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ロコタビ
今日はですね、昨日記事公開した国際協力でですね、バングラディッシュに移住して、
現地で研究を行いつつNGを運営されている田中さんという方のですね、
あの記事をシェイシャインターナショナルノートにですね、公開しましたと。
今回もですね、その記事を読みながら感想も含めてちょっとバングラのお話をしたり、
海外の文化の話をしたいと、アダックバランに色々とおしゃべりをしていければなというふうに思います。
はい、ではですね、早速なんですけど、ちょっと椎谷さん今回バングラディッシュの田中さんですね、
あの記事読んでみて、なんか率直な感想みたいなところから始めていければなと思うんですけど、いかがでした?
しいや
そうですね、この方の国際協力関係の仕事というか研究をされている方で、
向こうに行かれた理由もNGOの関係で多分向こうに。
ロコタビ
そうですね。
しいや
ですよね。で、結構NGOとかの関連で海外に行く方とか、ジャイカとかもそうなるんですかね。
ロコタビ
そうですね、大枠で言ったらそうですね、はいはい。
しいや
そうですよね、結構海外、特にアジアとアフリカとかはそういうような人たちが多いとは思うんですけれども、
バングラディッシュもその中の一つだとは思うんですけれども、それで実際向こうに行って、
いろいろ一回日本に戻ってきて、その後また向こうに行って生まれているみたいな話ではあるんですけれども、
そういった国際協力絡みで海外に行ってその国に住むみたいな人たちっていうのはいろいろいるなというふうには思っていて、
ロコタビ
その中の一人だなというふうな、そういった感想ですかね。
なんか個人的にすごい面白いなと思ったポイントが、そのいわゆる国際協力、内緒はNGOとかですよね。
で、なんかこう活動するにあたって、一個よく議論になるじゃないですけど、テーマとしてあるのが寄付にどこまで頼るかみたいなところがあると。
で、僕も昔NPOかな、NGOかな、ちょっと医療系のNPOにちょっとだけ関わったことがあって、
そこはいわゆる寄付みたいなものを募って、ミャンマーとかで手術とかっていうのをしていく病院設備を整えたりしているっていうのがあったんですけど、
やっぱり寄付だと訴えなきゃいけないんですよね、現地の厳しい状態であったりとか、いかに大変かみたいなところ。
で、それは別に嘘、偽りはないんだけれども、事実なんだけど、それを発信し続けて寄付によって成り立たせるみたいな構造っていうのが、
やっぱり田中さんの場合はバンカリシーズと住まわれていることもあって、それだけのイメージが先行してしまうみたいなものが、ちょっと不健全さみたいなものを感じるというか、
現地は現地でちゃんと経済あって、ちゃんと雇用を作れれば仕事も生まれていってっていう状態を知っている方だったので、
最終的に田中さんの場合は寄付に頼らない形でNGOを運営されていると、現地で雇用を生んでですね。
ロコタビ
かつ、それを日本に販売するとかではなくて、なんか手作りのものを作ったりしてるんですけど、
バングラの地方の民族の方、少数民族の方とものづくりをしたりしてるんですけど、それを日本に売るんじゃなくて、バングラビッシュ内で販売するみたいなことをされてたりするんですよ。
これすごい面白いなと思って。
しいや
確かに、日本で売るみたいな話はよくありますけど。
ロコタビ
ありますよね。
バングラビッシュ内で回してるんですね、この授業はね。
これはなかなかできることじゃないというか、ある種日本においては、それが一つのブランドになったりとかもするじゃないですか。
バングラビッシュの手作りによって、雇用も生まれて、かつ商品もハイクオリティみたいな。
それ買ってみませんか、国際寄付にも結果的につながりますみたいな、そういう文脈も多少ありますけれども、
そこに乗っかるんじゃなくて、現地でちゃんと完結させるみたいな方向でやってる人っていうのは、意外と少ないんじゃないかなと思っていて、
すごいなっていうのが個人的な感想ですね。なかなかできることじゃないなと。
しいや
そうですよね。この田中さんって、そこに自分でたどり着いたと思うんですけども、
インターネットで聞いたのかしらですけど、そういったことをやられている事例というか、他にそういう人がやってるから、そういうことを始めたっていうわけでもないんですかね。
自分でどうにかした結果、そこにそういう形になったんですか。
