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にわさん、20年間温めておいた漫画はうまいですよ。 佐島さん、漫画食べるんですか?
佐島とにわのマンガ760。 忙しい社会人2人がワイワイ漫画を語るマンガ760をお送りするのは佐島と にわです。
マンガ760は佐島とにわがいろんな漫画の魅力をふんわりワイワイお伝えするラジオです。 なお、語りたいポイントのために軽くネタバレをしてしまいます。
ネタバレ一切困るという人は、漫画を読んでからご視聴ください。
佐島さん、初任給で初めて何買ったかって覚えてますか?
初任給、多分何も買ってへんくって、下手に親にちょっとお金を送った気がしますね。
おお、親孝行えらい。 ああね、いい子に育てられたから。
まあ、そうなのかもしれないですね。 そうなんですよね。
あの僕ですね、初任給もらったのがもう何年前か、5年前、6年前ぐらいになるんですけど、はっきり買ったものを覚えててですね、家庭用のプラネタリウムを買ったんですよね。
買いそう。 なんかね、どうしてもちょっと憧れがあって。
なんかその雰囲気にお金払うタイプでしょ。スタバとか好きでしょ。
いやいや、なんかスタバ好きな人にすごい失礼やから。 その雰囲気に価値を感じられるって、それはすごい良いことですからね。
単純にね、結構プラネタリウムが好きで。 ああ、そうなんや。
そうそう、流星群とか外見に行ったりするのも結構好きなんですけど、それでプラネタリウム家庭用に買って、
その時が確か新卒の研修中で、東京の方に住んでたんですよ、一時、マンスリーマンションみたいなとこで。
で、買って、僕自分一人でつけて、おーこれはすごいって結構感動してて、でマンスリーマンションの他の部屋に同僚というか同期が住んでたんで、
買ったよみたいな話したら見に来たいって言って見に来たんですけど、すごくなんかこう、なんて言ったらいいんだろうな、僕に対抗心を燃やす同期の男の子がいてですね、
そいつが、お前はそれを買ったのは女の子を呼び寄せるために買ったやろってすげえ言い始めて、
めちゃめちゃ僕一人でワクワクして買ったのに、そいつのせいで僕のなんか思い出がすごい壊されたっていう苦い思い出があるんですよね。
いやーでも、なんか新潟さんをすごい擁護したい気持ちはあるんですけど、なんか日頃の行いながらっていうちょっとね。
めっちゃ失礼やな。 感じはするよな。
いやいやいやいやいや、別に僕誰も来なくても一人でも楽しんでもよかったけど、その楽しさを共有できるように言っただけやのに、なんかすごい傷ついたんですよね、その時。
ピュアやったんや、その時は。 そうそう、いやその時はてか今もそう変わらんけど。
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いや5,6年社会人やってたら誰でも汚れますよ。
っていうちょっとね、なんかこう苦い初人級の思い出があったんですよね。
ちょっとなんかほろ苦いですね、今日の雑談。 そうかな。
ちょっとノスタルジックな感じやし。 そんなことはない。全然ノスタルジックじゃない。
今どうなってるんですか、そのプラネタリウムは。
あの収録してる僕の50、いや1メートル先ぐらいに置いてあります。
あるんや。 あります。
それをじゃあ奥さんと一緒に。
あれ見たこともありますよ。
おーいいな。いいじゃん。 これ本当はそのみんな友達が来た時にまた別の男の子が
なんか星座のうんちくを語り始めてみんな見に来た子がつまらなくなって帰ったっていう切ない話もあるんですけど、それはちょっともう置いておきましょう。
プラネタリウム、ろくな通路じゃないな。地雷探知機みたいになってるじゃないですか、もう。
え?
