ワーホリビザで就職活動
London Tech Talk、リスナーの皆様、こんにちは。Kazです。本日はですね、一人で収録しています。初めてです。結構緊張しますね。一人だとその間を開けられないというか、そうですね、なかなかずっと喋っていけないんでプレッシャーは感じています。
だけど、何度も収録をやり直せるという点では、一人で撮れるのは利点かもしれないですね。本日はですね、お便りをいただいてまして、それに対しての返信回となっております。
1月の28日に、アキさんという方からお便りをいただいています。初めまして、London Tech Talkを数ヶ月前に聞き始めた新参者なのですが、このポッドキャストだからこそお伺いしたいことがあります。
それは、お二人の周りでオープンワークパーミットであるワーホリピザを使って働き始め、1、2年後、正式なワークパーミットを取得された方はいますか?ということです。海外就職を調べていると、よくカナダの日本人界隈ではこのやり方を聞くのですが、果たしてイギリスや他の国はどうなんだろう?と疑問に思いました。
2024年の1月31日から、YMSの枠が4倍に増え、抽選枠もなくなるので、2年間自由に働けるオープンワークパーミットをうまく使えたらなと思っているのですが、カナダとイギリスでは移民に対する政府、企業の対応も全然違うと思います。そもそもビザに期限がある人は採用しないよ、という企業も結構あったりするのかなと思っています。
もしお二人のご存知の範囲で何かこういう人いたよ、などの情報があれば、ぜひポッドキャストでお話しいただけると嬉しいです、とお便りいただきました。秋さんありがとうございます。
そうですね、そのイギリスでYMS、いわゆるユースモビリティスキームビザという、いわゆるワーキングホリデーのビザを取得してイギリスに来て、それからワークパーミットに切り替えた方というのは私たちの方でも探していたんですけど、なかなか見つからなくてですね、ちょっと返信が遅れて申し訳ないです。
イギリスでワークホリデーのビザを取った方というのではなくて、ドイツで私はですね、ワークホリデーのビザを取って、こっちで就職先を探して、ワークパーミットを取得して働いて、今に至るということがありまして、
イギリスの例ではないのですが、ドイツでの例なら話せるということで、私の方でこのお便りに対して返信をしようと思ってこの収録を取っています。
そうですね、イギリスは2024年の1月31日から、ワークが4倍に増えて抽選制もなくなるというのは良いですね。
もともと私もドイツに来る前にワークホリデーが使えるということで海外に行く国を探していた際はですね、イギリスも一応移住先の候補に入っていたんですけど、やはりワークホリデーのビザが抽選制ということもあってですね、
先が見えないので、その時は確かに移住先から除外したと思いますね。
それがなくなって2年間自由に働けるということですね。これはすごく大きくてすごく良い政策ですね。
2年間も自由に働けるのか。調べた感じだと、このビザを持っていれば働くこともできるし、今公式サイトを見てるんですけど、
Work in most jobs. What you can and cannot do のところで、You can work in most jobs. このYMSのビザを持っていればですね。
なので、働くことができるという解釈で良いと思います。
これに対して、ビザの期限があるから企業側が採用しないかということで言うと、多分そんなことはないのかなと思いますね。
そんなことはないというのは、期限があるからといって採用しないかどうかというと、全然採用すると思います。
そもそも多分、正式のワークパーミットでも期限が決められちゃう。期限があると思いますね。その永住権とかでなければ。
なので、そもそも働く、例えば就職してワークパーミットを取得した場合でも期限があるので、期限があるからといって採用されないかどうかで言うと、全然採用されると思いますね。
なので、私的にはなかなかこのワーホリのビザを使って2年間の間、例えばこっちに来て、イギリスに来て就職活動を行って、
じゃあ仕事を見つけて、私今からでも働けますと、そういうビザを持っていますということだったら結構大きいんじゃないですかね。
だってそこからビザを持っていない状態で、じゃあビザの取得に会社が協力してくださいと言うと、
多分働けるビザを持っていない方が会社としては採用しづらいと思いますね。
なので今すぐ働けるビザがあって、たとえ期限付きだろうともワーホリのビザを持っている方が、むしろビザを持っていない方よりも採用されやすいようなと思います。
