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僕ね、怖い話を集めたくなる波みたいのがね、たまに来るんですよね。こう、ゾッとしたいみたいな。
僕はめっちゃ怖い話嫌いなんでね。 いやー、チキンなんすね。
まぁあの、怖いんやけど、なんかええ話みたいなのが一番好みなんですけどね。このなんか、わかるかなこの気持ち。
【佐島とにわのマンガ760】
忙しい社会人2人がワイワイマンガを語るマンガ760、お送りするのは佐島とにわです。 マンガ760は佐島とにわがいろんなマンガの魅力をふんわりワイワイお伝えするラジオです。
語りたいポイントのために必要な部分をネタバレするスタイルなので、大きなネタバレは基本ありませんけど、もうどうしても軽くはネタバレしちゃいます。
そういうの一切困るよーって人は、マンガを読んでからご視聴ください。 はい、グッドボタンチャンネル登録コメントの方もよろしくお願いします。
今回はね、もうほんまに僕が好きで好きで仕方ないマンガ、いよいよ紹介させてください。 今まではそうでもなかった?
いや、今までも好きです。ただ、ベストオブベスト。 気弁学派、よつや先輩の怪談っていうね。
マジで好きなんですよ、このマンガ。知ってます? タイトルだけ聞いたことあるんですけども、読んだことないっすね。というか、さじまさんが紹介するマンガほとんど読んだことないですね。
いや、あんまり僕マイナーどころを言ってるつもりないんですけどね。ジャンプやしね、これ。 これじゃあメジャーどころってことね。 そうそうそうそう、なはず。
これね、どんなマンガかと言いますと、割としっかりしたホラーサスペンスというか、ジャンプにしては。 サスペンスって犯人がわかってる状態でこうことが進むやつですね。
古畑忍者風呂タイプね。 そうそうそう、ミステリーとかは犯人が誰だろうみたいなところが始まりますけど、サスペンスですと。
とある中学校部隊に都市伝説的な幻の生徒、四ツ谷先輩が怪奇話を作るついでに、いろんな事件を解決していくと。
その割と平凡な女子生徒、中島誠ちゃんが、っていう女の子がワトソン役。 相棒としていろいろ解決していくと。
その怪奇話を作るってどういうことなんですか。 階段を創作するってことですね、自分で。
怖い話を作ると。 そうそう、だいたい階段とかって言い伝えられてるとか、こういう噂があるみたいなやつですけど、それを自分で作りたいと、四ツ谷先輩は。階段が好きすぎて。
っていう内容ですと。ちなみに作者の方が古立春市さんっていう方で、今俳句書いてる方なんですよね。 実はこの中島さんもバレエやってたりするっていう。
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関係あるんかな。 バレエ好きらしいですよ、作者が。 すごいな、俳句めっちゃ人気っすもんね。 そうなんすよ。
舞台とかにもなってて。 今人気すごいんですけど、実はその前に書いてた漫画の方が、僕はもうこれこそ舞台とかになってほしかった。
今回のテーマ、少し優しい階段聞きたくありませんかっていう。 優しい階段ってなんぞやねんと。
あんまりね、ここ階段の細かいところ言うとネタバレになっちゃったりね。 サスペンス的なところでネタバレになっちゃったりするんで、ネタバレにならない範囲でちょっと紹介させてもらいたいと思います。
まず四ツ谷先輩が階段を語るのは、犯人を追い詰める時。 犯人を追い詰める時?
