1. マレブルの言葉日記「イエスか農家!」
  2. #204 【サッカーが上手いとは..
2025-02-02 21:31

#204 【サッカーが上手いとは】樋口塾長と日程調整して喋ろうかと思ったけどめんどいのですぐ録った。

spotify youtube

樋口塾 塾長

みだしのとおり収録・配信しましたのでご査収ください。

 

塾長に出演依頼かけて日程調整して色々話そうかと思ったけど

調整が面倒なので車の中で録ったった(笑)

ポキャラボ新年会からテーマをひりだしたマレブルが思う「サッカーが上手い」とは。

#203 前回からのつづきです

#ポキャラボ #樋口塾 #サッカーが上手くなりたい #マレコト

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前回からの続きです。
マレブルとかテニスとかバドミントンとかラグビーとか対戦型のスポーツって結構そういうフェイントの要素、駆け引きの要素が大きいと思うんですよね。
フェーズとしては個人技。先ほど言いましたけど、個人技ですね。
ボールをしっかりコントロールできないといけない。
ヨハン・クライフがですね、ボールをコントロールしなさい。ボールをコントロールできなければサッカーボールを追いかけることになる。
それはもはや別のスポーツだ。サッカーではないという風に言ってて、ボールをコントロールすることからサッカーはすべて始まるんだよということを言ってるんで。
まずは個人技術ですね。ボールを扱える。体の向き、体の状態をコントロールできるというフェーズがあって、
次が駆け引きですね。個人戦術という風に言われますけど、
例えば自分に有利なスペースとか自分に有利な状況を作り出す。
相手の重心の逆をとって抜くとか、サッカーの要素として位置的優位性と質的優位性と社会情緒的優位性と量的優位性ですね。
社会情緒的優位性は味方をうまく使うとか味方と連携するとか、量的優位性も味方の方が量として
1対3の状況が作り出せたら量的優位性が高いということになるんですけど、
個人戦術としてはその位置的優位性と質的優位性。質的優位性というのは相手よりも能力として優れている。
例えば足が速ければボールをボーンって向こうに蹴ってしまって用意ドンで抜けるわけですよね。
でもボーンって蹴ってもディフェンダー1人じゃないから後ろにいる奴がカバーに入ってクリアされるということは普通にあるので、
自分の用意ドンできるスペースが今あるのかないのかというのを判断しないといけない。
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位置的優位性というのはより有利な位置に自分が存在するということですね。
でもオフサイドというのがルールがあるので、ゴールに近ければいいかというと最終ディフェンダーよりもゴールに近いところにいてパスを受けるとオフサイドになりますので、
オフサイドポジションではないところでも相手のマークがないある程度自分がボールをコントロールできる余裕のある場所でパスを受けたいということですね。
よりテクニック個人技が優れていればプロの状況で1秒自分に時間が与えられていたらパスが来てトラップしてシュートを打つまでに1秒あれば十分な時間と。
逆に1秒ぐらいしかないので、例えばトラップをミスったとかディフェンダーが近くにいるという状況であれば1秒も与えられないということですよね。
そこは個人技と綿密に自分の能力を分かった上でこの位置にポジショニングしていればある程度シュートまで持っていけるなとかコイツを抜けるなというところを位置的優位性ですね。
ここの位置的優位性を取るためにはフェイント。前に行くと見せてディフェンダーの後方に回るとかオフサイドポジションにいて油断させておいて戻るとか戻ってパスを受けるとか。
より自分に有利な状況でパスを受けたりプレイをするための個人戦術・駆け引きが必要になる。
いわゆるフェイントですね。オコチャとかクリスチャーノロナウドとかマルセイユルーレットみたいなのは個人技術としてある一つの局面を打開するためのフェイントですね。
例えばメッシーなんかはあまり大げさなフェイントを使わずにスピードの緩急とかで抜いていく。
これも自分の体の状態をうまくコントロールすることによってもう本当に右肩を下げるだけで相手が逆を取られて右に行くんだなと思わせて逆を取る。
左に抜いていくみたいなんですね。それは個人技術。フェイズ1の個人技術かな。
フェイズ2になると試合の流れを通しての自分に有利な状況を作り出すための駆け引きですね。
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フェイントもその一つかな。相手の逆を取っていい位置にボールを運ぶという部分では足先のフェイントだったりはフェイズ2にも含まれるのかもしれないですけど
フェイントですね。フェイント駆け引きなのかな。個人戦術という部分が今度またサッカーがうまい人になってくる。
