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はい、おはようございまーす。抜粋の精神科医。はい、ちょっと電源か。
はい、おはようございます。抜粋の精神科医。はい、リブラでございます。はい、はい、えー、ね、えっと、今日の
バックヤード、行きましょうね。はい、本日も行きましょう。精神科のバックヤード、始まるよー。
なんか歌おうかと思ったけど、ダメだね。 なんか歌おうか。
オープニングっぽい歌おう、何かね。
えー、何やったらいいなぁ。
ご存知かな?知らないね。タツジ、知りませんな。えっとね、
西日本の人しかわからないでしょうな、昔のね。
死んじゃったね、あの人。はい、えっとね、そうじゃなくて、今日のバックヤード、やってまいりましょうか。今日のバックヤード、
昨日何がありましたかね。 あ、そうだね、えっと、
躁鬱病と躁極性障害の話なんかをちょっとしましたね。一昨日だか昨日だかね。で、まあ、
まあそのほうもいろいろ、あのコメント欄の話とかいろいろあったんですけど、やっぱしね、あの思うのはですね、
うんと、なんだっけな。
精神科の診断ってのはやっぱ物語だなぁって思うんですよね。 まあ全然分かれてないことばっかりでね。
で、うんと、今日何が面白かったか。あ、そう、でね、やっぱね、
やっぱりね、ここ数十年でね、精神科のね、病気とか患者さんとかがえらく変わってるんですよね。
で、はっきり言ってその、僕が習った頃のね、ちょっと調べてみるかな。あのね、
例えばね、ちょっと調べてみようか。じゃあパープレックスTに、
調べてもらおうかな。 えーと、じゃあ聞いてみましょうね。
えー、かつての、
創鬱病の、
障害、有、分かんないかな。予病率、
は、どのくらい、
え、現、かつてのうちで分かんないか。現在の、
え、かつての創鬱病で分かんないか。かつて創鬱病と、でしょうか。と、
呼ばれていた、
疾患の、でしょうか。
えー、障害有病率はど、どれくらい、ね。
えー、どれくらい、ね。
えー、現在の、
えー、創極性障害の、
障害有病率は、
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えー、こっちは厚生労働省があるからな。厚生労働省の、
えー、統計、
では、
えー、統計では、
どのくらい、と。これ聞いてみましょうかね。ポチッとな。
あのね、今ちょっと検索してる間に言いますけどね、
例えばね、鬱病、僕が習った頃のね、鬱病、単極の鬱病のね、障害有病率はね、統合指定書の半分、0.5%でしたね。
ところが、ここ数十年ね、数十年というか、10年、15年ね、
えー、厚生労働省のね、えーと、発表しているね、鬱病の障害有病率は、なんと15%ですよ。分かります?
一生涯にその病気になる確率が、かつては0.5%だった同じ名前の鬱病というものが、
現在15%、まあ、現在って言っても10年くらい前のデータで僕言ってますけどね、
もう15年くらいかな。とにかく、そっからあんまり増えてないんだけど。
で、えー、30倍だって。同じ病気がさ、30倍になるかい?そんなことあるかい?ということで、今調べたけど、分かんないかな?難しいかな?
えー、日本、あー、まあ、ダメだな。
僧侶性障害と僧侶性障害の違いがパーフレクシティー、分かってないな。
あー、ダメだな。鬱病の障害有病率も5%とか言ってるんだ。どこのデータ持ってきたんだ?