ロコタビ
特定の事例があって、それを真似たっていうよりも、そういった構造で、最初クラウドファンディングやってたらしいんですよ。
やってたんだけど、上手くいくらしいんですよ。結構集まるし。なんだけど、なんかちょっと嫌だなみたいなっていう感覚が。
しいや
クラウドファンディングも似てますよね。結局寄付に近いという。
本一的に何か生んでるわけじゃないです。お金が集まってるっていうことだけであって、そこが何かを生み出してるとはちょっとまた違いますよね。事業自体でっていう。
ロコタビ
そうなんですよね。なんかそれを実際実施されて、ちょっと違う方向で考えたいなっていうので、自分で考えてそういう今仕組みにしているという状態らしいんですよね。
なんかそんな多くないんじゃないかなとかって話聞いてると思いました。
しいや
でも健全ですよね。自分たちで稼いで、そのうちの何割かを自分たちのNGOの事業の活動費に当ててみたいなところ。
今は何かちゃんと現地でビジネスをやってるってことは、ちゃんと現地の人との関係性であったり。
関係性というか、いわゆる寄付とか国からのお金とかを使った関係性ではない関係性を現地の人と築いてるっていうのは、向こうの相手側からしてもまたコミュニケーションの質も多分変わるでしょうし、見え方も多分変わるので、
しいや
後で言うのって日本的ですよ。
ロコタビ
その場で言わないで。
その場しのぎみたいな。やっぱあるなーって思いますよね、一概に。
しいや
そういう意外とそこが合ってるのかもしれないけど、日本人だからこそ、それに気づけるとかあるかもしれないですけどね。
ロコタビ
そうですね、確かに。
この人本当は別におごりたいわけじゃないみたいなのは日本人だと気づけるかも。
しいや
ハイコンテキスト文化の人はそこに気づけるんだけど、表明的に向こうにいるだけだと気づけないけど、ある程度長くいるとか、どっぷり向こうの生活をするみたいな気持ちでいれば気づけるんだけど、
多分ローコンテキストの国の人が向こうにいるとずっと気づけないとかあるかもしれないなと。
ロコタビ
ありますね。
しいや
向こうも諦めてるみたいな、こいつ絶対気づかないなみたいな。
ロコタビ
気づいたら距離が生まれていくみたいなね。
しいや
そういうのは、今意外と田中さんが向こうでやってきてるっていうのも、
ロコタビ
その辺がうまいというか。
しいや
コミュニケーションができるみたいなところが大きいのかもしれないなと。
ロコタビ
ある気がします、ある気がします。
もう最後ですけど、田中さんがこう、実際どうですか?みたいなバングラずっと暮らされていてみたいなところで、最初のイメージと違ったりしますか?みたいな話聞いたら、
なんかやっぱ、よくありますけど、このアジアとか行ったら人が優しいとか、海外行った時とかよく言うじゃないですか。
田中さんもバングラディッシュ移住したての時はすごいみんな優しい。
最高だなって思ったらしいんですよ。人が優しい、人が豊かみたいな。
なんだけど、結局さっきのおごりおごられもあるけど、思ってることを最初出さないとか、実は裏でとか、そういうことも全然あるから、
まあ人間変わらないじゃないけど、苦労することもたくさんありますよみたいな話してて、すごいリアルだなって思いましたし、
なんか現地の経済でやっぱ生きてるからこそ見えてくるリアリティのあるコメントだなっていうのはね、ちょっと田中さんの話聞いてて思いました。
しいや
でもなんかそういう経験をしてる、別で自分で会社でコーディネーターとかやられてますけど、そういうことを知ってる人に俺がしたいですよね。
表面的なものしか知らない現地の在住者よりは、そういうところまで知っているっていうところも踏まえてコーディネートしてもらえるっていうのがすごいいいなと思いました。
ロコタビ
調査もちゃんとリアルな調査というか、実態を集めてくれそうな感じがあって、すごい信用ができるっていうのはすごく思います。
確かに、田中さん、いいなと思いました。
まあそんなところで、今日もちょっといろいろとバングラデシュについてお話ししていきましたけど、来週はどこだったかな、デンマークか、デンマーク。
ちょっとだいぶ距離が埋まりますけど、北欧の国、デンマークですね、幸福の国とも言われてますが、デンマークに随寸な日本人女性のお話の記事が公開されますので、その辺もまた来週また違ったお話できればなと思っています。
はい、ではそんなところで今日もしやさんありがとうございました。
ありがとうございました。