なんか身の回りの地雷である人物を炙り出す通路みたいになってる。
そう言ったらちょっと友達がかわいそうやけど。プラネタリウムいいんでね、ぜひ聞いてる皆さんも検討してみてはいかがでしょうか。
はい、まあ在宅野郎しね、多くの人は。
はい。
そんなことでですね、漫画760はSpotifyやPodcastで毎週水曜18時に更新しています。
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本日のコーナーは今日の持ち込みです。このコーナーではサジマとニワのどちらかが選んだ漫画1作品について語っていくやつです。
やつですね。
やつです。ちょっとねさっき社外人になって薄汚れたみたいな話があったんですけど
なんかそれはちょっと違うな。
違う。今日はちょっとね初心というか少年の心をね皆さん取り戻しましょうというのが隠れテーマ的なねとはあるんですけど
今日話したいのがですね、ヴァイスの空っていう漫画なんですよ。あんま知られてないよねこれ。
正直ね僕全く聞いたことなかったですね。
僕もタイトルめっちゃ忘れてたんですけど、アサリヨシト先生で笠原哲郎さん作画、アトムザビギニングの作画担当されてる方ですね。
のSF漫画で2002年度の4年の科学教育雑誌みたいなやつ、学習雑誌的なやつね、に掲載されたやつです。
で、これあの僕が買ってたわけじゃなくて親がねそういうの好きやったんですよ。教育熱心な親やったんで。
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で、たまたまその雑誌の中に書かれてたとか連載されてたやつを読んでたっていうね。
この科学教育雑誌に載ってる漫画ってことなんですよね。
そうそうそう。もちろん最初の方は4年生向けの科学の話とかが出てるんですよ。
4年生向けの科学の話ってどんなんやったっけ、リトマス誌とかなのかな。もうちょっと後?
全然覚えてへんけど、そういういわゆる学校で習うことをちょっと面白く書いてる。知的好奇心をくすぐるような内容なんですけど、
その最後におまけみたいな感じで漫画が載ってるんですよね。で、そこで連載されてたのがバイスの空っていう漫画だと。
これあらすじ説明すると、何があったとは言ってないんですけど、大変っていうのがあって、世界に。
で、その後人々は協力して一つの大きな国を作って、空が見えへんほど発達した都市を形成するんですね。
なんかすげービルとかが建ってるってこと? そうそうそう、ビル立ちすぎて、もう空が全く見えへんっていう大都市を形成しますと。
で、そこはロボ警察、ポリツアイっていう呼ばれてる人たち、人っていうかロボたちとか監視カメラとかが監視しているんですね、みんなを。
まあそういう監視社会のもと、みんなが社会の決まりっていうのを守って平和に暮らしていますっていう世界なんですよ。
でもそこでとある少年バイスは学校をサボって、もうね、空を見たいっていう一心で建物内を冒険し続けるんですね。
そのバイスは建物内の廃棺っていうか、エアダクトみたいなところ、もう潜り込んでいって、そこの廃棺の中に住んでた少年ネロと一緒に、もう写真でしか見たことがない空っていうのを目指して建物内をずっと探索し続けるっていう話。
科学雑誌に載ってるのがあんまりちょっと今の感じやとわかんないですけど、なんで科学雑誌に載ってたんかが。
SFやからっていう。サイエンスフィクションやからってことじゃん。
そんなざっくりした括りでいいや。
多分わかれへんけど。ほんでね、これ今日話したいのが、テーマと言うとあれなんですけど、約20年越しに物語を完結させたカタルシスっていうのをすごい語りたくて、めっちゃそれっぽいこと言ったんですけど、めっちゃ雑談っす。
聞いてくださってる皆さんと僕に向けて、わかりやすくカタルシスとは何かっていうのを日本語で説明してもらってもいいですか。
カタルシスはカタルシスですよね。
いやいや難しい。
カタルシスってなんて説明したらいいんやろ。なんか物語とかで言うカタルシスって、心的な気持ちよさみたいな。
