00:06
この放送は、農業の常識を超越する、メタグリをキーワードに活動する、メタグリ研究所がお届けする、Metagri Voicesです。
メタグリ研究所の活動を農家目線でお届けする配信、【Farmers Voices】第11回ということで、おはようございます。
木曜日担当の島根県出雲市で落農をしています。川上牧場です。よろしくお願いします。
川上牧場、今週は先日お話ししていた青森県の方から、配養される農家さんの牛が15頭入ってきまして、
今この時期もありますから、入料がものすごい多く来ていて、作牛時間とか餌やりの時間も大幅に伸びてしまって、
これ嬉しい悲鳴なんですけどね、売上も上がりますし、入料も増えますし、
いろんな役職も持っていることもあって、会議の時期とかにもなってくるので、バタバタしていてですね。
川上牧場、現在も研修生を募集しておりますので、もしよろしければ川上牧場のホームページから見たりとか、
ノートにも記事をまとめてたりしてますので、こちらのリットリンクの方につけておりますので、ぜひ連絡とかお気軽にしていただけたら嬉しいかなと思います。
先週の日曜日ですね、メタグリ研究所ではですね、メタグリ漫画プロジェクトお披露目会が行われました。
僕もですね、参加させていただいたんですけど、ちょっと面白かったですね、楽しかったですね。
僕、メタグリ研究所に参加して5ヶ月くらいで、全然ね、浅いので、今までの経過とかですね、メンバーとの関わり合い方とか、
そんなのが知ることができてですね、やっぱり歴史を知ると面白さが変わりますよね。
漫画のですね、この制作過程もディスコードでずっと見てみることができていたので、ちょっと完成したいといったこの姿を見てですね、ちょっと感動したりしましたね。
なかなかこんな経験をね、一般で生活してて経験することはないので、ありがたいなぁと思わせていただきました。
完成がね、もうちょっと12月ぐらいに完成するということで、それが楽しみですね、やっぱりね。
イラストレーターのタオルさんがずっとこのイラストを描いていく、そのライブペイントですか、配信をしながらね、絵を描くみたいな試みもされていてですね、その様子を見ることができて、すごいね、やっぱりこういう才能ある人すごいなと思って。
03:14
その配信の中のお披露目会の中でですね、AIアートでも作ってみようみたいな流れにもなって、自分も参加させてもらったんですけど、
時間の制約の中で即興で絵を描くっていうのも、AIを使ったとしてもやっぱり難しかったっていうのがね、経験することができて、
なかなかそういう面白いなと思わせてもらいました。ぜひぜひ皆さんもね、こんな体験がしてみたいという方はですね、ディスコードの方に入ってもらえたら嬉しいかなと思います。
そんなメタグリ研究所、いろいろな取り組みをしているメタグリ研究所が、新たに企画している値段で決めていいさ第2弾も始まることでですね、
今回のテーマは、農業の後払い性の課題というお話でね、お話しさせていただこうかなと思います。
こちらホームページの方からですね、引用させてもらっている記事ですね。
値段を決めていいさ、12月10日の日曜日開催、今年もやります、のぎげんオンライン餅つき大会in2023&値段を決めていいさ第2弾の同時開催のお知らせというのがありますので、ちょっとこちら読ませていただこうと思います。
昨年の大好評だったのぎげんオンライン餅つき大会ですが、今年も実施することになりました。
さらに今回は本年度沖縄県石垣地場の河光農園にて実施しました、完熟マンゴーの価値を自身で決める、値段を決めていいさの続編、値段を決めていいさ第2弾も同時開催しますということで、
じゃあこの値段を決めていいさとは何なのかというところで、値段を決めていいさは参加者に様々な体験をしていただいた後に、参加者自らがこのプロジェクトに価値をつけ決済を行うといったプロジェクトです。
これは単なる商品購入以上のNFTとオンラインコミュニティの現実の農業が一体となった挑戦的な試みです。
また、値段を決めていいさでは本来市場に出回ることがない品を提供しています。
第1弾では沖縄県石垣市の河光農園とコラボし、メタグリ・オトリカマンゴーコレクションMLGPCをマンゴーNFTとして発行し、値段を決めていいさプロジェクトを実施しました。
今回は京都タンゴの木原とコラボし、メタグリNFTフォルダー限定で店頭ある京都タンゴでの餅つき大会や特選詰め合わせセットの値段を自ら決める値段を決めていいさプロジェクトを実施しますという、そういうことになっています。
06:08
こちらの詳細は概要欄にリンクを貼っておりますので、ぜひこちらも見てもらえたら嬉しいなと思いますけれども。
実は川上牧場も落農体験に来られる方の後払い制みたいなのをテストでやってみたりしてるんですよね。
ノートというブログとかを書いたりするアプリ、皆さんご存知ですかね。それを使ってですね、後払い制を実証してみたことがあります。
これは以前ファーマーズボイシーズでお話ししていた地域支援型農業の取り組みに興味がありですね、消費者に農家の価値を決めてもらう、そんな取り組みにしてみたいなと思っていらしていただきました。
この地域支援型農業って、本来というか世の中にあるものはですね、まず消費者が農家さんに先払いでお金を支払って、農家がそのいただいたお金で生産物を作って、生産物ができてそれをお返しするという形なんですけど、
こうするこの流れの中でですね、災害とか天候が悪かったりして農産物がうまくできなかった時にもですね、収穫量が減って、それを理解してもらって消費者に提供するみたいな、そんな流れが地域支援型農業にあったりするんですけど、これをリアルでテストしてみたいなと思って、
自分が思ってたものの価値とはちょっと違う、ちょっと足りないなとか、やっぱりもっと多く収穫できた時はたくさん来たなみたいな、そんなのができたりするんですけど、
