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2023-09-06 21:20

言語学習コンサルとしてのChatGPTに伝えるべき個人情報

だいたい以下のようなことをChatGPTのカスタム指示の上の欄(ユーザー情報を設定するところ)に入れておくといいのではないでしょうか。


1.目標言語(学びたい言語)
2.現在のスキルレベル(初級、中級、上級など)
3.学習歴(どれくらいの期間学んでいるか、過去にどんな方法で学んできたか)
4.毎日/週の学習時間
5.使用している教材やリソース
6.学習方法(クラス参加、オンライン学習、自習など)
7.学習の際の困難や挑戦
8.言語を使用する主な目的(旅行、ビジネス、日常会話など)
9.聞く、話す、読む、書くの各スキルにおける自己評価
10.学習の動機や目的
11.目標達成の期限(あれば)
12.言語の環境へのアクセス(外国人の友人、言語交換パートナーなど)
13.他の学習者やグループとの関わり
14.過去の学習経験で効果的だった方法
15.学びたい文化や地域の特定の情報
16.言語学習に関する自身の信念や考え
17.言語の使用に関する緊張や不安(あれば)
18。予算や利用可能なリソース(例:アプリ、書籍、クラスの料金)
19.テストや評価の結果(TOEFL、IELTS、JLPTなどの公式テストのスコア)
20.その他の関連スキルや経験(例:第三言語の知識、留学経験など)

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サマリー

ChatGPTに関する個人情報についてお話しします。カスタム指示を利用することで、ユーザーの情報を把握し、それに対してどのように対応すればよいかを設定することができます。プライベートな個人情報を必要とせず、言語学習に関する情報を入力することがおすすめです。言語学習の目的やスキル評価、学習動機、学習環境へのアクセス、他の学習者との関わり、学習における信念や不安、費用、試験の成績、他の言語習得の経験など、個人情報をChatGPTに共有することで、より良いアドバイスや教材を提供することができます。

