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2024-01-18 05:32

配信076@高円寺:成長したら立ち去る街

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東京都杉並区の高円寺での若かりし時代が描かれる【高円寺にて/PEOPLE1】から、変わらない街と変わりゆく若者についての話。
【番組紹介】
唯一無二のご当地ソング専門メディア。日本各地に散らばるご当地ソングを探し、音楽を通じて見えてくる都市や地域の魅力について語らう番組。府中コミュニティFMで放映中のラジオ番組と連動しつつ、ラジオのバックナンバーと、podcast専用配信をお届けします。ラジオ番組「ご当地ソング捜索隊」は、毎月第4輪土曜日 ~で絶賛放送中。
【パーソナリティ】
◆ワタンド: ラジオ・配信のパーソナリティ。都市と音楽を愛するご当地ソングコレクター。
◆しゃり: ラジオのパーソナリティ。ご当地ソングは素人。海外在住のエンジニアで主にリモート参加。
【Twitter】https://twitter.com/RRwatandia
【BLOG】https://sublife.hatenablog.com/
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ご当地ソング捜索隊ポッドキャスト オバンです。
この配信は日本のどこかを描いた歌と その場所にまつわる話をしていきます。
お相手はMC ワタンドです。 よろしくお願いします。
さあ、今回紹介する曲は ピープル1の高円寺にてという曲です。
高円寺。タイトルにもなっている場所です。
東京都杉並区の街の名前ですね。
中央線とか総武線が止まる駅にもなっています。
昔から夢を追う若者が暮らす街という風な イメージがある場所ですね。
かくゆ私も24、5ぐらいの時に暮らしてました。
夢を追う時期ですかね。
この歌も高円寺のイメージに漏れず、
夢を追う若者のような暮らし街が 描かれている曲になっています。
歌詞の中には環状7号線とか順状というのは 高円寺の地名にまつわるキーワードも出てきますので、
非常にいらしさが出ている曲だなと思います。
高円寺ソングは昔から多くあるんですけれども、
やっぱり一貫して若者のモラトリア向きというか、
夢を追っている時期というか、
そういった場所として描かれることが 多いんだなというふうに思うんですよね。
高円寺と遭壁をなす若者の街として、
下北沢なんかがあるなというふうに 僕は思うんですけれども、
下北沢は結構ここ数年で街の様子も 変わってきたなというふうに思うんですよね。
駅が地下化したりというのも 端を走っているところはあるんですけれども、
新しい施設というところが どんどんできてきたかなというふうなところです。
ただそういった街づくりの中でも、
もともとあった下北沢の雑多な雰囲気とかを 活かしながら新しくしていこうというふうな動きにはなっているので、
街がガラッと変わっちゃったな というような感じではないですね。
一方で高円寺は街の変化が ほとんどない街だなというふうに思うんですよ。
東京都内で小さい建物が並んでいるところは 防災上の観点からできるだけ大きい建物に建て替えて、
安全にしましょうみたいな、 再開発と呼ばれるような動きが起こることが多いんですよね。
けど高円寺はそういうのが全然なくて、
ずっと昔から商店街が こっちに回って、こっちに回って、
ほんとに小さいお店が並んでいる みたいな街なんですよね。
そういう古い建物なんかも多いから、 それゆえ家賃も安いし、安くも住めるというのもあるし、
小さいお店なんかも集積するみたいな らしさにつながっているのかなというふうにも思います。
街が更新しないっていうのは 非常に東京都内で珍しいんですよね。
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街が更新しない、アップデートしない、変わらない。
それすなわち、街の価値が上がらない ということになるのかなと思うんですよ。
昔からある建物をずっと使っているので、 お値段末置きみたいな感じですね。
だから安い街にもなって、
そういうお金がない時期の若者が集まる っていうところだったんですよね。
やっぱりドラマの中でもそういう描かれ方なんで、
成長したら立ち去る街っていうことで 描かれることも多いなと思います。
このピープルワンの講演時に似て、
さよなら講演時に似てという形で 街を離れていく様子も描かれています。
やっぱり年を取るとずっと同じ場所には 留まらないというかね。
街なんかも変わるでしょうし、
暮らし方なんかも少しずつ変化しますよね。
自分も20代の頭くらいの子と比べると、
同じような生活はできないなというふうに 思いますよ。
例えば2500円飲み放題のお店なんか 行きたくないなって思うし、
吉野家で夕飯食べるとかっていうのも なくなったなと思うんですよね。
それはお金がかかるようになったとか っていう話じゃなくて、
同じような夕飯とか食べるんですけど、
暮らしがやっぱり変わったっていうか、 スタンスが変わったかなっていうところなんですよ。
そういった人が変わるし、
多くの街が変わるのに講演時はずっと変わらない。
若者の受け皿としてあり続けているっていうのは 非常に得意だなというところです。
若者の姿も変わっていってるわけじゃないですか。
若者が楽しむものっていうのは、 昔よりもデジタルになっていったり、
人間関係の形なんかも地域にとらわれず、
世界と繋がっていったりすると思うんですよね。
そういうところからすると、講演時が受け入れている、
今も変わらず受け入れている若者像っていうのが、
そもそも昔ながらの若者像に限られている というようなところもあるのかなと思います。
そういう意味では、どんどん変わらないだけじゃなくて、
昔に遡っていってるみたいなところも、 講演時は街としてあるのかなと。
そこがすごい不思議な街なんだなというふうには 思ったりもします。
その中で不思議な講演時、
そんな街の雰囲気なんかも感じながら 聞いてもらえればなというふうに思います。
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