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俺は、ふた。かっこいいふたなんだぜ。
俺には、仕事がある。
俺の仕事は、閉じること。
いろんなものを、閉じ込める。
それこそが、俺の仕事なんだぜ。
俺が、閉じ込める存在、それを説明させていただこう。
俺が、閉じ込めるのは、うまみ。
うまみを、閉じ込める。
それから、熱を、閉じ込める。
そう、お料理の際だよね。
お料理の際には、俺は大活躍できるって、わーか。
俺は、ふたなんだが。
相棒がいたり、別のふたがいたりする。
例えば、鍋豚。
鍋豚こそが、先ほど言った、お料理の際に、大活躍したるって話。
鍋豚。
そう、うまみを閉じ込めて、熱を閉じ込める。
そして、そのふたを開放した瞬間、煙が上に、上にと焦点さる。
煙を焦点させて、うまみをブレンドして、熱で閉じ込めたり、開放したる。
俺、鍋豚を大活躍できるステージがあった。
そのステージ、オンステージこそが、お料理の舞台って話。
でもさ、鍋豚、鍋豚って言うとさ、鍋豚?
なーに?
俺は豚じゃねーや。
ブヒブヒブヒブヒ言うてな。
ブヒブヒブヒブヒ言うな。
あの、ロマコ様な。
ステージに立ってから、俺のステージは全く違う。
俺のステージは、料理。
お料理の舞台だ。
オンステージだ。
踊りから。
そんな存在こそが、蓋なんだぜ、鍋豚なんだぜ。
俺の仕事は、閉じたり、開放したり、閉じ込めたり、オープンにしたり。
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そんな、開放、開放するためのお膳立た。
それこそが、俺の仕事って反応者。
お聞きいただけ、ありがとうよ。
俺の仕事は、閉じたり、開放したり、旨味、ネタ。
この二つをもって、本日もやっていこうと思う。
お会いできること、楽しみにしたる楽し。
お聞きいただけ、ありがとうよ。
また、来てくれよな。