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2022-11-14 17:15

不登校の女子高生が日本トップクラスの同時通訳者になれた理由

本日の音声配信は「不登校の女子高生が日本トップクラスの同時通訳者になれた理由」という本をご紹介しました。直接には英語教育に関わる本ですが、日本語教師にとっても学びの多い本だと思います。エンタメとしても非常に面白いです。 

--- Send in a voice message: https://podcasters.spotify.com/pod/show/murasupe/message
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今日お話ししたいのはですね、不登校の女子高生が日本トップクラスの同時通訳者になれた理由っていうね、こういう本なんですね。
はい、これ何かオススメで入ってきたのでちょっと、あれ、なんかね、まあいいや、はい、いきなりね、アマゾンのオススメに入ってきたんですね。
どの本から来たのかがちょっとよくわかんないんですけど、とりあえず読んでみてすごく面白かったので、ちょっと今日お話ししようかと思いました。
ちょっとね、じゃあ皆さんにお伺いしてみたいんですけど、同時通訳者の方の知り合いとかいらっしゃる方いますか?もしいたらハートマーク、ちょっといないという人は涙のマークでリアクションいただけますでしょうか?
僕もね、実はその同時通訳者の方の知り合いっていないので、翻訳の方は知ってるんですけどね、本の翻訳してる人はね、やっぱ涙のマークが出てますね。涙のマークまたいただいてます。
僕もね、同時通訳の人は実は知り合いいないんですよ。まあそういう意味でもすごく勉強になりましたね。
この本についてまず最初にその具体的なところをご紹介しておきたいと思うんですけど、
タイトルはもう一回言いますけど、不登校の女子高生が日本トップクラスの同時通訳者になれた理由っていうのですね。
著者は田中恵子さんです。恵は慶応大学の恵ですね。僕はあのKindle版を読んでますけど、他に単行本とか文庫本も出てるみたいですね。
Kindle版は無料で読み放題に入ってますね。
お金を払いたい人は810円で買うこともできますね。本の長さは178ページなので、かなりそんなに長くもなく読みやすい長さだと思いますね。
発売日が2020年の2月1日ですから、もう2年ぐらい前でもその単行本の他に文庫本も出てるっていうそのぐらいのタイミングだと思います。
どういう人にとってこの本が面白いかっていうと、まず本当にエンターテイメントとしても面白いです。
だから全然この本に内容自身にそんなに興味がない人でも、どなたにでもエンターテイメントとしては僕はお勧めできると思うんですけど、
主に3つのカテゴリーの人たちにお勧めしたいと思います。
1つはやっぱり僕と同じような語学の教育関係者ですね。この人は英語の通訳なので、語学教育っていうとやっぱり英語教育の人が中心になるかもしれませんが、
でもやっぱり日本語教師にとっても勉強になるところはたくさんあります。
それからもう一つはやっぱり自分で英語を勉強している人ですね。英語の勉強方法とか教材の選び方とかそういうことも書いてあります。
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この本自体では英語は勉強できないけど、でも英語を勉強するための方法というのはかなり詳しいことも書いてありますね。
3つ目のカテゴリーとしては、やっぱりタイトルが不登校と書いてあるので、
不登校の関係者ですね。当事者でもいいし、保護者の方でもいいし、それから学校の先生方の中でも自分のクラスに不登校のお子さんがいる人とかそういう人にも読んでほしいなと思いますね。
まず、今いる方も語学の教師の方が多いので、語学の教師向けに勉強になったところからちょっとご紹介してみたいんですけど、
やっぱり学習者の進路の一つ、日本語学習者の進路の一つとして同時通訳というのがやっぱりありますよね。
その意味でもすごく役に立つ勉強になるんじゃないかと思いますし、
それから学習者の体験がわかる、自分以外の学習者の体験というのが手に取るようにわかるので、そこでも参考になるんじゃないかと思います。
例えば勉強方法についてはこんな風に書いていますね。
英語を学ぶといっても何のために英語を使いたいのかによってリスニングを強化すべきなのか、文法をしっかり理解すべきなのか、
単語をたくさん覚えなくてはならないのか、文章の読解力を鍛えるべきかなのかなど目指すことも変わってくる。
ここまで一つですね。つまり一つの正しい学習方法なんてものはないということが明確に書かれています。
これは日本語教育でも全く同じことが言えると思いますね。
それからいわゆるネイティブ信仰みたいなのがありますよね。それについてもかなり批判的に書いていますね。
