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向井蘭の社長は労働法をこう使え
法律の下で展開されるビジネスの世界
ポッドキャスト社長は労働法をこう使えは
弁護士の向井蘭が経営者の立場に立って
経営者が知っておくべき労働法の基礎だけでなく
ビジネスに関する法律の問題を分かりやすく解説します。
こんにちは、遠藤和樹です。
向井蘭の社長は労働法をこう使え、向井先生よろしくお願いします。
最近ね、ツイッターでバズっている向井先生をお招きして
お招きしてというか、向井先生の番組ですが
あんだけバズったんでその回やりましょうかねと思ってるんですけど
そうですね、ぜひよろしくお願いします。
ということで、背景とツイートネタあたりからまず
ご紹介いかがですかね。
そうですね、2月の23日は天皇誕生日だったんですね。
ある社長の先生、主催のセミナーに呼んでいただきまして
私も講演をする予定だったんですが
主催の先生が講演をしている最中に
先生の話も聞いてたんですが
私なりにこれツイートでいいかなっていうことが思い浮かびまして
バズるときって大体こんな感じで狙うとダメなんだよね。
そういえばこういう相談が多いから書いてみようかなって思ったんですよ。
別にその主催の先生のセミナー内容と関係ないし
僕のしゃべる内容と関係ないんですけど
なぜか思いついた。
これから登壇しようとする、待っている最中に
ふとコメントしたものが今回。
ちなみにバズの数は?
リツイート11000
いいねが3.5万
インプレッションで表示されている回数ですけど
430万
タイムラインに皆さんに流れた回数ですね。
目についた数ですね。
そしてコメントが230超えてましたよね。
230ですね、238
中身紹介しましょうかね。
というネタは何なのかと。
ちょっと読みますと
最近、昇進昇格を断ったことを理由に
懲戒処分ができないかという相談が増えてきました。
店長や課長への昇進昇格を断る人が増えているそうです。
あまり議論されていない論点です。
広い意味での労働条件の変更でしょうし
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昇進昇格による不利益・責任・残業代の扱いも
それなりにありそうです。
というものなんですね。
面白い内容だからそれなりに伸びるかなと。
いいねが100とかつくぐらいかなって。
でもその感覚はあったんですね。
ありました。
社会が注目しそうな切り口だなと。
100よければ200ぐらいについと
30、20ぐらいつくかなみたいな感じですね。
これちょっと素人の私にとっては
どこが世の中に刺さったとこなのかが
ちょっとピンときてないんですけど。
要するにですね、私もびっくりした。
いろんな方からコメントいただいたんですけど
幸いにしてね、僕を攻撃する人はほぼゼロ。
マジ?
一人ぐらいか。一人いた。
そういうブラック企業の手先があなたでしょう
みたいな人が一人いましたね。
なるほどね。
だけど残りの人はそんなことなくて
自分はこういう扱いを受けたってことを
延々と書いてくる人が多かった。
見ましたけどそんな感じでしたよね。
結構具体的でね。
架空の話じゃない感じで
要は店長になれと言われたけども断ったと。
課長になれと言われたけど断ったと。
なぜなら責任が重くなって
残業代がつかない代わりに
給料上がるかといえば上がっても1万円とか
2万円ぐらいでとても割に合わないと。
というのでお断りをしたと。
結局その会社は辞めてしまったと。
という話でしたね。
なるほどね。
昇進して年収は100万以上下がったし
権限ないしつまんないし
逆に下がったって言ってましたね。
残業代つかないから
下がったっていう人が多かったですね。
これは今までもあったんですけど
こういう愚痴は。
だけど長期的に報われてきたので
我慢してきたんですよね皆さん。
長期的に定年まで入れたり
他所金もらえたり
もっと昇進して部長とか取締役になって
報われる人がいたんで黙ってたんですけど
報われそうにないと。
もしくは会社がこのまま
ずっと存続するかもわからないと。
という不安が若い人中心に多いので
目の前の存続で
当然判断することになるんですよね。
長期的な目線での我慢期間
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でもその先には幹部になっていって
