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じゃあ今日は、病院食は不味いものなのか、ということで話してみます。
美味しい、不味いって、最終的には主観ですよね。
なので、自分自身、食べる人の問題ももちろんあると思います。
あとは、病院食不味いっていう話になるのは、一つは味が薄いから不味いんじゃないかっていう話になるのと、
あとは、あそこの病院食不味いよねっていう噂が立つのは、医療者はよく患者さんから聞くので、よく聞きます。
一つずつ答えていくと、
まず、あそこの病院不味いよねっていう噂が立つ病院は、みんな口を揃えています。本当に。
なので、多分本当に不味いんだと思います。
ちょっと聞いた話だと、そこの不味いって噂されている病院のことは知らないんですよ。
病院食って一般的には、味付けの仕方がちょっと普通と違って、後で味付けするらしいんです。
っていうのが、いろいろと塩分の制限だったりとか、いろいろあるので、
なので、患者さんごとに食事の内容が結構細かく違ったりするんですよ。
それは大きい病院であれば大きい病院ほどそういう風になっていて、
だから、とりあえずみんなメニューを作って、ほぼ作り終わってから味付けをするらしいんです。
一般的には。
ちょっとごめんなさい、聞いた話なので、らしいんですとしか言えないんですけど。
なんですけど、ご飯って普通作るときって下味付けたりとかするじゃないですか。
なので、料理の仕方自体に問題があることもあるらしいです。
問題があるというか、ちょっと病院で食事の指導を守らないといけないからそうなっちゃう部分はどうやらあるらしいです。
あとは、やっぱりそもそも病院食って、いわゆる健康にいいものを出すのが基本なので、
どうしても味がしっかりついているとか、油物コテコテのやつとかは当然出てくるわけがないじゃないですか。
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二郎系のやつとかね。
なので、病院としてはもちろん当たり前に健康にいいものってなるとやっぱり制限はかかってくるところもあるし、
プラスでたくさんの患者さんのいろいろなパターンで準備しようと思ったらちょっとそういう味付けが後でするからその分染みてないみたいなところはあったりするようです。
でも、病院によっては全然違うんですよ。
なので、結局は作る人だと思います。
作る人が美味しくなるようにメニューを考えて作ってるかに落ち着くんじゃないかなと思うので、
本当に美味しくないって噂が立ってる病院に関しては何とかしてほしいなって業者からは思います。
とりあえずだから病院の問題はそこ。
あとは食べる側の問題もあるじゃないですか。
もともと味がめちゃめちゃ濃いの好きな人とかは当然やっぱり病院食って相対的に薄く感じちゃうと思うので、
相対的に薄いので普段味しっかりつけてる人とか、
あとは醤油毎回絶対食卓に置いてあって必ずかける人とかいるらしいんですけど、
そういう人とかは、それは申し訳ないけどあなたの味覚に問題があると思います。
食べる側の問題ももちろんあると思います。
病院食工夫してるところだとやっぱりしっかり出汁とってたりとか、
あとは塩分控えるためにどうするかっていうと、
例えばお酢を使うとか、その他の調味料をいろいろと使うのがやっぱりコツになってくるんですよね、
そういう減塩とか。
なので、そういう香辛料系をうまく使ってるかどうか、
っていうところでも変わってくるし、
あとは減塩しようと思ったらやっぱり香辛料頑張って使うのが必要です、おすすめです。
ちょっとそこから発展して、病院食そうやって制限食作られて、
いわゆる美味しくないご飯と言われがちなもの、
でも私の病院美味しいんですけどね。
だからやっぱり病院によると思いますよ。
いわゆる美味しくないと言われるようなものを食べて、
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何のためにそういうのをするかって言ったら、
入院中に体調を良くしてもらうために食べるんですよね。
今言いながらちょっと笑っちゃいましたけど、
入院中に体調を良くしてもらうためにまずいご飯出してはダメですよね。
体調を良くするためにやっぱり美味しくて栄養バランスが取れててっていう必要があるかなと思うんですけど、
あとは入院中だけじゃダメで、やっぱり帰ってからもそういう食事を続けていかないといけないじゃないですか。
なのでね、再現性がある食事にする必要があると思ってます。
例えば入院中、ちょっと塩分の話ばっかりで申し訳ないですけど、
入院中に高血圧だからって言って、原塩食、塩分が少ない食事にしてたとして、
お薬の調整するじゃないですか。
血圧のお薬をね。
入院中の血圧を見て、体調が良くなって、
入院中の血圧を見て出すけど、
家帰ったら大体皆さんボンって上がるんですよ。
なんでボンって上がるかって言ったら、もちろん家での食事が塩分が多いからということになると思ってますけど、
だから病院でいくら頑張って調整したところで、普段の生活とだいぶずれちゃってるので、
本当は家でできる食事でお薬を調整しないといけないから、
あんまり病院食頑張って原塩にする意味あるかなって僕は思うんですよね。
例えば、今日は原塩食食べてみましょうみたいな試食会的な意味だったら別にやったらいいと思うんですけど、
入院中、体調悪い中、ご飯だけが楽しみで、
なのにそこに原塩食を出す意味ってどんだけあるのかなって僕は思います。
僕、消化器内科医なんですけど、消化器内科の先生はですね、
ちょっと悪口っぽく聞こえると思いますけど、あんまり頭使わないんですよ。
みんな内視鏡を使って手を動かして仕事する人たちの集団なので、
そこの人たちはですね、やっぱり雰囲気としては別に原塩そんなしなくていいんじゃないかなみたいな、
食べれる美味しいの食べようよみたいな、
なんならご飯まずいって言われたらご飯出さないで自分でコンビニで買ってもらって食べようみたいな、
そういう感じなので、私が今まで育ってきた周りの先生たちも食事は大切にしてるというか、
あんまり病院に入院してやる意味あるんかなみたいな感じはよく会話で出ますね。
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なので、とりあえず病院側にはちょっと原塩食継続するのは見直した方がいいんじゃないかっていうところ、
あとは患者さん側でまずいまずいっていう人はいくつか病院回ってご飯食べれるといいですね。
病院回るってことはかなり病気が大変なのでいい話じゃないんですけど、
本当にまずいかどうかはちょっと分からないです。
そこの病院がどうなのか、しかも中の人答えてくれないので、
外からじゃないとそういう噂って聞こえないので、
ちょっと客観的に見てもらえたらと思います。
ということでありがとうございました。