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こんにちは、遠藤嘉輔です。向井蘭の社長は労働法をこう使え。向井先生、よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いいたします。
さあ、ということで、今週も行きたいと思いますが、こないだ、具体的に、シャンハイに駐在している昔の友達みたいな人から連絡があって聞いたんですけど、今ちょうどコロナで、ほぼ軟禁じゃないですか。
マンションの扉も開けちゃいけない。食事は政府支給。
子どもも連れて行ってるみたいなんですけど、子どもたち、小学校、幼稚園生全員オンラインで、当然勉強なんかするわけもなく、
こんな言葉使ったらですけど、戦時中ですか?みたいな環境にいるみたいで。
そうなんですか?って思って。
そうなんですよ。
衝撃ですよ。
異常事態が続いてるんですよ。
ちょいちょいネットとかでは、当然見てはいたものの、友達から聞くとびっくりしますね。
びっくりしますね。こんなことがあるのかっていう。
僕、当然シャンハイに会社あるので、朝礼とか参加したり、ネットで。
そっか。最近、知らない情報ないんじゃない?
会議、会議出てますよ。ずっと出てます。
それはもうみんなで、みんな喋りたくないって感じ。
愚痴言うのも辛いって感じ。
愚痴言うと自分の状況を認識しないといけないから、それもめんどくさいし辛いっていう感じで、言わないですあんまり。
あ、もはや。
言わない。
最初はいろいろ文句言ってたんだけど、言わなくなった途中から。
言っても無駄だから。言えば言うほど虚しいから。
みんなリモートワーク?
一歩も出れないんですから。
本当に一歩も出れないんですから。
でもインフラも、それこそ救急車とか病院すらも閉まってるとか閉まってるし、間引き出しとかで。
電車も全部、電車も一部覗いて止まってますから。
ですよね。
はい。病院も一部覗いて止まってます。
なんかそんな、で妊婦の方もいらっしゃ、駐在院で行ったりすると、病院途中とかでなんかあった時にどうやってみたいなことも空中に浮いてる状態らしく対応策決まってなかったりして聞いたらびっくりでしたけど。
いやもう大変な問題ですよ。
本当ですよね。
もう日本だったら、もうこんなことやったらもう、政権総理大臣の首が飛びますよね。
いやそんな感じでしたけど。
いやところが独裁国家はできちゃうんですよ。
みたいですね。
鶴の一声で。
もともと上海は暗黙の了解であんまり厳しくやりたくないっていう派だったんですよ。
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商売の街だから、人の流通、物の動きがめちゃくちゃ重要なわけですよ。
だからこそ上海発展してきたわけですね。港があって、大きな空港が2つもあって、いろんな人が外国からも集まって、お金が集まってっていうので発展してきたわけですね。
だからもう人の行動とか物の流通を抑えるっていうのはもう自殺行為なわけですね。上海市からしたら。
それはやりたくないからずっと頑張ってきたんですよ。
ロックダウンもしないって言ってたんですよ。ずっと上海市のウィチャットの公式アカウントも登録してるんで毎日読んでるんですけど。
言ってたところがだんだんねなんかおかしくなってきて、今のところやりませんとかまでだんだん。やりませんから今のところやりません。
おそらくやりませんみたいに。だんだん怪しくなってきて、突然今日の夜からやりますってなって。
いきなりボンってきたんだ。東と西に分けて東は今日の夜からやるって言ってもう大パニック。買い出しで。
西は3日後。僕西に住んでたんですけど、西の地域は3日間ぐらい買い出しの余裕があったんで。
ところがもう1ヶ月になるかなもうちょっとで。なるとは思ってないから買い出ししてきたものももうなくなってきてるんですよね。
例えば武漢の最初のウイルスの時は配達員は例外にしてたんですよ。
配達員を止めちゃうと物が届かないから。
ところが結局配達員に通じて感染したんですね当時ね。 なんで今回配達員も隔離なんですよ。
全部中国ってインターネットとはいえ最後は人間の手で運ぶから インターネットで物買っても意味ないんですよ届かないから。
食べ物も届かない。 制服支給に基本頼るだけなんですよね。
突然ジャガイモ3つ届いたとか、バラバラとわけわかんない順番で届く。いきなりお米が5キロ届いたとか。
で、こんなのジャガイモと米もらってもどうすんのみたいな。
実際、栄養失調になりかかってる人いっぱいいるんですよ。
ここから本当にメンタル疾患みたいな話ですね。
僕もあんまり見ないようにしてるんだけど、ツイッターで反中国政府みたいな中国系の人がですね、
いっぱい中国政府にとって拡散したくない動画をアップしてるんですよ。
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出回ってくるやついっぱいあるんですよね。
みんな写真撮るから。自殺の動画とかいっぱい送られてくるよ。
もうすごいんだ。途中から最近は動画再生するのやめましたけど。
やっぱり元々うつ病というか、そういう病気持ってる人はもうずっと閉じこもっちゃうと悪くなっちゃって。
中国のマンションって高層マンション多いんですよ。
もう20階建てとかもザラで。そこからビョーンって飛び降りちゃうんですよ。
それを携帯で撮ってんの。
見ちゃうんですよね。僕もね。
あと橋から身投げしちゃう人。川に。
それも見ましたね。
いっぱい見た。
だからもうすごい。コロナで死ぬっていうのは大体1日上海市7,8人なんですけど。
何倍も自殺者とか、病気で死んじゃう人。
透析患者で病院行かないといけないじゃないですか。
閉まってるから死んじゃうんですよ。
で、自分のお父さん透析患者で亡くなっちゃった人が窓で大声上げて
