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2023-08-29 17:40

#9 【🇧🇩バングラデシュ】 国際協力で人生が変わった 取材後記

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集英社インターナショナル公式noteに掲載『#009 国際協力で人生が変わった【🇧🇩バングラデシュ】/世界ニホンジン探訪~あなたはどうして海外へ?~』取材後記として、取材をつづける岡とロコタビ創業者の椎谷が、記事を起点にバングラデシュの文化から、海外移住に関することなど話を脱線しながらお送りしていきます。

▶︎⁠ここから書き起こし・概要が読めます

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●MC

椎谷豊

株式会社⁠⁠ロコタビ⁠⁠創業者大学卒業後ITベンチャー、EC会社などで、ECサイトの運営業務などを経験し、WEBコンサルタントとして独立。旅行情報サイトの日本本社立ち上げメンバーなど経験。2012年から海外在住日本人に活躍の場を提供したいという思いから、日本人向け海外プラットフォーム「Traveloco(トラベロコ)」の企画を開始し、2014年にウェブサイトをオープン。2020年に社名、サービス名ともに現在の「⁠⁠LOCOABI(ロコタビ)⁠⁠」へ名称変更。世界177カ国、2600都市、60,000人以上の海外在住日本人が登録している。⁠⁠

⁠⁠⁠https://locotabi.jp/⁠⁠⁠

⁠⁠おか けいじゅん

ライター、インタビュアー1993年東京生まれ。立命館アジア太平洋大学卒業。高校時代、初の海外渡航をきっかけに東南アジアに関心を持つ。高校卒業後、ミャンマーに住む日本人20人をひとりで探訪。大学在学中、海外在住邦人のネットワークを提供する株式会社ロコタビに入社。世界中を旅しながら、500人以上の海外在住者と交流する。趣味は、旅先でダラダラ過ごすこと、雑多なテーマで人を探し訪ねること。


#海外生活 #海外移住 #海外旅行 #移住 #海外 #旅行 #バングラデシュ #NGO #マナー #国際協力 

サマリー

田中さんはバングラディッシュに移住してNGOを運営しています。彼は寄付に頼らずに現地で雇用を生み出し、バングラディッシュの手作り商品を現地で販売する取り組みを行っています。バングラディッシュの特殊な文化についての話は興味深く、旅行ではなかなか触れることができませんでした。また、日本人インターンが訪れた際にはバングラディッシュ人がお茶をご馳走してくれる光景がよく見られます。