さらにフェイズが上がってくると今度はプロで結果を残すっていう。プロになるっていうところと結果を残すっていうところですね。
サッカーが上手くても全然プロで結果が残らない人。めちゃくちゃ上手いのになるけど結果を残せないっていうことはまああるわけですよね。
Jリーガーの平均退職年齢が26歳か27歳くらいだったと思うんです。だから18歳で入団したとしても10年Jリーグの世界にプロの世界にあんまり折れる人がいないってことですよね。
三浦和義みたいに50何歳までいるということは非常に難しい。まれなことなんで数がすごいなってなるんですけど。
クリスチャーノロンランドが今40歳くらいだと思うんですけど。だから27歳で引退してそこからまた人生長いわけじゃないですか。
結果を残さない限りチームには折れないということですね。プロで結果を残す上手い人って何なのかっていうとやっぱり状況判断に優れていてプレーの選択が的確である。
そしてその選択したプレーを実現できる個人能力コーディネーション能力があるということですね。
結果を残していく選手ってのはここがしっかりしてるっていう印象ですね。
試合の中で状況的確な状況判断ができる。
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ディフェンダーで言えばどこに危険なスペースがあるか。
先ほど個人戦術で言いましたけど、例えば相手がフィリポ・インザーギですね。
彼はACミランでチャンピオンズリーグ優勝してますけど、世界一のチームのフォワードとして活躍してたんですけど、
イタリアがワールドカップで優勝した時もメンバーの中にいたんで、世界一のフォワードなんですけど、
リフティング、ボールを空中で蹴る、落とさずに蹴るリフティングは5回ぐらいしかできないんじゃないかと言われています。
小学生の基準で言ったら、リフティング5回しかできんの?下手くそやんっていうレベルの個人テクニック、個人技術のレベル。
だけど世界一の場所で点を取れる、結果を残せるフォワードになるということなんで、
彼は何がすごいかっていうと、自分に有利な位置でボールを触れる、それをゴールに流し込めるっていう能力。
ワンタッチフィニッシャーという風に呼ばれていましたけど、味方がボールを運んできてくれるわけですね。
リフェンダーの裏を取って、例えば背後に回ったりとか、背後に回ると見せてリフェンダーの足先で先にボールを触ってゴールを奪うということですね。
インザーギと対峙したそういう忍者系のフォワードと対峙したときに、まずリフェンダーとしてボールはどこにあるのか、危険なスペースはどこにあるのか、
そしてインザーギは今どこに位置しているのか、どこのスペースを狙っているのかっていうのを適切に判断しないといけない。
インザーギの位置だけ、ボールの位置だけではなくて、キーパーは今後ろのね、自分の背後のキーパーはどこなら、どこにシュートを打たれたら防げるのか。
例えば、ニアとファという言い方をしますけど、ファサイドをキーパーが防げるようなポジショニングをとっているのであれば、自分はニアサイドのシュートをなるべく防げばいい。
とか、インザーギが右利きなのか左利きなのかにもよる。
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多分、日本人選手って結構両足使える選手多いんですけど、基本的には海外の選手って利き足の逆足って言うんですけど、利き足じゃない方ね。
逆足の精度ってそんなに高くなかったりするんで、最近は高い人がどんどん生まれてますけど、あまり練習していなかったりするので、
例えば、インザーギに右足でシュートさせちゃまずいよねとか、ヘディングも上手いのでヘディングはケアしないといけないよね。
身長はそんなに高くない。180何センチくらいなんで、空中戦では勝てるけど、先にボールに触らせちゃいけないよねとか、そういうところもケアしておかないといけない。
これは試合前のある程度スカウティングで頭に叩き込んでる。ここがインテリジェンスの部分ですよね。
右利きやったなとか、こいつ左利きやったなとか、今キーパーはここら辺にいるだろうから、日々の練習とかもあるんでしょうけど、ここはケアしてるだろうから、自分はこっちに誘い込むようなディフェンスをすればいいなとか、そういうところですね。
判断をしてプレーを選択する。どっちにこいつを寄せるのか、体をぶつけるのか、スペースをわざと与えてそこに走り込ませるのか、誘い込むのか、プレーを選択するということですね。
じゃあそのプレーを選択したはいいものの、その選択したプレーを実現する能力がないといけない。
インザーより足が遅かったらもう意味がないわけですよね。誘い込もうと思って右サイド開けておいたら、ものすごくそんなにドリブル上手い選手じゃないけど、急にロナウド・メッシーみたいな俊敏性を見せて抜かれちゃったと。もう意味がないわけですよね。