そうそうそうそう。まあなんかいろいろね、事件起きるんですよ。 学校の中でね。 学校の中で。で、四ツ谷先輩がその事件、何か事件があった時に動く時って、別に事件を解決したいわけじゃなくて、
最強の階段、あの最も怖い階段を完成させるためなんですよね。 で、四ツ谷先輩の考え方として、その最強の階段を完成させるためには、
その階段をもう心の底から信じてくれる聞き手が必要やと。 なんで、例えばですけど、僕みたいにその階段とかを聞いて、
えーめっちゃ怖い、いいそれーってなるタイプの人は、もう根本的にダメ。 オーディエンスとしてダメ、ゼロ点なんですよね。
で、四ツ谷先輩曰く、じゃあ誰がベストな聞き手なのかっていうと、階段の元になる事件に深く関わった人が一番信じやすいと。
もしかしたらそういうことあるかもしらんみたいな。 っていうことで、四ツ谷先輩が語る階段は基本的に犯人に聞かせるんですね。
謎解きがてらというか。 謎解き、あーそうか。 そうそう、あなた犯人ですよねみたいなのを言う代わりに階段をこう語ると。
で、この犯人って罪悪感を持ってるからこそ、この四ツ谷先輩がこういい感じに語る階段、ありえないはずの話をどんどん信じちゃうっていう。
いやそんなことあるわけない、あるわけないって言って、あるわけないって思うことって、もうそれイコール信じてるのとほぼ一緒だよねみたいな。
感じでもうその犯人がとんでもないトラウマを植え付けられるみたいなことが結構多いと。
これちなみにね、起こる事件ってどんな事件なんですか? あのね普通に人死にます。 学校で人死ぬんですか? 学校で人死にます。
それは死ぬ事件は結構多い? 毎回まあまあ死ぬんちゃうかな。 やばい学校やな。 まあコナンとかね結構死んでるから、それに比べるとまだあの監禁で住んでるとかあるんで。
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でも学校内で起こってるってことなんですよ。 学校内で起こってますね。 ただでも現代の学校で起こったのは2件ぐらいかな、昔1件みたいな。 難禁1件、で障害事件1件みたいななんかそんな感じです。 なんで割とほんまに事件なんですよね。
ガチの事件なんですね。 そうそうそう誰々さんがいなくなったとか、体育館に生首置かれてたとかそういう。 いやいやいや結構エグい内容なんですね。 そうそうそうそう。
結構この怪談を語る時に犯人が見てるであろうというか、なんかこうありもしない光景みたいなのがまあまあ怖いっていう。
しかもその語られる怪談、犯人を追い詰める時のこの怪談の言葉のリズムがすごい良くて、こうページめくる時とかにその怖い絵も相まって結構うっとくってなるっていう。 いやいや。
でもそれを聞いてるのは怖がってるのは犯人なんでちょっとスカッとするんですよね。 なるほどね。 犯人はどっちかっていうとこうまあなんというか追い詰められる側なんで、どっちかというと僕らは怖がってるすげえみたいな、いいぞみたいなね。
追い詰められた犯人は最後逮捕されるんですか? 逮捕されます。 逮捕されるんですね。 逮捕されるんですけどもうめっちゃガタガタ震えながら何々さんがいる何々さんがいるみたいな。
怖っ。 なんかねこの四ツ谷先輩が語る声の感じに何か特殊な能力があるのかどうかはわかんないっていう。
だから犯人たちが見たのがそれはなんか四ツ谷先輩の能力で見せられてるのかそれとも単純にほんまにこう信じ込んで見てるのかわかんないっていう本当に怪奇現象なのか自分が思い込みで見てるのかわかんないっていうこのなんか曖昧さもすごい良いっていうね。
四ツ谷先輩はその犯人を捕まえたいから話してるわけじゃないんですよね? 違います違います全然違う。もう最強の階段を作れたらいいって本人は言ってる。 たまたま真実に行き着くだけっていう。
まあまあいかれてる先輩なんですね。 まあまあいかれてますね。これ中学校なんですけど四ツ谷先輩は中学生じゃないかも説ある。