チャットGPTのカスタム指示
冒険家のみなさん、おはようございます。
今日も落雷に揺られて灼熱の砂漠を横断していらっしゃいますでしょうか。
本日は2023年の9月6日です。インドでは午前8時45分を回るところですね。
今日もTwitterの音声配信、むらスペの村上のスペースですね。
むらスペを始めさせていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
今日はですね、言語学習コンサルとしてのChatGPTに伝えるべき個人情報というタイトルでお話をしたいと思うんですけど、
まだ始めたばかりでリチナの方が誰もいらっしゃらないので、最初にいくつかお知らせをしておきたいと思います。
もう今日は水曜日なので、あさって金曜日にZoomでハナキンがあります。
今回の乾杯の音頭は若い政治さんですね。ハンガリーの若い政治さんです。
多分家庭内のバイリンガリズムとかですね、それから復元後状況についてお話しくださるんじゃないかというふうに思っています。
それから部屋はですね、今のところ2つできていまして、1つはイタリアに住んでいらっしゃるイズミマッサさん。
イズミさんがですね、彩りアクティビティを試す部屋という部屋を作っていらっしゃいますね。
彩りっていうのは、行動中心アプローチの日本語の教科書ですね。
日本に住んで、日本で働く人が主な対象になっている教科書で、無料でダウンロードすることができる、そういう教科書です。
それからもう1つは、これ僕がホストしてるんですけど、多様な社会の強さ、そういうトピックでQFTをやることになっています。
QFTはQuestion Formulation Technique、とても良い質問ですね。答えは本当に今はどこにでもあるので、良い質問を作るためのそういう活動ですね。
多様な社会の強さに関して良い質問を作る、そういう活動もします。
それから今週の土曜日には日本語教師映画パーティーもあります。
今回は、鏡の古城という映画をみんなで見ることになっています。
僕は、辻村光さんの原作は5年前に読んで、とても素晴らしい本だと思いますし、
教育に関する仕事をしている人には、ぜひ読んでほしい本だと思っています。
映画自体はまだ見ていないので、今回の土曜日の日本語教師映画パーティーをとても楽しみにしています。
日本語教師ブッククラブは、今、多様性の科学という本を読んでいます。
さっき、今週のハナキンで、多様な社会の強さというQFTをやるということを申し上げました。
それに関しても、多様性の科学と関連して参加していただければと思っています。
今、リスナーの中にいらっしゃっていますが、
一人、この日本語教師ブッククラブのハッシュタグ付きで投稿してくださった人がいます。
昨日、24時間以内にですね。
昨日から読み始めました。CIAの話が続いています。
こんな切り口初めてなので、興味深いですというふうにツイートいただきました。
ありがとうございます。
それでは、まず音声が聞こえているか確認したいんですが、
もし、僕の声が普通に聞こえていたら、ハートマークのリアクションをいただけますかね。
何か問題があったら、涙のリアクションをいただければと思うんですが、どうでしょうか。
あと、余裕がありましたら、ムラスペ聞いてますとかね。
そういうふうにツイートしていただきましたら、大変ありがたいです。
ハートマークいただきました。ありがとうございます。
じゃあ、ちゃんと聞こえているみたいですね。
それでは、本日の本題に入りたいと思います。
今日お話ししたいのは、言語学習コンサルとしてのチャットGPTに伝えるべき個人情報ということなんですね。
コンサルというのは、コンサルタントですね。
いろいろ相談したら教えてくれる、そういうプロフェッショナルな人たちのことです。
これを話そうと思ったのは、まだチャットGPTのカスタム指示を使ったことがないという人が結構いらっしゃるということで、
2、3日前にもまたそういうことを感じることがあったんですね。
今、リスナーの方にお伺いしたいんですけど、
チャットGPTを既に使っていて、無料版でも有料版でもいいんですけど、
そのカスタム指示に何か設定を入れている方がいらっしゃいましたら、
ハートマークいただけますかね。
もし、まだ何もしていないという方は、涙のマークいただければと思いますが、いかがでしょうか。
カスタム指示の情報入力
これは、もうハートマークいただいてますね、一人の方に。
これはですね、最初は有料版でしか使えなかったんですが、
涙のマークをいただいてます。
最初は有料版でしか使えなかったんですけど、
もう3週間くらい前かな、いやもう1ヶ月くらい前かもしれませんが、
無料版でもこのカスタム指示が使えるようになっているわけですね。
このカスタム指示を使うと、
まず、自分のユーザーの方の情報を知ってもらうこともできるし、
それに対してどういうふうに反応してもらえるかということも設定することができるわけですね。
実際にこのChatGPTを開いて、
パソコンの場合はですね、左下の方に自分の名前があると思うんですけど、
その隣にケバブメニューというんですけど、3つの点があって、
そこを開くとですね、いろいろ設定をすることができます。
そこにカスタム指示、英語だとカスタムインストラクションですね。
それを開くとですね、
2つの入力欄があります。
上の側が、上に入力するところがですね、
こういうふうに質問が書いてあります。
より良い回答を提供するためにChatGPTに何を知ってもらいたいですか。
こういうふうに書いてあるんですね。
