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2023-11-20 55:54

#137 メディア興廃記(九)The Next Big ThingとA Small, Good Thing

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junebokuさんとmorichinさんをお招きした非同期収録。今回のテーマは、とらえどころのない「大きいもの」と「小さいもの」。言語化に苦労しながら、それでも楽しくおしゃべりしました。

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サマリー

今回は、メディア交配機の9回目です。じゅんぼくさんと森内さんと一緒にやろうと思いましたが、森さんは体調不良で欠席しました。じゅんぼくさんと話し始めることから、本日のテーマである家庭化的ソフトウェアについて話を展開していきます。今年のソフトウェアエンジニアとしての仕事と家庭生活での役立ち方について考えます。仕事での大規模開発と家庭での小物作りという、ソフトウェア開発の異なるアプローチを比較し、ソフトウェアの活用範囲を広げたいという思いを述べます。申請内容を車の持ち主に伝達するシステム化について考えます。駐車場でのQRコードの読み込みやテキストチャットの重要性、ワークフロー設計の効果について話します。メディア交配機を設定した時は、なんかソフトウェアジョークみたいな感じでした。ネクストビッグシングに乗っかれば、世界を股にかけて、世界を飲み込むことができるんですね。大きなサービスが作れるんです。高石さんのキャンプは二次元だって発言に笑わせられました。暮らしを二次元や三次元って全体平面に置くことに戻った時の、人間の不便さを感じる理由を取り上げてきました。

テーマ再開と家庭化的ソフトウェア概念
スピーカー 3
あれ、じゅんぼくさんってゲストに出てもらったの、過去1回でしたっけ?それとも、もっとありましたっけ?
スピーカー 1
1回は明確に覚えてて、メディア興廃記の、なんかNFT…ヘルさんの3人で喋ってたでしょうね。
スピーカー 3
そうですね。あ、そうですよね。いや、それ以後、それ以後リアルであったり、別のオンラインメーティングであったりすることが増えたんで。
スピーカー 1
確かに。はい。
スピーカー 3
あれ、番組だったか、仕事だったか、仕事っていうか、しかも僕もじゅんぼくさんも、遊びと仕事の境目がもう限りなくぼやけてきてるから。
スピーカー 1
本当にそうです。
そう、本当にそうで、あれ何だっけ?みたいなことになってるんですが、一応そのメディアヌップをお聞きの皆様的には、お久しぶりですという感じになりますが、気まぐれフィルムのじゅんぼくさんに今回も来ていただきました。ありがとうございます。
スピーカー 1
はい、よろしくお願いします。じゅんぼくと申します。
スピーカー 3
メディアヌップ、急に喋り始めちゃったんですけども。
スピーカー 1
そうです。
スピーカー 3
今回ですね、メディア交配機、しばらくやってなかったというか、やることもないだろうとちょっと思ったんですけども、久々に再開してみたいと思うテーマを見つけまして、
スピーカー 1
それがですね、じゅんぼくさんとmorichinさんを3人でやろうと思ったんですけども、森さんは体調不良ということで、今回は2人キーになったんですけども、このメディア交配機の9回目ですね。
はい。
スピーカー 3
で、なんでこのテーマを思いついたかというと、実はきっかけは、気まぐれFMの家庭化的ソフトウェアというのを、
スピーカー 1
ちょっと前ですね。
スピーカー 3
ちょっと前ですね、聞いて。
これは面白いなと。
スピーカー 1
ありがとうございます。
スピーカー 3
松本市に民営を志す、家庭化的ソフトウェアを志す人がいるっていうのは、伝統的にも、今としてもこれめちゃめちゃ面白いなと思って。
それでピンと反応しまして、ちょっとお声がけしました。
で、じゅんぼくさんの番組の中でも言われてましたけど、そういう考えをして始めたのが最近じゃないんですよね。
違う言葉で何度も同じテーマを喋ってるんですよね。
なのでちょっと今回そのあたりから、じゅんぼくさんのこの家庭化的ソフトウェアという概念に至るところから、今日お伺いして話し始められればなと思ってました。
スピーカー 1
じゃあちょっとしゃべってみましょうかね。
結構、ソフトウェアエンジニアリングとかソフトウェア開発みたいな話をするときに、
特に去年までだと就職先を探してる学生さんなんかと話す機会も多かったですし、
今は別の仕事をしてるけども、これからソフトウェア開発を仕事にしようと思って頑張ってる人とかと話す機会とかもあって、
そんな中で、僕がある程度10年以上仕事としてソフトウェア開発してる人として質問を受けることとかも多かったんですよ。
そんな中で、僕がどんなソフトウェアエンジニアを志してるかって聞かれたときに、
結構、そうですね、ささきるさんもそうですけど、孔子近藤スタイルだったりとか、そういう感じの話をすることが多かったんですよね、以前から。
それは、例えばお父さんなりお母さんなりがプロの料理人だったとしたら、家庭にどんな嬉しいことがありそうでしょうかって質問したら、
最初の方に浮かぶのに、家でもちょっとおいしい料理作ってくれてラッキーみたいなのがあるんじゃないかなと思ってます。
スピーカー 3
なんかありますよね、そういうのね。
スピーカー 1
毎日の父ちゃん料理人なんだって羨ましいなみたいな。
ソフトウェアエンジニアも、家にソフトウェアエンジニアがいると、ソフトウェア得意な人がいると、家の中にもラッキーなことがあるとか、
それぐらい生活と地続きなものとして、自分は身近な人のお困りごとをソフトウェアで解決できるようなエンジニアになりたいっていうのは結構昔から思ってるんですよね。
スピーカー 3
そうかそうか、じゃあ文字通り家庭家的っていうのは実感に近いところから出てるんですね、概念というよりかは。
スピーカー 1
そうですね、本当に家の中、生活と地続きのソフトウェア開発っていう感じですかね、言い換えてみると。
スピーカー 3
あれ、すいません、今ちょっと途切れてますが聞こえなかったのかな。
スピーカー 1
そうでしょう、なんかね、ちょっと通信が不安定かもとは思ってますね。
身近な人々へのソフトウェアの活用
スピーカー 3
どうだろう、僕のほうの回線は。
スピーカー 1
これね、僕のほうかもしれません。
なんかやれることはありますか。
スピーカー 3
えーとですね。
スピーカー 1
僕が何かやったほうがいいか。
スピーカー 3
ブラウザのメモリをちょっとね、開放してみたいので。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 3