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例えば主人公が何か障害を乗り越えたとか、あと何か過去の傷とかを乗り越えて次に進んだ時とかに感じる気持ちよさみたいな。
なるほどなるほど。
っていう感じなんかな。
多分物語的な気持ちよさとかっていうのがカタルシス。厳密な定義とかあると思うんですけど、
よく多分漫画とか映画とかのレビューで言うカタルシスって気持ちよさとかそういう意味で使われてると思います。
はいありがとうございます。
でね、さっき20年越しって言いましたけど、僕実はこのヴァイスの空って最近までね1話しか読んだことなかったんですよ。
1話だけ。
っていうのもさっきも言ったみたいに親教育熱心で、小学校の頃4年の科学とか、科学と学習とかやったかな。
そういう学習雑誌みたいなのとか教材とかすごい買ってくれてたんですよね。
僕も割と半分遊びながら勉強できるし、実験とかちょっと教材とかついてくるんですよ。
科学キットみたいなやつとか。
そういうのとかもすごい好きやったから、もうよく読んでたんですね。
でも当時コロコロコミックは買ってもらってへんくて、ジャンプとかも存在を知らんかったから、
もうその一冊の雑誌を家にあるのがそれとかドラえもんとかやったから、いわゆる無害な漫画というか。
無害っていう言い方したらちょっと他の漫画に失礼やけど。
いやでもその親が考えるね。
教育チックなところですね。
まあドラえもんも結構一巻とか全然無害そうじゃなかったけどね。
それ言い出しはちょっと切れないから。
ちょっと今度にしよう。
あののび太くん破産したりとかしてたから。
ちょっとその話は今度にして。
という感じやったんで、もうその雑誌を結構読み返してたんですよ僕は。
何年制の科学シリーズって月刊誌やから、月1でしか新しいのが届かないわけですよね。
小学校の時なんか今よりめちゃめちゃ時間あったから、もう死ぬほど4年の科学をずっと読み返して、
っていうようなことをしてたんですよ。
ただ僕、バイスの空の連載始まった4年の科学の、2002年4月号かな。
2002年の一番最初のやつで、うちの親4年の科学買うのやめたんですね。
急に?
代わりにチャレンジをやり始めたんですよ。
おお。
赤ペン先生とかのやつね。
めちゃめちゃ教育熱心ですね。
そのチャレンジをやり始めたから、このバイスの空って僕1話しか読んだことなかったんですよ。
でもさっき言ってたみたいに、もう月刊誌何回も読み返してたし、
しかもちょっとこう、溜まってたりとかもするわけじゃなくて、3年の科学とか。
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その溜まってるやつも、あとからなんとなく漫画のとこだけ読み返すとかするわけですよ。
ついでに4年の科学も見て、バイスの空のやつ見てとかで、
もうめちゃめちゃ読み返してたから、
1巻しか読んだことないんやけど、逆に1話の記憶だけめちゃめちゃ残ってるっていう。
1話だけやったからこそ余計にいっぱい読んだ感もあるってことね。
多分そう、多分そう。時間かかれへんしね、もう。
で、しかも1話の最後、めちゃめちゃ気になるところで終わるんですよ。
へぇ〜。
建物内を探してたら、取っ手がついてない扉を見つけてっていう。
これなんやろみたいな。
よくあるこの2話へ繋げるために転換の場面っていうかね。
クリフハンガー的なね、やつがあって、めちゃめちゃ気になるところで終わってたっていうのもあって、
すごい気になったのが記憶に残ってたんですよね。
でも僕当時単行本とかっていう概念を知らんかったから、
もう雑誌を買わなくなるイコール漫画の続き読めないと思ってたんですよね。
思ってたというか、4年の価格を買わなくなったから、
あの漫画はもう二度と読めないんだと思ってたんですよ、その先は。
単行本出てるとかも知らんし。
ドラえもんは単行本じゃなかったんですか?
