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名盤ラジオ、前回からの続き。
はい、では前回まで、LUNA SEA、MOTHER、LUNA SEAの凄さとか、その辺りについて話してきましたが、
いよいよ今回からは、MOTHERの1曲目から話していければと思います。
まず1曲目がLOVELESS。
いやもう、これめちゃくちゃ1曲目から話が長くなりそうですけど。
LOVELESSっていうことで。
いきなりちょっとヤバいですからね。
何から話し始めますかね、LOVELESS。
これは本当、オープニングといえばっていう、究極の1曲目。
LUNA SEAファンにベストアルバム作らせたら、ほとんどの人が1曲目はLOVELESSでしょ。
そうですね。
98%以上は、この曲が1曲目に置かれるのではなかろう。
よほどのひねくれ者じゃなければ。
そうですね、まあ2%ぐらい。
ライブでもね、もう1曲目の定番っていうか、本当に重要なライブだとやっぱりこれがオープニングだよねっていう感じで。
やっぱりあの、最初の、なんかこう音がワーってくる。
ブーンって。
ブーン。
もうその音鳴った瞬間もう。
ブーン。
ブーン。
いやー。
でも、古今、東西、洋楽も法楽も昔のロックもいろんな聞いてきたけど、これほど1曲目にふさわしい曲ってないよね。
ないよね。
ないですね。
これほどぴったりな曲はないですね。
これすごいですよね。1曲目を作ろうとしてこれ作ったんすかね。
いやー、どうさせたら。
どうなんすかね。でも本当にその、
eins, zwei, drei, vier。
これもあの、1,2,3,4ってドイツ語で言ったり。
もうなんかオープニングっぽい要素はいっぱいあるなって感じですよね。こう徐々に始まるとか。
カウントダウンじゃなくてカウントアップというかなっていうかね。
でもできた時点でそういうビジョンはあるんだろうなっていう。
まあ、これ1曲目みたいな。
これ1曲目にこれ良さそうだなっていう。
確かに。そうなった時点でもう1曲目用に仕上げてるっていうか。
そっからもう、じゃあもうこれeins, zwei、入れてみるかって。
あれを言ってるのは杉蔵なんですよね。
それなんかね、りゅういちかと思ってたら杉蔵なんだね。声すごい似てるね。
杉蔵ですね。
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あのアルペジオがいいっすよね、ヒーノランの。
いやー、そうですね。
で、その後にこうドラムのタンタンタンタンタンって。
そこもそうなんすよね。
で、その後にベースが入ってきてっていう。
この曲は本当ベースがもう最高に好きです。
ベースかっこいいですよね。これめちゃくちゃかっこいいですよね。
最高にかっこいいですよね。
これはね、コピーしたくなる。
うねる感じというかもう。
うねってるよね、本当に。
壮大な広がりはありつつ疾走感はありつつ。
でもすごいリズム帯はどっしりしてて。
どっしりしててね。
そうね、改めて聞いたらすごいボトムがしっかりしてるっていうのはわかりますね。
ちゃんとしっかりうねりを出してるというか。
そこにあの。
いやもう全部が完璧ですよね。
いや本当に。
バランスが。
なんか全員がバラバラなっていうかちゃんと別々のことをやって。
それが絶妙なバランスになって。
うなしいというものは象徴してる。
確かに確かに確かに。
そうですね。
イノワンのアルペジオがあり、
スギゾーのすごい空間的なギターのフレーズがあり。
そうですね。
宇宙的、宇宙的。
宇宙的フレーズがあり。
すごいそういう広がりがあるのに、
Jのパンクスピリット、ロックスピリット。
そうですね。
Jのあのこのなんていうかベースのこう。
すごいですよね。
深夜のどっしりした安定感のある。
どっしりしたのもあり。
で、リュウイチのメロディーも響くと。
そうですね。
そうですね。
歌の歌い出しがかっこいいですよね。
楽園に刻まれた。
かっこいいですね。
Bメロがすごいですよね。
君よ君よあなたよ。
Bメロの結構スギゾーのギターが好きなんだよな。
そうそう。
あれね。
あれね。
ブラッシングで。
そうなんですね。
かっこいいですね。
そこすごい好きなんですね。
で、ベースはさらにうねるみたいな。
そうですね。
そうですね。
で、イノランは。
イノランはもう。
イノランはアルペジオを弾き続けるっていう。
そうですね。
イノランはもうアルペジオ。
イノランのギター、そのBメロ、アルペジオを弾き続けていて。
めちゃくちゃ好きなポイントがあるんですけど。
うん。
1回目のサビに行く、Bメロからサビに行くところで。
この世界を救ってラブレスってこういうじゃないですか。
うん。
で、こう、救ってちゃんってこう。
あー、分かる。
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ラブレスのラのところでチャーンって行くんですよね。
チャーンって、チャーンって鳴らしてる。
その瞬間が早いっていうか、多分。
救ってラブレス、チャーンって行くんですよね、普通は。
うん。
だけどそのラのところでチャーンって行ってるのがめちゃくちゃツボで、あれ超いいです。
多分普通は裏で入るところ、頭から入ってるとか。
そういう感じだよね。
そういう感じです。
この曲あと、杉蔵のトリプルネックギターがやっぱり。
うん。ライブだと本当に。
ねー。
あれがまた世界観をこう作ってる。
あー、でもなかなかね、それをちゃんとこう余すところなく使ってというか。
めちゃくちゃ弾きづらいらしいけどね、あれ。
超重いんですよ。
そりゃそうだよ。
そりゃだって3本分くらいのあれだし、一番下のネックなんて相当低くなるだろうし。
たしかに。
それ弾きづらいわなっていう。
あれってなんかどういう3つなんでしたっけ?なんか普通のギターとフレッドレス?
