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はい、久々の樋口聖典の世界でございます。私は樋口聖典と言います。
なぜなら、樋口聖典の世界をやっている人間だからです。
ん?逆か。ん?樋口がやっているから、ま、いいや。
えっとですね、なんかありがたいことに、最近なんかどんどんどんどん視聴者の方が伸びてきてるんで、
なんか、あえてちょっとちゃんと自己紹介しているところでございますと。
で、ちょっと久々になってしまったんですけども、
このポッドキャストって、一人で車を運転して田川と福岡間の移動時間、だいたい1時間半くらいあるんですけども、
職場と家の移動時間がもったいないからって言って撮ってるポッドキャストなんで、
これ専用に時間を割くっていうことは普段やらないので。
で、考えてたら、意外と一人で移動するっていうことが最近なかったので、結構長らく空いたっていう形になってるんですけども、
今実は横に弟子のマサっていうのが座ってます。
はい、マサお疲れ。
お疲れー。
いやー、ちょっとね、わけあって、今田川から福岡に僕の車に乗ってマサに運転してもらって行ってるっていうところで、
初めて一人じゃない状態で撮ってるんですけども。
で、あのー、ちょっと先週になるんかな、東京に行ってきました。
えーと、これ相当久々なんですよね。
確か1月から行ってないので、9ヶ月ぶりかなんかで行ってきたんですけども、
あのー、まあまあね、コロナが明けて初めてですよ。
で、ずーっとね、東京へ行く用事を探してたんですけども、なかなかリアルなイベントがなかったりとか、
うーん、まあね、コロナの影響であんまり移動するのがまずいっていうことで行けなかったんですけども、
まあついにやっと、ちょっとなんかやるかっていうことで、コテンラジオのオフ会イベントっていうのをやるために東京に行ってきました。
で、まあまあこの話を押し出すとね、もう本当に長くなるんで、
えーと、まあとりあえず楽しかったっていうことだけとりあえず言っておきます。
で、その後、一応せっかく行くっていうことで2泊3日撮って、
で、次の日は僕がやってるっていうか、アドバイザーをやらせてもらってるアットホームチャンネルっていうYouTube番組があるんですけども、
それに出てこられてるホームレスの方をめぐったりに会いに行って、
ホームレスの方々に会いに行くっていうめぐる旅をしたりとかして、
代々木公園、新宿みたいな。
で、渋谷は行ったか、あ、そう渋谷も会場だったんで、コテンラジオの渋谷も行ったし、新宿行って、あとは中野の方にも行ったりみたいな。
で、その友達の家に泊まったので、京都駅ですね、
何戦やったかな、いろいろ東京めぐったりしたんですけども、
いやーなんかですね、多分僕東京初めて行ったのが小学生の頃なんですよね。
で、その時は家族に連れられてディズニーランドに行っただけで、
で、多分僕が初めて東京っていう街を自分のリアルな関係性の中で意識したっていうのが多分大学の頃で、
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多分大学3年生くらいかな、行った時に、あ、と思ったんですよ、やっぱものすごい刺激をやっぱ受けるんですよ。
で、テレビで見てたあの東京だとか、これがドラえもんの街だとか、そういうなんていうんですかね、
自分の生活の延長線上にある東京っていうのを初めて意識したのが多分その時ですよね。
で、やっぱりそこで強烈に感じたのは、いずれ僕はここで何か夢を目指して高みを目指すために頑張るんやろうなという漠然とした感覚を得たのが多分大学生の時ですね。
ここで多分初めて東京っていう街にある種のリアリティみたいなものを感じましたと。
で、その通りにその数年後に音楽を作るために東京に上京しまして、
で、いろんな人と出会いながら僕と同じように何かやりたいことがあって上京してきて、
で、夢に向かって頑張っている人たちの中で僕らも活動していて、
で、その中には成功者もいて、普通に生活している人もいてみたいな感じで、
芸人もやってたんで、売れない芸人とか、売れないミュージシャンとか、
とにかくいろんな人たちの中でこれが東京の多様性かみたいなものを思いながら活動していた時期が10年くらいありましたと。
で、なんやかんやありまして、今田川という街でやってるんですけども、
で、もちろん田川に帰ってきた後も東京ってちょくちょく行ってたんですよ。