あー、アスキーネットだって。
あー、クリン、違うか。
うーん、もうちょっといいデータないかな。
うーん、ダメですな。ダメですね。1%、3%。
うーん、もう少し、ちょっと、しっかり、例えば、あの、あれだね。
えっと、なんだっけ。
GPTとかとちゃんと話をしながら、もう少し厳密に、僕の考えている僧侶病が何かってことと、僧侶性障害が何かってことと、つまり、操作的診断における僧侶性障害と、かつての従来診断における僧侶病と、みたいな議論をもう少し進めてから聞かないと、ちょっとダメだね。
残念、諦めますけども。
えー、まあですね。
えー、なんの話だっけ。
まあ、そういう風にね、かなり変わっているのが鬱病に関してなんかはすごい違うわけね。
えー、まあ、統合指数はあまり増えているも減っているもあまり言わないですけど、一般的には減っているという風に言ってます。あるいは、継承化しているという風に言う場合もあって、これ、全然別のことみたいな風に聞こえますけど、まあ、実は同じことなんですけどね。
うーん、まあ、いいやね。
まあ、とにかくですね。それはまあ、ちょっと、あの、話長くなるから、まあ、ちょっとやめときましょう、今日はね。
そんなことが言いたいわけじゃねえんだぜ、ということでね。
えーっと、えー、なんだっけ。
ということで、まあ、大幅に変わっているんですよね。
でね、えーっと、で、大変なのはね、大変っていうかな、うまくいかんなと思うのはね、やっぱり、その、たったの数十年で大幅に病気の概念だけじゃなくて、患者さん自体が変わってしまってるんですよ。
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僕が、あの、医者になった頃の精神科医になった頃にいた、相鬱病の人、統合指数の人、あれ、どこ行ったっていう話だよね。
これが典型的なんだよ、と、ね、リブラ君と言って、僕が習ってね、患者さんも見せてもらってね、あ、こういう風になるんだ、と思ってね。
まだ、ただね、その時点でですね、昔の教科書に載ってるような患者さんがいないから変だなとは思ったよ。
えー、最近は、で、その時はね、最近は薬がよく効くようになったから、患者さんの様子が変わったんだよって、そうやって先輩に習ったんで、僕は素直にそういう風に信じたんだけどですね。
最近はね、薬あんまり変わってなくてもね、患者さんの状態は全然違うんですよ。
僕があの昔習った頃っていうかな、見た頃のそううつ病の人いなくなっちゃったよ、どこ行ったのよ、ね、全体的に非常に軽くなってしまった。
うつ病とかこんなじゃなかったから、そううつ病もこんなじゃなかったから、こんなフランクな病気じゃなかったから、結構やっぱりクレイジーな状態だったんですよ、はっきり言って、あんまりこう、こんなとこで言えないですけど。
あの激熱のうつ病どこ行った、あの思考抑制から思考静止になるっていうあの状態どこ行った、思考途絶の統合主張症どこ行ったのよ、全く見ないんだけどどこ行ったのよ、10年か20年くらい、全く一例も見てないけど、どこ行ったということで、みんな発達症になってしまったわけですけど、
まあということでですね、ある種ね、カエルさんが大幅に変わってしまって、えっと、昔の基準でいううつ病もいなくなってしまってるし、15年くらい前はね、その時のね、教授と話した時はね、まあ減ってはいるけどいなくはなってないんじゃないか、みたいなことをね、そうですかね、教授とか言って、やりとりした覚えあるんだけどね、僕はいなくなってると思うんですよ、みたいな言って、いやそんなことはないだろう、みたいなことを言ったんだけど、もうさすがに今となってはいないね。
ということで、昔の基準の通りなんですかね。ということで、患者さんの状態は大幅に変わっておりますね。ということで、やっぱりこの精神病っていうのは多分に気持ちの問題というか文化的な問題というか、生物学的に規定されたものではなくて、ある種の生物学的な背景がありながらも、そこに心理的な反応が加わった状態なんでしょうね。
