サンセバスチャンへの恋焦がれ
ライフトラベラーカフェ
ライフトラベラーカフェへようこそ。マツダミヒロです。
ワカナです。
この番組は、世界各国で暮らしている僕、マツダミヒロと、ワカナが日々感じたことなどをお伝えしていきます。
今年の夏もだいぶヨーロッパでいろんな場所に行ったけど、
一番、一番じゃなくてもいいや、思い出深いところっていうか、印象が残ってるのはどこ?
えー、どこだろう?ミヒはどこ?
僕は、もうほんと久しぶりでしたの、サンセバスチャン。
あー、サンセバスチャンね。
サンセバスチャン。もう恋焦がれて3年間、毎年行きたくて行きたくて。
そうだったね。
うん。ですけど、ワカナはどこですか?
え、でもその前にサンセバスチャンに恋焦がれて数年行けなくて、久しぶりに行って、実際どうだった?
実際ね、良かったね。
随分シンプルに簡単にまとめたね。
なんかね、食べ物の街っていう、世界一の美食の街なんだけど、
食べ物の街っていうイメージでそれを求めて行ったんだけど、
結果さ、バルとかほとんど行かなかったじゃん。
そうだね。
だからその、食べ物以外の魅力がわかったっていうか。
うんうんうん。確かに。
その、なんていうんだろうな。
何事もなく過ごすっていうか。
うん。
後半はさ、もう海に行くこともね、ほとんどなくて、もう涼しかったから。
うんうんうん。
まあそれでもなんか楽しかったなと思って。
なるほど。
ほんと暮らしたなっていうのを実感した。
うんうんうん。
友人たちとの時間
だからサンセバスチャンかなと思いましたね。
まあみんなでさ、行ったのも楽しかったんだけど、サンセバス、前半のね。
前半ね。
友人たちと。
で、後半は二人でね、ほぼ行ったけど。
うん。
その、みんなと過ごすと、
まあやっぱ連れて行きたいお店もいっぱいあるわけで。
うん。
それこそバル巡りとかやるけど、
二人の時は、
そんなに盛り上がらずに日々を過ごしたというか、過ごせたというか。
うん。暮らしができたよね。
暮らしができた。
なんか、ここ数年まあ行けなかったけど、
その前とかも毎年行ってて、
1回のヨーロッパで3回ぐらい行かなきゃいけない時もあったり。
で、それは全てたくさんの友人たちが行きたいから連れてってくれっていう感じになったりして行ってたわけじゃない?
だからサンセバスチャンっていう街は、結構私的には、
あの、堂っていうになる、院の街なのに。
ガイドみたいになっちゃう。
そう、ガイド。
完全ガイドで、どこに連れてったらこの人たちは喜ぶだろうかとか、
今このタイミングで何をしたらいいかなみたいな、もう完全ガイドモードに私はなっちゃう。
それはそれでね、楽しいんだけど。
だけど、なんか今回その2人でもう一度サンセバスチャンで過ごした時に、
初めて暮らしができた気がして。
その時に初めてサンセバスチャンっていう街を感じられた。
そのそこにある穏やかさとか静けさとか、
あの、ちょっと落ち着いた感じとか、
確かにどっかこう派手さがない。
派手さがないけど、
なんか、なんていうんだ、親しみがある。
懐かしさがあるというか、親しみがある感じ。
なんかわかんないけど、子供の頃の感じを思い出したりとか。
ね、行ったことない方のためにね、説明すると、
あの、別にすごいね、大きい美術館とかがあるわけでもないし、
バルセロナみたいに、あの、ガウジの建物とかがあるわけでもないし、
まあ確かにご飯はおいしいんだけど、
その、見て回る観光地という場所ではない。
けれども、たくさんね、家族が休暇に来てたりとか。
うん。
ただ過ごすっていうことをやってる街で。
うん。
そういう時間がいいんだなと。
うんうんうん。
思ったね。
うん。よかったね。
よかったです。
修道院での神秘体験
若葉。
若葉ね。
そうだな、でもなんかどこも本当に一つ一つ同じくらい印象深くて。
まあ自分たちで行きたいと思って来てる場所だから、どれも。
でも今思うと、礼拝堂に行ったこと。
ああ、礼拝堂。
フランスの、全然知らない。
ちょっともう、街の名前も忘れちゃったけどね。
そう、でも山の奥に、本当にここなの?っていう山道みたいなのをグイグイ行って。
うん。
たどり着いた、礼拝堂。
礼拝堂じゃないな、修道院かな。
教会。
教会かな。
多分、あの場所で言うと、サンセバスチャンという、バスク地方のサンセバスチャンというところと、
あとはフランスのルルドっていうところの中間地点くらいですね。
そうそうそう。
友人からね、聞いてここいいよって言われてね。
そう。
ここ絶対若野ちゃん好きだと思うよって言われて、
