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皆さんこんにちは、大学教員で作曲家の小松正史です。今日はですね、作曲を小松が行う本当の理由についてお伝えしたいなというふうに思っております。
この放送では音や音楽についての話題を一日一つずつね、ウェルビーングな形でお届けしております。
それで僕はですね、音楽、特には作曲をするっていうことをね、どうしてやってるのかという根本的な理由ね。
これすごくね、あんまり言いたくないなっていうのがあるんですけど、これ最近あの僕の所属している大学の女子さんとお話しした時に、その女子さんはアーティストなんですけど、
その自分が目指しているアーティストさんもそんな同じこと言ってたよみたいなことをね、おっしゃってたので、
あ、これって普遍的なことなのかなっていうような、そんな感じでね、ちょっと話したいと思うんですけど、僕はですね、ピアノとか楽器演奏が下手だから、
自分に合った曲を弾きたいために作曲してるんだなっていうのが結論なんですよね。
自分がね、いろんな曲弾けたらいいんですよ、作曲しなくても、クラシックでね、もういろいろないい曲あるじゃないですか、
マント有名な作曲家さん、いい作曲家さんが作品を作ったりしてるし、ドビッシュにしてもベートーヴェンにしてもね、バッハにしてもモーツァルトにしてもいろんないい曲があるわけなんですよね。
で、僕そういう曲弾けないんですよ。ほんとね、作曲する前に演奏能力はポンコツっていう感じだよね。
ほんと弾けない。もう一般の音楽大学に入れないレベルですよ、僕はっきり言って。 だって趣味でずっとやってきたし、それで競合相手とかね、それで競争してスキルを学んだわけでもないですし、
自分がいいかなぁと思う感じで、呼吸感ね、自分の呼吸するかのようにピアノを学んだり習ったりね、いまだに弾いてたりするわけなので、まあそういう意味ではですね、全く演奏技術がない状態の小松がどうして人前で弾いてるのかっていうね、こうめちゃくちゃ矛盾が出てくるわけなんですけどね。
ここにはやっぱり理由があってですね、自分の弾きたいとか聴きたい曲はもちろんあります。 自分がこの曲いいな、あの曲になってね、聴きたいのあるんですよね。
それをやっぱりこう音フェチなから、自分の手で弾いて、その響きをもう一回自己循環させたいなっていうね、そういう気持ちがあるんですよね。
自分で循環させていきたいなっていう感じがあるんで、曲をね、あの弾いてるわけなんですけど、自分が弾いてみたいなっていう曲を探すとですね、さっきのクラシック曲を始めとしてなんですけど、弾ける曲ないんですよ。
一層前に楽譜はたくさん持ってますよ。クラシックの楽譜もね。いろんなのがあったり。あとあの、僕はニューエイジーミュージックっていうね、僕が大学生の頃に、1990年頃にすごくね、一世風靡したような分野があって、例えば西村幸恵さんとかね、村松健さんとか、泉弘高さんとかね、あと中村先生、中村由利子大先生とかね、そういう方がいらっしゃいますけれども、
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そうした曲が僕すごく好きで、弾こうと思って楽譜を買ってですよ、大学生の時に。弾き始めたらそれがなかなか弾けないっていうのがあって、弾けないんですよね。指が動かない。本当にもうテクニトーン、エレクトーンで僕は電子ロガンで弾いてきたので、ピアノに転向して、そんな弾けるはずないじゃないですか。
それで悶々としてて、でも頑張って弾きましたよね。僕も村松健の曲たくさん弾けるようになりました。村松健といってもなかなか楽譜がないのでね、その時有名な方だったので、雑誌に載ったのかな、そういう曲をですね、コピーして、それももう店頭には置いてないので、どっか音楽関係の図書館に行ってコピーした記憶がありますよね。