そうとしか考えられんよね。あっという間にさ、そんな人間がさ、急にさ、そんな人間が急に変わるわけないじゃんと思うんですよ、遺伝子的にね。それが急に同じ病気が30倍になったりさ、そんなわけないじゃんと、まあふうに思うわけで、まあまあなので、心理的な影響とか社会文化的な影響がね、色濃くね、影響するね、そういうね、ものなんでしょうというふうにはまあ思うわけですね。
で、僕はそのバックヤードでね、としてね、精神科のバックヤードとしてね、色々思うところはですね、何で、たったの数十年でいっぱい色んなことが変わってしまってるもんだから、そうするとね、数十年前に、僕なんかもまあそうなんですけど、僕よりももっと古い先生がいるんだよね。
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で、僕はね、あの精神科になった時はもうね、あの結構ね、精神科の診断があの、今までの従来診断って昔言ったんだけど、もうさすがに最近は従来診断なんて言葉はないんですけど、従来診断と新しく出てきた操作的診断みたいな診断基準がね、ちょっと変わりつつある時代で、僕変化の時代に精神科になったんですよ、精神学が。
なので、僕はその精神学の診断というものをあまり信じないのは、例えばさ、戦後、戦前にあの子供時代を過ごして、戦後に子供時代でその、なんていうの、日本が戦争するのが正しいみたいな雰囲気から急に一日でさ、あの、玉音放送でさ、急になんか世の中が変わっちゃってなんか、みたいな経験した人が世の中のことをあまり信じなくなったりするのと同様にですね。
僕が精神科になった時ってのは精神科の変革の時期だったので、僕は精神科の診断がどんどん変わっていってしまって、患者さんの様子がどんどん変わっていってしまったちょうどそういう時期に精神科医として若い時代を過ごした、多分その経験があるんで、僕らの世代の精神科医はそういう人が多いんじゃないかなと思うんですけど、割とね、他の世代よりかはね。
あの、診断とかを疑ってしまうわけですよ。疑ったから、昨日まで先輩に習った話とさ、今日の患者さんと診断が違うんだ、そんなことあっていいのかよっていうことで。
なんだってならねえなと。ちょっと昔の教科書だとか辞書みたいなやつがあってね、それに書いてあることと今起こっていること、今の診断が全然違うとなるとさ、なんかこれって相対的なことなんだっていうふうに僕なんかは経験しているので、ある種変化についていきやすいところはあるんです。
でも変化した後も信じないとかあるんだけど、僕の場合はね、もともとひねくれてるしね、双極1型2型みたいな分類って本当にあってんのかなみたいなふうに思ったりね、僕はあれちょっと違うかなと思ってますけど、分け方がね、1と2の分け方がちょっと不自然だなと思いますけど、もう少し違った分け方があるだろうとは思うんだけど、それはまあどうでもいいやね、薬が同じようなものが効くならそれはそれでいいかなと思いますが、
そうじゃなくて、いろいろ患者さんの様子も変わってきてるし、薬も変わってきてるし、対応も変わってきてるし、いろんなことが変わってきているんで、それに何とかついていっているんですが、というつもりでは自分ではいるんですが、僕より一世代二世代前の先生もまだ現役でやってるわけ、だってそうでしょ、おじいちゃんの先生とかいるじゃん、一世代前ぐらいだとまだおじいちゃんっていう雰囲気でもないし、おじいさんの雰囲気だし、
という感じでね、その前の世代の人、精神学、精神科医としてまだ現役でバリバリやってるわけですよ、いろんなところの院長だとか部長だとか名前ついてる先生、僕より上の世代いっぱいいますから、もう一個、二世代ぐらい上までいますからね、そうするとね、その人たちはさ、もう昔の診断基準、それは抜けないわね、30年とかやってきた診断が今更急に変えられないでしょって思うわけ、