私ちょっと1回ブラウザ再起動して戻ってきますね。
多分ね、それだと思いますね。
スピーカー 1
わかりました。
よし、やりましょう。
スピーカー 3
これでどうでしょうか。
スピーカー 1
今すごく、今のところすごくいい感じ。
スピーカー 3
すいません、リバーサイドはね、よくあるんですよね。
そうなんですね、知らなかった。
ちょっとね、編集でちょっとうまくやるんですけども、今何が起こったかというと、
リバーサイドというブラウザで通信と録音をするアプリケーションというかソフトウェアを使ってたんですけども、
お互いの配信速度には問題がないんだけれども、会話にディレイが発生したので、
あ、これはちょっとブラウザのメモリいっぱい使ってるかなんか、
あれかなということで再起動してきたんですけども、
ちょうどその前に家庭の中にソフトウェアエンジニアとかいたら便利だなみたいな話ちょうどしてたんですけども、
確かにこういうことも、
はい。
例えば自分の妻とか息子が、
いやなんかちょっとビデオ会議システムうまくいかないんだよねって言ってるときに、
スピーカー 1
うんうんうん。
スピーカー 3
それがZoomのようなローカルのクライアントを動かしてるのか、
スピーカー 1
はい。
スピーカー 3
ブラウザで動かしてるのかとか、
なんか多少わかるとなんかできると思うんですけど、
スピーカー 1
確かに。
スピーカー 3
全くわからないともうどうにもならんみたいなことあると思うんですけど、
ちょっと今のはソフトウェアエンジニアというほどのことではないんですけど、
はい。
家に包丁を使うのがうまい人がいるとか、
うんうん。
ドアの立て付け悪いぐらいはすぐ直しちゃうみたいな人がいると便利みたいなことありますけど。
スピーカー 1
はい、ほんとそんな感じですね。
スピーカー 3
でも学生さんからなんか、学生さんですか?そういう質問を受けて答える機会があると。
なんか楽しいですね。
スピーカー 1
そうですね。
エンジニア採用にがっつり関わっていたときは、
そういう機会も多かったんで、実際楽しいですね。
特に学生さんってすごくトレンドを移すから、
今年の学生さんはこういうことをよく聞くなとかもあったんで、
なんか自分は自分のエンジニアの職業感みたいなことを話してましたね。
スピーカー 3
高校生とか大学生の前でしゃべる機会をたまーにもらうことあるんですけど、
はい。
そういうときに自分の人生を整理するとか振り返るいい機会になって。
スピーカー 1
めっちゃわかる。
スピーカー 3
無償で喜んで出てくるんですけどね、なんか。
スピーカー 1
はい。
未来のためになることは積極的にやりたいなっていうのがありますね。
スピーカー 3
順岡さんなんか最近小学校ですか?行かれて。
スピーカー 1
はい、小学校行ってますね。
スピーカー 3
数回ぐらい?授業とか。
スピーカー 1
そうですね。
主に低学年で単人の先生だけではちょっと回らんなみたいなところにスポットで入って、
単人の先生のアシスタントみたいな感じで授業のスムーズな進行であるとか、
児童が何かわからないこと困ったことあったときにサポートするっていうのをやってます。
スピーカー 3
それご近所の子供ですか?例えば近く歩いてても子供と会ったりしますか?
スピーカー 1
まだね、学校以外で偶然会ったってことはないですけど、ただ行動権は被ってますね。
スピーカー 3
なんかそういうの羨ましいな。
スピーカー 1
すごい楽しい。
スピーカー 3
僕も本当に息子の小学生の友達と息子に遊びに来るので知り合うぐらいですけど、
それでもたまに小学校の授業参観とか行くときに、そういうときに俺は今この地域に生きてるなっていう感じがものすごいするっていうか。
スピーカー 1
それめっちゃわかります。
小中学校って高校率であればかなり地域を目指してるんで、面白いですよね。
それはすごく感じますね。
スピーカー 3
今回のテーマに引きつけて言うと、
10代のときはあんまそういうこと思ってなかったんですけども、
8ぐらいでインターネット業界で何かサービスを作るとかってなったときに、
二言目には世界を変えると。
地域とのつながりとワークフロー設計
スピーカー 3
もう大体、世界を変えないサービスなんか、
世界を変えると言わないサービス企画者とか開発者はいなかったんじゃないかと思うぐらいの感じだったんですけど。
スピーカー 1
そう、Web 2.0の頃はそういう雰囲気あったってな。
スピーカー 3
そうです。Web 2.0限らず、結構最近まであると思うんですけども、
そういうこと言ってるときって、地域の草刈りとかゴミ拾いにも一回も行ったことないですし、
スピーカー 1
なるほど。
まして近所に知り合いなんか誰もいなかったですし、
スピーカー 3
だからそういうことが言えるっていうのも。
もうお隣の世界というか、いきなり世界にお話ししちゃうみたいな感じだったと思うんですけど。
今ね、そういう感じなくてですね。
もっとね、身近なものに接続されてる感じありますけどね。
そんなことを思い出しましたね、今。
スピーカー 1
それは面白いな。でも僕もありますね。今は地域のゴミ拾いとか。
今日もお昼ご飯食べに出かけようと思って家の外に出た瞬間に、
隣の家のおじちゃんがあって、植物の手入れしてて、
何やってるんですかって聞いたら、いるかってゴーヤーっぽいってくれたんで、
今は僕にとってこれが生きてる世界っていう感じはすごく実感としてありますね。
スピーカー 3
まさにこれ単に年取ったからっていうことなのかもしれないんですけど、
なんかこの間家庭家的ソフトウェアって言葉聞いたときに、
スピーカー 1
確かにそういうのに手立つようなものっていうか、
スピーカー 3
作る場合に回りたいよなーみたいなことを思ったんですよね。
実際に身近なところなんかだと、大掃除の時にやるべきタスクを、
Notionをデータベース風に使って、データベースかつWBS風に使って、
夫婦間で毎年毎年やってるとこがあるんですけど、
これなんかはどっちもノーコードでやってるんですよ、ご夫婦ともノーコードでやってるんですけど、
これなんかはすごく文字通り硬いからなって思いましたね。
スピーカー 1
いやいや本当にそうなんですよね。
Notionは結構データベース設計みたいなところを、
必ずしもデータベースエンジニアじゃない人にも門を開いた感じがありますよね。
スピーカー 3
もしかしたら家庭家的って言ってた時に、
家庭で使うっていう意味もあると思うんですけど、
もう一方でプロジェクトマネジメントみたいな強化が、
図工と同じぐらいにあってもいいんじゃないかと思うんですよね、
修辞とか図工、プロジェクトマネジメントとか。
スピーカー 1
そうかもしれないね。
確かにな。僕は似たようなことを考えていて、
実は僕はプロジェクトマネジメントっていうラベルでは考えてなかったですけど、
