はい、今回はですね、ビッグマックシスというものについてお話したいと思います。
皆さんこれご存知でしょうか、ビッグマックシス。
これはですね、イギリスの経済誌The Economistが発表するマクドナルドのビッグマックの価格によって、
各国の通貨の購買力を比較する指標を言いますというふうに言われてるんですね。
これはですね、ビッグマックはほぼ全世界で同一品質のものが販売されているらしくてですね、
原材料費とか、店舗の高熱費とか、定員の労働賃金など、様々な要因を基に単価が決定されているので、
このような仕組みからですね、世界各国の総合的な購買力を比較する際に、ビッグマックシスは一つの参考基準となっているということなんですね。
これ私、ついこの間まで知らなかったんですけどもね、ふと知ったきっかけで知ってですね、面白いなと思ったのでちょっと取り上げてみました。
これ毎年ですね、ビッグマックの値段によって、その国の経済力とか購買力とか、そういったものを見るらしいんですけども、
それがですね、たぶん毎年1回だと思うんですけどもね、これが発表されているんですね。
一番最新のもので、2023年1月26日に発表されたものが一番新しいと思うんですよ。
それを基準にちょっと見てみたいと思うんですけれども、
一つ前の指数がですね、2022年の7月21日なので、約半年前ですね、1年に2回ぐらい発表されるのかな?
その数字が出てますので、2022年の7月の数字と、今回のですね、2023年の1月の数字を見ながらですね、比べてみたいと思います。
リンクを貼っておきますのでね、そのリンクの先のサイトを見ると表が載ってますので、
それを見ながら聞くとわかりやすいと思いますので、ぜひそちらの方を見ながら聞いてくださいね。
はい、でですね、日本のビッグマークの値段が今410円ですか?
ちょっと値段が変わっているかもしれませんけどもね、一番最新の2023年1月26日の発表では410円となってますので、
この410円をゼロとしまして、プラスかマイナスかっていうのが出てますので、それをちょっと見てみたいと思いますね。
でですね、このビッグマークはですね、各国で販売されてるんですけども、ビッグマーク指数が出てるのは54カ国しか今のところ出てないんですね。
全54カ国のうちの何位かということをですね、ちょっと見てみたいと思いますけれども、
日本はですね、410円で41位なんです。54カ国中41位、結構安い方だなと思うんですよね。
で、その下の方を見ていくとですね、日本の次がイギリス401円、ベトナム、マレーシア、南アフリカ、アズルバイジャン、フィリピン、ルーマニア、ベネズエラ、香港と聞きましてですね、
一番最後の54位がですね、インドネシアで306円だそうです。
ですので100円ぐらいの差があるんですね、日本とは。ですので、ビッグマーク指数はですね、マイナス25.4%ですね、インドネシアがとなるそうです。
で、それでまあ日本は41位ですのでね、そんなに高くないなという感じがします。
で、それで日本の通貨も弱いという感じのイメージがあるなという感じがします。
オーストラリアは今回8位だったんですが、去年の7月は何位だったかというと、これが11位だったんですね。
それでもですね、日本に比べて去年は63.5%、今年は62.2%なので、今年はですね、去年ほどビッグマック指数についてはあまり上がってないんですよ、あまり変わってないんですよね。
値段もですね、638円から今年は665円となってちょっと上がっているんですけれども、でも順位がね、ちょっと高くなっているという感じがします。
ちょっとやっぱりですね、値段は上がってますんでね、順位も11位から8位になっています。
そしてですね、お隣、韓国はですね、今年の1月の発表では30位です。値段は516円。
そしてビッグマック指数が25.9%ですね。日本と比べて25.9%高いという値段ですね。
韓国が意外ですね。韓国が日本よりも高いというのはちょっと意外だったなと思いますけれども、それだけ日本がぶっ買いやすいのかなと思います。
韓国は前回の発表では32位ですね。ちょっと順位が下がりましたが、その時は483円でした。
今回は516円ということで、やっぱり値上げしてるんですね、どこもね。
日本も値上げしたみたいですけれどもね、そんな感じで韓国は30位です。
そしてそのお隣、中国はですね、今年の発表では36位ですね。値段は460円。12.3%のビッグマック指数が高くなっているということですね。日本よりも高いということですね。
中国はですね、前回の発表では31位だったんですね。490円。あ、値段安くなってるんですね、中国見たら。
去年は490円だったのに、今年は460円になってます。中国は値段が下がったんですね。これ珍しいですね。
そうなんですね、すごいですね。で、ちょっと順位も下がったという感じがしますね。
はい、そんな感じでですね、ビッグマック指数によってですね、各国の経済力とかですね、購買力、そういうものを見るものだということで、ちょっとですね、いろんな国の発表をしてみたんですけれども、
やっぱりね、スイス、ウルグアイ、ノルウェー、これトップ3ですね。そして、4位5位はですね、スウェーデン。スウェーデンがですね、731円。78.3%。その次、5位がですね、デンマーク。704円。71.6%。
そして、その次にアメリカです。6位がアメリカ。697円。70.1%ということで、アメリカも結構高いんですね。やっぱりアメリカはちょっと物価が高いのかな。安いというイメージがあったんですけどもね、やっぱりアメリカも高いですね。
オーストラリアよりも上にありますんで、オーストラリアよりもちょっと物価が高いのかなという感じがします。
アメリカの次は、7位アルジェリア。そして8位にオーストラリア。9位にサウジアラビア。これが658円で60.6%。10位がイスラエルで658円で60.4%ということで、こういう感じの順位になっております。
ヨーロッパ、アメリカ、そしてオーストラリア、あと中東の方も高いところは高いですね。そんな感じでですね、ビッグマック指数が出てますので、ぜひ興味ある方は皆さんちょっと調べてみてください。
はい、ということで今回はビッグマック指数というものをご紹介しましたけれども、いかがでしたでしょうか。