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で、何がどんな場面でそういう風になるかっていうとね、昔はね、その典型的な統合症と典型的な鬱病と典型的な相鬱病みたいなものが基本的な治療対象だったんです、精神科医のね、そうじゃない、あと神経症って言われるようなノイローゼって言われるような心の問題みたいなやつっていうのはカウンセリングをしてみたりとか、
少し安定剤と言われる、今では悪薬みたいな悪者みたいにされてますけど、当時は良い薬、副作用もなくてとても良い薬だと言われていたベンゾージラゼピンケイ抗不安薬を出すみたいなね、当時は副作用も少なくてすごく良い薬だと思われてたんだけど、その後アメリカなんかでいろいろ調査が進んで、覚醒剤よりも依存性が強いということで、最近は非常に悪者、お年寄りに使うと専門腰だったりするし、最近は非常に悪者扱いされているベンゾージラゼピンケイですけど、
そういうのを出すみたいなね、この辺までが精神科医の主な仕事で、主な仕事は精神科の病院で行われていたし、町のクリニックみたいなやつあんまなかったし、スティグマが大きくて精神科に行くっていうのは気が違っていると狂っているということで、あんまりみんなが喜んでいくようなところではなかった。
最近はエクスキューズで割と簡単に精神科に来ますけど、昔はやっぱりなかなか書かれるようなところではなかったのでね、クリニックなんかはなかったんですよ、あんまりね。やったって繁盛しないからね、今みたいに。
ということで、精神科の病院で重い感じのしっかり統合視聴症、しっかり鬱病、しっかり相鬱病、しっかり神経症はないんだけども、あるいはしっかり人格障害、パーソナリティ障害、境界型パーソナリティ障害、これもいなくなりました。
境界型パーソナリティ障害って診断ついてる人は一応いるけども、僕からするとそんなの全然ボーダーじゃないじゃんみたいな。
ボーダーはわがままだと誤解してる若い先生がいっぱいいるけど、知らんねえと思って、ボーダーの人たちは一個もわがままじゃありませんよ。
わがままだったら振り回されないよ、周りの人が。それはただただちょっと厄介な人っていうだけだろうっていうね。そんなのボーダーじゃねえわって思いますけども。
だから昔と今と患者さんの様子が違うわけ。そういう典型的な統合症症に近いもの、典型的な鬱病、層鬱病、パーソナリティ障害、特に境界型人格障害と言われたような現在でいうところのパーソナリティリスオーダーね。
なんかを見るのが僕のがわき精神科になった頃はメインでした。で、それを診断を、要するにちゃんとした鬱病って思われていたようなメランコリー神話型鬱病と呼ばれたりとか、あるいは内院性鬱病という風に名前が当時はついていましたけど、先に言わないんだけど。
っていう風な病名の条件に当てはまる患者さんをより分けて、その人たちに薬がよく効くということで。それ以外の人はある種偽物だと。精神科の病気のふりをしているわがままちゃんだと。
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そういう感じ。甘え病だと。甘えん坊病みたいな人たちを精神病と誤解してはいけないと。そこをより分けようというようなことがメインで行われていてね。
甘えん坊ちゃんみたいな病気の人とかわがまま病みたいな人を精神科の疾患だと言い張って治療するなんてことは、それは会業員が金目的でやるようなことであってね。精神病院であっても民間の病院が金儲け目的でやっているということで、非常にこれは良くないと。
そういう統合主張症でもないものを統合主張症のふりをして治療するだとかね。間違えてとかね。疾病でもないのに疾病のような治療をするとかね。そんなものが金儲け目的であると医者のね。とんでもない悪いやつだと。
そこを一生懸命見分けて、わがまま病みたいなやつをより分けましょうみたいなのが精神科のスタンダードな考え方だったんですよね。多分それで上手くいってたんだと思う。社会の構造的に。患者さんの層的にも。