もうお父さん死んじゃったって騒いでる動画とかね。
もう山ほどなの。
もう本当にひどい。
そんな状況かみたいな話はね、この1ヶ月ですよね。
この1ヶ月ですよ。
急に始めております。
いや、信じられないですよ。未だに。
すいません、熱く語っちゃったけど。
いやいや。
日本なんてね、ロックダウンしなくて、いろんな賛否両論あったけど、
僕は正解だったと思いますよ。
なるほど。
いろんな人亡くなってたと思います。本当に。
この話を踏まえて、
さてという感じでいいんだろうかと。
このままいってもいいかなというふうに思いましたが、
いきますか。
はい、いきましょうか。
ちょっと今回ですね、すごいシンプルな質問をいただいておりますので、
いきたいと思います。
MA時、M&A時ということだと思いますね。
MAの時のホームDD、ホームデューデリジェンスにおいて、
ローム的観点でのポイントがあればお願いいたします。
ということは。
最近というか、この数年ですけど、
うちにも依頼が来る時あって。
あ、MAで。
MAのロームだけ見てとか。
やっぱ来てるんですね。
これは2回ぐらいに分けてもいいかもしれない内容になりそうですが、
どうなんですか。
やっぱり今、東京証券取引所しか知らないけど、
すごいロームのコンプライアンスが重視されてて、
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守ってないと上場できないんですよ。
だから全部完璧にとは言わないけど、
ほとんど守ってるような状態じゃないと上場審査が通らないですね。
向井先生のところに来るのは、
今MAって言ってもいわゆる380万社みたいな中で言われるところの、
全体実際はトップ15%ぐらいのところだけが対象のMA業界じゃないですか。
中小企業って基本的にはあんまり具体的には動いてない中ですけど、
結構大きな、15%って言われるのがところいMAのデューレリーの話で、
ローム的にみたいな相談ですか。
そうですね。マザーズ上場ですね。
やっぱりそのクラスの話が来るんですね。
マザーズ上場を目指してるっていう会社がほとんどです。
投資家からお金を集めてやってるっていう場合ですね。
それのプライアンスを見て欲しいと、どうやって解決するかを教えて欲しいということですよね。
どうなんですか?ポイント観点があればお願いできませんか?
ポイントは地道に1個1個確認していくしかないんですけど、
やっぱり労働時間と未払い残業代が引っかかりますよね。
労働時間と未払い残業代、そこがあるんですね。
労働時間の管理が労基法上あってない。
家跡は割増し、賃金ちゃんと払ってない。
名ばかり管理職がいっぱいいるとか、そういうやつですね。
それで、違法ですよっていうのは簡単なんですけど、
僕ら難しいのが、それを直して、
かつ会社の損益にも影響を与えないようにする必要があるんですよ。
そうすると従業員に不利益に変更せざるを得ない時があるんですね。
例えば、よくあるのが定額の残業代って言って、
毎月残業代が基本給に含まれるとか、手当ててもらってるみたいな。
そういう制度があって、ベンチャーだとなんとなく80時間分払ってますみたいな。
そういう会社があるんですけど、そういうのを今認められないんですよね。
だから45時間に減らすんですけど、そうすると何もしなくても80時間もらってたのが、もらえなくなっちゃうんですよ。
35時間分。そういう人から一人一人書面で同意をもらう必要があって、
サインしてくれない人もいるんですよね。
それはやっぱりちょっと大変ですよね。サインしない方と話し合って。
そういうことを地道に1個1個、あと労働時間も、例えば朝礼やってるのに労働時間に含めてないとか、
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その辺も細かいところね。
必須研修やってるのに労働時間に当ててないとか、
あとは土日に働いてるのに社員はみんな自主的に働いてるみたいに扱ってるとか、
そういうのを、文化なんですけど、その会社の、いやちょっとそれは認められないんでやめましょうとか、
割増し賃金払いましょうとか、耳に痛いことを言って払ってもらう。
扱い、もしくは土日勤務やめてもらうみたいな。
そういうやり取りを進めてますね。
結局でもMAをしたり、今回はMAということなのでMAをやっていこうとすると、
その時のデュデリは基本的に法的な方にきっちりと合わせていくことが目的ですよね。
目的ですね。
それによってそのタイミングで今みたいな社員さん辞めてったりとかっていうのが起きていく。
ないですね。特に変化はないです。
そうなんですか。
やればできるんですよ。
そっち?そっちですか。やりゃできるって感じ。そっちなんですね。
文句言いながらもやめないんですよ。
だって上場するってことは勢いのある会社だから、
いろいろ文句言ってやめないんですよ。
だし、そういう労働にちゃんと準拠して経営しましょうって言ったらやればできるんですよ。
SOとかも持ってたりしますしね。
別にやればできるんで、やる気になるかならないかの違いですね。
向井先生としては最後ちょっと締めですけども、
基本的にちょっとネガティブな意味合いになるかなと思ったんですけど、
積極的にデュデリやって適正にしていきましょうよというスタンスですかね。この感じだと。
積極的まではいかないですけど、
時代の流れでそういう会社にしか人が集まらなくなっちゃうから、
労働者として働くんであればね。
それは遅から早からやるしかないと思うんです。
なるほどですね。ということで生々しいお話をいただきました。
ありがとうございました。
本日の番組はいかがでしたか。
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