ドラえもんは単行本で追いつたけど、なんかドラえもんは1冊になってる作品やけど、
あれはもう4年の価格でしか読めないと思ってたんですよね。
あ〜、なるほどね。
あと当時、漫画よりもレゴとか小説とかの方が
よく読んでた、読んでたっていうか、よく遊んでたし、読んでたんですよ。
レゴでなんかいろいろ作ったりとか、小説も。
4年生の時何読んでたかな?ホームズとか。
へえ〜。
なんか小学校の図書館に置いてあって、
はいはいはい。
とか読んでて、そっちにハマってたから、
割とすぐ諦めもついたんですよね。
まあ雑誌買えへんくなったから、まあええわと。
まあでも時折1話思い出しては、
あれどういう結末やったんやろうな〜みたいなのを結構妄想してたりとかしてたんですよね。
なるほどね。小さい時のまあ、楽しみというか遊びというか。
そうそうそう。
まあほんまたまにああいう漫画あったな〜みたいなのを思い出してはいたんですけど、
徐々にこうあらすじは覚えてんねんけど、名前も忘れるし、主人公の。
で、タイトルも忘れるし、みたいな感じで。
まあその単行本という概念を知ってからも、特になんか探そうと思ってなかったんですよね。
それが多分、もうほんまにずっと続いてて、大学の時とか多分社会人になってからも、
たまにこうブックオフ行った時とかに、ああそういやあんな漫画あったな〜みたいな。
はいはいはい。
あるんですけど、まあでもなんかわかれへんし、えっかって思ってたんですよね。
でも漫画760やり始めて、
なんか改めてめちゃめちゃ読みたいなと思うようになって。
しかもまあ1話が結構おもろかった覚えがあるから、
まああわよくば皆さんに紹介したいなと、すごい思ってて。
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だからもう覚えてるあらすじでめちゃめちゃ検索しまくったんですよ。
空見えないとか、空見えない漫画とか、なんかあの学習雑誌とか何年生の科学とか適当に入れて、
科学と学習、SF漫画とかそういうのでめっちゃ調べまくって、
ようやくたどり着いたのがバイスの空やったっていう。
よくたどり着けましたねそれ。
なんかまあまあ人気あったっぽい。
人気あったとか話題やったというか。
たぶん原作とか作画の方が有名やから、大人からすると単に一冊の漫画作品として、
少年向けとはいえ、あの人たち出したらしいぞみたいな。
感じだったのかもしんないんですけど、
ほんでその単行本がもともと学研ノーラコミックスから出てたっぽいんですけど、
それが絶版になってジャイブっていう出版社から再版されてると。
両方初めて聞きましたけどね。
いや僕も全然知らないですけど。
学研はねなんとなく学研のとこだろうなっていう感じはするけど、
なんかそのジャイブから再版するっていうやつが、
なんかねめちゃめちゃ余談なんですけど、コミックナタリーで
待望の再版ってニュースになってて結構ビビった。
そういう扱いの作品やったんやってちょっと思った。
知る人ぞ知るみたいな。
そうそうそう。
で、皆さんに紹介したいなという思いから、こうやってタイトルも探し、
Amazonでも無事、その絶版になってた方こういう出来で読み、
めちゃめちゃ面白かったし、改めて漫画760やっててめっちゃ良かったなって久しぶりに思ったっていう。
久しぶりに思ったっていうのがちょっとおかしいけど、
なんか今すげえ思い出に浸ってるいいっすねって言おうと思ったけど、
漫画760やってて久々に良かったと思ったって言われたらそれはなんやって感じだけど。
でもさ、にわさんもこれ漫画760やってて明らかにメリットを感じるときって別にないわけじゃないですか。
楽しくてやってるから、趣味でやってるから。
僕らが楽しくてやってるから、それは確かにね。
でしょ、でテニスとかやってるじゃないですかにわさん。
テニスやってる時に、いや俺テニスやってて良かったなって毎回思いながら球を打ってないでしょ。
いやまあさすがにそこまではね言わんけど。
そういうことですよねでも。
なるほどね。
そう、改めてこれやってへんかったら多分探せへんかったし、二度と読まへんかったし、結末も多分知らんかったと思うんですよ。
確かにね。
まあある意味漫画読まなっていうプレッシャーもあるっちゃあるけど。