患者さんの層というのはマニーの層じゃなくて、階層の層ね。それで上手くいく世の中だったんですよ。その方が良かった。患者さんにとっても多分ね。社会にとっても。医者にとっても。ところがね。時代は大幅に変わったわけです。でさっき言ったように僕ね。そんなうつ病の人はどこへ行ったと。そううつ病の人はどこへ行ったと。統合主張症の点検症は一体どこへ行ったのよと。ボーダーラインパーソナリティースゴーだ。いねえじゃないかと。
いないことはないんだけどね。ということで。そういうね。昔の先生がちゃんと精神病だと精神科の疾患だと思う患者さんは激減してるんですよ。でね。その代わり発達障害の不適応みたいな人が激増してるんですよ。それはよく最近は発達障害なんていうような概念が出てきて。
あんなもの誰だって人間だったら発達障害だろうと。いないことで過剰診断されているという先生もいらっしゃるけど。それは否めないところではありますけども。僕はそれはその見方は違うと思っていて。うつ病とか統合主張症とかにならなくて済むようになっているんだと思うんです。今はね。昔の社会よりかは優しい社会になっているから。その代わりに正常に昔だったら頑張らなければいけないということでプレッシャーが社会的プレッシャーがかかって。
正常のところに行けたはずの人が発達障害のところに落ち込んできてはいると思うので。すごく数が増えちゃってますけど。なのでがっつりうつ病で調子が悪いとかがっつり。がっつりって北海道の名前なんだって。
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極楽トンボさんたちが広めたんだって。まあそれは加藤ね。極楽加藤さんね。あの人ね。まあそれはいいとして。がっつり統合主張症。がっつり総うつ病っていう人がね。まあいなくなってしまったわけね。で発達でうまくいかないみたいな人が大半になりました。僕から見るとね。そこにうつ病なり総うつ病なり。あ間違えた。総うつ病という名前は最近も消えてしまったので。
僧侶癖障害なり。まあ昔の精神分裂病を言い換えた統合主張症なりの人たちが増えてます。ただ昔とは全然違います。症状が。全然違う。で面白いことにそれに合わせて。で統合主張症と僧侶癖障害とかうつ病の区別がなんか混ざり始めた。で面白いことにそれに合わせて薬の適用病名が両方持ってる薬がいっぱい出てきた。
つまりまあ昔はうつ病の薬は抗うつ薬でうつ病のはそれで治すの当たり前だったけど。最近はうつ病の適用も統合主張症の適用も両方の適用両方に効くっていう薬がいっぱい出てきて。
患者さんの症状が似てきたら薬もそこに合わせて似てくるっていう面白いなぁと思いますけど。まあとにかくね。そういうことでその典型的な人たちね。僕の1世代上の先生たちがちゃんとうつ病だと思う人、僧うつ病だと思う人、統合主張症だと思う人って激減してます。
で、まあちょっと発達障害でうまくいかないみたいなのが増えていて、それがね、上の世代の先生にはね、僕の上の世代の先生にはね、わがままに移るんですよ。それが身勝手、甘えん坊ちゃんに移るわけ。
かつては統合主張症、僧うつ病、うつ病の典型の状態をきっちり満たしてない人は甘えん坊ちゃんみたいな扱いだったんで。その分類でいくとみんなが甘えん坊ちゃんになっちゃう。
ので、今でもね、僕知ってる先生でね、昔の基準で診断してる先生がいるんですけど、新患の数は相当多いままなんですけど、外来の通院患者がめちゃくちゃ少ないんですよ。もう本当にめちゃくちゃ少ないんですよ。
なんでこんな少ないのと思って、僕はそこのクリニックの一緒にやってる先生にちょっと話を聞いたら、もしかしたら今の仮説を言ったら、先生その通りだよと。あの先生は昔の統合主張症、昔のうつ病、昔の神経症、昔の僧うつ病、そういう昔の基準で診断されてると。
そうじゃないものは、お前は甘えだから、お前は精神病院じゃないから、精神病院じゃないから帰れみたいな。そういう扱いをね、これかつては正しいやり方だったんだけど、今はもうそれ全然違うと思うんですけど、彼には病気に見えてない人たちなんだよね。