00:02
ロコタビ
ロコを巡り世界🌏を覗き見る🌏 LOCOTABI fm
この番組は海外在住日本人6万人が登録するウェブサービス
ロコタビがお届けするオリジナルポッドキャストです。
番組のMCは、世界各国に住む日本人の取材を続けております。
私、岡と。ロコタビ創業者の椎谷がお送りいたします。
取材した日本人たちの話や、ロコタビの裏話、
世界の文化の話など、2人のMCが気の向くまま不定期で配信していきます。
エピソードごとにポストも交代し、毎回テーマも変えながら、
世界にまつわる話をしていきます。
ぜひ一緒に世界を覗き見る体験を楽しんでいければ幸いです。
はい、みなさんこんにちは。はい、岡です。
今日もですね、椎谷さんと色々と海外についてお話ししていきたいなと思います。
椎谷さん、今日もよろしくお願いします。
しいや
よろしくお願いします。
バングラディッシュへの移住と雇用創出
ロコタビ
今日はですね、昨日記事公開した国際協力でですね、バングラディッシュに移住して、
現地で研究を行いつつNGを運営されている田中さんという方のですね、
あの記事をシェイシャインターナショナルノートにですね、公開しましたと。
今回もですね、その記事を読みながら感想も含めてちょっとバングラのお話をしたり、
海外の文化の話をしたいと、アダックバランに色々とおしゃべりをしていければなというふうに思います。
はい、ではですね、早速なんですけど、ちょっと椎谷さん今回バングラディッシュの田中さんですね、
あの記事読んでみて、なんか率直な感想みたいなところから始めていければなと思うんですけど、いかがでした?
しいや
そうですね、この方の国際協力関係の仕事というか研究をされている方で、
向こうに行かれた理由もNGOの関係で多分向こうに。
ロコタビ
そうですね。
しいや
ですよね。で、結構NGOとかの関連で海外に行く方とか、ジャイカとかもそうなるんですかね。
ロコタビ
そうですね、大枠で言ったらそうですね、はいはい。
しいや
そうですよね、結構海外、特にアジアとアフリカとかはそういうような人たちが多いとは思うんですけれども、
バングラディッシュもその中の一つだとは思うんですけれども、それで実際向こうに行って、
いろいろ一回日本に戻ってきて、その後また向こうに行って生まれているみたいな話ではあるんですけれども、
そういった国際協力絡みで海外に行ってその国に住むみたいな人たちっていうのはいろいろいるなというふうには思っていて、
ロコタビ
その中の一人だなというふうな、そういった感想ですかね。
なんか個人的にすごい面白いなと思ったポイントが、そのいわゆる国際協力、内緒はNGOとかですよね。
で、なんかこう活動するにあたって、一個よく議論になるじゃないですけど、テーマとしてあるのが寄付にどこまで頼るかみたいなところがあると。
で、僕も昔NPOかな、NGOかな、ちょっと医療系のNPOにちょっとだけ関わったことがあって、
そこはいわゆる寄付みたいなものを募って、ミャンマーとかで手術とかっていうのをしていく病院設備を整えたりしているっていうのがあったんですけど、
やっぱり寄付だと訴えなきゃいけないんですよね、現地の厳しい状態であったりとか、いかに大変かみたいなところ。
で、それは別に嘘、偽りはないんだけれども、事実なんだけど、それを発信し続けて寄付によって成り立たせるみたいな構造っていうのが、
やっぱり田中さんの場合はバンカリシーズと住まわれていることもあって、それだけのイメージが先行してしまうみたいなものが、ちょっと不健全さみたいなものを感じるというか、
現地は現地でちゃんと経済あって、ちゃんと雇用を作れれば仕事も生まれていってっていう状態を知っている方だったので、
最終的に田中さんの場合は寄付に頼らない形でNGOを運営されていると、現地で雇用を生んでですね。
寄付に頼らずに現地でビジネスをする
ロコタビ
かつ、それを日本に販売するとかではなくて、なんか手作りのものを作ったりしてるんですけど、
バングラの地方の民族の方、少数民族の方とものづくりをしたりしてるんですけど、それを日本に売るんじゃなくて、バングラビッシュ内で販売するみたいなことをされてたりするんですよ。
これすごい面白いなと思って。
しいや
確かに、日本で売るみたいな話はよくありますけど。
ロコタビ
ありますよね。
バングラビッシュ内で回してるんですね、この授業はね。
これはなかなかできることじゃないというか、ある種日本においては、それが一つのブランドになったりとかもするじゃないですか。
バングラビッシュの手作りによって、雇用も生まれて、かつ商品もハイクオリティみたいな。
それ買ってみませんか、国際寄付にも結果的につながりますみたいな、そういう文脈も多少ありますけれども、
そこに乗っかるんじゃなくて、現地でちゃんと完結させるみたいな方向でやってる人っていうのは、意外と少ないんじゃないかなと思っていて、
すごいなっていうのが個人的な感想ですね。なかなかできることじゃないなと。
しいや
そうですよね。この田中さんって、そこに自分でたどり着いたと思うんですけども、
インターネットで聞いたのかしらですけど、そういったことをやられている事例というか、他にそういう人がやってるから、そういうことを始めたっていうわけでもないんですかね。
自分でどうにかした結果、そこにそういう形になったんですか。