その頃の作品。村松健の曲はそんな難しくなかったから、自分でも弾けたんですよね。とても難しい曲ももちろんあるんだけど、自分の指に合ってたんでしょうね。泉ひとたかさんの曲はね、弾けないですよ。いまだに僕は好きで楽譜を買ったりしてますけど、もう弾けないぐらいな状況なんですよね。
それで結果的に何したかというと、後でそれを思いついたかどうかわかんないんですけど、自分で作ってみようと思ったんですよね。自分で曲を自分が弾けるレベルで曲作ってみたいなと思って、作り始めたのがThe Sceneという曲なんですね。
これもちろん自分がね、衝動的に曲が生まれたっていうのもあるけれども、その2番目の理由としてはですね、自分の曲、自分のレベルで、演奏レベルで弾ける形で自分が満足するような曲を作れたらいいかなっていうふうに思ったので、曲ができたというか、曲を作ったっていうのが実情なわけなんですよね。
ということで、気がつけばね、300曲400曲自分のレベルで弾ける、自分が一番呼吸する中で気持ちよい響きとして弾ける曲、しかも自分のレベルでも弾けるという。だからね、僕の曲、ちょっと今日ここにリンク貼っときたいんですけど、初心者の方でも弾ける曲は弾けると思いますよ。
譜面面的には弾けると思います。ただ呼吸とか表現するところはかなり難しいって言われてるんですけど、弾こうと思ったら小学校のところでしっかりお勉強というか練習なさっている方は絶対弾けると思いますしね。そんな感じの曲の難易度だと思うんですよね。
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なので結論的には伝えたようにどうして作曲を押し付けるのか。人の曲が弾けないから自分で弾ける難易度の低い曲で弾くっていうのが僕のやっぱりスタイルだから弾いてるんだよっていうのも実はね、これ本当に通常界ではあんまり言いたくない話。
こういうのを普段プレミアムで結構しゃべってるんですけど、セキュララなことはあんまり伝えられないなぁみたいなところがあるので、そういう意味でちょっとね、それでもなんで曲作るんですかっていう話も結構質問で出てきてるので、そんな感じでちょっとね、弾こうかなっていうふうに思ったりしたわけなんですよね。
まぁそんな感じのセキュララな気持ちをちょっと今日伝えてみたんですけど、ただね、こっからがちょっと難易度めちゃくちゃ上がる話しますよ。僕の曲ってね、間が空いたりとかシンプルだし一気に弾けそうなんだけど、僕のレベルの弾く表現力で弾いた方を今までね、見たことないんですよね。
僕の曲弾いてる人世界中にいますよ。YouTubeでまさふみこまつでググったらね、かなり出てくるんだけど、ここで言うと炎上するかもしれないけど、いや全然歌えてないよね。いや弾けてないと思いますよ。あれこんな風に呼吸するの?それダメじゃんみたいな感じに思っちゃうんで、それね、やっぱね、僕じゃないと弾けないなっていう。
簡単なんだけど弾けないんですよ。これがね、こまつトラップってやつですよね。簡単だけどなんでこれ弾けないんやろ?それはね、歌心とか呼吸感とか身体勢とか、そういうのがね、やっぱ重要視されてるので、やっぱなんかね、こう自分で身体的に空気に漂う、水の中を漂うとかね、風になって漂っていくみたいな。
そういうね、身体の欲求がないと僕の曲弾けないと思うんですよ。そこがね、ちょっと言語化をあえてさせていただいて、しょぼくって弾けない、簡単なレベルの曲じゃないよっていうかね、そっからのギャップがすごいというね、ちょっと最後はすみません、上から目線になってしまいましたけど。
どうしてこまつがそうして弾ける曲、作曲をするのかっていうことの回答ね、レスポンスになっていけば最高かなと思いまして、今日はどうしてこまつがピアノを曲を弾けるのかっていうね、曲を弾き続けているのか、どうして作曲するのかっていうそんなお話をしてみました。
それではここまでお聞きいただきましてありがとうございます。今日も音の良い一日をお過ごしください。今日は漫画ミュージアムからお届けいたしました。