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それではやっていくわよ。
月並今日子の時には昔の話を。私、月並今日子と申します。
ジャズアーティストを13年間やっております。
13年間やっているから、歌の方はどうってことないの。
どうってことないんだけれども、おしゃべりが苦手。
というわけで、毎週こうやってお話の機会を設けております。
というわけで、本日は嘘についてのお話。
知人や友人からさ、嘘つきなんて言われると傷ついちゃうよね。
傷ついちゃう。嘘つきと呼ばれて言われて、気分が良くなる人なんていませんよね。
誰もが言われたくない言葉、それこそが嘘つき。
でもさ、嘘つきもさ、使い方次第で良い結果をもたらしてくれることもあるのよ。
嘘は過去の出来事についていっちゃうと、悪い嘘になっちゃうの。
過去についての出来事についての嘘。
過去についての出来事についてって変な日本語よね。
過去の出来事に対しての嘘っていうのはさ、過去の否定になっちゃうの。
過去の否定になっちゃうから、悪い嘘になっちゃうって話。
でもさ、これ視点をずらしてさ、未来に対して嘘をつく場合はどうかしら。
過去に対しての嘘は、過去の事実を否定すること。
じゃあ未来に対しての嘘はと言いますと、
これ言葉を変えるとさ、見栄を張る。見栄を張るということになりそうになっちゃう。
そんな感じがしないかしら。
過去に対しての嘘は事実の否定。
未来に対してのしての嘘よね。
未来に対しての嘘。
ちょっとさ、今運転中なんだけれども、
窓ガラスにさ、虫がぴょんぴょん飛んでるの。
だからもう気になっちゃう。気になっちゃう。
今日来んよ。今日この頃、今日来んよ。
というわけでさ、話を戻すんだけどさ、
過去に対しての嘘は事実の否定。
未来に対しての嘘は見栄を張るということに似ている。
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そんな風に思うってわけ。
嘘をつく。未来に対して嘘をつくっていうのは、
言い換えるとさ、宣言するっていうことと似ていると思わない?
嘘をつく。すなわち、宣言することによって、
帯路を立つの。帯路を立って、
全力で未来の出来事に対して取り組むことができるって話。
嘘をつくなら、過去ではなく未来に対してつこうっていう話よね。
それからこんな言葉あるの。
電気グルーブのさ、石野卓球君という人の言葉でこんな言葉、こんな言葉があるの。
自分に対して嘘をつくくらいなら他人に嘘をつけ。
自分に嘘をつくくらいなら他人に嘘をつけ。
これ一見すると悪い印象が感じられるんだけれどもさ、
この嘘っていう言葉を信念という言葉に置き換えてみた場合はどうでしょう。
自分の信念を曲げるくらいなら他人の信念を曲げろ。
どう、いい言葉になるとは思わない。
そんな感じでさ、嘘も使い方次第でいい結果をもたらしてくれる。
過去に対しての嘘は事実の否定。
未来に対しての嘘っていうのはさ、
さっきも言ったわよね。
未来の嘘っていうのは帯路を断つということにつながって
さらにさらに自分の信念を曲げるくらいなら他人の信念を曲げちゃおう。
そういうお話でした。
本日もお聞きいただきありがとう。また聞いてちょうだいね。