でもなんか今回と今までのその東京、行ってた東京ってすごく大きく違うなっていうまず感覚があったんですけど、
これちょっとどれだけ説明できるかっていうのがわからないんですけど、ちょっと頑張って説明してみますね。
なんか前回までって、昔住んだ、過去に住んだことがある。
で、その街から今ちょっと田川っていう街に住んで、ちょっとこう距離を置いてるみたいなぐらいの感覚だったんですよ。
だからこう住んでいた東京の延長線上にあったっていうか、今まで行ってた東京ですね。
なんかこう、なんていうんですかね、今はちょっと田川に来てるみたいなイメージだったんですよ。
でもなんか今回すごく時間を置いて行った東京っていうのが、
なんていうんですかね、もう自分の生活とは全くかけ離れた世界っていうか、本当は海外みたいな、
なんかそういうぐらいの距離感を感じてしまったんですよ。
で、まずそこで思ったのが、今僕はもう完全に東京っていうところを生活圏から外れてしまったんだいうことをまず思ったんですね。
で、そんな僕がなんか強烈に感じたのが、なんていうんですかね、哀愁ですね。
で、東京っていう街に対して哀愁を感じたっていう感じです。
で、なんか僕が大学の時にリアリティを持って初めて東京を見て、それからずっと活動してて、
つい最近まで東京に何か出張で行ったりしてた時までのその時の東京のイメージっていうのって、
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いわゆるあれですよ、長渕剛が言うところの花の都大東京っていうやつですよね。
なんか希望に満ちてて活気に溢れてて光り輝く場所みたいな、
もうなんかそこには人々が集まってすべての夢があって何でもできるみたいな、
ザ日本の中心地でみんなそこに憧れてそこを目指してやってるみたいな、
いわゆるその東京のイメージってあるじゃないですか、昭和的なバブル期の東京のイメージってあるだと思うんですけど、
なんか今回感じたのって、かつてそうだった場所っていう印象だったんですね。
なんかこう、実際僕が見た世界というか今回行ったところってそんなにね、行ってないわけですよ。
渋谷、東京、原宿、中野の一部なんですけども、もちろん全部は見てないわけですよ。
でもなんかすべての空気感の中からもう一番のピークというか、
一番栄えてた時期からもう何かが、ちょっと言い方難しいな、
疲れてるわけじゃないんですね。疲れてるとか終わっていってるという感覚ではなくて、
もうその若さの中で何か活気があふれるようなフェーズじゃなくなったっていうイメージなんですよね。
そこじゃない役割を今から担っていくんだろうなという感覚があったんですよ。
なんかだから、これって僕は結構人とか物とか集団とかを全部フラクタルで見るというか、
人と集団と都市と文化、文化圏、全部同じふうに見てるんですけど、
一人の人間に例えて言うと、多分もう20代30代のがむしゃらに仕事で成果を出すぜみたいな、
自分をアピールするぜみたいな、そういう年齢じゃなくなったっていうイメージですね、東京という都市が。
そうじゃなくて、これから40代50代で管理職として、今から若い力とかに席を譲って、
今から突き上げてくる彼らがいかに頑張れるかっていうもののために、
今、得てきたものを与えていくみたいな、そういった印象を受けたんですよ、東京という街に。
で、これって別にネガティブじゃないんですよ。
廃れていくとか栄えていった状態から落ち目になっていくとかネガティブな状態じゃなくて、役割が変わっていったっていうイメージですね。
なんか強烈にそういうものを感じてしまったんですけども、なぜこういうものを感じたかっていうので、
もう一個先まで考えると、多分ですね、東京って何も変わってないですよ。
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僕が見てた東京と今の東京って多分何も変わってないんですけども、
西さん言ってますけど、何かを見るときって自分のフィルターとか認識というフィルターを通して必ず物事を見てるんですよ。
で、そこまで踏まえて考えると、多分僕がそういうフィルターを今、認識フィルターを持っているから、多分そこのフィルターに引っかかっただけだと思うんですね。
なんかそういうものを感じると、多分変わったのは東京という街じゃなくて、多分僕なのかなっていうのをすごく東京という街を鏡のようにして感じたっていう話ですね。
そんな僕は今、田川にいます。
ということで、僕が今どこに向かっているのかというのは、多分結果が教えてくれると思います。