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2022-11-04 14:31

第378回 犯罪歴のある応募者の採用について

第378回 犯罪歴のある応募者の採用について

弁護士の向井蘭が、経営者の立場に立って、労働法の基礎だけでなく、ビジネスに関する法律の問題をわかりやすく解説する番組です。

番組への質問はこちら↓↓

https://ck-production.com/podcast/mukai/q/
00:03
こんにちは、遠藤嘉杉です。向井蘭の社長は労働法をこう使え。向井先生、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
さあ、ということで、今日も質問いきたいと思いますが、向井先生。
はい。
採用の質問が多いという話だったんですけど、また採用が立て続けにきてまして。
はい。
多いので、ニーズに沿っていきたいと思います。
今日も採用系の質問になります。
そうですね。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
さあ、ということで、今日もいきたいと思いますが、今日は建設業の経営者36歳の男性からご質問いただいております。
はい。
向井先生、遠藤様、いつも楽しく拝聴しております。今回は採用についての質問です。
過去に犯罪を犯した人の採用についてどう思いますでしょうか?というタイトルで来ております。
いきなり来ましたね。
いきなり来ましたね。
現在採用活動をしており、経歴を見る限り良さそうな方が応募してきたのですが、経歴に現在停職中と書かれておりました。
Googleでその人の名前を検索してみると、直近で説当の犯罪を犯していたことが判明いたしました。
それ以外の経歴はかなり良さそうだったのですが、さすがにその点が気になり、今回は採用は見送りましたが、今後の参考のため、向井先生のご意見を聞かせていただけますと幸いです。
ということでね。
そうですね。
実はネットで検索すると載ってたりするんですよね。
そんなもんですか。
そんなもんなんですよ。
意外とネットで検索すると、なんだこの人こんなことやってたんだみたいな。
はいはいはい。
ネットで検索するっていうのは、特にやるときは若い社員にやってもらうといいですよ。
要は検索リテラシーが高いということですか。
で、裏赤発見したり、Twitterとかのなんか発見できるんですよ。
裏赤ね。
要は匿名で実名確していろいろ文句とか言ってる。
そういうのがなぜか発見できたりする。
裏赤は見つける会社もありますよね。
ありますね。私お世話になってるソルナさんですね。
ソルナさんはそういうネットの履歴書サービスをやってます。
そんな中で。
ところがね、最高裁判決が出まして。
何に対してですか。
犯罪歴が検索できてしまうっていうことについてですね。
当たり前の話ではないんですね。
最高裁判決出たんです。削除を求めたんですね、Google社に。
03:08
検索すると出てきてしまう。
個人の侵害になるっていう形ですか。
もう犯罪を犯してからだいぶ経ってるのに、いまだに残ってると。
検索できないようにしてくれっていう最高裁判決が出たんだと思うんですけど。
結論忘れちゃった。忘れちゃったんですけど。
結論忘れたんですか。
それこそGoogleりながら番組を進めていきたいなと思いますけど。
最高裁は、そうですね。
結局ですね。
これなんてGoogleというんですか。
犯罪歴Google最高裁。
犯罪歴Google最高裁。非常に今生々しい収録。
ツイッター側。
ツイッターの削除を求めたら、それは…。
法律わかんない人間からすると絶対にできなそうですけどね。
削除できるっていう結論。
そうなんですか。
しかも一人の弁護士出身の裁判官が、
まず実名報道自体おかしいんじゃないかっていう、
そういう意見も出してて、
実名報道も見直されちゃうんじゃないかなっていうことになってます。
それはネットとかの話ではなくて、
いわゆるマスメディアも含めて実名報道そのものかっていう話ですか。
そうですね。
っていう意見を出していまして、
Googleについては5年前に最高裁判決が出て、
Googleは削除する必要ないと。
こういう判決が出たんですよ。
Googleについてはね。
放送界の判断としてツイッターは判断する、
Googleはしなくていいっていう話なんですね。
Googleは削除を別にしなくていいっていうことになっていて、
ただよく分からないですよ、私は。
Googleの場合は自動的にピックアップしちゃうじゃないですか。
まあまあでもツイッターも同じようなもんだけどな。
だからGoogleで根本から全部検索できないようにするっていうのはやりすぎだけど、
ツイッターに具体的に過去の犯罪歴とかが投稿されたら、
それは削除するっていうのは義務があるという判断になった。
06:01
僕もここら辺ね、仕事でやらないので詳しくないんですけども、
何が言いたいかっていうと、今はネットで検索できるけど、
これからできなくなる可能性があるんですよね、時間が経つとね。
本人が言っていけば消せるっていうことですか?
本人が言うと、これからはツイッターとかは削除依頼可能。
Googleも、僕はGoogleについても判例変更するんじゃないかなって思いますけどね。
削除できると。
なるほど。
変わってきますからね、最高裁のケースも。
へえ、そうなんですね。
というような背景が社会的にはあるという中において、
今回この方ね、犯罪歴がある方を採用するということについて、
どう思いますか?ということかなと思うんですが。
もちろんね、好ましい。
岡井先生に質問するのも何とも言える質問ですね。
好ましい犯罪歴がある人を雇いたいって人は少ないですよね。
だから、雇いたくないってのはわかるんだけど、
