00:01
声を武器にするラジオ
どうも、ボイストレーナーみかです。
この配信は、声の診断や分析をする声マニア
ボイストレーナー歴19年の私が、あなたの声と発信に役立つ情報をお届けしていく番組です。
今日は、質問回答も兼ねて、喉を痛めない声の出し方についてお話ししてまいります。
カラオケで歌を歌う時にも使えますし、しゃべる時にも使えます。
何かプレゼンをするんだとか、会議で発表しないといけないんだという時にも使える技ですので、ぜひ聞いていってください。
最初にお知らせです。
声を出す前にやっておくと良いウォーミングアップだったり、
ノイズが乗りにくくする方法をぎゅっと凝縮した動画講座があります。
10月中に使える割引クーポンを概要欄のほうに載せていますので、ぜひチェックしてみてください。
ゆうでみという動画講座のプラットフォームで使えるクーポンになっています。
タイトルは音声配信者向けと書いていますけれど、
音声配信に限らず、それこそさっき言った会議の時にしゃべりますという方にも役に立つような内容になっています。
では本題です。
先日質問いただいていたんですけれど、回答遅くなってすみません。
ちからさんありがとうございます。
歌って喉が痛くならない歌い方とか、自然に高い声が出るようになる歌い方みたいなのはあるんでしょうかということでありがとうございます。
先日喉は開けて声帯は閉じてるんだよねっていう話をしまして、その中でエッジボイスの話をしました。
エッジじゃなくてエッジね。
エッジを立てるのエッジね。
エッジボイスってすごく厄介で、実際にやっていることっていうのは、喉をバリバリさせているというか声帯が鳴っている音なんですね。
どんな音かというと、これです。バリバリ鳴ってます。
これ何してるかというと、声帯がちょうどこのバリバリっていう音がするくらいの息の量を声帯に当ててるみたいなことをしているんですけれど、
これがちょっと厄介でして、耳で聞いていると喉をギュッと閉めた時のアッていうのにも若干似ているので、
03:01
喉を閉めて、これがエッジボイスだって思ってしまう方が中にいらっしゃいます。
そうではなくて、エッジボイスも鳴ってるんだけど喉も閉めちゃってるっていうパターンもあって、
このエッジボイスの練習は結構注意が必要です。
何度も繰り返していて喉が痛くなるのであれば、喉を閉めてしまっているので、ぜひ練習はストップして喉を休めてください。
一回でちょっと荒れてしまうと、そのまま無理に声を出すとどんどん声がかすれていったりしてしまうので、一回休んで喉を休ませてあげてください。
質問に戻りますが、自然に高い声が出るようになる歌い方っていうのは、ちょっとわかんないです。
自然に高い声が出る?
喉に負担をかけずに自然と高い声っていう意味かな。
今回は一旦喉が痛くならない歌い方の回答をしていこうかなと思います。
喉が痛くならない歌い方、知りたいですよね。私もずっと知りたかった。
ずっと知りたくて、私も喉を痛める歌い方というか、喉をギャーッと閉めて絞り出すような歌い方をしていたので、
喉を痛めてばっかりでした。
一時期、結節という声帯の出来物みたいなものを作ってしまって、声がかすれちゃって、
でもライブあるのに歌えないみたいなことをやらかしたこともありました。
さっきも言いましたけど、エッジボイスとか高い音を無理やり出そうとしてしまうと、
やっぱり正しい方法じゃないと喉を痛めちゃうっていうことがあるんですよね。
本当に気をつけてやっていかないとなぁと思うんですけれど、
どうしたらいいねん?みたいなところがありますよね。
どうしたらいいねん?をお話ししてまいります。
喉が痛くなる原因として、声帯に負荷をかけすぎてしまうということがあります。
過度に負担をかけちゃう発声方法というやつですね。
これはですね、なんでやってしまうかというと、
頑張ったら高い声出るかもとか、頑張らないと出せないんじゃないかって思っている方が結構多いんですけど、