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だけど僕はそれが全部発達障害に見えていて、それこそが僕ら精神科医が助けなきゃいけない。僕ら今そういう発達でちょっとうまくいかないみたいな人ばっかり来るけど、これが僕らのお仕事なんじゃないのって僕なんか今思います。
思ってます。これがこの人たちを社会で暮らしやすくするための何かお手伝いをするというのがまさに僕らの今の精神科医の仕事のメインなんじゃないのと。そのうつ病にこううつ薬を出すなんてもう誰もないからだってできるじゃないか、そうはっきり言って。そういうことじゃないでしょと、僕なんかは今思うわけですけど。
そんなことをベテランの先生に言ったってあんまり通じないので、僕らとは違うなと思いながら。
病院に転院してしまったもんだから、僕のとこに来いって言ったんだけどね。予想に行ったらうまくいかないから来いって言ったんだけど、なんやかんや言って予想行きたいって言ったらまあじゃあいい。どうしても来てほしいわけでもないから。でも大変だよって言って、やめたほうがいいよと言ったんだけど聞いてくれなくて。
自閉症の自閉症犬の人ってやっぱり変化を嫌うんで、前行ってた病院にどうしても行きたいって言って、遠いしさあなんのいいこともないと思うんだけど、まあどうしてもそこ行くって言っちゃったらまあいろいろやっぱり問題が起きてしまって。
で上の世代の先生がそのわざとらしいのを見て、お前これわざとやったなと。わざとなんですよそれはその通り。わざとね、こんな計画したいわざとやったのと、これ幻覚でも妄想でも鬱でもそうでもなんでもないじゃないかと。お前これもともとやるって言ってたなお前これと証拠聞いてるぞ俺と。
でこれ3ヶ月前から俺これやるぞと言って言ってやったやつは症状じゃねえじゃないかと。例えばその幻覚妄想だって言おうと思ってます3ヶ月後にと言って、3ヶ月後に幻覚です殺されると思いますみたいな怖いですみたいなことを言って、それ3ヶ月前に俺あの日になったら言うぞってちょっと証拠を残しちゃったから。
あのバレちゃって。でそれこれ嘘じゃないかって言ってお前こんな差病じゃないかと。まあ確かに差病なんだよね。で差病だから差病ってのはあの怪病のことね嘘の病気ね。だって本当はそんなのだって何ヶ月も前からこの日に幻覚妄想が出ますなんてそんなバカなことないじゃん。
10月13日になったら幻覚妄想を訴えますんでよろしくまたその時そうしたらあの保険がおりますんでみたいなそんな話さ完全に差病じゃん。
ね10月13日になったら僕幻覚妄想が出てねあのちょっと症状が出るんでそしたら保険がおりますよねとあのそしたらお金がもらえるんでそうやってまた言いますんでよろしくじゃあさよならって言ってでちょうど10月13日になったんでじゃあ幻覚妄想訴えよってどっかで事件を起こしてで運ばれてきて幻覚妄想があるんで徒歩死者証ですよねみたいな。
24:10
お前徒歩死者証じゃなきゃいけないだろってことでねすげー怒ってねあのまあちょっと怒ってあの金さんあんまりちょっとうまくいかなくなったみたいな事件というか事件というかそういうエピソードがあるんですけどあのねこれねめちゃくちゃ僕ねこれはね差病ウソ病ウソンコ病なのはあの否定しない。
3ヶ月前からこの日に幻覚妄想が出ますって言ってその通りその日にさ幻覚妄想が出たらおかしいと思う。
だけどですよ皆さん。
ちょっと自分のこととして考えてみて自分がさウソンコでさえっと3ヶ月後のさ何月何日10月何日でもいいや13日本当は今日何日だ。
23、24ね10月23になったらさあの幻覚妄想のさ幻覚妄想みたいな証拠ないからさ殺されるって言っとけば一応妄想になるじゃんね。
でその日に妄想言ってで病気のフリして保険金もらったりなんか入院したりみたいなインチキしようともしですよ。
仮にね皆さん仮にだよやっちゃダメだよやっちゃダメだけど仮になんかやらざるを得ないとかやろうと思った時その入院する病院の職員に3ヶ月後でそういうインチキするんでって言います?