私の方はドイツでの話なんですけど、ワーホリのビザで来て、こっちで就職活動をして、
EU Blue Cardという特定のハイスキルドな高度技術者の人に対して発給されるドイツ特有のビザがありまして、そちらに切り替えました。
実際はワーホリのビザよりもEU Blue Cardの方が期限も長いですし、配偶者とかも連れてこれるので、
私は就職した瞬間にEU Blue Cardを取得するのに切り替えました。
それは多分ドイツとイギリスでちょっと違う状況かもしれないですけど、
EU Blue Cardの方は企業が特別何かそれを取得するのにサポートしないといけない、
例えばお金を払わないといけないとかっていうことはないので、
切り替える手間っていうのは企業側にとってEU Blue Cardは低いんですよね、イギリスのワークビザよりも。
多分イギリスのワークビザっていうのは企業がスポンサーとしてお金を余計に払ったりとかしないといけないのかな。
なのでその切り替えに関しては、私の場合でドイツであれば特に困ることはなかったですね。
でも先ほどおっしゃって私が言ったようにすぐに働けるビザがない人よりも多分すぐに働けるビザを持っている人の方が
企業側としては期限があったとしても採用の方はしやすいと思うので、
そうですね、この中西線もなくなって2年間、2年間って結構大きいですね、ドイツに比べると。
ワーホリビザを持つメリット
ドイツは1年間だったと思います。
なのでこれを使って現地に実際来て就職活動をして、就職先を見つけてワークパーミットに切り替えるのかどうかっていうのは
そこは多分会社との交渉所在だと思いますが、
結構お勧めというかやりやすい、一番海外で就職先を、例えばイギリスで就職先を見つけるのに結構いいビザなのかなと個人的に思いました。
リモートで日本からイギリスの会社に対して応募してソフトウェアエンジニアの職を得てこっちに来るっていうことも不可能じゃないと思うんですけど、
やっぱり現地にいている人の方が企業側としては採用しやすいと思いますね。
私はソフトウェアエンジニア向けの就職サイトのサービスの会社で働いていたことはあるんですけど、
やっぱりリモートでポジションにアプライしてくる人っていうのはコロナもあって結構たくさんいるんですけど、
やっぱり企業側としてはオファーを出したけど、その後にビザのプロセスとかで実際に来れないとかいう方もいらっしゃったりするんですよね。
なので不確実性がどうしてもあります。リモートで会社に対して応募して、そういう候補者の方はどうしても現地に住んでいる人よりもどうしても採用されにくいという現実があると思いますね。
かつ現地に住んでいても、じゃあ永住権を持っている、ビザを持っているか持っていないかという、そこでまた2つ採用されやすさというのがありますよね。
もちろんビザを持っている方の方が会社にとっては採用されやすくて、ビザを持っていない人の方が採用されにくいと思います。
その中でワーホリビザを持っている方というのは、いわゆる今ビザを持っていて今すぐにでも働けるという候補者になるので、採用されやすさでいうとビザを持っていない人よりも採用されやすいような気がしますね。
あと何かあるかな。
ただ今なかなか就職というかソフトウェアエンジニアリングの転職市場というのはなかなか厳しいので、必ずしも厳しい状況というのはあると思います。
例えば2年間のワーホリビザを持って現地に来て、今いろんなところに応募してJob Offerをもらえるのかどうかというのは、私もイギリスで転職活動をしているわけではないので何とも言えないんですけど、
全体的にはやっぱりレイオフとかって厳しいという現実がありますが、どんどん良くなっているような気がするので、挑戦してみる価値があるし、このワーホリビザを積極的に使うというのは結構いい手段なのかなと思いました。
という感じで、本日の秋さんへのワーホリビザで就職活動、こっちに来て就職活動をしてワーキングビザに、ワークパーミットに切り替えるのはどういう感じですかというので、それに対して返信という形でこのPodcastを収録しました。
リスナーからのゲスト募集
お便りありがとうございます。また同じようなこの質問の通りイギリスでワーホリビザを取って、それから就職先を見つけてワークパーミットに切り替えたという方がリスナーの方でいらっしゃって、どういう感じだったかというのをお話ししていただける方、もしいらっしゃったらゲストとして出ていただいて、
お便り募集のフォームで私たちにご連絡いただけると幸いです。
はい、こんな感じで本日の収録は以上とさせていただきます。秋さんお便り本当にありがとうございました。