ここは要するに、自分の情報を入力するところです。
下の側には、ChatGPTにはどのように対応してほしいですか、
というふうに書いてあります。
ですので、
今日はこの上の欄に入れることを中心にお話ししたいと思います。
しかもその、ごめんなさい。
ただ普通のね、
一般的な使い方ではなくて、
特に言語学習のコンサルタント、
つまりこちらがですね、言葉の学習について色々聞きたいときに、
具体的な情報入力項目
それについて、こちら側の質問に対してどういうふうに答えてくれるかというね、
そういう設定です。その設定なんですね。
なんでこれが必要なのかというと、
もうね、本当にそのChatGPTは基本的にはですね、
一般論しか答えてくれないんですよね。
一般論。一般論というのは誰にでも当てはまることです。
そういうのは得意なんですけど、
でもそれは自分の場合には違うというようなことが結構あるんですよね。
で、そのためにはやっぱり自分の情報を
ChatGPTに知ってもらう必要があります。
でね、そのためにここに、特にこのカスタム指示の上の欄ですよね。
ここに自分の情報をたくさん入れておくといいと思います。
ただですね、文字数に制限があって、
上の欄も下の欄も両方とも1500文字までしか入力することはできません。
なので、できればですね、文章ではなくて、
過剰書きみたいな感じで単語をたくさん入れるような、
そういう書き方がいいんじゃないかと思います。
ただし、自分の情報を書くといっても、
あんまりプライベートな個人情報とかはもちろん書く必要はないと思います。
別にユーザーの名前を知らなくても、
それでも言語学習のコンサルタントとしての
回答の質が落ちることは全くないですよね、当然ね。
ユーザーがどんな名前だったとしても、
それでコンサルタントの相談されたときの回答は変わる必要はないわけですからね。
あとメールアドレスとか銀行口座とかですね、電話番号とか、
そういうものももちろん教える必要はないと思います。
どういうことを教えるかというと、
言語学習のコンサルタントなので、
ユーザーの言語学習に関する情報はたくさんインプットしておくといいと思います。
ちょっと思いつくことをいくつか挙げてみたんですけれども、
まず大事なのは何語を勉強したいか、勉強しているかということですよね。
1番目は何語を勉強しているのか、目標言語です。
2番目は現在のスキルレベルですね。
つまり今その自分の言語はどのぐらいのレベルなのか。
初級とか中級とか上級とかそういう言い方でもいいんですが、
CEFR、つまりそのヨーロッパ共通参照枠、
Common European Framework of Referenceですね。
CEFR、これで言うとかなりわかってくれることが多いです。
JLPTはあまりね、このCEFRに比べるとJLPTのレベルはあまりよくわかっていないかもしれません。
このChatGPTはね。
それから3番目としては学習歴ですね。
つまりどのぐらいの期間勉強しているか。
あるいは過去にどんな方法で勉強してきたかということですね。
あれ、電話かかってきた。
ちょっと待って、今音声配信中なので。
もう切っていいや。
ちょっとすみません、今配信中でもやっぱり出ようか。
出る出る。はい、来た。
切れたのね。
あ、来た。それでいい。
すみません、ちょっと電話かかってきちゃいました。
今ね、配達をお願いしていたので。
その電話なんですけど、まあでも大丈夫なはず。
要するに3番目は学習歴の話をしていましたね。
次に4番目。
毎日とかあるいは毎週何時間ぐらい勉強できるのかということですね。
それから5番目は現時点で何か勉強を始めているんだったら
その教材とかリソース、どんな教科書を使って勉強しているかとか。
僕だったらネットフリックスでね、いろいろヒンディー語の映画を見ながら
その時に字幕を2つ、日本語とヒンディー語の字幕を
両方同時に表示させるような、そういう拡張機能を使っていますけど、
そういうリソースとかですよね。
あと6番目は学習方法です。
特に個人で勉強しているのか、それともクラスで勉強しているのか、
あるいはオンラインで勉強しているのかとか、そういうことですね。
7番目はどういうことで困っているかということですね。
勉強しているときに、
例えば僕の場合はヒンディー語で一番困っているのは
モチベーションとか時間を確保するというところが一番困っているところですね。
言語学習における個人情報1
8番目としては、その言語を使用する主な目的、
何のために勉強するのか、勉強しているのかということですね。
例えば日本に旅行したいとか、あるいはそこにもう住んでいるからとかね、
特に仕事をしているからとか、
仕事をしているんだったらどんな仕事をしているのか、
あるいは国際結婚をしていて、
夫婦のどちらかが自分とは違う言語を話しているからその言葉を勉強するとか、
あるいは子供と勉強するからとか、そういう目的が8番目。
9番目は、一応スキルが4つあると言われていますよね。
聞く、話す、読む、書く、こういうスキルがそれぞれ自分はどう評価しているかということですね。
あと10番目は、さっきの目的にちょっと近いんですけど、
あと動機ですね、学習の動機。
ただ単に楽しいから勉強していますとか、そういう動機も時々あるし、
別にそういうことがあっても全然構わないと思います。
あとそれから期限ですね、
要するに目標、例えばJLPTに合格したいとか、そういう目標があるとしたら、
それを今年の12月の試験で合格したいのか、