ロコタビ
特定の事例があって、それを真似たっていうよりも、そういった構造で、最初クラウドファンディングやってたらしいんですよ。
やってたんだけど、上手くいくらしいんですよ。結構集まるし。なんだけど、なんかちょっと嫌だなみたいなっていう感覚が。
しいや
クラウドファンディングも似てますよね。結局寄付に近いという。
本一的に何か生んでるわけじゃないです。お金が集まってるっていうことだけであって、そこが何かを生み出してるとはちょっとまた違いますよね。事業自体でっていう。
ロコタビ
そうなんですよね。なんかそれを実際実施されて、ちょっと違う方向で考えたいなっていうので、自分で考えてそういう今仕組みにしているという状態らしいんですよね。
なんかそんな多くないんじゃないかなとかって話聞いてると思いました。
しいや
でも健全ですよね。自分たちで稼いで、そのうちの何割かを自分たちのNGOの事業の活動費に当ててみたいなところ。
今は何かちゃんと現地でビジネスをやってるってことは、ちゃんと現地の人との関係性であったり。
関係性というか、いわゆる寄付とか国からのお金とかを使った関係性ではない関係性を現地の人と築いてるっていうのは、向こうの相手側からしてもまたコミュニケーションの質も多分変わるでしょうし、見え方も多分変わるので、
バングラディッシュの手作り商品の販売
しいや
研究とかそういったことをやる上ではまた違う感じの結果になりそうな気がしますよね。
ロコタビ
そうですね。本当になんか、まあでもなんかなかなか大変な部分もあるんだろうなとかって勝手に。
しいや
どうやるんだろうって。
本当にすごいと思いますけど。
ロコタビ
大変だからこそ、まあ彼女の場合は結構大従来というかもうどのくらいだ?とはいえ10年弱ぐらい経つので、そうした実績がつけば、そうした形態でNGを運営されたい方とかの一つのロールモデルになるので、なんか引き続き応援していきたいなというふうに思ってますね。
でも田中さんってでも日本の大学院から日本で働いたことというかはないんですかね?
ロコタビ
大学のタイミングでバングラに行って、大学中でいろいろこう少数民族とかと関わりみたいなところを始めて、でそのまま移り住むかってところだったんですけど、大学院でちゃんと勉強もしたいってところで大学院に入るんだけど、
研究、大学院の研究とかは別にそこにいる人がないので、じゃあバングラの研究どうせ行ってるからっていうので、そのままバングラに移り住んで、現地で生活をしながら研究を続けてみたいな、そういう流れなんで日本では。
しいや
すごいですよね。日本のなんか日本というか別に日本人じゃなくてもいいですけど、なんかそのビジネス経験、社会人経験というかビジネス経験がなくて、海外で事業を自分で何ですかね、作るみたいなことっていうのをどうやったら、もちろんね、やれないことはないかもしれないですけど、経験値がなさすぎると思うんですよね、明らかにビジネスやるには。そこがなんかすごいですよね。
ロコタビ
聞きたいですよね、なんかこうどういう風にして。
しいや
お師匠さんがいるのか、現地に。現地のビジネスの教えてくれる人が例えば、それからなんかその右腕がこういう人がいてとか、ならなんとなくイメージがつくんですけど、そうじゃなくて日本でも大変じゃないですか。
大学とか大学出て自分で授業やるっていうのも多分大変なのにもかかわらず、海外でやるって相当大変だと思うんですけどね。
ロコタビ
NGOとはちょっと話変わっちゃうかもしれないですけど、NGOのやつとは別に会社を持ってて、リサーチとかの仕事を日本の企業から受けたりすることもあるみたいな話されてて、それとかすごいじゃないですか、仕事として獲得してるみたいなところ。
話聞いていくと、大学大学院での研究がフィールドリサーチなんですよね。だからそのフォーマットじゃないですけど、方法論みたいなものをビジネスに結構専用されているのかなっていう印象はすごく覚えて、こういうフィールドワークができるっていうところも知見があるので。
いわゆるマーケティング調査みたいなところっていうのは類似するポイントがたくさんあるじゃないですか。民族のフィールドリサーチとかって。だからそれをうまく活用されている、工夫する力がもちろんあるのはすごいっていう意味でもあるんですけど、そういう背景もあるのかなっていうのは話聞いてて思いましたね。
あとはちょっと全然関係ない話ですけど、個人的には田中さんの話で、バンクラー結構住んでて、現地で感じるカルチャーショックの文脈で、なんかおごりおごられるみたいな、原理ならではのマナーみたいな話ちょっと面白いなって思ったんですよ。
バングラディッシュの特殊な文化
ロコタビ
で、なんか各国のマナーとかって旅行とかだと意外と気がつかないというか、やっぱ暮らしてないとわかんないじゃないですか。日本の、それこそなんか目上の人がおごるみたいな特殊な文化とかは、カルチャーっていうのは、やっぱ暮らしているからこそ知っているわけで、旅行とかで来ただけでは触れられなかったりしますよね。
局所的に触れたりしますけど、なんかその中で個人的には、今言ったおごりおごられみたいなのが、結構バングラディッシュではあるんだよねって話は面白かったっていうか、いわゆる日本人でインターンとかが彼女の元に来たりもすると、彼女自身も移住したての時もそうだけれども、結構バングラ人の人はお茶をご出走してくれたりするシーンが多いと。