まあね、こうやって喋るためにはね、読んでネタを集めないと喋れないところも実際ありますから。
っていうのもあるけど、なんかこう、自分がねあんまり読もう読もう積極的に読もうと思ってへんかったやつ、やけどなんか気になってたっていうすごい絶妙なラインのやつを読めてめっちゃ良かったなーと思って、っていう話です。
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えーなんか、子供の頃の思い出を今取り戻したみたいな。
いやそう、もう20年越しで結末をね知るっていう、これ。
それ言い出したら多分ハンター×ハンターとかもそういう感じになんねえやろうけど。
ハンター×ハンターは終わらないよ。
いやこれ一冊の漫画ですからね、僕の場合。ハンター×ハンターは何十巻も出てるけど。一冊の漫画読み終わるまでに20年以上かかったっていう。
確かにね。
っていうのがもうめちゃめちゃなんか、これがカタルシスですよ、僕の中の。
なるほどね、これがカタルシスというやつですね。
これだけでも、漫画周辺の話だけでも僕的にはすごい思い出の一冊なんですけど、
なんかこう改めて読むと学習雑誌に載ってたっていうだけあって、
学習雑誌やな感があってちょっとおもろいっていうのがあって、ここからちょっと漫画760っぽい話になるんですけど。
あの、これ4年生向けの漫画なわけですよ、言うたら。
だから大人向けのSF漫画とかでは、はしょるような説明も結構詳しくしてくれたりするんですよ。
もう最初の方ずっとSF漫画っぽい、普通の漫画と同じような感じで進むんですよね。
やのに、ほんまたまにこれはこういう仕組みなんだみたいな図解が急に出てくるっていうのがあって、
あ、なるほど、ここはこういうふうに動いていたからこういうふうに見えたんだねみたいな図解が急に入ってきて。
それも結構たまにやから、小学4年生向けの説明とはいえ、たまにやから割と自然なんですけど、
これね、1年度間連載してたんで12話なんですよ、1月1話で。
12話中、11話目で急に何か科学の講義パートみたいなのが挟まるんですよ、結構クライマックスで。
なんかね、敵みたいなやつもちろん出てくるんですよ。
で、その敵がなんかフフフ、お前は追い詰められているぞみたいな説明をするときに、なぜならここは温度がこうこうこうで皮膚がこうなってしまうからだみたいな説明が急に入ってきて。
確かに科学雑誌、科学雑誌というか学習雑誌やからそういうの必要やろうけど、今までそういうのなかったよねみたいな。
急に保護者から何か言われて、無理やりねじ込んだんかなみたいなのがあって、ちょっとおもろいっていう。
まあ確かに、親の気持ちからすると、勉強意欲をかきたてるためのね、読ませたいってことで仕掛けてるから、単純に漫画としておもろいでは困るわけですよね。
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サイエンスフィクションだけじゃダメなんですよ、サイエンスの話もしてくれよっていう、嘘ばっか教えておいてくれっていうね、っていうところなんですけど、でもこれ大人になってみると内容も結構なんかね、大人向けのテーマがあるから逆にこう勉強になるんちゃうかなみたいなところはあって、
そもそも女語りの作り的に、1話ごとに謎が深まったり、謎が明かされたりとか、結構大きい展開があるから、ちょっと今何話してもネタバレになると思うのであんま言わないんですけど。
12話しかないですからね。 そうそうそう、結構展開が早くて。ただ一つ言うのが、この4年生じゃなくても全然楽しめる作りになってるんですよね。
なんならちょっとハードボイルドSFっぽいテーマなんで、僕でも全然ワクワクするぐらいの。で結構、さっきもちょっと話したみたいに管理社会、監視社会か、とか限りある資源とか、天動説云々、地動説云々とか、
膝まづいて生きるか立ち上がって死ぬかみたいな話とか、結構こう社会的なテーマみたいなのもあって、確かに保護者目線から子供に読ませるっていうので見ると、いやちょっと教育的な内容足りないんじゃないのって思うんですけど、
大人になってから作品としてちゃんと読むと、結構こういろいろ小学生なりにいろんなこと考えられそうやなっていうテーマがあって、多分親と一緒に読んでたら、いろいろ多分話しできるかなって感じするんですよね。