絶対言わんくないそんなこと。
僕インチキしようと思うんで騙されてくださいねよろしくお願いしますって言わなくない絶対。
絶対言わないよね。
すっかり治ったフリして3ヶ月後になんかそのお金がもらえるんだろうね知らんけど。
ちょっとこれは僕の話ごめんなさいね嘘を嘘を言ってます。
なぜなら患者さんの本当のこと言えないからね。
だからちょっと嘘ですよね。
だから今のこの物語にそっくりの患者さん探そうと思っても見つかりませんよ。
ちょっとあの一応話の筋が通るように改変しておりますので。
ということでそういう嘘をつこうと思った時さ
3ヶ月後に嘘つきますってさそこの嘘つく相手の職員に言わないでしょ絶対に。
その人言っちゃってるんだよね。
あのねでその人だからうつとか躁鬱病とか統合症症とかなんか前の病院では診断ついてるんだけど
僕その人発達障害だと思っていてですね自閉症スペクトラムなんですよね。
ちょっと知的に低い測ってないけど多分知的に低い自閉症スペクトラムなんだよね。
えっとねええとねえ
あの嘘すぎるわけこれ嘘んこすぎるわけ。
こんなあのバレバレのあの嘘は嘘あの人を騙そうと思う時にはつきません。
嘘を言う時にさ人にさその騙す相手に言っちゃうばかりいるかいそうなこと。
27:01
ねえありえんでしょ。
ということでこの人はねえっとそこの空気が読めてないとか間違っちゃってる。
例えばね他の患者さんで言うとねえあの杖をついてねえあの歩いてきて僕が診察して
でその要はその人は足が悪いというふうに主張しているわけだけど
僕はそのヒステリーというか作業というか本当は足が悪くないというふうに思っているわけですけど
でさ足が悪い手で来てるんだけどさ僕はその人のことをなんかちょっとなんていうかな支えてあげてというかな
他の病院ではあのなんていうか足なんか悪くないわとかさあのお前なんかあの作業だろうとか言って
あのヒステリーだみたいなちょっと冷たい扱いをあの受けた人を僕はそれを
まあその人に関しても発達を得たなと思うからこれはこの人行きづらいだろうからあの大変な人だろうからサポートしてあげなきゃと思って
サポートの動きをするわけねでその説明をするでしょ
そうすると喜んじゃうわけ患者さんがね
ああよかったと助かったと思っちゃった人の人ね
うちだとかそううちだとかそう極だとかなんか病名がついてる人よかったーってなってさ
喜ぶのはいいんだけど
前の病院からはけびょうさびょうだと思われてる患者さんね
杖ついてきてね
っていう人がさ杖ついてきてんだけど僕がその診断書書いてあげるよみたいな
大丈夫だよって言って
分かるよって言って
つらいでしょって言って
なんとかしますからね
こういう風にこういう風にするからあそこ行って
こういう風にこういう風にいいことあるから
そしたらこれでうまくいくから
これでちょっとやってみようって
先が見えたら嬉しくなったのか
ありがとうございますって
よかったーって喜ぶのはいいんだけど
えっとさ
ついてきた杖をさ
手に持って帰っちゃったりするんだよね
とかさ
乗せられてきた車椅子を自分でもして帰っちゃったりとかさ
引きずっていた足さ
僕の目の前で引きずらずに歩いて帰ったりとかさ
左でついてきた杖を右でついて帰るみたいな人もいたしさ
いろんな人がいますけど
これわざとらしすぎるでしょ
あの
僕が助けるよって言った途端にさ
杖がさ要らなくなって
担いで帰ったらおかしくない?