なんで? いやなんか見た目が全然中学生じゃないっていう。でもう一つその犯人を追い詰めるときにしか語らないっていう優しさっていうのと、もう一つ最後に語られる階段がもう普通に泣くっていう。
最後に語られるってこと、あそうか完結してる漫画なんですね。 そうなんですよこれジャンプで連載されてたんですけど残念ながら3巻で打ち切られたんですよね。
あれ? あれ? 3巻。 あ、打ち切り。
打ち切り漫画ばっか持ってくんねんじゃないですか。じゃあこれ打ち切りっていうかね、完結したんですよ3巻で。完結。
嘘つけ。ジャンプの漫画で3巻で完結する漫画なんかあるわけよ。 完結した、ほんまに。 完結させたね。
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でもまあこれまあじゃあいいです打ち切りでいいですじゃあ認めます。でもこの3巻で打ち切られたからこそこの四ツ谷先輩が解決した事件ってかまあ四ツ谷先輩が作った階段が7つなんですよねちょうど。
でこの七不思議っていうめちゃくちゃ綺麗な終わり方をしたんですよ。 ああ、いやだからか、いやさっき聞いたときね、その学校で起こった事件になんか障害とか監禁とかなんか一つずつ二つとか言ってたの。
えらい少ないなと思ったんですよ。えらい少ないな。 コナンとかやったらね、米河町で多分運100件とか事件起こってますからね。
そうそうそうえらい少ないなと思ったんですけどそういうことですね。だから綺麗に7つに収めたっていうね。 綺麗に7つで完結したんですよね。
七不思議っていうもうめちゃくちゃ綺麗な学校らしい終わり方をしたっていう。この7つ目の事件だけおまけの階段っていうのを語ってくれるんですよ、四ツ谷先輩が。
おまけの階段。 そうそうこれだけはもうね、これとにかくその階段が優しくて。ちょっと詳しくはもうなんか本間に読んでほしいんですけど、これだけは犯人には語らないんですよ。別の人に語るんですよね。
うんうんうん。
四ツ谷先輩ってどんな状況でもその人にふさわしい階段しか語らないんだなっていうことがもうよくわかる、すごい良い階段なんですよ。
えーそれ優しい階段なんてことなんですけど、怖いんですか? 怖くはない。
それ階段。 怪しい。
怪しい、あー階段だからね。 そう怪しい階段。本間かどうかわかれへんねんけどみたいな。
でも優しすぎてもうみんなが信じたくなる。そうだったらいいねって思える階段なんで、
いやもうこのね、怖いやつ7発バンバンバンバンっていって最後の1個だけめちゃくちゃこう泣ける階段っていうこの流れがもうまさに完結っていう感じなんすよね、ほんまに。
綺麗に完結させたってこと? 綺麗に終わらせたと。もうねもうとにかく読んでほしい。3巻しかないから。
ほんまにこれさじまさんの中でベストオブベストなんすね。 僕ほんま好きですねこれは。めちゃくちゃ好き。
たぶんホラーが好きっていうのがたぶん一番大きいと思うんすけど、でも怖いだけじゃないっていうのがやっぱ一番いいんすよね。
僕なんでも映画でもゲームでもなんでもホラーは好きなんですけど、怖いだけのやつってあんまり好きじゃなくて、怖い上にめっちゃいい話があるとか、ストーリーがしっかりしてるホラーがめちゃくちゃ好きなんですよ。
僕はこの四ツ谷先輩はもうそれの一つだと僕は思ってる。 ほう。
いやこれほんまねー、もっと見たかった。アニメとかでめっちゃ見たかった。 いやいや、グロない?
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いや大丈夫大丈夫。コナンとかでも結構ホラー、胴体切られたりとかしてるでしょたぶん。
うーんまあまあでも生首はさすがに前半の方しかなかったんちゃうかな。 最近あんまなかったかもしれない。
いやでもちょっとアニメでやるとね、トラウマになるからなそれこそ見てるのも。
いやでもまだジャンプなんで、割とそのホラー描写っていうのもそこまでなんかめっちゃ怖いわけじゃない。 ほんまに?