ワークフロー設計をできるようになると人生楽になるなと思っていて、
それはね、それを学んでないことによってすごく苦しかったり、
力技でとにかく頑張るしかないみたいな状況に陥っちゃうこと結構あるので、
仕事の進め方とかデータとか処理の流れを、
フローチャートとかでサササッと書けるようになると、
ずいぶんいろんなことがスムーズになるだろうと思いますね。
スピーカー 3
もしかしたらワークフロー設計の初歩の初歩なのかもしれないんですけど、
この間はてなブックマークを見ていたら、僕あんま見ないんですけど、
あるバーのマスターが考えることで手を貸すことは分けておけみたいな、
なんか話をしてるやつがあって。
それがね、潜伏マグライトなんですよ。
何を言ってるかっていうとバーのアルバイトをしてた人が、
片付けが全然進まないんですけどって聞いてみたら、
例えば何か物を取ってこれどうしようとか、
物を取ってこれなんだっけとかってやってると、
考えることと手を貸すことが同時になっているので、
考えを分けておけと。
例えば今日使うものは手前に、
週に1回しか使わないものは戸棚の上に、
ソフトウェア開発のアプローチ比較
スピーカー 3
この1年間触ってないものは裏のバックヤードに持っていく、
ルールを決めた上で手に取ったら即時処理ができるので、
あとは手を動かすだけだみたいな話をしてて。
まあなんか当たり前っていうか、
あらゆることを僕そうしてるから、
これが潜伏マグライトって言ってる意味がわからなかったんですけど、
でもこれは潜伏マグライトいくんだってことを逆に発見しまして。
スピーカー 1
確かにね、なるほどな。
いやそうだよな。
スピーカー 3
ワークフローっていうともうちょっと複雑だと思うんですけど、
ルールっていうか要件を決めておくことと、
それを決めたのに応じて処理していくことと、
処理詰まった時にどこにまで戻るかみたいなことと、
みたいなことなのかなと思ったんですよね。
スピーカー 1
はい、いやすごくわかります。
だから僕の語彙だと設計フェーズと実装フェーズみたいな風に、
今のも捉えそうだなと。
設計、全体設計を描く前にやみくもに行動をかけ始めて実装をやると、
手戻りになること多いから、
まず大まかな設計でこういう役割分担、
3つのモジュール作ってそこにデータを流したら、
今回やりたい処理できそうだなみたいなことを考えるんで、
それも同じですよね、きっとね。
スピーカー 3
加えるとしたら最後にテストっていうのを入れておいて、
テストの期間を思っているより長くとっておくみたいな。
仕事、仕事、仕事。
言葉がどんどん仕事の言葉になっていきますけど、
これを過程に持っていくときに馴染む言葉があると。
スピーカー 1
あー確かに、それだ。
いやーそれそうだ。
多分笹切さんも僕もあんまり仕事なのか家庭なのかと区別せずに、
割と同じような視点でやってるけれども、
今そこが実績になってない人に、
急に家庭の中に仕事の語彙を次々に持ち込むと、
なんかこう嫌な印象を与えたりすることもあると思うので、
スピーカー 3
与えますよね。
スピーカー 1
それはなんか工夫が必要かも。
スピーカー 3
なんかね、定期的にTwitterとかでバズるような、
仕事のやり方を家庭に持ち込んで、
家庭での役立ち方
スピーカー 3
育児とか家事とかを完全に仕事風にやってみたみたいなやつたまにありますけど、
あれなんかうまくいった事例がたまに回ってきますが、
なんか基本衝突すると思うんですよね。
そういうやり方を持ち込むなっていう反発あると思うんですよね、普通ね。
スピーカー 1
いや、あると思います。
分けてる人にとっては混ぜてほしくないっていうのはあるんでしょうね、きっとね。
スピーカー 3
そうですよね。
前回マンションの理事会に出たんですよ。
はい。
これはね、今期初めて出たんですね。
なんで、新しいメンバーが集まって、
最初の打ち合わせだった、理事会だったので、
みんなのキャラクターがわからなかったんで、
ちょっと割と静かにお話を聞いてたんですけど、
スピーカー 3
突然議論が始まったんですね。
前の年から続いてた理事会で、突然議論が始まって、
で、どうやらね、僕も突然始まったから、
僕だけが分からないんだと思って最初黙ったんですけども、
どうしても我慢できなくなって最後僕が確認したのは、
元々のマンション契約、元々の契約書はどうなってるんですかって言ったら、
みんな分からずに喋ってて、
なんか事実からスタートしてないんです。
だから、なるほど、ちょっとやめません。
今の話やめませんかと。
今どうなってるかを確認するところから、
困りごとが生じているところの差分というか、
それを見つけませんかと。
それでなんか話がやっと進んでたんですけど。
スピーカー 1
あるある。
スピーカー 3
ありますよね。
でもそれもなんか仕事のやり方なんでしょうね、
多分自分自然にやっちゃうってことは。
ありますね。
スピーカー 1
自分流の会議、良い会議とはこういうものだみたいなモデル、
それぞれ皆さんの中にあると思うんですけども、
それからあまりにも自分なりに思う像とあまりにもかけ離れてるやつは、
最初は見守りますけど、
あー言わんこっちゃないみたいな感じで、
あんまり良くない方向に進みだしたら、
僕もちょっと手を挙げて怪獣するときありますね。
スピーカー 3
なんかそういうやり方を図画工作とか算数とか、
社会公民みたいな感じで、
なんかあるといいのかもしれないですよね。
スピーカー 1
確かに習わないのか、義務教育では習わないのか、
体感することはあるんだろうけども、
授業としては習わないのか。
スピーカー 3
習わないですよね。
習わないけどでも図工とか、
なんかがあるってことはね、
あってもいいのかなと。
家庭科的、
ソフトウェアに限らないですね。
だからそういうやり方。
スピーカー 1
そうです。確かにな。
だから特に今年僕、
すごく小さなプロジェクトとかに、
それこそ松本市で、
こういう街を盛り上げたいっていう人と話したり、
ソフトウェアエンジニアと相談を受けたりする機会があって、
そのときに思うのは、
やっぱりフラッシュとソフトウェアって、
もっと近い位置にあって、
全然成立しうるものなんですけども、
僕がこれまで勤めてきた会社みたいに、
ソフトウェアエンジニアが100人とか、
それ以上いるような場所にいると、
ソフトウェア開発って、
大規模になると、
ビル建設みたいな雰囲気を置いてくるんですよね。
重機を使った。
だけどもうちょっと、
金槌とかドライバーとか、
そういう感じで、
家の中でも使うような道具でやってる感じの、
ソフトウェア開発は僕は好みとして好きなんですよね。
でっかいビル建てるのもかっこいいけど、
でもちょっと、
家の人が座る、
すごい座り心地の良い椅子をちょっと作ってみるとか、
そういう方にもね、
小さな物語というか、
そういうのが宿るので好きなんですよね。