で、もう一個結構有名な場所とかも色々教えてもらったんだけど、
全くそこはね、そこはそこでどっちでもいいかなと思ってて、
でもなぜかその修道院っていうか、その教会だけは、礼拝堂だけは、
なんかどうしても行きたくて、
で、みひはね、運転が嫌いなんですよ。
そうなんですよ。
本当にね、運転、まず始めると、ちょっとね、キリキリするんですよ。
自動運転、プリーズ。
プリーズなんだけどね。
だから運転が嫌いなみひに、ちょっと2時間ぐらいかかるんで、
2時間ちょっとかかったんで、
ちょっと行こうって私は多分言わないんですよ、フラン。
僕も言いません。
あなたは言わないでしょうよ。
そう。
だけど、どうしてもそこは行きたいって珍しく言って。
山の中をさ、運転してってさ、
どんどんどんどん山の中に入ってってさ、
こんなとこに本当にあんの?っていう。
ずっと行ったら本当にあったね。
本当にあったね。小さなね。
本当に質素って言ったら質素なんだけど、
もうなんて言ったらいいんだろうね、あの、
無駄のない美しさの塊みたいな。
静かなとこだったね。
鐘の音だけが響き渡る。
そう。
で、小さな、本当に小さなところで。
誰もいなくてね。
そう。
で、なんかその小さな教会の中で、
ちょうど本当誰もいなかったからね。
二人でいたんだけど、
いつの間にかミヒは多分外に出てて。
僕もすぐお祈り終わっちゃって。
終わっちゃって。
もう同じとこにずっといれないからね。
近くを散歩にね。
そうそう。
逆にでもその時間は私は良かったんだけど。
で、私は結構、お祈りというよりも対話を。
あれね、何してたの?
わっかがちょっと見に行くわけ。
散歩から帰ってきて。
結構長かったよね、私。
その教会の窓から、
わっかが覗いて、
まだ何かこう祈ってるような目を閉じて何かやってんだろうな。
また散歩行こうと思って。
それ何回かもう20回くらいやったからね。
何やってんの、あれ。
教会の中で。
でもなんか喋ってた。
喋ってんの?
誰と?
誰だろう。
誰か、自分と喋ってんの?
ううん、誰か。
じゃあ別にお祈りをしてるかっていうわけではないんだね。
でもそれが祈りになる。
話、対話が結局、結果祈りになるんだけど。
でもすごくそこで対話をしていて。
でもそこで何か浮かんできた、
珍しく強い思いみたいなのも出てきたんだよね。
で、何かそれをまた話して。
私はね、今思ったんだけど、みたいな。
ちょっと言えないけど、こういうふうな。
こうするわ、みたいな。
その話も聞いてないね。
その話をして、したらね、
いきなり金が鳴ったの。
鳴った?金鳴った?
びっくりしたよね。
12時だか1時だか。
いや、そうでしょ?
それ何回も鳴って、
その後、びっくりしたと思って、
また感謝を述べた後にもう一回金鳴ったの、分かる?
お金ずっと鳴ってたよ?
違うの?
その後ね、静かになった後に、
ちょっと感謝をしてね、
お話しさせていただいたことに感謝をして、
また出ようかなと思ったら、
席立とうとしたら、また金が鳴ってる。
何の金?みたいな。
それがさ、偶然だとしてもさ、
タイミング的に、すごく祝福されてんな、みたいな。
そういう風に感じることって、
いろんな場面であるじゃない?
そういうものを私は感じて、勝手に。
またすごく感謝したい気持ちになったんだよね。
実際ね、そこ美しいので写真を撮ってたけど、
本当にあれ、何て言うの?
私本当に無知だから、分かんないんだけど、
教会の一番キリスト様が現れるらしいところってあるじゃない?
正面の奥のね。
例えば、牧師さんが立つ後ろの方。
あそこが青く光ってた。
写真で撮っても光ってて。
最初はたまたまかなと思ったけど、
なんか不思議な光り方だなと思って。
そんなちょっと神秘的な時間を過ごして、
そこを出た時に、
今日ってなんか新月なんだ、みたいな。
そうかもね。
ちょうどその時間帯がまた新月だったみたいな。
先月の新月かもね。
新月満月がいつかも私たち分かってないじゃん。
ユニバーサルアポイントメントの生き方
でもなんか結構、タイミングでそういうことがよくあるんだけど、
なんかそれがちょうど私が浮かんできた。
こうして生きていこう、みたいな。
なんかそれを宣言できたから、
自分自身にもそちらの神様っていうのか分からないけど、
なんかそういういらっしゃった方にも。
だからなんかそれがちょうど新月の願いになったらいいなーなんて、
ちょっと思いながら帰ってきたね。
また行けたらいいね。
いや、あれは本当にね、素晴らしい時間だった。
20分くらいいたのかな?
