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俺はネジ。かっこいいネジなんだぜ。
俺には仕事がある。
俺の仕事は、締めること、そして緩めること。
締める、締めるっていう表現はちょっぴりよくねえな。
なんだか優しさ、真心が足りねえ。
なんて言わせねえ。
そう、俺の仕事を改めようじゃねえか。
俺の仕事は、物と物を密着させること。
そのサポーター、繋ぎ目役となるのが俺なんだぜ。
俺はまさに君とあいつの恋のキーピット。
そんな存在、そんな存在こそがネジなんだぜ。
俺の仕事は、俺とお前とあいつとあなたを繋ぎ合わせる。
そんな恋のキーピット、そんなお仕事こそがそう、この俺、ネジの仕事。
そういえばネジっていうのはさ、山があるよね。
ネジのあのクロスになった、あの谷のことを山という。
谷なんだけれども山というはそんな矛盾も持っている。
俺の表面のクロスだよね、十字架だよね。
その十字架を谷とは言わずに山という。
山といえば上へ、上へと上がっていく。
上がっていくといえば階段でありまして、階段といえば螺旋階段。
そう、俺の体には螺旋状に波打ってあるって話。
この螺旋状の波こそがしっかりと締め付けたり、緩めたりするっていう、
それっていえばサポート、そんな役割となっているんだが、
もう一つは螺旋、上へ、上へと上がっていく。
どういうことか察しのいい君はもうわかってんじゃねえか?
この螺旋階段のように上へ、上へと上がっていけ。
最終的には焦点できる。
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そんなことこそが俺、ネジって話。
ネジを締め付けたり、緩めたりできるんだがしかし、
やっぱり俺とあなたと彼と彼女の密着サポーター。
そんな仕事を大勢使ってるのがこの俺、ネジの仕事。
お聞きいただけ?ありがとうよ。また聞いてくれよな。