そっちに今は多分フォーカスを当てたい気分ですね。
スピーカー 3
確かに。
僕今の建物めちゃくちゃぶっ刺さりましたね。
よくあるプロジェクトマネジメントとか、
大規模なプロジェクトの例として、
東京タワーを建てる時の作り方、
何千人の職人さんがあのでっかい物を建てる時っていうのが、
今で言うと、
なんて言うんだろう、
FacebookとかTikTokみたいな、
エンジニアが3千人から5千人、6千人いるようなものを作るのと、
作り方が似てるみたいな話を聞くことあるんですけど、
一方、反対の例で金槌で作っちゃう例で僕思い出したのは、
J.近藤さんが今まさにそんな感じだなと思って。
スピーカー 1
リスンのね。
スピーカー 3
僕YouTubeの動画ですごい好きなのが、
ブッシュクラフト。
馬の中に入っていって、
ナイフと斧だけでお家を作ってあげて、
それを早回しの動画にして、
カタカタカタカタカタって言って家作っちゃったんですけど、
金槌さんがリスン作ってるのってほとんどあの状態で、
ソフトウェアの活用範囲拡大
スピーカー 3
ディスコードの相談チャンネル見てると、
金槌さんがカタカタカタカタと動いて、
数ヶ月で立派なお家が出来かけてるみたいな、
そういうのしますけど。
あれよりはね、もうちょっと小締まりでもいいと思うんですけど、
いいですよね、憧れるっていうか楽しいですよね。
スピーカー 1
なんかこう想像が少なくて、
なんとなく全体性みたいな話なのかもしれないですね。
なんとなく全体をどういう人がどういう気持ちでやってるのかがわかるから、
なんか全くどこの誰がやってるかわかんなくて、
安易に批判したくなったりなんない感じというか、
対話できそうな距離かっていうか、そんな感じかな。
でも最初の話に戻ると、
なんで僕がそのね、就職先探してる学生さんとか、
別の職種の人がそういう話をするかというと、
ソフトエンジニアが勉強して、
いい会社に入りたいっていうのもすごくわかるし、
そうじゃなくても、その手に職みたいな技術あると、
単純に自分の生活も豊かになるよっていうことを伝えたいんですよね。
だから東京駅の前にすごいでかいビル作る仕事やって、
それは地図に残る仕事なんて言われたりもするでしょうし、
立派だと思うんですけど、
それとそこで経験したことが生活に役に立つかはまた別じゃないですか。
僕はそうですね、仕事でやってることが生活にも生きた方が、
お得だなって思うことが多いので、
家でも感謝されるようなね。
スピーカー 3
どういう場面で役立つか、
若い方とか技術の使い道がイメージできてないっていうのはあるのかもなと、
聞いてて思ったのが、
大野で一緒に仕事をしてる人の中に、
ハルッピーっていう人がいるんですけど、
オリジナルの観光プランとか何とか、
大野のいろんな歴史とか民族学とか合わせたような観光とか、
そういうプランとかやったりしてる方なんですけど、
そういうことをやってる方なんで、
僕その技術に明るい方だってイメージをあまり持たなかったんですよ。
潜入感ですね。
潜入感に過ぎないんですけど、
なるほど。
持ってて、
その時にあれすれば今月どんなことしてたのって聞いた時に、
スクリプト書いて、
1年間が自分が何分費やしたかとかっていうのを、
ちょっと作りますねとか言ってて、
1週間後に関わってるメンバーのGoogleカレンダーから、
みんなの働きぶりの時間の割合とか出してきて、
そういうことできるのねみたいな感じになったんですけど、
つまり必要に応じてそういうものを作るですよね。
それすごいいいじゃんみたいな。
思ったんですね、なんか。
スピーカー 1
確かに。
そういうのってチームの中にそういう人が1人いると、
気軽に頼めたりすると思うんですけど、
これをどっかの会社に発注するってなったら、
もう全然合わないんですよ、歩幅が。
スピーカー 3
全然合わないですね。
スピーカー 1
予算感もそうだし、
そのために要件定義のお打ち合わせしましょうとか、
そういうことじゃないんだよなっていう。
そうなりますね。
肉じゃが食べたいって言って、
じゃあまず料理人探すかって言って発注する感じ。
そういうことじゃないんですよね、家庭家的っていうのは。
スピーカー 3
まさに。
あとこういう場面で役立つみたいな、今の小さなエピソードがいっぱいあると、
これこういうもんなのかとかって思うのかもしれないですね。
スピーカー 1
うんうん、確かに確かに。
仕事にしようと思ったらある程度の大きさがないと、
ペイしなくなるから、大きい仕事を受けたくなっちゃうんですけど、
仕事じゃなくて生活の中で、
それ自分で30分くらいできると思うんで、やりますよみたいなものが、
もうちょっと世の中のまだ行き届いてない、
ソフトウェア使えばもっとみんな楽できるところに、
まだまだ届いてない領域がたくさんあるなっていうのは、
この実感は今年は特にそうですね、小学校とかでもそうですけど、
それをもうちょっと浸透させたいんですよね、世の中のいろんなところにソフトウェアを。
スピーカー 3
今言われてちょっと反省したのがあって、
この間のマンションの理事会で1個問題があって、
駐車場があるんですけど、
その駐車場の前に一時的な駐車スペースっていうのがあって、
工事の人が来たときに車とか止めるときがあるんですよね。
はい。
そうすると、その工事で来た車両の後ろに止めてある人が出られなくなるんですよね。
なるほど。
なので、その一時的スペースに止める人は、
何分から何分まで止めますよっていうのを事前に申請してほしいと。
なるほど。
申請内容の伝達システム化
スピーカー 3
申請したら、その申請内容がその後ろに止めている車の持ち主に、
何らかの方法で伝達をしたいと。
なるほど。
そしたら、
これシステム化するとなると大事ですから、
書類でやりましょうと。
申請は2週間前で、
その書類を1週間前にはご本人に張り紙によって伝達しましょうみたいな感じになったんですけど、
僕それ聞きながら、
作れるなと思ったんだけど、
完全にノーコードで作れると思ったんだけど、
なんかこれ大変、やるって言ったらそれなりに責任でしめんどくさいなと思って、
やるって言わなかったんですけど、
今の聞いてたら、
そういうのこそ、やりますよ。
次回までに作っておきましょうかと。
駐車場の前にQRコード読み込んであって、
スマホでアクセスして止める時間とあれすると、
どこかのスプレッドシートにたまって、
そこに新しい行が追加されると、
それを持って必要なとこに通知が行くと。
すぐできるなと思ったんだけど、
QRコード読み込みとテキストチャット
スピーカー 3
これはもう発注したらお戻りですとか、
理事会で騒ぎになって消えていったんですけど、
そんな、本来は解決できる困りごとが山ほどあるんでしょうね。
スピーカー 1
ありますね。
今の市場原理だと、
いやちょっとこれ、割に合わないなっていって、