大きなメリットがあるっていう
この神話が崩れたからこそ
目の前の存続で反応する人たちが増えた。
そんなところなんですかね。
あと2番目は
自分は現場の仕事が好きで
管理職になりたくないっていう人がいましたね。
例えばプログラミングを書くのが好きで
会社に入ったのに
業績とか部下の面倒とかは見たくないと。
なるほど。職人でいたいみたいな
コメントがあったやつですね。
自分のペースで好きな
分野の話を業務やらせてもらってるから
それをやり続けたい。
だから断ったっていうこともありましたね。
ごもともですね。
そういう方々がいることもわかるし
その気持ちもわかりますよね。
なんだけど会社経営者からすると
せっかく昇進させてあげようとしたのに
なんだその断るという反応は
頭に来て懲戒処分できないかと
示しがつかないという風になったんですね。
なるほど。
ということでガーッと
皆さんの感情に刺さってですね。
でもそんなにいますってくらいに
反応しましたよね。
いっぱいいるんですよこういう人で
懲戒処分って書いてたからね。
そうですね。
懲戒処分って書いたから
だからちょっと
それが刺激したのかもしれないですね。
なるほどね。
責任に見合うだけ給料を上げればいいじゃん。
労働時間、拘束時間が長くなって時給観察すると
前よりも給料が低くなるなんてことがありますよとか
だから私は断りました。
やりがい搾取です。
これは。
怒ってる人多かったですよね。
全体として働いてる方々の
この件に関しては
会社側に怒り。
怒りがすごいね。
あんまり会社は気づいてない。
気づいてないし
気づいても仕方がないんだって思ってる。
確かに大きな溝ありそうですね。
だから僕やっぱり
労働問題は今後増えるなって思いましたね。
こういうことが
これだけリツイートされるってことは
今管理職で働いてる人は相当不満があって
見払い残業代請求したい
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っていう気持ちを持ってる人は多いでしょうね。
管理職の見払い残業代請求って
今まで不当な扱いを受けたり
トラブルあって請求してくる人が
これまでほとんどだったんですけど
だんだんトラブルなくても
請求してくる人増えてきましたね。
管理職の見払い残業代請求。
やめるって言ってから証明届いて
マネージャーの人から残業代請求。
なるほど。管理職だけは若干
ある意味の聖地というかね。
経営者からすると。
じゃないんですね。今は。
いやもう全然違いますね。
特に店長とか
一応長がついてるけど
部下がいるようでいないような方ですね。
なんか今日今回これ多分
寝深いというかね。社会的な寝深さもあったり
じゃあどうしていくのかって話もしていきたいので
このままいくと2回ぐらい分けてもいいかなと思うんですけど
次回ね逆にここから気づきで
どういうことを大事にやって考えていかなきゃいけないかって話は
対策としていきたいんですけど
この今回のバズによる一見の
今起きている社会の流れとか
気づきで言うと向井先生的にはどう
いややっぱり今までのやり方が限界に来てますよね。
管理職に挙げて
長時間労働してもらって
将来昇進するから我慢してくれよっていう
やり方はもう限界に来てる
気がしますね。そういう意味では老期法の
管理監督者って定義は狭いんですけど
結構悪くないのかな
なんて思いますね。
現実に合ってるかなっていう気もしてきますね
私会社側でやってるけど
まさに今会社側でやってる向井先生
このリアクションなのかなと思って
というところですね
では次回ここから
簡単にどんな話をするかっていうダイジェスト
頭だけ一瞬話したいんですけど
やっぱり会社側として
制度を変えていくとか考え方を変えていかなきゃいけない
ある意味のパラダイムシフト的なところの話ですかね
そうですね
皆さん別に
人によっては昇進昇格してもいいっていう人
いるようなんですけど
ちょっと不満らしいので
そこを変えていくしかないかなと思いますよね
なるほど
責任と仕事量とかの
小規模の兼ね合いの話ですね
ではこのあたり次回踏み込んでいきたいと思いますので
12:01
ぜひ楽しみにしていただきたいと思います
向井先生ありがとうございました
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