どっちがいいとか、どっちがいいって言ってこっちの選択したのはなんでこっちの方がいいと思ったんみたいなのは、なんかめちゃめちゃ子供と話しできそうやなと思って、SFの良さってなんかそういうところにあるよなっていう気もするんですよね。結構こう仮説的なこういう社会になってしまったとしたらとか、
あと今の社会を封止してそれをちょっと過激にというか、大げさに描いて、今どう思うとかっていうのを問いかけるような内容とか多いじゃないですか。だから割とちゃんと親も一緒に読んでたら結構いろいろ話しできそうやなっていうのと、多分子供が読む、子供が見るヴァイスの空と大人になってから見るヴァイスの空って結構印象変わりそうやなっていうのがあって、
だからそれはちょっとなんかね、深いなあっていうのを20年越しに見て。
めちゃめちゃいいまとめ方っすね今回。
やばない今日。だって僕1話目最初見た時に、なんか監視カメラにションベンかけたことめっちゃ覚えてたけど、当時はションベンかけてるおもろとか思ってたけど、今やったらこのクソガキマジでとか思うし。
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あの、三島さんがこのヴァイスの空読んでるっていうの言ってて、僕もちょっと知りたいなと思って調べたんですよ。
そしたらですね、不意のネタバレに遭遇してしまって、結構なネタバレを目にしてしまったんですけど、でもなんかそれを正直見るだけでもメッセージ性のある漫画やなってすごい思いました。
いやそうそうそうそう、これほんまに大人が読んでも結構考えさせられるし、子供的にもこういう社会ってどうなんだろうとか、こういう決断ってどうなんだろうみたいなところで、結構考えれんちゃうかなあっていう気がしてて、これはね1話にこんだけまとまってるってのはすごいなと思った。1話じゃない、1冊ね、完結やしね。
そうですね、完結ですねこれ。
ちょっとこれは僕はほんまにね、いつもの2話2巻で打ち切られてるとかっていうやつじゃなくて、ほんまに普通に読んでほしい。普通にってか今までのやつ別に面白半分で読んでほしいって言ってたみたいな感じするけど、そういう意味では決してなくて、ほんまなんか僕の思い出が云々とかじゃなくて、内容やっぱ結構面白いから読んでほしいなと思う。
なんかかなり真面目に三島さんが珍しく話してるなと思って今日は聞いてました。
いやあそうでしょ、もう二話さんが会話挟む余地なかったでしょ。
なんかこれ茶化しに行ったら怒られるなと思って、わりかし真面目に聞いてました。
怒らん怒らん全然、僕茶化されて怒ることないから。え、なんかそういうのある?ちっちゃい時読んでて、なんかああ結末どうなったんだろうってぼんやり思ってたけど、10年後20年後ぐらいにようやくわかったみたいな。
えー、でもこのヴァイスの空の話をされてちょっと思い出したのが、漫画じゃないんですけど、映画で多分フォーがやったと思うんですけど、ジュブナイルっていう映画があったと思うんですけど。
なんかロボットとか出てくるやつ?
ああそうそうそう、西部系の映画やったんですけど、たぶん小学校低学年ぐらいにたぶん見て、めちゃめちゃその時流れに感動したんですけど、感動したっていう感情が残ってるだけで内容一ミリも思い出せないんですよ。
ある、そういうやつね。
今見たらなんかより感動するかもしれないですけど。
僕たぶんね、大学の時にめっちゃ勧められてみんなで見たわ、ジュブナイル。よかっためちゃめちゃ。
はいはいはい、なんかいい映画やったなって思いではありますね。
なんかそういう意味で言うと、僕小学校の時のトラウマってまあまああって、漫画で言うとキセイジュウとアキラ。
それはね、ちょっとアキラ僕呼んでないですけど、キセイジュウはそれはトラウマになりますよ。
いやそう、あれ図書館に置いてたんですよ、僕うちの近所の。
ああなるほどね。
そうそう、ドニッシュとか結構図書館連れててもらってて、でも小学校とかがあると自分でも行くようになってたから。