ゴーしないことがたくさんあると思うんですけど、
スピーカー 3
10年後だと全然そういうの回ってたりするのかな。
今の若い人たちが。
作る側の能力とかは変わらなくても、
それを使う側っていうか、
駐車場の例で言うと、
QRコード読み込んで、
電子的な方法で通知ができますっていうので、
それでいいですよって受け入れる人がいたら、
やるほうが増えるっていうのがあるんですか。
スピーカー 1
こないだ小学校で、
児童が走るマラソン大会っぽいイベントあったんですよ。
スピーカー 3
はいはい、ありますね。
スピーカー 1
で、学校の敷地の一回り外側の道路をちょっと走るってことで、
四隅に大人を配置したいってことで、
僕も末席をいただいてたんですよ。
四隅のうちの一つの角で旗を振る、
交通安全の旗を振る仕事をやってたんですよ。
そのときにいろんなことが起きて、
その時間通行止めするんで、
ちょっと来た車がこれって通っていいですかとか、
ここに行きたいだけなんですけどって言われたときに、
僕がどう対応したのかとか、
どういうことが起きるのかっていうのを、
共有する手段がないんですよ、
イベントの最中は。
ワークフロー設計とリリースフェーズ
スピーカー 1
これがスラックでもディスコーズもあって、
マラソン大会運営チャンネルみたいなのがあれば、
こういう問い合わせあったんで、
こう答えておきましたって言えば、
その瞬間にその四隅に立ってる人たちの間で、
じゃあ今後は次からこういう対応にしましょうとか、
話し合ってすぐ決められるようなレベルのことだと思うんですよ。
それがないから、
それぞれみんな自分の周り5メートルぐらいの情報を元に、
自分がベストだと思う対応をやるんだけど、
そのログもたまんないから、
すごいもどかしい思いをしました。
スピーカー 3
いや、それもう世界の隅々にありそうですね、それ。
そういう問題が。問題というか。
スピーカー 1
最近気づいた。
僕はテキストチャットが盛り上がってない組織が、
無理っぽくなってきてるっていうことがよくわかりました、最近。
スピーカー 3
なるほどね。
いや、しかし、小学校か、小学校運営の中に入ったことないですけど、
あんだけの生徒数と先生の数がいて、
で、普段のオフィスみたいに職員室にずっといるなんてことなくて、
広い学校の敷地内教室にばらけて何かやってるときに、
どうやる?どうやる?どうやる?
スピーカー 1
そう、そう。逆にすごいなって。
テキストチャットなしでよく運営してるなっていう不思議な気持ちありますね。
スピーカー 3
みんなに呼びかけたいとき、みんなって声に出さずに、
どっかに書くじゃないですか。
なんかあるときはね。
そうですね。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 3
あまりにもそういう環境に居すぎてて、ちょっとわからなくなってきましたね。
どうしてたの?どうする?
スピーカー 1
僕もそうです。
でも割とね、どうにもなってないけど、まあそういうもんと思って、
まあまあみたいな感じで流れてきますね、いろんなことがね。
でも理事会マンションも、僕も町内会のディスコードとかって入りたいんだけどね、ないんですよね。
スピーカー 3
もしかしたらマンションのディスコードって近すぎて問題起こるのかもしれないですけど、
町内会ぐらいだと適度な距離があって楽しそうな気がしますよね。
スピーカー 1
そうですね。そして回覧版印刷物が回ってくるんで、
その元ファイルをデジタルデータでご共有いただけたら非常に助かるなと思ってますね、今ね。
スピーカー 3
僕、妻がPTA入って、PTAの秘伝のタレみたいなワードファイルが毎年前の代の先輩から来るんですよ。
で、要はここの日付を令和5年にして、なんとかその名前を変えて、
なし直せばいいだけだからっていうことで来るんですけど、
あまりにも毎年毎年ちょっとずつ改編が繰り返されていて、
例えばその見出しのテキストとして装飾をして、
セクション1みたいなH1要素みたいな感じで書けばいいことが、
なぜかそこだけ機系化した画像ファイル、
このアウトラインで保存された画像ファイルになっていて、
そこがアウトライン化されていて打ち直せないとか、
えっ!?みたいなのが結構あったですね。
これ誰も直さないで、5年ぐらい経つとこうなるんだなみたいな。
驚きましたけど。
スピーカー 1
ありますよね。
スピーカー 3
メディア交配器ってあるなら新旧比較するみたいなとこあるんですけど、
もともとは世界を変えるソフトウェアみたいなものを考えてたのか、
年なのか時代が違ったのか、もっと身近なものに
junebokuさんもmorichinさんも惹かれる。
私もそういうの変わってきてるよなと思ったんですけど、
でもそれだけじゃなくて、
世の中がハードウェア的なもので躓いてたところから、
もうちょっと宣伝されてソフトウェア的なものになってきて、
そうなるとソフトウェアだとさっきのワークフローとか、
なんとかっていうのがかなり直接いろんなところに使えるっていうか、
考え方、持ち方というか。
そうですね。
スピーカー 1
ワークフローはデジタルのワークフローもそうですけど、
アナログ含めて設計できるといいんですよね。
前にイベントを参加者から参加費いただいて、
開催するようなイベントをやったときに、
受付チームの様子を見て、
配置するべきものは全部配置できて、
もう準備万端ですっていうから、
これはじゃあ1回お客さん役の人を何人か流してみて、
スムーズに対応できそうかを試したほうがいいねっていうのを、
受付チームにそういう視点がなさそうだったので、
じゃあ僕ともう1人でやるからやってみようってやったんですよ。
そのときは参加者の区分が、
学生がもう働いてる人かっていうのと、
懇親会に参加するか参加しないかで、
受付で最初に払うお金が4種類あったんですよね。
それを口頭で説明すると、
めちゃくちゃそこで詰まるっていうことがわかったので、
A4のコピー用紙みたいなのをピッと持ってきて、
縦と横に線引いて1,2,3,4で2×2で分けて、
働いてる懇親会に参加する、
1,2,3,4の字どれですかって言って、
値段もそこに書いとけば、
すごくスムーズに受付が流れるようになったんですよ。
もう1回リハーサルやったら、
次はめちゃくちゃスムーズに回ったんで、
じゃあこれでもう人来ても大丈夫ですわじゃないですか。
こういうのもワークフロー設計だと思っていて、
どこがスムーズじゃなくなるか。
これをこういうやり方を知ってるだけで、
人生がすごくハッピーになる。
スピーカー 3
そうですよね。
ちゃんとプロセスの最後にテスト、
テスト絶対入れようみたいなやつと、
そのテストの中の解決方法の中に、
具体的な方法として今のような方法があるみたいな。
まずそもそも何か作る時に、
テストフェーズ入れるっていう発想、
学生の頃に1回も教わった覚えはないですか?
