1. 映画の感想をふたりでダラダラ喋るやつ
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2023-10-21 17:11

#136『オペレーション・フォーチュン』の感想をふたりでダラダラ喋ったやつ

すごくふつうでした

() 『マッシブ・タレント』 : 落ち目のニコラス・ケイジ(本人)役のニコラス・ケイジが、ニコラス・ケイジの大ファンである犯罪組織のボスとニコラス・ケイジ映画ごっこをして遊ぶ映画。

() ダニーとグレッグ : 『デスクリムゾン』を思い出した人はどのくらいいるのだろうか。

() 『レッド・ノーティス』 : 豪華キャストなのに何故か画が安っぽいNETFLIXオリジナル映画。特別面白くもつまらなくもないアクションアドベンチャーだが、このポッドキャストで引き合いに出される頻度が異様に高い。

() 『グレイマン』 : ゴズリングだかレイノルズだかどっちかのライアンが出ていた事以外、特に思い出せないNETFLIXオリジナル映画。トラムが脱線してた気はする。

() マクガフィン : 物語をドライブさせるための「なんかすっげえ重要な何か」。辻褄が合うなら金塊でもウイルスでも地球破壊爆弾でも何でもいい。本作の「ハンドル」に至っては「何かはよく分からないけど重要っぽいから奪え」だった。

() 『コードネーム U.N.C.L.E.』 : めっちゃ続編作りそうな終わり方、と思った記憶だけはあるのだけれど、作られなかった。

() こんなかっこいいもん手放しで褒めらんねえよ : 下品で乱暴な言葉や暴力を振るいつつもオシャレでかっこいい、みたいな「悪い伊達男」キャラが苦手なのかもしれない。見事な群像劇は普通に好きです。

() トム・クルーズの削りカス : これが入るのでトム・クルーズ主演の映画は全部トム味になるが、トムなら普通に役者とスパイと戦闘機パイロットを兼業してそうだし、私生活でミイラや宇宙人とも戦ってそうなので特に違和感はない。

() パソコンにUSBデバイスを挿してハッキング : 近年のハッキング描写はもう大体これだが、たまにやたらとインターフェースがかっこいいツールがあって笑える。そんなところ作り込まないだろ。

() 『キングスマン』 : コリン・ファースとタロン・エガートンが面白スパイグッズをふんだんに使って大暴れ。「エージェント選抜試験」的パートに結構な尺を取ってるのもいい。修行シーン好き。


サマリー

マッシブタレントの映画スターである金持ちの彼は、婚約していて、AI技術を活用したスパイ映画である『レッドノーティス』や『キングスマン』といったネットフリックス映画に出演しています。彼はミッションインポッシブルのような映画でも活躍しており、顔認証やマスクを使いながら潜入するシーンもあります。また、ステイサムさんの相棒であるサラさんもスーパーハッカーとして活躍し、女スパイとして活動しています。ふたりで最新作である『オペレーション・フォーチュン』について感想を語り合いました。