いや、もっといたと思うよ。
うるさーいないよ。
3時間くらい。
いないよ。
基本的には3時間くらい。
そうそうそう。
ちょっとね、様子を見たい方は僕のyoutubeのvlogでも出してるんで。
あ、そうなんだ。
vlog見て、松田みのり検索してもらったらyoutubeで出てくると思うんですけど、
みのさん、僕たちは旅してるんですか?って聞かれるところもあるけどさ、
その旅って、まあいろんな旅の仕方があると思うんだけども、
有名なとこ見に行ったりさ、ガイドブックをもとに行ったりするけど、
その修道場、教会はどこにも載ってないじゃん。
たまたま前の日かその前の日とかに友人からここいいかもよって言われて行ったところ。
その友人もたまたまサンセバスチャンでバッタリね。
そうそうそうそう。
たまたまに耳を傾けるのはいいかもね。
もう私それで生きてるから。
他はそれしかないもんね。
それしかないって言うとちょっと何も考えてないみたいだけど。
小トリップとか見ないでしょ。
いやいや、小トリップも楽しいけどね。
楽しいけど、小トリップは見ないじゃん、実際。
なんとか観光ガイドも見ないじゃん。
よく言うのは、スマホに何かが現れてきたみたいな感じで。
そうだね、お店でも何でもそうだよね。
勝手にスマホに現れるんだっていう。
そんなスマホないと思うけど。
検索してんだけどね。
一番上に出てくるのはだいたい全部あたりなんだよね。
そういうね、アンテナを立てて、
周りからメッセージというかヒントをもらって、
そこに足を運んでみるっていうのも。
そうなんですよね。
それこそユニバーサルアポイントメントだなって思うの。
その話をしたらね、ユニバーサルアポイントメントの説明をしなきゃいけないからね。
そうか。
どうぞ。
それはちょっと大変だね。
なんかこのラジオでも言わなかったっけ?
いや、言ったんですけど。
いつか何年も前にね。
今日から聞いてくださってる。
なるほど、なるほど。
ユニバーサルアポイントメントは、
ある時降りてきた言葉なんですけど、
リフトドライブしてる時に、
よく何も考えないで、計画しないで、行けるよねって話になった。
感覚と直感と勢いでね、いつも。
そうそうって話になって。
で、実際に友達とかに話す時もさ、
計画しないの?みたいな。スケジュールしないの?みたいにすごい言われて。
ガソリンスタンドなかったらどうすると思う?
そうそう。
途中で。
そんな行き当たりばったりの旅してんだみたいな、
表現を昔されたこともあって、
私のやってる感覚とは全くそれは違うことだったから、
違和感を、ものすごい違和感を覚えたわけ。
じゃあ私たちがやってるこの感覚は何なんだ?
私たちっていうか、私がミヒに最初は許容してたのかもしれないけど、
何なんだって思った時に降りてきたのがユニバーサルアポイントメントで、
別に私は自分でこうしようとか、
誰かとここで会おうとか約束しなくても、
宇宙とすでに約束を交わしていて、
要は自分たちにとって最善のことが最適なタイミングで起こってくるんだよねっていう。
行きたい場所も会いたい人も必然。
引くべきことも必然的にその時に自分たちにとって最善のことがもたらされていく、
出来事がもたらされていくっていう生き方をしてたわけなんだけど、
旅の仕方をしてたから、
それを言ってた時にそのユニバーサルアポイントメントっていうのが来て。
だから要はそういうことなんですよ。
ずっとアポ取るっていうか、アポも取るっていう感じじゃないんだよね。
いやいや、もうすでに約束してるってこと。
すでに約束してる、なるほど。
ただ、すでに約束して私たちは最善のことをいただいて用意はされてるんだけど、
どうしても手にいっぱい自分たちが持ってたり、
頭がいっぱいでそこの空白がなかったり、
目が回ってたりすると見えないじゃない。
目回るとね。
よく目回るよね。
受け取れないしね。
受け取れない。
だから最善じゃないものをいただく時が時にあると。
なんだよってなるけど、でも実際は用意されてて、
だからそれを受け取るために自分たちはどう生きたらいいかってことを感じた時に、
そこを信じて、要はそこっていうのは見えないところを信じるんじゃなくて、
自分を信じて託していくみたいな空白、余白をあけるみたいな、
そういう生き方をユニバーサルアポイントメントって言うんだけど、
言うんだけどって勝手に呼んだんだけど、
そんな感じでね、アンテナを頭で立てるっていうよりも胸の中で望んでいくっていう感じ。
自分のところに流れてきたものを受け止めたら、
それがそうなる予定のものだったっていうこともたくさんあるってことだね。
だからね、会えるべき人とは約束しないの。
本当だよね。
会える。それはもう世界中で毎回起こってるから。
不思議だよね。
たまたま同じタイミングに同じ場所で旅行することになるとかもしょっちゅう。
このヨーロッパなんて毎回そんな感じだったよね。
予定外の出会いと情報の活用
だったし、そういうのもすごく起こりやすくなってくるよね。
別に遠いところに行きましょうって話じゃなくて、
そういうのも身近に意識してみるだけでも、
思いがけない友達に会ったりとか、
思いがけない情報と出会ったりするので、
ぜひ活かしていただければと思います。
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