スピーカー 1
いやーそうですね。
これはなんかウェブ開発から学んだ気がしますね。
スピーカー 3
そうですよね。
昔のイメージで言うと、
プログラマーとかエンジニアって、
ずっとコードを書いてる人だと思ってましたからね。
スピーカー 1
それはあると思いますよ、いまだにそういうイメージ。
スピーカー 3
でもそんなことないじゃないですか。
むしろその前の設計でどのくらい考えておくかとか、
いろんなこと考慮しておくかとか、
書いてない時間が果たす最後のクオリティへの貢献、
めちゃくちゃデカいんだけど、
あんまりそういうイメージないですよね、世の中的にね。
スピーカー 1
うん、なんかやっぱり暗い部屋でパーカーのフード被って、
スピーカー 3
センター機を押してるイメージやっぱりあると思いますよ、いまだに。
もうドラマとか映画でそういう、
ドラマ映画出てくるエンジニアで設計とテストやってる瞬間と
スピーカー 1
あんまり出てこないですもんね。
確かにな。
でもそういうセリフ入れてほしいですけどね、
これはリリースしたら絶対想像してないこと起きるから、
まずはリリースして対応しようみたいな、
そういうセリフ出してほしいですけどね。
スピーカー 3
確かにそういうのから学んだな。
スピーカー 1
あとウェブとか書いた文章とかもそうですけど、
公開した瞬間に一番直すモチベーション高まるじゃないですか。
スピーカー 3
公開するボタンを押す前に本気でもう一回構成できたはずなのに、
なんで公開ボタンを押さないと本気が出ないんでしょうかね、あれ。
スピーカー 1
そうですね。
ある人がダストバーン現象って名前つけてましたけど、
人間の文章構成能力は公開ボタンを押した瞬間に最大化するって言ってて、
それ本当にそうで。
スピーカー 3
本当ですよね。
だってわずか100文字程度の文章が同じ画面にあって、
ボタンを押した瞬間に誤りが見つかるんですよ。
スピーカー 1
あの名前がダストバーン現象。
そう、ダストバーンってなるっていう。
押すとパッて毛が開かれるっていうか、パッてなるんですよね。
だからウェブサービスもいつまでもリリースせずに、
ここ直したらリリース、ここ直したらリリースとか言ってる間にあって、
消耗戦になってダラダラし始めるんですけど、
一旦リリースブロッカーはクリアして、
もちろん直したいとこあるけど、
この日をリリース日をしようって言って、
リリースするとSNSとかの反応とか見て、
これ今すぐ直したいってすごい勢いでコードを直したりしますからね。
すごいですよ。
スピーカー 3
エンジニアではアプリケーション開発のプロセスが身に染みてるなっていうのを感じました。
スピーカー 1
それがベースだから、そこから外れるとき、ややフラストレーション感じるときありますからね。
スピーカー 3
僕ちょうどね、来週ふるさとチョイス大感謝祭っていうイベントがあって、
そこに僕が作ったTNTっていうソフトウェアの使った出展なんかがあって、
そこはリアルの会場なので印刷物を作るんですよね。
カードとかチラシとか。
それ印刷物だからやり直し効かないんですけど、
直前まではWebのインターフェースで修正と入稿を繰り返せるんですよね、キャンバーを使って。
はい、なるほど。
ウィジビングになってるので、ほぼ印刷される状態でウェブ操作してるにも関わらず、
操作してデザインしてるんですよ。
最後、支払いして入稿するボタンが右下にあるんですけど、
スピーカー 1
その1個上にPDFにダウンロードして念のため確認するってボタンがあるんですよ。
スピーカー 3
一応1回目は念のためPDFにしてダウンロードするじゃないですか。
ウィジビングだから全く同じものですよ。
全く同じものをダウンロードすると間違い見つかるんですよ。
見つかるんですよ。
で、ウェブアプリに戻って直しますよね。
で、ウィジビングで今直してるんだから、絶対間違いがあるわけないんですよ。
でも、僕はテストフェーズの重要性を知ってるので、もう1回ダウンロード押すじゃないですか。
ダウンロードしてるじゃないですか。
間違い見つかるんですよね。
で、昨日それね、9回やりましたね。
で、理屈で言うと9回やってもまだなんかあるはずなんですよ。
でももう、今日は入稿してもう眠りますって思ってもうやめたんですけど、不思議ですよね。
スピーカー 1
不思議ですね。
それソフトウェアでもそうで、手元の自分がいつも使ってるエディターで書いてるソースコードって、
自分が書いてるものっていう距離感になるんですよね。
でもそれをGitでGitHub使っていて、プッシュしてGitHubの画面になってレビューする画面に行くと、
なんでこんな処理になってるんだってなったりするんですよ。
だから、自分とその対象との関係性を変えないと、自分とつながってるうちは客観的にレビューできないっていうのが
普遍的にありますよね。
スピーカー 3
確かにね。もしかしたら、ChromeとかPhotoshopは自分の空間で、
アクロバットになった瞬間に発見できる。
スピーカー 1
なんでアクロバットだと発見できるかも。
自分とちょっと他人、友達の友達ぐらいの距離になったら、物を言えるようになるっていう。
スピーカー 3
いいな、じゃあアクロバットとはこれからも引き続き適切な距離を保って仲良くならないように。
スピーカー 1
あんまり近くなりすぎると気づけなくなるかもしれない。
スピーカー 3
面白い。
なんかあれですね、メディア交配機って言ったけど、あるあるみたいな感じで終わってしまいそうなんですけど、
今回ですね、欠席になったmorichinさんが、この私たち純木さんと話している内容を料理してですね、
アフレコというか、後慣れを入れるというか、オーディオコメンタリーを入れるというか、
なんかね、してくれるそうなんで、恐らく僕らが雑談の最中で見失った文脈をちゃんと回収して、
してくれるんじゃないかと。
確かに。
スピーカー 1
期待して。
確かに。
これ、りゅうちさん次第だなと。
なんで最後この話したのか、もう僕分かんないですもん。
スピーカー 3
そう、あのね、そういう話じゃなかったんですよ。
僕、メディア交配機テーマ設定したときには、
メディア交配機のテーマ設定
スピーカー 3
