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こんにちは、遠藤克樹です。向井蘭の社長は労働法をこう使え、向井先生よろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いします。
さあ、ということで、今週も行きたいと思いますが、
今日は向井先生からちょっと持ち込みをしたいなと思っておりまして。
そうですね、はい。
マクドナルド任務シフト数を大幅増、4種類から200種類に、
こういう7月12日の毎日新聞の記事がありました。
マクドナルドの変形労働時間制の話ですか。
以前敗訴したっていう話で、386回やりましたね。
これがですね、名古屋高裁でも異議されまして、マクドナルド負けちゃったんです。
改めてどんな内容で負けたんですか。
改めるとですね、元々はこの元社員の人が退職強要されて、
自分は強要されて退職届に反抗しちゃったと。
これは実は解雇なんだって言って争ったんですけど、
その時に追加して、マクドナルドって実は変形労働時間制のシフト数を
就業規則に全部書いてないんですよ。
だから僕は残業代を少しもらえるんですよっていう、
そういう付け足しの身払い賃金請求をやってたんですね。
付け足しと言っていいと思いますけど。
実はそっちのほうが独り歩きして、
マクドナルドは取材によると、直営だけで1000店舗ぐらいあるのかな。
そこのシフトを全部就業規則に書くって不可能。
4パターンしか書いてなかったんですよね。
大分類にしてね。
大分類で。
それで足りるって言ってマクドナルドが争ったんですけど、
まあ負けましてね。
それで、これはもうどうしようもないということになって、
最高裁で争うのはやめて、
結局ですね。
シフト数を4種類しか書いてなかったんですけど、直営店は。
それを200に増やしたんですね。
ちょっと待ってください。
就業規則に200種類のシフトを書くんですか?
はい。
200だと何ページなんですかね。
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表とかにしてるんでしょうけど、
10ページ、20ページぐらいかな。
200種類のシフトの種類ってどういうことなんですかね。
これあれか、同じような。
飲食はしっかり。
あとは何?
自動車、タクシーとか系とか。
そう、タクシーは申告ですよ。
タクシーは16時間勤務とかあるから、
これでシフトを書いてないから、
定額残業、ごめんなさい、平経労働時間制無効だって言われると、
8時間残業代発生するんですよね、16時間勤務で。
16時間労働でね。
そうすると、今払ってる給料以外に残業代を払う人なんですよ。
めちゃくちゃなすごい金額になるんですね。
本当ですね。
それは悪用と言ってもいいんじゃないかと僕は思うんですが、
そうされると、タクシー会社は場合によっては倒産しかねない。
いやーですね。
こういうような波及効果があるかもしれない話なんですね。
そうですね。
ということで、ここまでの相談はまだないんですけど、
これからやっぱりシフトを全部書かないといけないということが、
相談が来るかなという気がしますね。
そうすると、解消になるかもしれない相当数の社員の方々はどうなるんですか?
特に遡っての見払いの支払い請求みたいなのがあり得るんですね。
さすがですね。
普通払うじゃないですか。
でもすごいお金になるんですよ。
おそらく1人何十万ぐらいで住めばいいほうで、
人によっては100万ぐらいになるんですね。
対象者が2000人ぐらいいるらしいんで、直営だけで。
仮にですけど、50万だとしても10億円。
10億円。
10億円払わないって。
マクドナルドのコメントは、過去に遡って全員の見払い分を再計算することは考えてないと。
一応言ってるんですね。
まあ勘弁してよってことなんでしょうね。
前回はちょうど名古屋自動車学校事件で、
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向井先生としては片透かしということをおっしゃってましたが、
こちらのほうが結構インパクトのでかい結論になってますね。
でかいですね。
マクドナルドはさすがだなと思いましたね。
割り切って200パターンも買っちゃって。
という感じですね。
最高裁もやらず。
そうですね。
これは今後どのように受け止める必要が出てくるんですかね。
ここまで、たとえばYahooコメントの数を見ても、
この記事の11個しかないんですよ。
Yahooコメントで11個ってのは、とてもとても少ない。
全然注目されてないんですね。
たとえばマイナンバーカードとかだと、あっという間に1,000、2,000超えちゃうんですね。
Yahooコメントって。
たとえば事故とかですね。事件とかですね。
そういうものも簡単に1,000超えるんですけど、
11件っていうのは、これは少ないですね。
やっぱり間に合ってすぎてわからないんですよね。
そんなに広がらないけど、私はあり得ると思うのは、
いわゆる大規模全国展開事務所、名前はないですけど、
そういうところがタクシー業界とか変形労働時間制採用してるところに、
お宅の変形労働時間制はおかしいですよってビラを巻いたり、
チラシを巻いたりするんじゃないかなって思いますね。
たとえば私が聞いたのでびっくりしたのは、
ある港の島ってあるじゃないですか。
なんとか不当ってありますよね。横浜とかありますよね。
そこにトラックとかにずみで止まってるんですね。
私がお客さんから聞いてびっくりしたのは、
今その不当に止まってるトラックにビラ配ってて、
法律事務所のもんですって言って、見払い残業代請求できますよって
バーって配ってるらしいんです。
マジですか。
マジマジ。
営業活動的な。
それは噂は聞いたことあって、
僕が聞いたのはあとはね、ハローワーク。
ハローワークで配ってるって聞いた。
あとはパーキングエリア、サービスエリア、高速の。
なるほど。
タクシーの運転手さんって、
トイレ休憩行くじゃないですか。
あと仮眠取ったりするじゃないですか。
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東京ってね、決まってるんですよ。
仮眠取ったりする場所が。
大体あの神宮の。
よく知ってますね。
うわー寝てますもんね。
あそこにティッシュ付きでポツポツポツと配ったら、
1人だって請求できたら3年分で500万ぐらいいっちゃうから、
もうすごいですよね。
まあそういうことね、考える人ってやるかわかんないけど。
いやー、営業マンの志向としてはやりそうですよ。
そんな実態があるんですね。
適法だもんね。違法じゃないし。
そうですよね、確かに。
ということなんです。
そうするとこれ、じゃあもう一つあるのはあれですかね。
その労働者側の方がうちの会社これ、変形労働時間見なされねえんじゃねえかみたいなことで、
逆にちょっとこういうのを勉強して。
勉強して言ってきたらもう真っ青ですね、経営者がね、タクシー会社とかね。
あと飲食店ね。
飲食店で人がいなくてシフトとかもうぐちゃぐちゃになっちゃってる場合はもうアウトですよね。
なるほど。
まあ大変ですよ。
これは事件名なんて言うんですか。
マクドナルド事件ですね。
もうそのままですね。
マクドナルド事件、なんだか最近労働問題に関する事件の回数が、
やっぱり年を追うごとに増えてってるんだというのが。
そうです。
大勢を感じますよね。
はい。
まあということでっていう感じですかね。
はい。
ちょっと他にもね、いろいろと事件扱わなきゃいけないものもありますんでね。
ちょっとその辺りも随時出していくので楽しみにしていただきたいと思いますが。
はい。
一旦今日のところマクドナルド事件ということで変形労働時間制の話をしてきました。
終わりたいと思います。
向井先生ありがとうございました。
ありがとうございました。
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