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2020-10-27 08:12

第412回 「ニーズ型のサービスとウォンツ型のサービスにおいて気を付けるポイントを教えてください」

ニーズはマイナスをゼロへ、ウォンツはプラスをさらにプラスにですから、どちらもゴール設定が大切です。
特にウォンツのプラスはクライアントによってかなりイメージが違いますから注意して下さい。


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経営コンサルタント 中井隆栄の
幸せな成功者育成塾
この番組では、18歳で起業し、6社の社長を歴任した実業家出身の経営コンサルタントであり、
自ら経営塾を主催する中井隆栄が、これまでに1200人以上の経営者の方々の経営相談・人生相談に応えてきた
農科学・心理学とマーケティングを活用した独自のノウハウで、
ビジネスと人生のバランスの取れた幸せな成功の実現をお手伝いします。
大田区で始業を始めて10年経ちます。その中で、ニーズ型とウォンツ型の案件によって、
仕事を進めるにあたってどういうことに気を付けながら進めたらいいのかを教えていただけますでしょうか。
結論から言うと、ゴール設定をしっかりするということになると思うんですけどね。
そもそもビジネスってニーズ型とウォンツ型に大きく分かれるわけじゃないですか。
ニーズ型ってニーズって必然性とか必要性とかなので、ないと困るっていうか、これができないと困るっていうやつですよね。問題があってっていう。
ウォンツっていうのは、困らないけどもっとこうなりたいとか、欲求ってことなので、もっとこうしたいとか、もっとこうなりたいみたいな。
ニーズがマイナスからプラマイゼロ、プラスってやっていくっていうイメージだとしたら、ウォンツはもともとプラスからさらにプラスみたいなそんなイメージなんですよね。
例えばこれね、歯医者さんで言うと分かりやすいんですけど、歯医者さんで虫歯になりましたと。虫歯になったんで歯医者さんに行きますっていうのは、これはもう圧倒的にニーズですよね。
勝手に歯が治るってことはありえないから、ほんとにもっと悪くなるじゃないですか。
だから、歯医者さんにも嫌でも行くしかないですね。歯医者さんに行くのワクワクするとかないでしょ。
で、歯医者さんの扱っているサービスの中でも、例えばホワイトニングとか、あとは神秘歯の矯正ね、あれって結局自分の歯をきれいにしたいっていう、自分を美しく見せたいっていうことなので、だからどちらかというとウォンツじゃないですか。
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だからウォンツ型なので、その先の未来、歯が例えば白くなったとか、歯ラームが良くなったっていうことはプロセスで、そのことによって何が手に入るのかっていうところが、何が欲しいのっていうところがウォンツの先にあるわけですよ。
ニーズは虫歯が治ったらオッケーなわけ、そこで。だからちょっと違うんですよね。方向性が違うっていうことと、じゃあどこがゴールなのっていうことが違うので、ニーズ型だったら、例えばこういう問題が今起こってますと、そのことに対して法律家としてプロとしてこういうふうにしますと、問題なくなりました、オッケーじゃないですか。
でもこういうふうにウォンツ持ってるんですけどってところは、その人がどこをゴールにしてるかっていうのは、プラマイゼロじゃないからすごい分かりにくいですよね。だからそこをいかにしっかりと打ち合わせをして、そこに行くためのプロセスをどういうふうに設計していくかというのがすごく大事で。
例えばね、社老司さんだったら就業規則ってあるじゃない。その就業規則は、就業規則を作ることで社員さんにどれだけその仕事をしてもらいやすくするのかとか、もしくはそのことによってやる気を出してもらって生産性が一番いいわけじゃない。
でも経営者によっては極端な話、法律で決まってるから必要最小限でいいですよっていう人もいるじゃないですか。
でもこれってニーズなわけね。ある程度の規模になったら就業規則作らないとダメって法律で決まってるからもうめんどくさいなと思いながら作ってねっているわけですよ、この人。
でもせっかく作るんだったら社員が働きやすいような就業規則を作ってほしいっていう経営者の人もいるわけよ。
さらにこの就業規則でいろんなことが明確になることによって社員に未来のビジョン、成長ビジョンが見えてやる気になってもらって生産性上げてほしいっていうふうなところまで思う経営者の人もいるわけよ。
だからそこをはっきりしておかないと、じゃあわかりました作りましょうって言ったってその人が思っていることとそこにずれがあるといい仕事をしたことにならないじゃないですか。
だからいずれにしてもニーズ型にしてもウォンツ型にしてもゴール設定をしっかりするってことですよね。
それと当たり前の話なんですけど、私業の先生ですからね、法律家で僕ら一般人と比べたらむちゃくちゃ知識あるわけ。
むちゃくちゃ知識があって一般の経営者はそんなこと勉強してないからわからないわけですよ。
だからそのわからない人に対して、わからない人が受注を受けるわけですからお願いしますって言うわけなんですけど、
お願いしますって言われたときにその人が勝手に例えば就業規則だったらこんなもんだって思い込んでるわけですよ、個人の知識とか価値観で。
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だからそこをちゃんと整理して、今の話で法的に問題がないようにしたらいいんですねから、
働きやすい環境を作るための就業規則を作るんでしょうか、それとももっとやる気になって生産し上がるための就業規則を作るのっていうのを、
そういうものがあるっていうことをまず教えたけないと相手素人だからわからないんですよ。
その辺からスタートラインになってくると思いますので、そこを一番初めの面談のときにしっかり打ち合わせをして、
じゃあどこ行くのっていうのを決めて行くためにはこうこうこうですっていうのをやっていくっていうね。
一番初めの面談のときにとにかくゴール設定を明確にしていくっていうことと、相手は素人なんであくまである程度のサンプルっていうか
道筋を見せてあげないとわからないんですよね。その辺のあたりを意識してやってもらえたらいいサービスができると思います。
はい、わかりました。どうもありがとうございます。
はい、ありがとうございました。
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ではまたお見にかかりましょう。
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