法的にはですね、別に犯罪歴があったから解雇できるってわけではないんですよね。
はいはいはい。
あとあと出てきて解雇理由にはならないんですね。
ならない。殺人の善かがあってもならない。
それは相手方が隠してたとしてもですか?
だって善かって聞いちゃいけないから。
そもそも善かって最上位に属するプライバシーなんですよ。
仕事に関係ないから聞くこと自体が違法ですね、おそらく。
宗教云々を聞くとか。
そうそう。思想、信条、宗教と並ぶぐらい犯罪歴っていうのはプライバシー性高いんですよ。
ってなると終了しはないってことですよね。
なし、ない。聞けない。
聞けない。聞くこと自体がプライバシーの侵害になる可能性高い。
あとも社員にそこを聞くこともそういう意味で言うと同じ扱いですよね。
プライバシー侵害。だから聞けないってことですよね。
はい。聞けないと。
終了しなし。当然じゃあ解雇理由にもならない。
ならないと。
っていうことになりますね。
じゃあ問題がある社員雇ったらどうするんだって言うんだけど、
もう雇ってるから。問題がある社員を。他にも。
そういうお客さんよくいるんだけど、問題がいる社員他にももう雇っちゃってるんだよ。対してチェックもせずに。
なんか突然殺人犯とかも雇わないといけないんですか?とかって質問してくるんだけど。
09:02
いやいやそういう極端な話じゃなくても、
あなたの会社はもう雇っちゃってるじゃないですかって問題社員たくさんって言いたくなります。
なるほど。
要は対してチェックもしてないんですよ。そういう会社に。
で、やってないからもう既に雇っちゃってるわけで。いろんな問題社員を。
殺人だけやたら反応したり善化とか反応してるけど、そこじゃないでしょって言いたくなる。
何が問題とするかといったときに。法的に殺人とかだから問題ってなるけど。
そうじゃなくて。
0.0何パーセントの確率を心配するより、目の前の採用活動で何もチェックしてないことのほうが恐ろしいよって意味ですよ。
なるほどね。
だって確率低いじゃないですか。
ただおっしゃる通りこのご質問の方のように、現場系の仕事ね。
建設用とね、ありますからね。
現場系の仕事。これはいろんな人入ってきますよね。
だからこそ適正検査は最低限、選べないとは思うけどやってほしいんだよね。
で、よく過去の経歴が素晴らしいとかね、運動部体育会系で素晴らしい。
フィジカルリーダーシップ性ありそうだぞと。
それはね、やっぱね、プラスとマイナスがあるんですよ。
それだけエネルギーが高いってことは、悪いことするエネルギーも高い可能性ある。
悪い方に行った時に大変な問題を起こす可能性もある。
エネルギーが高い人はもちろんプラスに働くといいんだけど、マイナスに働くとそのマイナスの負傷も大きいんですよね。
良くも悪くも。
だから、体育会系だ、うちにこんな人来てくれた、ちょっと待てと。
なんでそんな人が来るんだろうと。
おかしくねえかと。
うちにわざわざこの経歴で、この体育会系の有名な運動部に所属していて、
一時期大企業就職して3年で辞めてると。
その後てんてんとしてると。
おかしくないかと思うと、だいたい悪い予感は当たってるんですよね。
経歴がいい人って要注意なんですよ。逆に。
エネルギーの高さが違う方向に行ってる可能性があるかもしれない。
行ってる可能性あるし、経歴が高いのに、なぜ大企業でなじめなかったか。
それはやっぱり理由があるんですよ。
だから、まあ難しいねえど、できればねえって規定検査とかやってほしい。
わかんないって言うかもしれないけど、わかる。何にもやってないからね。
なんか一度、最近ですよ。他にも質問いただいているものの採用経度がやたら多い。
12:03
そして、この経営者は労働法を好使いという番組において、
こんだけ採用関係が来るというのは、なんか不思議な流れな気もしますので。
一度どこかで適正検査のスペシャリストみたいな方、ゲストとか呼んで、
お話していただいたりしてみたいですね。
あのですね、ダイヤモンド社のDPIを私使っているので、
ダイヤモンドさんにいいかもしれないですね。
まあ内輪の打ち合わせみたいになっちゃってるけど、今。
ダイヤモンドさんにお願いしてきていただくと、面白い裏話いっぱい言ってくれる。
それいいじゃないですか。ぜひ聞きたい方もいらっしゃいましたらお伝えいただいて。
言っちゃいけないかもしれないけど。
ダイヤモンドの担当者曰く、これは結婚する前に使いたかったと。
それは言ってOKにしましょうかね。
これはね、結婚する前に使いたかったと。
何に使うかちょっとよくわかんないんですけど。
結婚する前に私はもうこの仕事をして、これを知りたかったです。
かっこ笑いというようなぐらい。
かっこ笑いってやつですね。
ちなみに最後ですけど、ダイヤモンドさんは何の商品を使っているんですか。
DPIです私は。
DPIですね。
DPI、長年愛用してます。
じゃあちょっとそのあたり一度声かけてみて、いけそうだったら企画も立てたいなと思いますので。
番組中に立ちましたが、ちょっと検討していきましょう。
ということで採用の話、結構続いたりもしてますが他にもいっぱいありますし、
ぜひぜひ関係ない分野も全く問題ありませんので、
質問お寄せいただけたら嬉しく思っております。
ということで向井先生終わりましょう。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
本日の番組はいかがでしたか。
番組では向井蘭への質問を受け付けております。
ウェブ検索で向井ロームネットと入力し、
検索結果に出てくるオフィシャルウェブサイトにアクセス。
その中のホットキャストのバナーから質問フォームにご入力ください。
たくさんのご応募お待ちしております。
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