落農体験に来られる方っていうのは、子供から大人まで、農業を志して落農をこれから志してみたいっていう若者がいたりとかですね、その人々、来る人によってですね、体験内容を変えていたりするんですよね。
小さいお子さんにはね、牛さんってどれくらい餌食べるの?みたいな話をしたりしますし、新規収納を目指していくっていう方にはですね、経営の中身みたいな話をさせてもらったり、いろいろ体験の内容を変えてるんですけど、これを体験してもらって、一律ね、落の体験の入場料は500円ぐらいに1人設定してるんですけど、それをしてもらって、それを体験してもらってから、
ノートのアプリで、その記事を書いている方のサポートっていう機能があるんですけど、そのサポート機能で後払いをしてもらうみたいな形にしてみるんですけど、これをやってみて、そのシステムをやってみたところですね、まずはこのシステム、ノートというアプリを取ったことがない人はほとんど、見たことがない人はほとんど、サポート機能を使ったことがない人はほとんど。
09:11
説明をするんですけど、それを説明してもなかなか理解してもらえないという。結局、わからないからですね、入場料しか支払わずにですね、そのアプリの登録をやめてしまったりする方もたくさんおられてですね、後払いっていうかサポート機能を全くしてくれない方の方が多いんですよね。
一番衝撃的だったのがですね、家族みんなでね、体験に来られて、牧場体験に来られて、おじいちゃん、おばあちゃん、あとお父さん、お母さん、で、お子さん2人で体験されて、1時間みっちりね、皆さんにお話しさせてもらって、ラクノの魅力やね、あの牛乳の魅力をもうものすごいお話しさせていただいたんですけど、その体験料金、一家族で500円しかもらえなかったときはですね、これはほんとに、ああ、やっぱこういう、
どういうことなのかという感じで、がっかりした経験もあったりするんですけど、それだと体験してもらう方によく聞かれるのはですね、他の人はどれくらい支払われてますか?みたいなことを聞かれるんですよ。
で、他の人の設定に合わせて、自分の価値観とかでちょっと考えずにですね、他の人がこれくらい払ってるから私もこれくらいで、みたいな支払い方をする方も多いっていうような感じですかね。
これも仕方ないなと思います。でもちょっと皆さん考えてもらいたいんですけども、子供にとっての500円と大人にとっての500円って違いますよね。
あと大人だったらどうですか?給料日前の500円と給料日の後の500円って価値が違うと思うんですよ。
あと皆さんが当たり前にあの蛇口ひねったら出てくる水、あれもスーパーやコンビニで簡単に買うことできるんですけど、
喉がカラッカラの、もう走って後でもう喉がカラカラっていう時に飲む水と、2リッターぐらい一気飲みしてお腹がパンパンの時に飲む水と、これ多分価値違うと思うんですよね。
農産物の生産から販売まですることによって、この価値は上がると思うんですよね。
ですがこれにしっかりとお金を払ってくれるっていうのもまたここも難しいんですよね。
今年のようにですね、資材価格、農家の皆さんが経験している資材価格が上がったり、肥料の値段が上がったりで猛暑がありましたんで猛暑の影響はあったにも関わらず、
当たり前のようにスーパーに並ぶ農産物の価値確実に上がっているはずなのに、消費者の皆さんはそれを価値としてお支払いしてくれてるでしょうかっていうのを聞いてみたいですね。
ただ単純に後払いシステムを作ったとしてもですね、今までこう生活していて生きている社会のシステムと違うことをするのは本当に難しいっていうのはね、これで経験させてもらいました。
12:14
農産物の価値を上げるのはですね、農家だけではなく消費者の方も努力することで農業の価値が上がると思います。
例えば農家がこう死に物狂いで生産努力をしてですね、朝から晩まで働いて家族や子供との時間も犠牲にしてですね、
遊んだりも趣味とかにもね、全然時間を使わずこんなに苦労して作ったこの牛乳、この牛乳ですよ。
この牛乳をですね、その生産過程を理解してですね、川上さんのこの頑張っている姿の話を聞いて実際に農場に行って体験して
昨日から何も食べてない、喉がカラカラ、お腹ペコペコ。 昨日は給料日で懐にはたくさんのお金がある。そんな状態で飲む牛乳。
さてあなたはこの牛乳にいくら支払いますかという感じで。 ということでこんな取り組みをですね、メタグリ研究所では値段を決めて良いさということでね、
やっていきますので、ぜひ心で体験してみたいという方はですね、 ディスコードの方に入ってもらって、NFTを所得している方のみでね、
この値段を決めて良いさに参加することができますので、ぜひねNFTの所得までもやってみてもらいたいなと思います。
ファーマーズボイシーズ今回で11回目になりますけれども、 ファーマーズボイシーズ第1回からですね、第5回までを
聞いていただくとですね、メタグリ研究所のディスコードに入ってNFTを、 簡易NFTを購入するところまでお話ししています。
過去の配信を聞きながらスマホを操作することでですね、 NFTの購入まで進めることができると思います。
配信を聞いてもね、わからないという部分がありましたらですね、ぜひあのディスコード内にたくさんのメンバーいますんでね、
お気軽に質問していただけたらと思います。
ファーマーズボイシーズは、農家目線でメタグリ研究所の活動を発信していただける農家さんを増やすために配信しています。
農家の声をですね、会員の皆さん、そして消費者の皆さんに届けていけたらいいなと思いますので、ぜひ音声配信をやってみたいという興味がある農家の皆さんはですね、
メタグリ研究所に参加していただけたら、一緒に頑張っていきたいなと思ってますので、よろしくお願いします。
さてそれでは今回は以上になります。ファーマーズボイシーズ、お相手は川上牧場でした。ぜひ来週もお聞きください。
みんな、みかん食べてね、牛乳飲んでね、バイバーイ!