バレバレじゃん
ってことでさ
これはねこんなバレバレのことをすること自体がおかしいんだよね
やっぱり思考の連続性が完全に欠如していると思うんで
これはですね
これはもう完全に発達障害なんで
これは絶対助けてあげないと
そんなね杖ついてきてるんですよ
ちょっといいこと言われて気分よくなったら
その杖を担いで帰っちゃダメでしょ
歩けなかった体なんだから
一応その今日ぐらいは歩けない体続けようか
って
普通の人はね
絶対に杖はついてきたら絶対に杖ついて帰りますから
普通の人は
嘘の人は
本当の差病の人は
皆さんだって誰かを騙そうと思って
足が動いてないフリしたらさ
少なくともさその日は足が動いてないフリぐらいするでしょ
だんだん良くなっちゃったみたいなフリするでしょ
1週間後にはね
30:00
だけどさ
その日にいいこと言われたら杖担いで帰っちゃダメじゃん
てなことでね
これはもう完全に思考の連続性を失ってますから
これは我々が完全に治療する
我々の治療対象だし
これは発達障害だし
やっぱり助けてあげないといけないし
きっとこの人たちは助けてあげたら
いろんなことができるようになると思う
ほんの少し工夫するだけで
だから例えば外来で
少しいろんな説明をするだけで
死にたくて入院しようと言ってた人が
ニコニコ元気に帰っていくこととかあるし
だからほんのちょっとの
出会いというかほんのちょっとのアドバイスというのかな
ほんのちょっとの視点の変化でね
すごくグッと良くなる人がいっぱいいるんですよね
それをね
お前はわがままだ
差病だと言ってね
これはちょっと僕がかわいそうだと思う
これはもう精神科医の
今の精神科医の自分の存在を否定していることになるんじゃないかなと
思うから
これは絶対僕は違うとは思うんだけども
ね
でもさ
30年間ずっとさ
それでやってた先生に
40年か僕が30年か
僕20年か
そうはちょっとな
酷だなと思って
先生にも酷だなと思って
僕が見ようかなと思ってますけど
そこの先生も怒っちゃって
喧嘩しちゃってるからね
別の病院に連れて行って
僕が別の外来やってるところあるんで
そこにちょっとこっそり連れて行って
そっちでね
見ようかなと思ってますけどね
という風なことでね
でした今日はここでやめましょう
今日の放送の配信の内容をまとめますと
患者さんの層は
患者さん自体が
大幅に変わってますと
僕は変化の時代に精神科医になったので
変化には
慣れていて
あんまりなんとも思わず
次々と新しいものは
取り入れることにそんなに抵抗がない
それは変化の時代に生まれたからだと思う
一方
僕の1世代2世代上の先生たち
昔の診断の
ルールのままやってる先生が
ある程度結構多くて
ある程度多くて
その人たちからすると
病気じゃないと教わってるから
先生たち
僕もそう教わったんだけど
ところが
患者さん
その昔のちゃんとした打つ病
ちゃんとした層打つ病みたいな人も
いなくなってしまっていて
どうなると
昔の先生たちは
患者さんこれみんな偽物だとなって
患者さんいなくなっちゃってて
ああああっていう風に思いますけど
ということで
新しい
一見すると偽物に見えるような
人たち
精神病じゃないように見える人たちこそが
僕らの治療対象だし
すごく困ってるように見えるし僕には
少し手を差し伸べてあげるだけで
グッと物事が
良い病気のエクスキューズも
必要なくなって
うまくいかないのは何かのせいじゃない
病気のせいだみたいなことを言ってても
33:00
人生がつまらないじゃないか
明るく元気にやりたいじゃないか
ということで
すごくニコニコ返っていかれるし
そういうのこそが
僕らの今の
統合視聴症
双極性障害
総うち病含む
みたいなものを
うち病みたいなものを
ただチェックリストで
いくつ以上あるから
うち病だねとか薬出す
こんなものはAIでできる
どころか別に
病販売機でもできるからね
AIいらないよねこんなの
そういうのは僕らの
仕事じゃないと思うんで
発達障害の人たちの特性を
しっかり見極めて
なんとかその人たちが楽しく
素晴らしい
人生を送れるように
ほんのちょっとお手伝いをするというのが
僕の今の精神科医の
メインのお仕事ではないのかと
非常に思っております
というところで今日は終わりましょう
3D長くなりましたね
ポチリ