近畿の対比で言うと、大きいものと小さいもので仮タイトルつけたんですけど、
なんか、なんかよく分かりませんね。
なんかソフトウェアジョークみたいな。
スピーカー 1
なんでこうなったんだろう。
スピーカー 3
それが身近な道具になったみたいな話だったかな。
まぁちょっとね、森道さんにちょっとバトンを隠して。
まぁこんな回があってもいいんじゃないかと、今思ってます。
今日どうもありがとうございました。
スピーカー 1
森道さんもちょっと思ってたのと違うだろうな。
スピーカー 3
そう、森道さん多分ね、もっと大それたテーマでちょっとね、気合い入れてたと思うんですけど。
こんな雑談にどうしろと、みたいな感じかもしれませんね。
というわけで、この収録に間に合わなかったmorichinさんが、
後日、ご自身でメッセージを吹き込んでくれた音声データがありますので、
それをこの後続けてお聞きいただきたいと思います。
スピーカー 2
こんばんは。
成功読読っていうニュースレター&ポッドキャストをやっています森鎮と申します。
純木さんが、自分は何百人何千人で東京タワーを開発作るようなプロジェクトよりも、
金寿司とかドライバーで座り心地の良い椅子を作るような、そんなものづくりが好きなんだっていう話をしていました。
ここで一つ僕思い出した言葉がありまして、
大きな物語と小さな物語、これ超雑に説明すると、
一つの大きな、例えば宗教とかイデオロギーとかビジネスの考え方とか、
そういったものをみんなが信じていれば経済が成長して世の中が発達するっていった時代が大きな物語の時代で、
個人とか家族とか小さな集まりとか、
それぞれの集まりというか個人・個個人の良いもの、考え方、
それは全部バラバラで多様性があって、
それぞれを信じてみんなが幸せに豊かに、豊かにというのは精神的豊かになっていくというような考え方が小さな物語なのかなって思っているんですけど、
この大きな物語か小さな物語って、この考え方自体が提唱されたのがもう1970年代、
ポストモダンの条件でおんなじんですけど、
もうだいぶ前から言われて、世の中ってもうそういう時代になっているなって、
例えばマーケティング界隈とか社会学とかでも言われて、
だから文化人類学みたいなのが最近流行っていたりとか、
そもそもこの偉い政治家の言うことさえ信じていればとか、
この会社に入って真面目に働きさえしていれば幸せになれるなんて考え方、
もう誰も感覚として信じてないじゃないですか、古いじゃないですか。
一方でその後佐々木イルさんが、
ネクストビッグシング
スピーカー 2
僕たちがITでウェブサービス開発の仕事を始めた20年前には、
もう誰もが二言目には世界を変えるサービスを作るんだって、
どんなちっちゃな会社でウェブサービスを作っている人も、
みんなそれを信じて疑わなかったですよねっていう話をしていて、
まさに実際その通りだったんですけど、
そこで僕が思い出したまた別の言葉がですね、
これは2010年代に僕はIT業界でよくジャーナリストとかが言っていて、
あと投資家とか言っていて、よく耳にした、読んだ言葉で、
次の大きな技術的なビッグウェーブ、大きなものは何が来るんだ、
次は何が来るんだ、自分たちはその波に乗っかって、
それこそ世界を変えるサービスを作るんだ。
で、このネクストビッグシングに乗っかれば、
つかまればですね、日本とかアメリカとか、
そんな原告とか国とか関係なくですね、
世界を股にかけて、世界を飲み込むですね、
大きなサービスが作れるんだ。
で、つい最近去年とかにですね、
まさにそういう名前の本も出ていたりしたっていうのを
さっき確認したんですけど、
確かにその技術要素だけを見たら、
そういうネクストビッグシングっていう考え方と、
それをつかみ取るみたいなのもあると思うんですけど、
ただこれを使って解決するものが、
ひたすら大きな一つのものを、
一つになるものを目指すっていうのが、
なんかちょっともうずれてきてるなって感じはするんですよね。
先ほど話した大きな物語から小さな物語へっていうような感覚っていうのは、
もう結構前から共有されているのにもかかわらず、
いつまでIT業界はネクストビッグシングみたいな、
要は大きな物語ですよね。
一つのものをみんなが向かって、
そこに向かってたくさんのウェブ開発者が、
それこそそうですね、
Googleとかメタとかは何千人もスーパー優秀な開発者が集まって、
みんなが一つのネクストビッグシングっていう、
スピーカー 1
一つの旗を取り合っているみたいなことをやっていて、
スピーカー 2
ある意味資源の残念な無駄遣いだなって思ったんですよね。
そのうちの何人かが純木さんみたいに、
身の回りの椅子を直してあげればいいのにって、
そんなことを考えてしまいました。
純木さんが金寿司とかドライバーで座り心地の良い椅子を作るっていう、
小さなものへの回帰
スピーカー 2
そういった考え方は、
ネクストビッグシング卿からは完全にドロップアウトというか、
ドロップアウトって悪い言い方に聞こえますけど、
次の世の中にマインドチェンジしてるなっていう感じがして、
それは僕の感覚ともすごく近いなと思ったんです。
そんな偉そうなことを言ってるんですけど、
僕たちも20年前、
10何年前にはウェブサービスの開発をしながら、
世界を変えるっていう、
言ってたり言わなかったとしても、
そういう人の映画とか電気とか物語を見て共感して、
憧れていたんですね。
思い出したんですけど、
僕この頃の社内の、
ライブドアっていう会社の社内のプレゼン大会で、
その時僕新規開発グループっていうミッションを持ったチームにいたんですけど、
そのプレゼンでデカデカとですね、
そのスライドに書いた言葉がですね、
サービスで価値観、
人々の価値観を変えるものを作るんだ。
僕その頃からあんまりやっぱり儲けるとか、
儲けることすごく大きく儲けることとか、
たくさんのユーザーを作って広告で稼ぐんだみたいなとこは、
なんかあんまり人よりは興味が薄かったんですけど、
でもサービスで今までの価値観を変えるものを、
このインターネットの力を使って作るんだっていうことに、
結構目をキラキラさせていて、
プレゼンしてたのを思い出したんですね。