思い切って言ってしまうと、ネイティブスピーカーを目指すことは、日本人が英語を学ぼうとすることにおいて障害以外の何者でもない。
それから以下中略なんですけど、中略がちょっとあって以下続きます。
英語ネイティブの話し方を分析してアドバイスする本などはたくさんある。
英語で話すときはジョークのセンスが大切など丁寧に説明したものは参考にはなる。
しかしネイティブではない人が一生懸命アメリカ人の真似をして取ってつけたようなスラングを使ったりジョークを言ったりしても寒いだけだ。
それはその人自身から出てきた本物の言葉ではないから、たとえジョークでも違和感があって寒いのだ。
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それよりも自分の言葉で自分の英語のレベルで伝えたいことを真摯に真剣に伝えた方が絶対に伝わる。
ネイティブスピーカーの真似をして無理してスラングを使ってジョークを言ったりするよりよっぽど笑いも取れるだろう。
国際語としての英語はネイティブスピーカーを目指すことじゃない。
自分らしくクリエイティブに話す方法を模索している人には是非ネイティブスピーカーではない人の素晴らしい英語のスピーチを参考にすることをお勧めする。
はいここまでですね。
英語の場合ネイティブスピーカーじゃない人の英語のスピーチってのは結構あるからね。
日本人が話している英語のスピーチとかもありますよね。
そういうのがとてもいいですよね。
日本語学習の場合はまだお手本にするのが日本人のスピーチがお手本になっているのが多くて
日本人じゃない人以外がスピーチしているのはそんなに動画とかも出回ってないので
あるとしたらスピーチコンテストとかねそういうところぐらいしかないですけど
この辺はちょっと羨ましいなと思いますよね。
英語の学習者として勉強になることもたくさんありますね。
まず自分のレベルに合った教材を選びましょう。
それでバンビとかセサミストリートとか
この人は田中さんねそれで勉強したということが書いてあるんですけど
以下のように続きますその後ね。
そうは言ってもバンビやセサミストリートを理解できるレベルではビジネス英語は身につかないではないかという人もいるだろう。
まさにその通りだからそれが理解できるようになったら
次の段階の自分が理解できる教材に進む。
自分の英語レベルに合った教材や学習法を見極めるのは重要なスキルの一つだ。
ここ重要なのでもう一回読みますよ。
自分の英語レベルに合った教材や学習法を見極めるのは重要なスキルの一つだ。
それを続ける方がいきなりCNNにチャレンジしてすぐに挫折するよりは長期的に見て英語が身につくことは間違いない。
ここまでですね。
僕がすごく大事だなと思ったのは自分に合った教材や学習法を見極めるのが重要ということですね。
これ僕の冒険家メソッドの本にもとても強調して書いてあるんですけどこれは本当に大事だと思います。
その時にレベルだけじゃなくて興味が持てるかどうかというのもすごく大事だということが書いてあるんですね。
ちょっとそこのところは飛ばしますけど、
まずこの著者もレベルに合っているということと興味に合っているということ、それから教材や学習法を見極めるということですね。
あと、高教育の学校の先生向けにも読んでほしいなというところがたくさんあります。
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今の日本の学校の教育システムというのはすごく平均的な子供にはいいのかもしれないんですけど、
ちょっと逸脱している人には受け入れられる制度にはなっていないということがあって、
これも以下引用してみましょう。
以下引用ですね。
はい、ここまでですね。
詳しくはこの本の本文を読んでいただければいいと思うんですけど、
あともう一つ逃げてもいいんだということがその結果彼女の田中さんの考えたことでもあって、
特にこの辺はですね、学校の先生というよりもむしろ不登校の関係者、不登校の当事者とか保護者とか、
そういう人にはすごく読んでほしいなという部分もあります。
ちょっとそこ一箇所だけ引用してみたいと思いますね。
はい、「逃げ出したのだと思う。」というふうに言ってますね。
その後、著者の田中さんはね、
日本では人と違っているとか変わっているというのがすごくネガティブだけど、
アメリカに行ったらシーズディファレントとかね、
ヒーズディファレントって言われるのがすごくポジティブな褒め言葉で使われているのに聞いて驚いたとかね、
そういうことも述べています。
この本は結構いろんなテーマをカバーしていて、
本当にちょっと短いところなんですけど、
フェミニズムに関する部分とかもあるので、
今月の日本語教師ブッククラブで読んでいる本と、
それと並行して読むのにも面白いかもしれませんね。
あとね、さっきも書いてありましたけど、