あとシュートを右足で打たせたくないからといって飛び込んだときに、これもプレーを選択しているわけですよね。スライディングでシュートをブロックしようとしたときにキックフェイントでかわされちゃったと。
左足でシュートを打たれてゴールを許してしまったとか、そういう自分が選択したプレーをイメージ通りに実現できる力、冷静さとかもそこに含まれるかもしれないですけど、
そういうところをしっかり、これはトレーニングの頭の良さなんでしょうけど、そういうものを身につけていくっていうのが最後のフェーズになるのかなって思いますね。
そこまで来ると、やっぱりサッカーが上手いなあ、この人っていう。常に90分間の試合で適切な位置にいるんですね。
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最近、日本代表のゴールキーパーの鈴木在夫にセリアのパルマでスタメンを張ってるんですよ、ゴールキーパーとして。これはすごいことですね。セリアのチームでゴールキーパーとしてスタメンを張れるっていうのはめちゃくちゃすごいことなんですよね。
僕が代表で最初2試合3試合見たときって、セービング能力がすごく高いけど、そんなに上手いって感じではなかったんですよね。足元もショートパスをおぼつかないなって思ってたけど、
パルマの試合を見てたら、ロングボールの精度めちゃくちゃいいし、ショートパスで変なミスすることもなくなったし、例えばキーパーがボーンって蹴って、危険なときはタッチラインに逃げていいんですけど、何でもないときにボールをボーンって蹴ってスローインを与えてしまうみたいなことも、今はほとんどないみたいな状況ですね。
状況判断がすごく的確だし、キーパーとしてのポジショニングがいいので、マジで5点ぐらい防いであげてる1試合。彼がいなかったらパルマは今最下位なんじゃないかぐらいの活躍を。
それでもパルマは勝てないんですけど、それでも引き分けとか負けたりするんですよね。前半勝って得点してるのに後半で負けるみたいな感じでやってるんですけど。
すごく的確な状況判断と、もともとその身体能力が高いので、プレーの選択とそのプレーを実現できる能力が身についてる。
ゴールキーパーはワールドカップ優勝するなら一番大事な要素なので、決勝戦に行くにはゴールキーパーが世界最高レベルじゃないと、なかなかワールドカップの決勝までたどり着かない。
やっぱりサッカーが上手いなっていうのはそういうところ、究極そういうところになってくるのかなと思います。状況判断。監督のように振る舞えるような選手、たまにいますね。
日本代表で言うと今、藤田ジョエルチマ。彼もすごく上手ですね。サッカーが上手いなというふうに。常に的確な位置にいて、常にパスの選択が的確であるということですね。
ドイツ代表に、もう引退してしまいましたけど、レアルマドリードにクロスっていたんですよね。彼は中盤の選手なんですけど、試合中のパス成功率100%を叩き出したことがあって、中盤の選手なんで真ん中に位置してるんで、かなりパスをつないだり、ディフェンダーからパスを受け取ったり、フォアドにパスをしたりっていう回数がすごく多いわけですよ。
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それで、試合中パス成功率100%、1本足りともミスしていないということですね。これがやっぱり上手い。
状況判断が優れてて、プレーの選択が優れてるだけじゃなくて、パスの質も優れてるわけですね。
あとパスを受ける体の向きだったり、味方がどこに走り込んでて、味方が今パスを受けれる状況なのかどうかとか、このスペースに行けばあいつの方が足が速いからパスを受け取れるだろうみたいなことが、
まあ、適格に判断できてて、適格にプレーとして技術として落とし込めてるから100%ってことになる。これがやっぱりサッカーが上手いということになるのかなというふうに考えてます。
ひぐちさん、こんな感じでどうでしょうか。
フェーズ1は個人技ですね。個人技。いかにサッカーボールを足で扱えるか、自分の思ったところにコントロールできるかというのが個人技ですね。
2つ目は駆け引き。フェーズ2になると駆け引きですね。
うまく目の前の相手を出し抜けるかとか、騙せるか、逆を取れるか、より自分の有利な状況を作り出せるかというところですね。
最後のフェーズになると状況判断。ゴールから逆算していかに勝利を呼び込むか、ゴールを呼び込むかというプレーを適切に選択しないといけない。
状況判断と適切なプレーの選択と、フェーズ1でありましたけど、その選択したプレーを正確に遂行できる個人技だったり、選択したプレーに最適な有利な状況を作り出せる駆け引きの部分、ポジショニングの部分。
ここが揃ってくるとうまいなあ、こいつサッカーうめえなあというふうになるということだと考えています。
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