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たまに漫画の棚とか見るとキセイジュウいっぱい並んでるし、アキラも並んでるし、しかもアキラとかってちょっと大判というかでかいやつじゃないですか、気になって取って読んだらキセイジュウはもうめちゃめちゃ人死にまくるし、急に右手になんかつくし、アキラはアキラで、なんかようわかれへんでっかい赤ちゃんみたいなの出てくるし、もうトラウマすぎて。
逆に今読んで克服したいなという気持ちがある。
まあ今読んだら全然大丈夫だろうけどね。
そう、全然大丈夫だと思う、今やったら。むしろアキラとかはもう絶対好きやなって思うもん。ただその小学校の時の若干名残があるから微妙に手出せてへんっていうね。
いやいや、それぐらい読みましょう、全然。
まあそうね。学校の階段とか映画の。
うわー、それ無理かもしれんな。
あれもやばいもんな、もう。
それ無理やな。
遠足の帰りのバスの中で無理矢理見せられて先生に。トラウマっすよねもう。
今やったら絶対問題になるやつ。
いやもう間違いなく僕ツイッターに書き込んでみんなからいいねリツイートもらいまくりますよ。
うちの先生がさーっつって怒りのツイートするわ。
何の話してるかだんだんわからんくなったんですけども。
そういうね、小学校の時のこうなんというか、思い出のかけらみたいなのを拾い集めたっていう話です。
なるほどね。
拾い集めた結果、意外とっては変やけど、思ってた以上にいい作品やったんで、ちゃんと紹介できましたというところで、なんかあんまり作品の良さ語れてへん気するけど。
幸前さんの思い出に浸ったっていう。
そうそうそう。僕の思い出に免じて黙って読んでください。
すげえ雑野さん。
いやこれでも黙って読んでくださいって言ったものの、これ絶版になったやつと再販されたやつ、両方ともアマゾンにあるんですけど、
僕がね、去年の末ぐらいに買った時、絶版のやつ、わりと状態いい中古で、160円とかで売ってたんですよ。
おー安い。
160円プラス送料で多分500円いけへんぐらい。
うんうんうん。
買ってたんですけど、さっき見たら1900円とかになってたよ中古。
笑
再販された方も4000円超えとか。
えー高っ。
なってて、俺が注目し始めたからかとかちょっと思った。
めっちゃイキってますやん。
これがね、僕らがね、このエピソード流した後に上がってたらめちゃめちゃイキれるんですけどね。
下がったらどうしようこれ出した後に。
売り手、売り手めちゃめちゃ急増して。
笑
あいつがいいって言ってる奴は持ってきたくないわみたいな。
っていうね、今ちょっとプレミア付いてるっぽいんで手に入れづらいかもしんないですけど、
あの言ってくれたら、近所の人だったら貸すんで。
お、フレンドリー。
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近所の人だったら貸します。
まず庭さんかな。
そうですね、まず僕が借りたいですね。
せやね。
だからね、結構正直、科学雑誌に載ってた漫画って聞いて、
正直怖いやなと思ったんですけど、
一巻なら買いたくなるなと思いました。
一巻でしっかり完結してるって。
そうそうそう。
でね、見てて思ったのは調べてて、
作画担当してる笠原哲郎先生が、今そのアトム・ザ・ビギニングを連載されてて、
こっちもね、表紙に味があってめちゃめちゃ魅力あるんで。
渋いっすよね、このロボの造形とか。
読んでないんですけど、これちょっと表紙買い、
ジャケ買いしたくなるなってすげえ思ってます、今。
いや僕もちょっと、これほんまついさっき笠原哲郎先生って最近何書いてんねやろうと思って、
Amazonで調べたら出てきて、ちょっと今も連載してんねやったら応援せなって思ってますからね。
いいっすね。
買わな。
買いましょう。
アトム・ザ・ビギニングの話もね、しますか。
やりますか、オッケーっす。
そのうち。話作ってるのは一応、浅井義人先生。
ちょっと多分そのね、アトム・ザ・ビギニングの方は別の原作の方ついてるんで。
ああ、そうですね、はい。
そうそうそう。だからちょっとまた雰囲気ちゃうんかなと思いつつも、気になりますね。
気になりますね。
ということで今回は打ち切りではなく、ちゃんと完結した一巻の一冊の漫画を持ってきましたと。
はい。
いうところです。
はい、ありがとうございました。
はい、ありがとうございました。皆さんもぜひ読んでください。
というわけで今週はこんな感じで。また来週。バイバイ。
バイバイ。