マッシブタレントと婚約
マッシブタレントだったね。
そうなの?
映画スターと、それの大ファンな悪い金持ちがキャッキャする話。
イチャイチャしてたね。
最初的に婚約してたでしょ?
来てた。すごい説明的だったよね。
ダニーとその婚約者のグラントには関わるなって。
その婚約者のって言う必要ないだろうって思った。
グレッグ?
グレッグか。
最後グレッギーってくれて。
ごめんごめん、ヒューグラントだから。
スパイ映画の批評
ヒューグラントらしいね。
だからグラントって言っちゃった。グレッグだ。
スパイ映画だねって感じで、ステイサムだねって感じで。
特にこれと言って、特筆することもねえかなって感じだったんだけど、僕的には。
こんなに引き合いに出しちゃ失礼で悪いんだろうと思うんだけど、
最近さ、ネットフリックス映画みたいなオリジナルで見るような、レッドノーティスとかグレーマンとか、あんな感じの思い出しちゃって、またこういうタイプかって。
それの主役がステイサムになってるだけなのかなって感じで見てた。
一応レッドノーティスもグレーマンもそれなりの対策だと思うんだけどね。
お金はかかってるんだよ。
アクション映画として、何らかのマクガフィンを奪い合って、何かうまいとこに落ち着く、その他もろもろって感じの映画なんだよね。
でもさ、どうせマクガフィン作るにしても、あまりにも何らかの何かが過ぎるでしょう。今回。
正体がわかったときにまたAIかってなったしね。
でもスパイ映画ってだいたいこうなんじゃねって思ったら、ミッションインポッシブルすげえ面白かったけどさ、内容というかストーリーラインとしてはほとんど変わんなくね?
みんな一緒だよね。だから最近こういうのよく見てたからまた変わってなっちゃったんだよ。
多分ね、来年ぐらいには内容覚えてないし、他の映画と混ざると思う。
ああいう何かに。
ガイリッチーの映画ってさ、すごいスタイリッシュでさ、かっこよくて、見てられたら特に退屈することもなく楽しく見れるんだけど、後で内容覚えてないね。
俺の前にやっぱりガイリッチーのコードネームアンクルって映画を見たことがあるんだけど、かっこいいCIAのスパイとかっこいいKGBのスパイ、スタイルが全然違う2人のスパイがいがみ合いながらなんか世界の危機を救うみたいな話だったんだけど、もう何一つ覚えてないね。
多分この映画大好きっていう人はいるんだろうけども、結局俺はそのガイリッチーのスタイリッシュさが合わないんだなって思う。
合わないんだ。
こんなかっこいいもん手放しで褒めらんねえよ、俺ってなっちゃう。
あれはなんか気恥ずかしさ的な感じ。
今回のあれはそれほどスタイリッシュスタイリッシュしてなかったけどね。
コメディっぽくしてる?
今回はそうだったね。
だからマッシブタレント思い出したんだけど。
AIはもういいよってなるし、だからすごくどっかで見た感があるよね。
ミッションインポッシブルもAIだったんですけど、この後味の違いは何なんでしょうね。
いいもん見た感がそんなないんだよ。
同じような映画と主要キャラクター
ミッションインポッシブルはトム・クルーズの命とお金の削ったやつが、タカがすごいんじゃないの?
まあそういうことだよね。命とお金だよね。
トム・クルーズの削りカスがたんまり入ってたからうまかったんだよ、あれは。
だから、よくできてるねっていう印象で終わっちゃうんだよね、今回はね。
それでいて、AIの争奪戦もバカかってなるからさ、金融核爆弾じゃねえよってさ。
何言ってんの?って思ったよね。
大富豪の人がAIを手に入れて、金融システムを破壊することによって金の価値を上げて、自分たちだけ超金持ちになろうって。
バカだね。最終的にグレッグに金の払いをしぶってさ、打ち殺されちゃうわけなんですけども。
いや、でもあなたたちこれから金融システム破壊するんでしょ?って。
じゃあ100億ドルぐらいポンと払えばいいじゃんって思ったね。
何なの?この人たちって。
あとはライバルのスパイが誰に雇われてるかわかんないけど、なんか邪魔してくんだよねって。
うちの政府は競い合わせるのが好きだからみたいなことも言ってたけどさ、放置してないでちゃんと調べろよって。
結局本当に政府の雇われじゃなくて、バイオの億万長者に雇われてて、あのAIパチって持ってきてって言われてたわけで、純粋にただの敵だった。
仮にどこぞの政府への雇われだったとしたってさ、あんな露骨に邪魔してくるやつさっさと始末しろよってなるじゃん。
何の対処もしないで放置してて、毎度毎度邪魔されててさ、バカしかいないのがこの世界はって思った。
