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日本のどこかの歌と話お番です。この配信は、日本各地のいろんな町にまつわる音楽をテーマに、町への思いについて話していく配信です。
お相手は私、MCワタンドです。よろしくお願いします。
この配信、しばらく続けて20回を超えてるんですけども、最近2人ぐらいに聞いてますよって言われました。
誰も聞いてないかと思ったんでね。ちょっとモチベーションになりますね。
はい、そんなわけでやっていきましょう。
今回お届けする曲が、ちょっと古いですね。
ミスター・チルドレンの雨のち晴れという曲です。
ミスチルの曲、あまり具体的な土地が出てくる曲とか、あんまりなさそうかなと思うかもしれないですが、たまにありますかね。東京都が多いのかな。
歌われてるということで、このミスチルの雨のち晴れには、コマエという地名が出てきます。
コマエ市というのがあります。東京都にですね。皆さんご存知でしょうか。
これが世田谷区に隣接した、世田谷の西側になるのかな。
多摩エリアとも言えるんですかね。の自治体ということになっています。
この歌ではコマエの1DKに住んでるっていう形の主人公の歌というところで、
あんまりパッとしないんだよ俺みたいな暮らしを送っている主人公が、
明日はいいことあるかなと、雨の後は晴れるかなということで、日々の文句をたれながらも、
明日も頑張るかという感じの、すぐ共感しやすい曲になっています。
そんな舞台として、1DKのコマエで住んでますよと、2匹のインコと一緒に住んでますよみたいな、
たまに実家も帰るけどみたいなことが出てくるんですね。実家はどこなんだろうね。
コマエに一人暮らし、男一人暮らしっぽいんですよ。
働いている社会人で、もうそろそろ若者じゃなくなるなみたいなフレーズもあるんで、
20代後半とか30歳入ったとかそのぐらいの社会人なんでしょうね。
コマエは小田急線にコマエ駅っていうのがあるんで、コマエ駅に住んでるのかなと、
思うとすると、新宿駅周辺とかで働いてるんでしょうね、きっと。小田急線の便利ですから。
このコマエに住んでるっていうのをちょっと分析すると、
コマエっていうのは小田急線沿いで、ちょうど世田谷区を一歩出た駅なんですね。
なんで、ギリギリ23区外っていう場所なんですよ。
このギリギリ23区外に住んでるっていうのが、若者の若い会社員がちょっと安いところに住もうかなっていう、
世田谷区はちょっと高いかなみたいな感じでチョイスした駅なんじゃないかなっていうのを感じるんですよね。
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この一歩、教会をまたいだ外っていうところ、ほぼ世田谷区みたいな感じじゃないですか、コマエ。
もう言ったら怒られるけど、ほぼ世田谷区みたいなところなんですよ。
一駅ですからね。利便性は世田谷区とは変わらないんですよ。
だけど世田谷区じゃない、多摩だと。
この絶妙な外側、ほぼ丸々っていうのが、街で考えると結構大きな差なんですよ。
川口市っていうのが埼玉県にあります。埼玉の本当に南側、東京都隣接してるんですね。
これがですね、東京都から荒川だったかな?を一歩出たところが川口市なんです。
これも同じで、本当一駅だけなんですよ、東京都との境は。
だからね、川口市はほぼ東京っていうキャッチフレーズで、
すみませんかと、ぜひ川口においでませというキャッチフレーズ売ってたぐらいなんですね。
ほぼ丸々。
利便性はほぼ変わらないんですよ、一駅ですから。
けどね、このほぼ東京っても東京じゃないっていうのがでかいんですよね。
地価とかも全然変わりますし、土地の値段ですね。
だからグッド家賃とかも安くなるはずなんですよ。
あとブランドを気にする人だとやっぱり東京都住まいがいい。
さっきの小前の例でいうと23区住まいがいいっていうのにこだわる人とこだわらない人がやっぱりいるんで、
こだわらないんであれば利便性変わらないし、その一歩外でもいいと思うんですけど、
結構そのほぼ丸々っていうのはだいたい、ほぼっつってるけど別物なんで、
ほぼ東京って言っても東京じゃないと。
ほぼ世田谷って言っても世田谷じゃないと。
ほぼホタテとかほぼエビみたいな食材があってもそれはホタテじゃねえしエビじゃねえというこの差がでかいんで、
ほぼ丸々という言葉には気をつけてください。
そんなわけで聞いていただきましょう。
ミスターチルドレンで雨のち晴れ。