2023年、今それがどう変わったかっていうのを自分に問うてみたんですけど、
価値観を変えるものを作りたいじゃなくて、
今は価値観を伝えたり守っていくものを自分たちができること、
今もソフトウェアを使ったサービスとか開発をするってことは変わらないんですけど、
人々の価値観を変えるものじゃなくて、
もともと人々が、人間がって言うとちょっと主語が大きいですね。
いろんな集団が小さな個人とか地域とかが持っていた、
その良い価値観をなくさずに伝えていくもの、守るもの、
またそれを分かりやすくしたり使いやすくしたり、
かっこよくするようなことに喜んで関わっていきたいなって思ってます。
そういうところにソフトウェアとかハードウェア、
いろんなものを組み合わせたアイデア、
私たちの企画とか開発とかってもので、
お役に立てるところがたくさんあるんじゃないのかな。
それこそそれが座り心地の良い椅子を作るものでもいいと思うんですね。
言ってみたらこのポッドキャストもそうですよね。
つい5年、10年前まで僕たちはですね、
ブログとかSNS、FacebookとかTwitterを使って、
いかに自分たちのメッセージとか主義主張を拡散させるか、
たくさんの人に伝えて、
バズらせるって言い方はその頃も好きじゃなかったけど、
ことを考えてたんですけど、
今や僕たちはですね、
よなよなマイクの前に集まって、
ポッドキャストというですね、
結構私的な、パーソナルなメディアを使って、
自分たちの意見を発信して、
そこに共感してくれる人に聞いてもらえればいいっていう、
幸せだっていうような感じでやってるので、
これも一つ大きなものから小さなものへの、
僕たち内の回帰なのかなって思いました。
スピーカー 3
はい、この後はですね、
この場にいるじゅんぼくさんと、
あとから非同期データで参加するmorichinさんに、
感想を聞いてみたいと思います。
スピーカー 1
はい、いつもね、
聞いてる声で番組なので、
僕はあんまり久しぶりという感じがしませんでしたけれども、
はい、そうですよね。
そして気まぐれ不明で話したことの続きみたいなことを、
こちらでお話しさせてもらったりもしているので、
なんとも不思議なね、あんまりこれも、
Podcast番組の境界とかはあんまり関係ないなと思いつつ、
この場を借りたんでね、
宮本さんの話もいつも楽しく、
どうも結構僕は壺に入ることが多いんでよく聞きますし、
テルさんもまたそのうち出てくると思って待ってます。
スピーカー 3
そうですね、ありがとうございます。
メディア興廃記(九)The Next Big ThingとA Small, Good Thing
スピーカー 3
僕、気まぐれFMの話に混ざりたいと思うことも非常に多くて、
今日なんかね、高石さんの、
キャンプは二次元だって発言に腹よじれるぐらい笑うっていうかね、
これ軽眼だなと思って、
暮らしを二次元三次元ってこう、
全部平面に置く暮らしに戻ったときの、
人間のこう感じる不便さの理由を取って書いてきたっていう話が、
スピーカー 1
もう最高に面白かった。
あれ面白かったな、
僕がいちいち突っ込むみたいな回になって面白かったですよ。
スピーカー 3
で、その時に神木さんが、
これなんかあの、
引っ越し初日に全部床に置く感じですよねってこう、
適切な例えをしたんですよね。
キャンプに行ったときに全部テントに物を置くのは、
引っ越し初日のあの感じだと。
確かにあれ不便だよな、みたいな。
あれがね、めっちゃ面白かったですね。
スピーカー 1
床にスマホを置く感じね。
スピーカー 3
そうそうそうそう。
ぜひね、皆さんに気まぐれFM聞いてもらいたいと思いますので、
リンクしておきます。
スピーカー 1
ありがとうございます。
スピーカー 3
はい、続けてmorichinさんにも感想をお伺いしたいと思います。
スピーカー 2
楽しかったです。また呼んでいただいてありがとうございます。
まずね、お二人のウェブIT開発者あるある、
軽妙な雑談も楽しかったですし、
それをどう、後からナレーションつけたらいいんだろうって悩んでる時間も楽しかったですし。
スピーカー 3
これはね、morichinさんにしか頼めないですね。
スピーカー 2
そしてこのあれですよね、このエピソード自体の編集のやり方自体もなかなか斬新ですよね。
時間も場所も離れて、後から一つのエピソードにするっていう。
ちょっとこれ普通の人ついてこれないんじゃないのかなって思ってるんですけど、
個人的にはこういうよくわかんないことをですね、
率先して実験するのが趣味なので、はい、楽しかったです。
スピーカー 3
こちらこそ。
スピーカー 2
あんまり反応よくないかもしれないけど、どうだろう、わかんないけど。
スピーカー 3
いや僕はね、これやってみて思ったんですけどね、
ジョン・レノンの声で新曲を作ってるポール・マッカートニーの気分になりましたね。
スピーカー 1
確かに。
スピーカー 3
Now and Thenって新曲が、ビートルズの新曲がね、世間を賑わせてると思うんですけども、
このメディア広範囲記もね、言うなればNow and Thenのテーマそのものですからね。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 3
俺はこれを通じてNow and Thenやってたんだなと思いながら、
今morichinさんの音声データを編集して一方でまとめ上げています。
なんかとっても奇妙な感じですけど、
なんかポッドキャスト面白いなと思いながらね、改めてやってます。
何の話か最後までよくわからなかったみたいなところがあるかもしれませんが、
今日のテーマはね、The Next Big ThingとSmall Good Thingということで、
なんとかまとまったんでしょうか。
感想いただけると幸いです。
本日はどうもありがとうございました。また次回お会いしましょう。
スピーカー 2
はい、またよろしくお願いします。
スピーカー 1
いやどうもありがとうございました。楽しかったです。ありがとうございます。
スピーカー 3
それではまた次回。
55:54

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