普通のと12弦とフレッドレス。
12弦とフレッドレスなの?すごいね。
そんなの一本にする必要ねえだろうって思ったんですよ。
たしかにたしかに。
でもその1曲の中でその3つが必要になるっていうことですよね。
すごい。
それをなんかトリプルネックで作るっていう。
それで解決しようとするって。
あれはほんと見た目のインパクトも含めて。
なんかやってやろうみたいなのは。
杉蔵がそれ持って出てきたらもうこれ来たって感じですもんね。
結構限られますからね、あれ使うやつって。
もうラブレスかジェネシスオブマインド?
ジェネシスぐらいしかない。
結構ファンあるあるでギターで曲がわかるっていう。
わかるよね。
ライブライブのね始まる前に。
あとJのところにマイクが置かれたらとか。
ロジア。
ロジアとかなんかあと他にいくつか。
なんかスタジオ版を改めて聞くとすごいBPM速いよなっていう。
速いですね。
ライブだとちょっと落としてるよ多分。
確かに結構速いですねこれ。
ロジアもそうなんだけど。
スタジオ版結構速くてそれがすごくいいんだよね。
そうですね。
ライブだとちょっと遅いんですね確かにロジアとも遅くなってる。
ラブレスは確かにほんとにシュッとしてる感じありますよねスタジオ版。
それがすげえかっこいいっていう。
かっこいい。
ライブだと多分壮大さというか広がりを出そうとしてちょっと遅くなるんだろうけど。
あえて速いのがかっこいいっていう。
そうですね。
そうですね。
めちゃくちゃロックっぽさが加わって。
09:01
なんかソリッドな感じが。
そうそうそう。
この曲珍しくドラムソロなんですよね。
そうそうそう。
なかなかないよねそのドラムソロ。
なかなかないですよね。
ほんとにシンプルにドラムソロで終えるっていうパターン。
でもこの曲ほんとにそれがいいですよね構成としても。
ギターソロとかで長くしてなくて間奏はもうドラムソロで。
でもうコンパクトに。
そこはコンパクトにいくんだみたいな。
その辺がやっぱり構成力がすごいんで。
そうですね。
あんまりギターソロやっちゃっても冗長になるしっていうところで。
そうですね。
そこほんと安易にギターソロにいくっていうんじゃなくてもあえて。
間奏はほんとにそんな感じでコンパクトにしつつまたサビがあってその後エンディングは長かったりしますからね。
うんうん。
ラブタズノットイズジスト。
ビートの前面にラブ。
この曲でもほんとサビがいいですよね。
サビのその広がりっていうか。
開けた感じが。
そうね。Bメロからの流れで。
ラブラブラブラブ。
あの何か鐘みたいな音もかっこいい。
そうそう。鐘みたいな音が。
始まったって感じが。
映画めちゃくちゃ好きなんですよね。
いいですよね。
音みたいな。
すごい素朴な疑問なんですけど、ああいうのって演奏してるんですかね、裏で。
なんか同期させて流してるのか。
もともとあるんですかね、そのBゲームで。
そのテンポで。
これもスタジオバージョンとテンポ違うわけじゃないですか、ライブで。
いやー、菊池さんが弾いてるんじゃないかな。
菊池さんが弾いてるんですかね。
Cボードで、そうそうそう。
そっかそっか。
しかしそうかもしれないですね。
なるほどなるほど。D菊が。
そうそうそう。
あの鐘はいいですね。
あの鐘めちゃくちゃいいですよ。
サビはあとコーラスがいいですよね。
あーそうだね。杉澤のハモリ。
Loveless lovemakingって。
あーそうですね。
主旋律はLoveless lovemakingって流れるんだけど。
ハモリはLoveless lovemakingって下がっていくっていう。
ちなみにリブート後はイノランもコーラスしてるんですよね。
イノランなんかやたら歌いたがるようになった。
ソロで目覚めて。
楽しさに目覚めた。
やたらチャラ音なりやがって。
すごい変わりましたよね、本当に。
まあいいですけど。
結構ね、元々のガチガチのイノランファンは戸惑うらしい。
12:03
やっぱ昔は本当に寡黙で。
絶対喋らないっていう。
絶対喋らないっていう。
だからMCとかもね、龍一が伝言するっていう。
伝言しますよね、耳打ちしてるんで。
最近ではもうめちゃめちゃ叫んでるからな、自分で。
イエーイとか言ってますからね。
ランララ一番叫んでるから。
でも本当に2007年に復活ライブ。
ワンナイトデジャブ。
そうですね。やった時もやっぱり1曲目はこのラブレスで。
まあそうでしょうね。
それ行ってたんですけど。
ヒデックも一緒にいなかった?
一緒に行ったよね、確か。
たぶん一緒に行った気がする。
そうだね。
オープニングラブレスやってて、それでそのサビでイノランがコーラスしてるっていうのは割とプチ衝撃でしたね。
変わったなーって。
変わったなーって。
ラブレス1曲目、話は尽きないですけど。
まあまあ、最強のオープニング。
ですね。
こういう雰囲気の曲って世界的に見てもなかなかないもんな。
確かに。
これよりも1曲目にふさわしい曲があるだろうかって話ですよね。
そういうレベルですよね。
こんなに確立された世界観ってなかなかないですよね、本当に。
ないですね。
これが本当にアルバム1曲目にあるっていうのが、このアルバムマザーがもう、なんていうか、その時点でもう名盤になってるような感じはしますが、もう1曲目から本当にすごいと。
次回へ続きます。