うん。
一つ一つのシーンはちょっとハラハラしたりとか、アクションワクワクするような部分もなくはなかったけど、スパイ映画はもういいかなってなっちゃうぐらいにどうでもよかったな。
どうでもいいスパイ映画とどうでもよくないのがあるから、どうでもいいスパイ映画っていうくくりの中に入っちゃうやつだったかな。
入っちゃったね。
こうね、忍び込んでパソコンにUSBをさしたらちょっと待つとハッキングできるとかさ、スマホの何メートル以内に入ってたらハッキングできるとかさ、もういいよっていう感じではある。
いや、悪くないんだけどさ、もう見たって感じがすごかった。
でもさ、例えば顔認証やってるパソコンの画面、顔のパーツをさ、ちゃかちゃかって網が入ってちゃかちゃかって適合させてますとか、
つい最近だったら、それこそミッションインポッシブルとかでさんざん見たやつがまたやってるんだけど、
今日見た映画って、なんか2022年の映画みたいなんだけど、ミッションインポッシブルのほうがリリースが後だったわけなんだけれども、
なんでこんな遅く入ってきちゃったんだろうね。
そんなに興行収入は見込めないからかな。
で、今その話をしてて思ったんだけど、ミッションインポッシブルぐらい顔のマスクを作っちゃうぐらいの大腹のほうが楽しいのかもしれない。
顔認証のためにマスクを作っちゃうみたいな。
ある意味、トンチキのお話のほうがフィクションとして楽しみやすいかな。
キングスマンとかで。
そう、キングスマンは大好き。あれスパイ映画って言われると困るけど。
だからトンチキすぎるほうに、もうすでにトンチキ動画すごいびっくりするぐらい嘘じゃんだけど見ててすごく面白いっていうのがいっぱいあるから、
なんか中途半端に地味に映っちゃう。
スタイリッシュアクションのスパイ映画っていうのを撮るとみんな同じになっちゃうのかなって思うね。
そういうことを考えると。
だからマグガフィンをならたる俳優さんが追いますだけじゃ、面白くなくなっちゃってんじゃない?
例によって全世界をパンパンって渡り歩いて、そこで行く先々でやり合いをするみたいなのが、もう最近何度も見てるじゃん。
100万回見たって感じになっちゃうからね。
そうなんだよ。だからガイリッチもステイさんもきっと悪くないんだよ。
こういうタイプの映画を初めて見たんだとしたらすごくクオリティ高く面白いんだけども、
我々が基本的にそんな映画ばっかり好んで見るせいで、また見たよって感じになっちゃう。
いくらなんでもジャンルが偏りすぎてるからね。見るジャンルが。
このポッドキャストの過去の作品見てみると半分以上アクションで、残りがホラーとちょっとだけコメディーというので、真面目な映画ほとんどないんだよね。
だからこれは我々が悪い。
私たちがよく見に行く映画がたまたまこういう似たようなのが多いせいで、もう見たんだごめんねって感じになっちゃう。
だから申し訳ないんだけど、今日はトルコに行ってるあたりで寝ちゃってたんですよ。
でも別談問題はなかった。
トルコから別のところにスピンとか映って、普通にそこから楽しく見れたんで良かったですよ。
こういう映画って関係者とかもいっぱい出てくるんだけども、基本的に単純に物を運ぶだけの役だったりとかさ、
黒幕と主人公チームだけ覚えてれば良い感じになっちゃうんだよね。
途中経過なんかもうどうでもいいっていうか。
ただね、JJさんは常に良い仕事をしてて良いなって思った。
JJさんってどっちの方?男性の方?女性の方?
男性の方。ボスって言ってた人。
俺はスナイプもできるんだよとか言ってた人。
本当に何でもできる。
オールラウンダーって言ってたけど、無難に色々何でもできる。
そう、厳しげな良い仕事をしてて頼れる相棒だなって思ったね。
ジョン引き抜かれる
サラさんも実際に有能だったしね。
あれはスーパーハカーということでよろしいの?
スーパーハカー。ジョンって呼ぶって言ってたけど。
ジョン?
最初にジョンじゃなくてなんでこいつなんだみたいなこと言ってたじゃん。
いつもの頼れる相棒だったジョンがマイクのチームに引き抜かれてるので代わりにサラ。
で、不満たらたらなステイさんが、じゃあジョンって呼べって言われてた。
でもそのジョンさんはあれじゃない?最初邪魔してくる相手チームにサラにハッキングをかけられてて、配備してた人たちもスタンガンとかでやられちゃって。
最初出だしはあんまりイマイチだったよね。
それは邪魔されてるって思ってなかったからかな?
サラの方の話ね。リアルジョンじゃなくて。ややこしいわ。
それはリアルジョンが妨害してたから。
