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はい、それじゃあやってきます。今日は、チェンソーマンと医者の仕事が似てるなと思ったので、話そうと思います。
えっと、思いっきりネタバレを含みますので、読みたい方は聞かない方がいいですので、今日やめといてください。
えっと、あとは、チェンソーマンめっちゃうつ漫画だったので、中途半端な気持ちで読まない方がいいと思います。
あまり人におすすめはしません。面白かったけどね。面白かったけどおすすめしないので、話してもいいかなと思って話します。
えっと、それで、チェンソーマンの話、簡単に話すと、デンジ君という男の子がいて、その子がチェンソーマンという悪魔と契約するんですね。
でもデンジ君って今まで貧しく不自由な生活を送ってきたから、ちょっと人と同じ生活がしたいみたいなことで、人並みに扱ってくれるマキマさんっていう人のところに買われることになります。
まさに買う状態ですね。
マキマさんというのが警察みたいな公安というところに所属していて、そこの公安というのは悪魔を退治する部署なので、悪魔を退治するためにマキマさんの言うことを聞いて働きなさいという感じなんですけど、
ただでもそのマキマさんが実はめちゃめちゃ悪者というか、独裁的な考えを持っている人で、世界を良くするために今いる人たちを殺したいみたいな、そんな感じ。
エヴァンゲリオンとすごい似てるなと思って、エヴァンゲリオンの話、ちょっとこれごめんなさいね、わかる人しかわかんないだろうけど、
エヴァンゲリオンはシンジ君っていう、ごめんなさい、ついてこれなかったら諦めてください、今日は。
シンジ君っていう男の子がエヴァンゲリオンというロボットのパイロットになって、外からやってくる使徒というのと戦うんですけど、
表向きはそうなんですけど、本当はお父さんのイカリゲンドウっていう奴が、世界から悲しみをなくすために今いる人類を全部合体させたい。
合体させたいって結局は今いる人たちを殺してちょっと違うものに変えたいっていうので、そういうちょっとやばい計画を持ってて、
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それを最終的にはシンジ君は自分はそんなんじゃ嫌だって言ってお父さんと戦うんですけど、
チェンソーマンも結局マキマさんという人は世界から悲しみをなくすために今いる人たちを殺すことで世界が良くできるから、
そういう人たちを全部排除するためにデンジ君っていう子を買うんですけど、
デンジ君はやっぱり周りの一緒にいる仲間たちのことがすごい好きで、それでマキマさんと戦うんですね。
途中でマキマさんっていうのが支配の悪魔っていうのを持ってて、その支配の悪魔っていうのが結局は言うことを聞かせる能力を持ってて、
それでいろんな人たちが、仲の人たちもみんなマキマさんに言うことを聞かせられてしまって、
しかもデンジ君も言うことを聞かせられてしまって、すごい闇、鬱な方向に話が進んでいくんです。
やっと医学、医者の話に戻りますけど、医者の世界もですね、大学病院とかですね、大学病院だけかな、大きい病院でもそうだな、市中病院はそうじゃないかもしれない。
大学病院の話になるかもしれないですけど、結構言われた通りにしないといけなくなるんですよ。
自分で働いて方針決めるっていうよりかは、やれって言われたことをはいかわんでやるっていう、基本的に反対は許されない。
もうそこの言う方針に従うしかないっていうところがあって。
なんていうかすごいですね、強制力が強い感じがするんですよね、私からすると。
本来医学ってみんなの医療っていう名前でやってますけど、みんなのために、だからまず患者さんのためにっていうのは絶対だと思うし、
そこで働いてる人たちとか、あるいはその患者さんに関わる家族とか、みんなが納得して進むのが医療だと私は思うので、そういう名前でやってるんですけど。
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大学病院の場合は、結構カンファレンスって言って、みんなで患者さんのことについて話し合いをして、それで決まった方向でやろうと。
だからこういうふうにやる方法もありますよって患者さんに提案するんじゃなくて、もうあなたはこうこうこうでこうだと思うからこうします、みたいな感じになるんですよ。
カンファレンスで決まった内容をただただ黙々とやるっていうのが大学病院の医者の仕事で。
なので、もちろん教授とかが強いので、基本的にはそういう人たちの方針に従わざるを得なくて、一方で医療って簡単に正解が見つかる世界じゃないので、
やっぱりですね、やっていきながらどっちが正解か分からないときとかあるんですよ。診断がつかないときとかね。
っていうときにどういう選択をしていくのか、攻めの治療をするのか、あるいは例えば経過観察とか、ちょっと守りの治療をするのかみたいな迷う場面って結構あるんですけど、そこに関して患者さんの意図が入る余地が全くないんですよね。
言うこと聞けないならもう来なくていいですみたいなぐらいになっちゃうところがあって、チェンソーマン読んでてなんかすごい嫌だなって思ったのを感じたときに牧馬さんがみんなを支配して世界を壊していくんですけど、
そういうのを見たときになんかこう見たことあるなと思って、この気持ち悪い感覚なんだって思ったときに気づいたのが大学病院での働き方だったんですよ。
もう決まってるのに合わせなさいみたいな、牧馬さんも返事はワンかハイで答えなさいって言うんですけど、なんかそんな感じなんですよね。
それで別に方針が全くそこの方針と一致する人はいいと思うんですけど、気持ち悪さは感じないと思うんですけど、自分の場合はそもそもまず患者さんとちゃんと話して決めたいし、
っていうかなんだろうな、こっちで方針決めた上で診察に臨むっていうのがまずすごい嫌なんですよね。
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そうじゃないと思うので、なのですごいそこの働き方が嫌だったなと思って、大学病院って結構カンファレンスいっぱいやるので、なのでそういうふうに基本になってると思います。
一方でいわゆる市中病院っていうか、役割が違うのでカンファレンスあんまりやってないけど患者さんいっぱいいってる病院っていうのはそういう感じじゃないんじゃないか、それじゃ回んないと思うのでそうじゃないんじゃないかなと思うんですけど、
大学病院はそういうところがあるなと思うので、なので普通の病院と大学病院の違いが結局チェンソーマンと似てたよっていう話になります。
どうもありがとうございました。