頑張らない方が出るんですよ。
これまで配信でも何回かお話ししてきたんですけど、
頑張っちゃダメなんです。
なんでダメかというと、頑張ることで力みますよね。
06:00
力むと筋肉ってグッと硬くなります。
声を出すときは声帯周りの筋肉を柔らかく使うんです。
伸ばしたり緩めたりすることで高い音出したり低い音出したり、優しい音にしたり、ちょっと固めの声にしたりっていうのをすごく柔らかく使うんですけど、
ここでグッと力が入ってしまうと動きが止まってしまう、固まってしまうんですよね。
固まってしまって筋肉がっちがちなのに何とかしようとして無理矢理ウェイって出して痛めるっていうのが、
だいたい喉を痛めるときの原因になっております。
なので、喉周りだけじゃなくて上半身ですね。
私はよく溝内より上って言うんですけど、上半身に力を入れない、頑張らないっていうのを意識していただきたいなと思います。
ほなそれどうするねんですが、胸式呼吸、胸式呼吸をしているとどうしたって上半身に力を入れやすくなります。
呼吸も浅いのであまり歌には向いてないんですよね。
腹式呼吸です。お腹式呼吸と書くやつですね。
お腹の方がウィンウィン動いているのが体を見てもわかるような呼吸法なんですけど、
お腹の方に意識を持っていくことで上半身に力を入れにくい呼吸法になっているので、ぜひ腹式呼吸をしてみてください。
いや美香さん、呼吸でしょ。聞いてるのは声の出し方よって思う方いますよね。
そりゃあ私も思いましたもん。私も専門学校で、なんで先生たちは呼吸のことばっか言うんだよ。
私は声のことを勉強しに来たのにって思ってました。
でも違ったんですよ。呼吸で声が変わるので、本当になんかなんで声の話してるのに呼吸の話すんねんって思う方いるかもしれないんですけど、めっちゃ重要ですので。
しかも腹式呼吸ってほぼ誰でもできる呼吸法です。
この呼吸で声を出すという感覚さえつかめれば、おっしゃってた喉を痛めないような声の出し方、喉が痛くならない歌い方っていうのができるようになっていきますので、
めちゃくちゃ基本的なことだけとめっちゃ重要な腹式呼吸がおすすめです。
この呼吸を使ってどうやって声を出すとか、高い音を出すときはちょっとしたコツがいったりするので、そこに関しては人それぞれ向き不向きというかアプローチの仕方を変えていったほうがいいかなと思うので、
一旦ここでは基本となる腹式呼吸で上半身に力を入れないようにして声を出すという、そこを意識してもらえたらなというふうに思います。
09:11
実は今、この腹式呼吸に特化した1ヶ月ぐらいの集中プログラムみたいなのを考えています。
少人数でモニターさんを募集しようかなと思っているので、興味がある方はコメント欄に書いていただけたらなと思います。
開催希望の時間帯とかも知りたいなと思っているので、合わせて教えてもらえたらなというふうに思っています。
私のメルマガの方では、ちょうどこの前の一番最新回で早速募集をしたんですけれど、
メルマガを登録されていない方でも興味ある方いるかなと思って、この音声配信でもお知らせさせていただきました。
あんまり人数少ないようだったらやらないんですけど、興味ある方がいるのであればちょっとやってみようかなと思っております。
ということで、喉が痛くならない歌い方をするには、まず第一段階として腹式呼吸がお勧めです。
その理由は上半身に力を入れにくいから。
上半身に力が入ると喉を痛くする歌い方をしてしまいやすいんですよね。
なので、基本の簡単なところから試してみていただけるといいんじゃないかなと思います。
今日はちょっと遅くなってしまいましたが、質問回答ということでお話しさせていただきました。
お役に立てば幸いです。
引き続きこういう時はどうするのとか質問もお待ちしておりますので、コメント欄にどうぞ。
では今日もあなたの声のアウトプット応援してまいります。
ボイストレーナー美香でした。またね。バイバイ。