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2020-11-27 07:42

#137 人生に失敗がないと人生を失敗する 【コーチング回】

今朝,7時からコーチング動画ちゃんねる「Lyuコーチのほのぼのコーチング』第3本目の動画を投稿します。
このPodCastは,動画を撮る前に録っています。
ノートをつくり,そのノートのアウトラインを見ながら,話しました。
 
話していると,ノートから離れていってしまうのがおもしろいです。
最後は「人生に失敗がない人は,人生を成功させたと言える」みたいな逆転した考えにいたり,
これはこれでおもしろいなと思いました。
 
これが,動画を撮る時にどうなっているのかまた楽しみです。
動画チャンネルの方も,どうぞご視聴ください。https://youtu.be/bnO2M2YY5B0
https://lala.idea4u.net/archives/108455204

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Lyustyleの知的瞑想ラジオ、第137回目の今日は、コーチング回です。
人生に失敗がないと人生を失敗する、ということについてお話しします。
人生に失敗がないと人生を失敗する、という言葉について考えてみたいと思います。
この言葉、カジン・サイトウ・モキチの長男で、小説家・北森雄のお兄さんである、精神科にしてエッセイストのサイトウ・シゲタの言葉ですね。
人生に失敗がないと人生を失敗する、よく考えてみると、本当にスルメのような言葉ですね。味があります。
誰でも失敗することは嫌だ、そうですよね。
失敗をしないようにしないように、だいたいみんな失敗を避けるようにして、前に進んでいくと思います。
石橋を叩いて渡るということですかね。失敗を事前に察知して、どんな小さな失敗でもしないように、一つ一つ大事に大事に前に進んでいくという、これは大切なことではあると思います。
時にはですね、失敗を恐れるあまり前に進めなくなってしまうという、そういうこともありますよね。
失敗ってやっぱりそんなに怖いんでしょうか。
私の母がですね、こんなことを言っていました。
いろいろありましたが、今となっては全てが玉のようでございます。
母はもう90くらいになるんですけどね、楽しかったことも辛かったことも、全てが主欲の思い出になっているというわけですね。
辛かったこと自体も主欲の思い出になるというんですね。振り返ってみるとね、そういうふうに思うというわけですよ。
僕もですね、振り返ってみたらいろんな失敗をしてきました。
40年も仕事をしているとですね、毎日が失敗の連続のようなもんですね。
失敗をしては謝り、必死に修復して、その結果なんとか収まって安としたという、そういうようなことの繰り返しでした。
その失敗が収まらずに、そのまま終わったということもありますよね。
戦法が真っ暗になって起こったまま、時間だけが経っていって、淡々と収束に向かっていったということだってあります。
起こったままで解決も何もしないというね。
でも振り返ってみるとですね、それらの失敗が将来ですね、今にわたるような致命的な大失敗であったということはないんですね。
その時期、その自分のレベルの中での失敗であって、時が経てばいつの間にか修復していたり、いつの間にか時間が解決したりというようなことの繰り返しでしたね。
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逆にですね、それどころかその失敗が今の役に立っているということさえあるんですよ。
つまりその失敗というのは経験になったんですよね。
失敗って経験と言い換えることができるわけです。
経験を成功体験ばかりで埋めたいですよね。成功した経験、良い経験ばかりで埋めたい。本当はそうですけど。
失敗も人生の中にいくらでもあるわけですが、その失敗をですね、また成功経験に変換できるという、そういうことを知っているとずいぶん気が楽になると思いますね。
またやっちゃったーって、またやっちゃったーってね、ずっと引きずり続けているとですね、それは悪い経験となって自分の足を引っ張っていきますよ。
またダメなんじゃないかとか、どうせ自分はとかね、そうやって実現しようとする自分の足を引っ張っていきます。
ですからその失敗というのを成功経験に変えるんだと、変えられるんだという、そういうような経験、そういうことがいくつでもあるとね、失敗をしても大丈夫と思えるようになりますよね。
失敗をしてもですね、次のチャンスの時に成功してね、リベンジってね、自分を褒めたらいいし、また次に同じような危険があった場合にそれを上手に回避して、また自分を褒めたらいいし。
失敗を元にですね、改善してより良いものを作って自分を褒めたらいいし、そうやってどこかでその失敗を成功に変えていくことによって変換していくということですよね。
まあそうするとですね、ちょっと失敗してもあんまり怖くなくなります。
この失敗どうせね、後で修復できるとかね、時間が経つとね、何ともなくなるというような、そういうことが信じられるようになるんですよね。
まあ時間が経つと、というか年取るとね。
まあね、その失敗というのがむしろ旨味に変わっていくというようなね、人生の妙味ですよね、こういうものはね。
イジソンがですね、有名な言葉があるじゃないですか。
私は失敗したことがない。ただ一万通りのうまくいかない方法を見つけただけだと。
これあの、電球を発明するときの言葉ですよね。
いろんなものでフィラメントの材料を試したけれども、何を使ってもうまくいかなくて、銅と日本の竹ですね、それを使ってうまくいったという。
そのときに失敗をしたことがないと。
うまくいかない方法を見つけて、最後に見つけたんだというようなことですね。
これは、だから失敗を成功に変換をしていったということですよね。
こうやってうまく変換できることによって、失敗というのはむしろなかったということになるんでしょうね。
さて、人生に失敗がないというのは、このことから考えていくと、何も経験していないということができますよね。
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失敗の経験がないと、改善のしようがないし、成長のしようがないし、うまくいった、うまくいった、ずっと続いていっているだけでね、やっぱり成長ができていかないですよね、失敗がないとね。
ということで、斉藤しげたさんの言う、人生に失敗がないと、人生は失敗するということっていうのは非常によくわかることですよね。
たくさん失敗をすればいいんですよね。
しかしですね、エジソンのように、全ての失敗を成功経験に変えてきたから、だから失敗がないということだって言えますよね。
こういう人はね、人生に失敗がないようにすることによって、人生を成功に導くというような言葉に変えることもできると思います。
はい、いかがだったでしょうか。人生に失敗がないと人生を失敗するという、本当にね、素敵な言葉。
これもね、しかし考え方を変えるとね、人生に失敗がないということは、全ての失敗を成功に変えてきたという、そういうような受け取り方もできる。
ですから人生に失敗がないなという人はですね、人生を成功させているという、そういうような考え方もできますね。
言葉というのは本当に深いですね。受け取り方次第、考え方次第だというふうに思います。
それではまた。リュウセイルでした。
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