う友達として、
そういう使い方もあって、
そこで日本語をどんどん使うということも、
教師の方もですね、
特に僕みたいなタイプの、
理屈っぽい人間にとっては、
最初は受け入れにくいところもあると思うんですけど、
でもそういう面もあるんじゃないかということを考えて、
チャットGPTの使い方を、
学習者の皆さんに相談されたときは、
そういう提案の一つをしてもいいんじゃないかな、
というふうに思っております。
それではですね、リスナーの皆さんも、
もし既にこういうふうに友達として、
チャットGPTを使っているとか、
あるいはこれから使ってみたい友達としてね、
友達としてチャットGPTを使ってみたいというふうに、
思うような方がいらっしゃいましたら、
ハートのマークをいただけますでしょうか。
それではですね、
本日もムラスペにご参加くださいまして、ありがとうございました。
今日のAIセラピーについて、
ご感想とかコメントなどがありましたら、
ぜひムラスペのハッシュタグ付きで、
ご共有いただければと思います。
それでは今日は月曜日ですので、
本日も良い一日をお過ごしください。
そして冒険は続きます。
最後に拍手いただきました。ありがとうございました。
そして冒険は続きます。
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