00:05
近頃、新聞とかテレビみたいな、いわゆるオールドメディアというものへの信頼というのがね、
だんだんちょっと落ちてきているような状況が見られるなというふうに思います。
僕も前からよく言っているけれども、報道しない自由というのを平気でやってしまうと、
報道の取捨選択ですね、そういうことをやってみたりとか、
ある考え方だけのコメンテーターを集めてコメントをさせたりとかですね、
そういうことがかなり可視化されてきているので、学面取り受け取れないよねと思う人が増えているのかなというふうに思うんですが、
今朝のニュースを見ていて、またその思いを強くしました。
それは何かというと、昨日配信されたニュースで、
イトーハムYouTubeで障害者の発言歌詞のカット指示か、出演者がひどい差別だと告発というそのような記事があったんですよね。
公式YouTubeチャンネルで障害者雇用に取り組むレストランをある人が取材したんですよね。
そうすると、障害のある従業員のインタビュー歌詞をカットするようにと指示されたということで、
制作と出演を担当するテレビプロデューサーでライターの方が投稿されてですね、
その対応、イトーハムの対応が物議を醸しているという、そういうような記事があったんですよ。
これは事実しか書いてないんですよね。
詳しくは記事を見ていただくとしてですね、
イトーハムの広報担当者がプロデューサーに電話してきて、
障害のある従業員のインタビューをカットするようにと、
障害者と健常者が働くユニバーサルレストランというと、
かえって区別になるから、それには触れず普通のレストランとして紹介するようにと指示をしてきたというわけですね。
このライターの方がそれを重大な差別だというふうに感じて抗議をしたということなんですが、
いろいろとね、こんなふうにしてというような指示とかもあったと言うんですけれども、
いやもういいということでですね、
もう政策の続行を拒否したんだと、
そしてイトーハムに説明と真摯な反省を要求するとしているというふうにね、されたということなんですね。
これまではですね、これを読むとまあ確かにひどいなぁと、
なんてこと言うんだろうというふうに思っていたと思うんですけれども、
今その全然このニュースにしても額面通りにもう受け取れないので、
どういう状況だったんだろうなとまず考えるわけですよね。
どんな契約してたんだろうかとか、この人の告発したやり方というのは本当に適切なんだろうかなとか、
03:06
そういうことを考えるようになってきているんだろうと思うんですが、
コメント欄を見ててまさにそう思ったんですよね。
ちょっと見てみると、実際のところがよくわからないと。
これよくあるんですよ、近頃のコメントに。
記事がね、記事は何を伝えようとしているんだと。
これでは何かわからないだろうというようなね、そういうのが今多くなってきてますよね。
伊藤浜側の意見は障害者を過度にアピールするよりも、
健常者と障害者が働いているレストランをフラットに表現してほしいという意図にも見えるだろうと。
確かにそうですよね。
実際のやり取りがどこまで公開されるかわからないが、
まだ差別だと判断できる状況ではないと思うというコメントがまずありました。
これにはですね、反対意見の4倍か、4倍のいいねがついていますね。
またね、映像制作する前に企業側と打ち合わせしてないのかな。
障害者雇用の現場のことだって事前に決まっていたのだと思うし、
障害者への配慮はあったのかな、映像に出ることをきちんと話し合いがあったのかな、
区別されること、嫌な気持ちにならないのかななど、
差別差別ということが当事者を傷つけることになる場合もあるよねと。
それからこういう意見が近頃よくあるんですよね。
細かいニュアンスや前後関係も分からないから何とも言えないけど、
しかし最近何でもかんでも拡散して大きな話題にしてしまう人がいますが、
まずは当事者同士で解決を進めるべきでは、それでなお隠蔽する感じならともかく、
いきなりネットに公表するのは卑怯な気が、問題も余計ややこしくなるし、
拡散した人がその責任を取る覚悟があるのかなと。
怒りに任せて拡散してはただの自己満足で、
周りで傷つく人や不快な思いをする人が増えるだけな気がするのですが、
というようなですね。
これもダメという意見よりも7倍ほどのいい音がついているわけですね。
というようなことでですね、
ああなるほど、コメント欄ちょっと変わってきたなと今すごく思いますね。
テレビや新聞で報道されないニュースということをずっと見ている人たちというのがやっぱりいて、
そういう人たちがいかにテレビとか新聞で出されているものというのが、
非常に不正確ということをだんだんやっぱり気づき始めてきているという、
そういうのがこのコメント欄に出てきているなという気がしているところです。