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お盤です。この配信は、日本のどこかの都市を描いた歌と、その歌が描く地域についてのお話をしていきます。
お相手は、MCワタンドです。よろしくお願いします。 さあ今回をご紹介する曲は、思いの丈のプリクエルという曲です。
この歌の歌詞の中には、地名として渋谷、そして井の頭線というような響きが出てきます。
井の頭線は地名というか、電車ですけれども、井の頭線に乗って15分後の待ち合わせに向けて渋谷に出発、渋谷駅の電車に乗るというような様子が出てくるんですね。
渋谷まで15分の井の頭線の駅というと、永福町あたりなのかなというふうな感じなので、永福町に住んでて渋谷のデートにお出かけするのかなという様子も出てきて、推測できるのも面白いところです。
この電車に乗って何分とか言うのってよく聞きますよね。 マンションの物件とかあると、新宿まで40分とかね。
あとは東京駅まで20分とかね。 その町の利便性を表す数字として、近けりゃ近いほど都会に出やすいし、都会的ですよというようなことを表すのに使われたりする数字かなと思います。
実際はこの電車の時間というのは特急だとか各駅停車だとかによっても違うし、駅から目的地、また家から駅までといった間の時間なんかもあるし、また電車の待ち時間なんかもあるしね、だったりするんで、この駅から駅の時間というのは本当に参考の数字でしかないんだけど、短いと都会的だなというようなものを与える数字ですよね。
この歌の渋谷まで15分っていうね、副町あたりの雰囲気は、非常に都会的な暮らしもできるし、便利だなというような感じなんかも伝わってくる距離感だなというふうに思います。
この駅までの、目的地までの距離というふうなところで僕が思い出す話があるんですよ。
会社の寮に住んでたんですね。で、職場が変わった時に、より近い寮に変わりたかったりするわけじゃないですか。転勤で変わったんで、もっと近い寮に住み替えたいと。
住み替えたいでーって言ったら、今の寮からは通えんじゃんみたいな感じのことを言われたんですね。
えー、でも近い方がいいんで、変えられませんかって聞くと、1時間半かかっちゃう寮だったら変わってもいいよと。
だけど1時間半以内だったら、頑張って通える距離だから通ってみたいなルールがあるみたいで言われたんですよね。
えー、1時間半って遠いじゃんみたいな感じで調べたら、まあ1時間半超えるっしょと思って出したんですよ。
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1時間半超えますって。そしたら、このルートのこの時間帯の列車と1時間半より短く行けるよみたいなことを言われて、だからダメですって言われたんだよね。
いやいやいやって。 いや、行ける時もあるけど行けない時もある。
で、行けない時もあるんだよね。むしろそっちが多いんだよ。 最短だと行けますっていうさ、この話をすんなって思ってさ。
数字は常に何度も何度も繰り返す数字だから平均値で語れよって思ったんだけど、最短が基準をクリアしてるからOKですみたいな感じだったんだよね。
何かこう数字の基準がある場合もさ、一番平均的な数字が基準になるわけじゃん。
だからね最大とかね最小とかの数字を使ってきてちょろまかすっていうのはね、いけません。
この駅から駅の距離、マンションの物件の距離も、お、15分近いじゃんと思ったら、1時間に1本しかない特急での時間で、
いや普段すると25分かかりますみたいなことはよく調べるとあるんで、数字には騙されないでください。数字は嘘をつくんで。
平均値かどうか、一般的な真ん中の数字なのかどうか確認必ずしましょう。最も長い、最も短い数字には数字を出した側の嘘が紛れ込んでるので気をつけましょう。
そんなわけで、本当にA副町かどうかわからないんですけども、プリクエルでは渋谷まで15分の距離感というところが歌われてます。聞いてみてください。
思いの竹、プリクエル。