チョウ・ユンファの映画『誰かがあなたを愛してる』
LISTEN to movies. LISTEN to the voice of movies.
LISTEN to movies. 7個目のエピソードです。
この番組は、私が人生60年の間に見た映画、思い出の映画について、一つずつ紹介していく番組です。
7つ目はですね、チョウ・ユンファ。チョウ・ユンファですね。
男たちの挽歌で有名になったチョウ・ユンファですが、私は男たちの挽歌は好きではありません。
チョウ・ユンファ自体は、それこそグリーンデスティニーとか、あるいはアンナと王様とかね、
結構最近の、最近って言っても、アンナと王様は1999年ですか。
グリーンデスティニーは2000年なので、結構最近じゃないですね。だいぶ前の映画ですけど、
そういった映画でむしろ知って、男たちの挽歌が上映された頃は、ちょっとこういうのは苦手だなと思って見なかったんですよね。
今日紹介する、このチョウ・ユンファの誰かがあなたを愛している。
それからちょっと関連して、僕たちは天使じゃない。この2つの話をしたいんですが、
これ実はね、男たちの挽歌が1986年。この誰かがあなたを愛しているは1987年。
愛と復讐の挽歌とか、男たちの挽歌の続編がいろいろ作られている中で、この僕たちは天使じゃないという。
これ1988年なんですね。他にも結構評価されている作品で、過ぎゆく時の中でとかね、
友は風の彼方にとか、あるんですけど、私が好きなのは、この2本。
誰かがあなたを愛している。それから、僕たちは天使じゃない。この2本はおすすめだと思います。
チョウ・ユンファってこういう人なんだっていうか、そこでキャラクターをあらしているかどうかわからないけども、
むしろチョウ・ユンファのお茶目なところというか、人間味のあるところというか、
かなりこう、なんだろうな、少しコミカルな映画なんですね。少しというかかなりコミカルな映画です。
チョウ・ユンファの中ではもう本当にコミカルな映画だと思いますが、このコミカルな映画の方が好きですね。
私はね、チョウ・ユンファの本当に味わいが、人間味というかいい感じが出てますね。
で、紹介する、こっちが先ですね。
誰かがあなたを愛している。これがね、作られたのは1987年。
日本で公開されたのは1989年なんですよね。
私が見たのは結構最近といってもここ数年以内のことなんですが、
チョウ・ユンファは結構こう、なんだろうな、ちょっと荒くれっぽい、ヤクザな役なんですよね。
ニューヨークのチャイニーズレストランで働いて、本当に細々と暮らしている。
そこにある香港女性、演劇の勉強をしに来た香港女性が、そこに下宿する形になるのかな。
そんな中での一種恋物語なんですけれども、
チョウ・ユンファの映画『僕たちは天使じゃない』
これがなかなか味わい深かったですね。
良かったですね。チェリー・チャンですね。
これがその女性、香港女性の役でした。
結構こういう恋物語は好きですね。
ということで、これも映画コムのリンク貼っておくので、結構評価高いですね。
これ見てる人は見てるんですね。評価は高いけど、そんなたくさんの人がチェックしてるわけじゃないですね。
とても良い、ニューヨークの下町チャイニーズでの恋物語ですね。
もう一つ、ちょっと似たようなテイストなんですけれども、
三人兄弟の長男だったかな、チョウ・ユンファがね。
これ1988年に香港で作られて、劇場公開、日本での公開は1992年、だいぶ遅れてますけれども、
三人兄弟の長男役でチョウ・ユンファが出てくる。
あ、長男じゃないのかな。真ん中かな。
あ、真ん中ですね。ちょうど真ん中です。私も三人兄弟の真ん中なので。
そこでやっぱりこう、恋物語なんですね。
三人兄弟のこう、ちょっとコミカルな演技も笑える。
僕たちは天使じゃない。
これ日本のドラマでね、柴田恭兵とか松田優作とかで出た、
俺たちは天使だというのを、どこまで意識してるのか分かりませんけれども、
あ、水谷豊も出てたっけ、俺たちは天使だね。ちょっと忘れちゃいましたけど。
その辺をどこまで意識してるのか分かりませんけど、非常にコミカルな。
とてもほのぼのした映画でしたね。
これも恋物語ですね。とても良かったです。
これは映画コムのリンク貼っておきますが、
ほとんど誰もレビュー書いてないし、誰も評価していない映画ですが、
まあこれはこの誰かがあなたを愛しているとセットで、
一緒にこの僕たちは天使じゃないも、見てみられるといいんじゃないかな。
ちょうどチョウ・ユンファのキャラクターというか、テイストがちょっと似てる感じがしますね。
こんな味わいの映画はやっぱり私は好きですね。
あんまりこう、なんだろう、のんびり流れていくというと変だけど、
ストーリー展開が面白いというよりも、
人間のいろんな気持ちの動きというあたりが、
切なさというか、こういうのあったよねっていうか、
なんか妙に共感してしまった映画ですね。
一応2本紹介したいんですが、タイトルの方は誰かがあなたを愛しているの方にしておこうかなと思います。
チョウ・ユンファはこんな映画にも出てたよという、そんな話ですね。
映画の内容についてはリンク先をぜひ見ていただいて、と思っています。
ということで、誰かがあなたを愛している。チョウ・ユンファ、
それから僕たちは天使じゃない。チョウ・ユンファ、紹介させていただきました。
ではまた。