あるいは来年7月の試験で合格したいのか、
その目標をいつまでに達成したいのかということです。
それから12番目は、言語の環境へのアクセスということなんですけど、
例えば日本に住んでいて、日本語を勉強する場合、
日本に住んでいて、日本人の友達もいっぱいいて、
しかも日本人と結婚とかしていて、
周りが24時間日本語の環境にいるという人と、
あるいは外国に住んでいて、全然日本語との接触がない人では、
これも環境が違うわけですから、
コンサルタントの回答も変わってくるわけですよね。
あと、他の学習者やグループと関わりがあるかどうかということです。
これは特に動機づけにも関係してくるんですけど、
同じように勉強している人といつもネットワークがあったら、
言語学習における個人情報2
その方がずっと動機も維持しやすいので、
逆に言うとその分、動機を維持するための活動は少なくて済むかもしれません。
次、14番目なんですけど、
これまで勉強してきて、どういうやり方が効果的だったか、
あるいはどういうやり方が自分は好きだったか、
そういうことも大事ですね。
なぜかというと、効果的って分かっているけど自分には合わない、
そういうやり方もたくさんあるんですよ。
それが自分に効果的だった手法ということですね。
それから、ビリーフというのもあります。
これ15番目ですけど、言語学習に関する自分の信念とか考え、
これは特に先生との関係とか、
そういうところにすごく強く出てくるところだと思います。
例えば、先生は常に自分より偉い人で、
先生の言うことは全部100%信じるから、
そういうつもりで話してほしいということもあれば、
結果、自分が中心になって勉強するので、
サポーターとか、あるいは隣を歩いてくれるガイドみたいな、
そういう感じで先生と付き合いたいのか、ごめんなさい。
そういう信念とかもとても大事です。
それから16番目は、緊張とか不安があるかということですね。
特にこの学習不安といいますけど、
learning anxietyとかね、
これのすごく強い人は、どれだけインプットしても、
あまりそれが習得につながらないんですよね。
それでつまり言葉が上手にならないので、
まずは最初に不安を少なくする、小さくする、
そういう努力をしなければいけません。
それからね、これはちょっと上品な話ではないですけど、
お金ですよね。お金がどのくらい使えるのかということです。
最近は無料でもいいアプリがたくさん出てますけど、
もし本当にお金があったら、
生身の人間と一対一で長時間先生と話し合って、
勉強するのはすごく効果的ですよね。
お金を使っても早く習得したいのか、
それとも無料のものを中心に使いたいのか、
経済的にやりたいのか、そういうこともここに出てくると思います。
あとはですね、18番目ですけど、
もしJLPTとかそういうものを受けていたら、
その点数とかもあると、コンサルとしてはその辺が分かりやすいと思います。
それから最後19番目になりますけど、
今の自分の母語と学習言語、目標言語のほかに、
何か別の言語を習得した経験があるかとか、
あるいは海外に住んでいたことがあるかとか、
そういう経験についても、
ChatGPTに個人情報を伝えておくと、
より良い回答とかより良いアドバイスをもらうことができるのではないかと思います。
今日はですね、19個ぐらい思いつくままに話してみましたけど、
こういうことをですね、
知っている人と知らない人では全然、
ここに今リスナーの方、日本語教師の方がいらっしゃるので、
相手のことを学習者に何か相談されても、
初めて会ったばかりで何も分かりませんという人と、
今日ここで話したことをちゃんとよく知っていて、
それでちゃんと考えた上で、
相談に対して回答できるときとでは、
同じ人でも同じ知識を持っている、同じ経験を持っている人でも、
全然回答のレベルが変わってくるんですよね。
これは本当にチャットGPTに関しても全く同じことが言えると思います。
それが全て反映されるかというとね、
時々こっちが、何て言うんですかね、
いや僕はこういうことなんですけどっていうふうに、
ちょっと時々リマインドしなきゃいけないこともね、
時々はあるんですよ、時々はあるんですけど、
でも基本的にはこういう情報を教えておいた方が、
遥かに良いアドバイスをもらえると思いますし、
それから教材を作ってもらうときとかもね、
より良い教材を作ってもらうことができるんじゃないかと思います。
それではですね、リスナーの皆さんもですね、
今日ちょっと僕が話してみたような、
Googleの、Googleじゃないすいません、
チャットGPTにですね、
チャットGPTを言語コンサルタントとして使うときに、
こういう個人情報をですね、
設定してみたいと思いますでしょうか。
もし思うようだったらハートマークお願いします。
まだちょっと自分には敷居が高いなというような感じだったら、
涙のマークいただければと思いますがいかがでしょうか。
ハートのマーク早速いただきました。
もう一個いただきました。ありがとうございます。
それではですね、本日もムラスペにご参加くださいまして、
ありがとうございました。
今日の言語学習コンサルとしての、
チャットGPTに伝えるべき個人情報について、
感想とかコメントがありましたら、
ぜひムラスペのハッシュタグ付きでご共有いただければと思います。
それでは本日も良い一日をお過ごしください。
そして冒険は続きます。
21:20

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