だからジョンの方がハッカーとしての腕前はちょっと上手てっていうことだったのかな?
っていうか、妨害を想定してなかったってこともあるんでしょうね。
なんかおかしいぞって途中でなって、どうやらハッキングをかけられている模様ですってなってたよね。
結局ジョン出てこなかったけどね。
だから部分部分でとってもいいところはあるんだよ。
そのフクリ構成にやたらこだわりのあるステーサムとかさ。
お薬やから、2004年のあれとあれのお薬をね。
ステイサムの演技とワイン
でも今回のヨッサン、あんたのお薬全部使っちゃったよって言ってて。
しかもそれクライアントの人が全部飲んじゃって、おいしそうに。
これしか残ってないっていう。
あとはJJさんがワインはいいよって言ってたけども、飲んでみたらフォーってなって。
酒の味を覚えてしまった。
で、もっかい飲み直してもっかいフォーっていうところも可愛かった。
そのとこあったっけ?
寝てたとこじゃなかった。
多分ね。
そうなんだ。
何度かプライベートジェットの中が映るんだよね。
作戦基地じゃないけれども、移動中に話をしてるシーンがあって。
で、ステイさんが2つワインついてきてさ、JJにも飲ませようとする。
で、ゲコというかお酒そんな飲まない人なんだろうね。
だから、いやワインはってことはあるんだけども、ムリムリ進めて飲ませたらフォーって。
見たかったのそれ。
だからね、僕は今回あのJJさんが可愛かったのでよしです。
いいシーンじゃないの。
あとは、サラさんもスーパーハッカー、女スパイっていう感じのよく見る活躍をしててよかったですね。
はいって感じ。
最後のカーチェイスの時に適当にパンパンパン回って4発打ったら見事に当たって相手の車が崖下に落ちてったけど。
あれ適当じゃないでしょ。ちゃんと狙ってる。
狙ってんだけどさ、手首がグネグネでさ、ちゃんと狙いすまして打ってるように見えねえのよ。
下手だった。
下手に見える。かなりグネグネしてるから。
あれ取り直さないのかなって思った。
打った反動でちょっとブレてるとかそんなんじゃなくて。
打ってるタイミングでちょっと下向いてるのよね。
そりゃいかんね。そりゃいかんわ。
というのは思ったけども、当たるシーンも映さずに車が落ちてったから、そこはいやねって。
あと最後のエンドロールのね。
山本さんってやってた。
実際にね、仕事ぶりを見せてくれってついていったダニーがそのまんまその仕事ぶりをなぞって映画にしようとしてるっていうところは、
ちょっとよかったっていうかそのまんまじゃねえかって思ったけど、関係者みんな死んでっからいいんだろうね。
映画業界に踏み出したんだって言って終わってエンドロール入った。
で、そのシーンが映るんだよね。
偽装のためにした強盗のお金をちゃっかり懐に入れてたりとかするのもちょっとおもしろかったかな。
だからまあきれいにまとまってはいるんだよ。
その途中バカばっかりだったのは置いといて。
全部もう見たって感じなんだけどね。
ステイサムもね、何作か見てるといつも通りのステイサムだから。
ほんとに。
だからさらにいつもの感がね増すよね。
ただ割とあのちょい役というか巻き込まれ役だと思ってたダニーが頑張ってたなっていう印象もある。
映画スターだと。
でも演技は大根だよね、あの人ね。
アクションはできるって感じ?
あれはめちゃめちゃ怖くて緊張してたから大根だったんでしょ。
でもなんか、そっか。
でもまあ世界中にファンのいるすごい俳優さんってことには一応なってたよね。
そうね。
ピラニアみたいにファンに割りつかれてもみくちゃになってるところとか。
ナタシャ、ナタシャやべえ!みたいなの飲んだ。
なってたね。
ステイサムが飲むはずだったワインをクライアントの人が飲んじゃってるところ?
なんかサラダみたいなのガツガツ食べながらワイン飲んでて、
あそこのシーンでワイン飲みたくなったかな。
あとプライベートジェットって離陸するときにワインがピクとも揺れないんだなとか監視しながら見てた。
飛んでないからね。
まあそのぐらいかな。
だからそれなりに光る部分もあったので、僕は悪くはなかったよ。
私も期待値は特に何も期待せずに、
なんか時間があったから、じゃあ見に行こうかみたいな感じで、ステイサムだしねって言って、
ファーって見に行って、いい午後の時間の使い方になったから、
俺はこれで良かったと思うわ。
普通でした。
普通だった。ゆっくり過ごせた。
17:11

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