なんか一緒にお茶したりするときには、私が払うよみたいな感じで払ってくれることが多いらしいんですよね。で、嬉しいみたいなところで、田中さんとかは最初すごいおごってもらってたらしいんですけど、なんか本当は良くないというか、お金は結構こっちが持っているケースが多いじゃないですか。
そうですよね。日本人とか多分絶対持ってます。学生といえども多分。そうなんですよ。なんだけど、やっぱりその、なんて言うんですかね、民営であったりとか、なんかそういうものが先行して、最初おごりおって提案するらしいんですけど、なんかこうそういうのを繰り返しちゃうと、関係性があんま良くなくなっちゃったりするから、そこはちゃんとフェアに私払うよとか、払うよ、自分の分払うよみたいな動きが必要なんですよねみたいな。
後から気づいたんですけど、だからインターン生には注意するようにしてますみたいな話をしてて、これ分かんねーよなみたいな。そうですよね。おごりおって言われたら、ありがとうございますって言っちゃうよなみたいなところはあるから、なんとも言えねーなーっていうのは思いました。
なんか記事見て思ったのが日本人ぽいのがちょっと思いましたね。本当ですよね。
しいや
言わないっていうね。意外とこう角というか、欧米だと結構ストレートじゃないですか、どっちかっていうと。
でもまあすごい日本と同じで、表側と裏側だとちょっと違うんだなっていうのは、すごい日本的というか、向こうの国もそうなんだっていうのは意外でしたけどね、確かに。
ロコタビ
すごいハイコンテキストですよね。
しいや
そうですね、ハイコンテキスト。
ロコタビ
実際にね、後からバングラディ主人のスタッフとかから田中さんのところに、毎回インターン生にご馳走してるんだけどっていうクレームが来たりするみたいな話が。
すごい日本的ですよね。
日本人よなーみたいな。
田中さんのバングラディッシュでの経験
しいや
後で言うのって日本的ですよ。
ロコタビ
その場で言わないで。
その場しのぎみたいな。やっぱあるなーって思いますよね、一概に。
しいや
そういう意外とそこが合ってるのかもしれないけど、日本人だからこそ、それに気づけるとかあるかもしれないですけどね。
ロコタビ
そうですね、確かに。
この人本当は別におごりたいわけじゃないみたいなのは日本人だと気づけるかも。
しいや
ハイコンテキスト文化の人はそこに気づけるんだけど、表明的に向こうにいるだけだと気づけないけど、ある程度長くいるとか、どっぷり向こうの生活をするみたいな気持ちでいれば気づけるんだけど、
多分ローコンテキストの国の人が向こうにいるとずっと気づけないとかあるかもしれないなと。
ロコタビ
ありますね。
しいや
向こうも諦めてるみたいな、こいつ絶対気づかないなみたいな。
ロコタビ
気づいたら距離が生まれていくみたいなね。
しいや
そういうのは、今意外と田中さんが向こうでやってきてるっていうのも、
ロコタビ
その辺がうまいというか。
しいや
コミュニケーションができるみたいなところが大きいのかもしれないなと。
ロコタビ
ある気がします、ある気がします。
もう最後ですけど、田中さんがこう、実際どうですか?みたいなバングラずっと暮らされていてみたいなところで、最初のイメージと違ったりしますか?みたいな話聞いたら、
なんかやっぱ、よくありますけど、このアジアとか行ったら人が優しいとか、海外行った時とかよく言うじゃないですか。
田中さんもバングラディッシュ移住したての時はすごいみんな優しい。
最高だなって思ったらしいんですよ。人が優しい、人が豊かみたいな。
なんだけど、結局さっきのおごりおごられもあるけど、思ってることを最初出さないとか、実は裏でとか、そういうことも全然あるから、
まあ人間変わらないじゃないけど、苦労することもたくさんありますよみたいな話してて、すごいリアルだなって思いましたし、
なんか現地の経済でやっぱ生きてるからこそ見えてくるリアリティのあるコメントだなっていうのはね、ちょっと田中さんの話聞いてて思いました。
しいや
でもなんかそういう経験をしてる、別で自分で会社でコーディネーターとかやられてますけど、そういうことを知ってる人に俺がしたいですよね。
表面的なものしか知らない現地の在住者よりは、そういうところまで知っているっていうところも踏まえてコーディネートしてもらえるっていうのがすごいいいなと思いました。
ロコタビ
調査もちゃんとリアルな調査というか、実態を集めてくれそうな感じがあって、すごい信用ができるっていうのはすごく思います。
確かに、田中さん、いいなと思いました。
まあそんなところで、今日もちょっといろいろとバングラデシュについてお話ししていきましたけど、来週はどこだったかな、デンマークか、デンマーク。
ちょっとだいぶ距離が埋まりますけど、北欧の国、デンマークですね、幸福の国とも言われてますが、デンマークに随寸な日本人女性のお話の記事が公開されますので、その辺もまた来週また違ったお話できればなと思っています。
はい、ではそんなところで今日もしやさんありがとうございました。
ありがとうございました。
17:40

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