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2025-01-15 09:52

【子育て】あんなにやる気になっていたのに…それは恒常性のせい。

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こんにちは、まきのくみです。この番組は、3人の男の子の母親であり、整理集のアドバイザー、タスクシュート認定トレーナーの私、まきのくみがお届けしています。
仕事と暮らし、日々の家事や子育てを、もっと楽しく楽にするため、心がけていることなどをシェアしています。
1月15日、水曜日です。
今日ですね、今、片付けのサポートに伺っているお宅の方からですね、
お子さんがあんなにやる気を出していたのに、今全然、やる気が…片付けのやる気を出してくれなくて、
片付けてって言っても、今もやってって言われてしまうということで、すごく残念そうにLINEをいただいたんですね。
このことなんですけど、実はこれって想定内で、
お母さんの子供に対する声かけとか片付けの仕組み作りによって、これは解決できますよというお話をしたいと思います。
ご興味ある方は最後までお聞きください。
子供にすっきりした環境とか、きれいなお部屋、環境づくりをしてあげたいと思って、親心でですね、お家を片付けた。
そして子供はそれに対してすごく喜んでくれた。
僕これからお片付け頑張るねとか、
なんかすごいお母さんに対してねぎらいの言葉とか、自分がこれから頑張るよっていう言葉とかですね、すごくいい感じで、
そうなるとお母さんはすごく期待をするわけなんですね、お子さんに対して。
でもですね、これって続かないだろうなって、心のどこかで思っていた方がいいかもしれないです。
これはですね、そのお子さんが、ご自身のお子さんが悪いわけではなくて、人の性質なんですね。
恒常性というのを聞いたことがあるでしょうか。
ホメオスタシスとも言われます。
子供だけではなくて、大人もそうです。
3日坊主ってあるじゃないですか。
なんかものすごくやる気に満ち溢れていたのに、本当に3日後にはスーッと忘れてたりっていうことないでしょうか。
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これはですね、本当に人の特性であって、自分が悪いわけではないんですね。
これはですね、現在とかこれまでの習慣とか環境を維持したいっていう心理が働いてしまうらしいんですね。
これを私が知ったのはですね、息子が不登校になって、それから学校に行き始めた時ですね。
その時にこの言葉を知ったんですよ。
自分は明日から学校に行くって言った時に、それを大きく期待してはいけないという風に聞いたんですね。
なぜかというと、この向上性ホメオスタシスというものが働いて、これまでの楽な生活に戻りたくなるというか、戻ろうとする力が働いてしまうらしいんですね。
だから、大きく期待をしてしまうと、かえって残念な気持ちが強くなってしまうので、当てにしないとかいう言葉ではないんですけど、
でも、期待は期待としてというかですね、もしかしたらまた戻るかもしれないなっていうのは思っておいた方がいいんですね。
片付けも同じで、子供があんなに、ママ片付けるよ、僕頑張るよって言ったのに、すっかり忘れてるし、すっかりやる気がない。
なんでって思って、その前よりももっと叱りたくなったりとか、自分でやるって言ったでしょ、みたいなことを言ってしまうと。
こうなったら、せっかくいい感じで来てた片付けの習慣というのがですね、また振り出しに戻るどころかマイナスになってしまってはいけないので、
こういう時こそですね、大前提としてそういう向上性というものが働くなっていうことを知っておく必要があるのと、
あとはですね、やっぱり声かけなんですよね。こういう時こそ、親の声かけっていうのが響いてきます。
子供をうまく乗せるための声かけのバリエーションみたいなものを、もう自分の中で持っておくといいと思います。
例えばですね、おすすめの方法を今日はご紹介したいんですけど、褒める言葉がないというか、何を褒めたらいいかわからないという親御さんもいると思うんですよね。
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そんな時は、相手に、子供にですね、逆に質問をするといいんですよ。
その質問、効果的な質問がですね、例えばお母さんが、これ元の場所に戻してって言った時に、戻しに行くとしますよね、子供が。
その時に、え、もう戻したの?どうやったの?どんな工夫したの?とかいうふうに、ちょっと大げさかもしれないんですけど、聞いてみるんですよね。
そしたらすごくいい気分になるじゃないですか。そんなに褒めてないですよね。
ただ質問しただけなんですけど、この質問の中に、子供が考えるきっかけがあるんですよね。
どんな工夫をしたかっていう質問をされたら、自分はどんなふうにしたのかっていうのを考えますよね。
で、お子さんの年齢によっては、この質問をもらっても、別に…っていう子もいるかもしれないです。
でもですね、絶対悪い気はしないんですよね。
ですので、この質問をするっていうのはめちゃくちゃおすすめなので、よかったらやってみてください。
そんなポジティブな言葉を繰り返しているとですね、だんだん片付けたくなってきます。
根気がいるとは思うんですけど、でもですね、子供が喜んでいる様子っていうのは、
ダイレクトに親の方に返ってきますので、またそれによって親もね、調子に乗るんですよね。
なんか質問したらめちゃくちゃいい顔した、みたいな。今度やってみようっていう感じで、すごくお互いに相乗効果が生まれますので、
片付けだけではなくて、宿題とかでも使えます。
テストでいい点数を取ってなくてもですよ。
この一問はどうやって解いたの?とかですね、
何か成果を出したりとか、いいことしたりとかっていう時だけしか褒めるっていうことってないような気がするんですけど、
でもですね、ちょっとのところを見つけてそこを質問するんですよ。
すると、面白いようにいい反応が返ってきますので、ぜひやってみてください。
これ多分ですね、上司と部下の関係でも使えると思いますので、
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もし試してみた方は感想など聞かせていただけると嬉しいです。
はい、ということで今日はノリノリだった子供がやる気をなくしてしまって、それに対してイラッとしてしまう。
でもそれって自然なことなんですよというお話と、それに対してどのような声かけをしたらいいかというお話をしました。
どなたかの参考になれば幸いです。
では最後までお聞きくださいましてありがとうございました。
お相手は整理力トレーナーのまきのくみでした。
ではまた。
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