この人は高校がうまくいかなくて、
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いきなりアメリカにホームステイカーで行っちゃうんですけど、
そこを見てね、
それはお金持ちだからできるんだろうとか、
自分にはそんなことはできないとかね、
そう思う人もいるかもしれません。
僕自身も実言うと、
結構留学する人が多い大学に行っていて、
周りの人がどんどん留学していて羨ましいなと思っていたんですね。
そういう人にオススメしたいのは、
ワーキングホリデーですね。
ワーホリって言われたりしますけど、
僕もね、本当に留学するお金とかはなかったんですけど、
ワーホリだけだったら、
最初にいくつかね、
銀行残高の証明書がいるんですよ。
でもそんなのはもう本当に、
お金を一週間だけ借りてもらって、
それで残高を増やして、証明書を出して、
すぐ返しちゃえばいいわけなので、
そのぐらいは何とか頑張れば、
実際の自分のお金なくても、
ワーキングホリデーに行くことができます。
貧乏人でもね。
そういう意味では、
この本に書いてあることをそのままはできないけど、
だけど、
ワーキングホリデーとかそういう人でも海外に行って、
見聞を深める。
それがその人生の突破口になるっていうのは、
そういう学びは可能なんじゃないかと思いますね。
アマゾンのレビューを見ていて、
ブックレビューを見ていてね、
窓際のトットちゃんとの共通点を挙げている人もいて、
なるほど、そういう読み方もあるなというふうに思いました。
最後にちょっと僕の感想なんですけど、
もうね本当にあのうよ曲折で、
波乱万丈なんですよね。
日本の普通のテレビ番組の制作会社とか、
そういうところでも働いていたこととかもあったりして、
アメリカに行って留学して、
それで英語が上手になって、
同時通訳になりましたみたいな、
そういうストレートな話では全然ないんですね。
本当にうよ曲折かつ波乱万丈な話です。
最初にも言いましたけど、
これ面白いんですよ。
今日はちょっと真面目なところしか引用しませんでしたけど、
エンターテイメントとしてもね、
本当に腹を抱えて笑っちゃうようなね、
そういうところもあります。
例えばね、
現地のホストファミリーがね、
学校を紹介してくれるっていうから、
それでホストファミリーが手続き全部してくれて、
現地の大学に入れるようになったと。
行ってみたら、実はそこが大学じゃなくて高校だったっていうね。
22歳の時に大学に入って、
大学に行こうと思ったら高校に入ってしまったとかね。
そういうところもすごい面白いですね。
本当にそういう意味で、
もう一回繰り返しますけど、
英語の学習者としても勉強になるし、
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それから語学の教育関係者としても勉強になるし、
それから僕自身もね、
子供側のホームスクーリングとしていて、
娘も勉強になるし、
そういう立場の人にとっても、
すごく参考になる部分もあるんじゃないかと思いますね。
特に不登校の保護者の方には、
日本の学校には適応できる子供と、
適応できない子供がいるっていうことですよね。
適応できない子供っていうのは、
それなりに学校に行くのとは別に、
成功する、幸せになる子供がいるということですよね。
それに対して、
成功する、幸せになる方法があると。
そういうことがこの本を読んで、
力になるんじゃないかなというふうに思います。
それではですね、
本日の村瀬はこの辺にしたいと思うんですけど、
まずですね、この本は読み放題なんで、
読み放題サービスに入っている人は、
もう無料で読むことができるんですけどね、
読み放題に入っていない人も、
ハートマークか何かいただければと思います。
まだ自分には早いかなという方だったら、
涙のマークでもいただければと思いますけどね。
それでは本日も村瀬に、
ハートマークいただきましてありがとうございます。
本日も村瀬にご参加くださいまして、ありがとうございました。
今日の不登校の女子高生が、
日本トップクラスの同時通訳者になれた理由っていうね、
この本について、僕が喋ったことについて、
ご感想とかコメントとかありましたら、
ぜひ村瀬のハッシュタグ付きでご共有いただければと思います。
それからですね、この田中恵子さんもツイッターしていて、
僕ね、この後すぐ前に僕がツイッターで、
田中恵子さんのID入れてツイートしたことがあるので、
それをリツイートするので、
村瀬のハッシュタグ付きでね、
ご興味ありましたら、もし読んだら、
この田中恵子さん宛にもコメントとかされると、
ご本人も嬉しいんじゃないかと思います。
今日月曜日なので、今週も良い週間をお過ごしください。
そして冒険は続きます。
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