うん、後に引けへん。そのやっぱ犯人が見たこうビジョンなんで、なんか自分たちは関係ないというか。
ちなみにコナンの回で、あのランネーちゃんか誰かが確かシャワー浴びてる時に、シャワーがお湯じゃなくて血に変わるっていう回があって、もうしばらくシャワーはマジで怖かったっすからね。
いやーそれはね、ちょっとニワさんがチキンすぎる説はあるけど、それぐらいはいけるでしょ別に。 そういや怖いでしょ。
血になったからって。まあなんかいろいろね、その病気とかという意味では怖いですけどね。
いやそういう課題じゃない、そういうことじゃない。 そうじゃない。
単純にね自分が家でシャワー浴びてたら血出てきたらめっちゃ怖いでしょ。
ああなんか混ざったなって思う。 いややばいな。ホラー体制強すぎるな。すみませんちょっと寄り道しました。
いやでも大丈夫です。まあでもそういうことなんですよね。もうアニメになってほしかったほんまに。これね一回ジャンプで、実は打ち切りじゃないわ。読み切り?打ち切りって言うと。
読み切り漫画ね。 読み切りで一回、そうそう読み切り漫画で一回こう書かれて、その時は四ツ谷先生の怪談やったんですよね。
へえ。 先生が国語の先生なんですけど、怪談を語るのがすごい好きでみたいな。
はいはいはい。 中身は一緒なんですよ。犯人を怪談で追い詰めるっていうやつやったんですけど、もうその読み切り出た時から僕はもうこれは最高やと。
おお。 これはもう次ジャンプの看板を飾る漫画になるに違いないと思ってたんですよね。
おお。 そしたら僕の周りのみんなは、いや全然思わなかっただろうと。
なんやねんあれと。ジャンプでやんなやみたいな話をすごいされて、僕はもうそこでかなりショックやったんですけど、連載に漕ぎつけた時はね、もういや連載行ったらもうみんなわかってくれるだろうと。
おお。 と思ってたら。おお。
三巻で完結。アニメ化もなし。
まあ怪談ってだけでね、例えば僕みたいに読まない人もいるだろうからね、なかなかジャンプでって大変な気はするね。
いやこれほんまね、カルト的人気を誇る漫画になると思ってたんですけどね。むしろなんかもうこれ好きな人と話したい。好きって言ってくれてる人ね、一人も出会ったことないんですよ。
いやきっといるよ、きっとこれを聞いてくれる中には。 そうそうそう。だからもうこれはほんまにね、なんか全然人気とかなんかファンレターとかそういうのをなしにして普通に語りたい。これ好きな人と繋がりたい。
オフ会ね。 オフ会。やりたい。怪談をね、一人一人語っていくっていう。怖いわ。絶対僕は不参加でお願いします。
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それはね、大切につけてください。まあね、これほんまね、ジャンプ編集部がなんで打ち切ったのかめちゃくちゃ問いただしたいんですけど。ただ、やっぱ古田先生のこの次回作、俳句ももうマジでいいんで、まあ文句は言えないですよね。
あの漫画の方向を変えてやってる俳句が成功してるから、まあまあそれはそれでってことですね。 そうそうそう。バレーはバレーでおもろいっていうね。怖い話は全然入ってけへんからいつくんのかなとずっと思ってるけど。
いつホラー会くんのかなと思ってるんですけど、ないんだな。 結構変わる。なんで俳句にホラー会入れるね。 いやあるでしょ。水着会が絶対あるみたいな感じで。
そんな汎用性のある人気コンテンツちゃうからホラー会。 おかしいな。まあでもなんかこういう怖いんやけど、ええ話みたいな。漫画?漫画でももうなんでもいいですよ。漫画でもゲームでも映画でもドラマでもなんでもいいんで、もうむしろ紹介してほしい、ほんまに。
ホラー募集ってことね。 求めてる僕は。漫画だったらもう漫画760でバンバン紹介していくんで。最悪ね漫画じゃなくてもうただの怪談でもいいですわ。
趣旨変わっとるやん。 出来が良ければ。怪談760にしてもいい、ほんまに。 わかりました。じゃあ募集するのはオッケーですけど、コメントでの募集はなしでDMだけね。
DMだけ?なんで? いやコメントで書かれてて僕が呼んでしまったらめっちゃ怖いから。 ええちょっとだって。 さっき怖い怖い。
いやこのよつや先輩のコメントだけホラーの怪談でめっちゃ溢れてるみたいな感じにしたい僕。 わかったわかった。じゃあよつや先輩の怪談のこの回だけ限定ね。
この回だけね。 他の回にホラーのこと書いた人はもう僕が罰していくから。 バン。バンしていく。 バンバン怖いもんそれやめて。
じゃあ皆さんこの回にね、どんどんコメントしてください。それかもうにわさんにDMで送りつけてください。 絶対もうその人僕ブロックするからね。
ステア化いっぱい作ってね。 いややめてほんま怖いから。よくない。いたずらよくない。 怪談よろしくお願いします。 わかりました。
漫画760はスポティファイアップルのポッドキャストYouTubeなどで公開されています。 好きな漫画語って欲しいポイントなどあれば何でもコメントDMでください。
あと皆さんからのイラストも募集してます。 今DMでください言いましたからね。 いや違うそれはホラー以外ね。 ホラー以外。 ではまた来週バイバイ。 バイバイ。