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LayerX NOW!を始めていきたいと思います。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
じゃあ、元気よくいきましょう。今回は、普段のファシリテーションとは違って、プロダクトマネージャーの回ということで、お話をしていきたいなというふうに思っています。
私、LayerXのバックラック事業部で、プロダクト企画部というプロダクトマネージャーの組織の部長をやっています。井上と申します。よろしくお願いします。
本日はですね、PMKANFっていう年に1回あるプロダクトマネージャーの中、有名なイベントの一つっていうのをやった後に、実際に登壇いただいた2人にお話を聞きながら、当日のPMKANFだと喋れなかったこととか、バックラック事業の魅力とか、みたいなところをさくらにお伝えしていきたいなと思っています。
なので、ゲストはですね、今回プロダクトマネージャーを実際にやっているお二人、榎本さん、最初は茂沢さんと加藤美知さん、三浦さんっていうお二人にお越しいただいてます。お二人ともよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
じゃあ、ちょっと実際に何やってるかみたいなところとかは、最初に多分初めましての方とかも多いと思うので、今何やってるかとか、過去何やってきたかっていうのをゲストのお二人にざっくり聞いていきたいと思うんですけれども、
最初じゃあ茂沢さんにちょっと今まで何やってきたかみたいなところとかの経歴をざっくりでいいので聞いてもいいですか。
はい、改めまして茂沢です。榎本なんですけどハンドルネーム的に茂沢と呼ばれています。よろしくお願いします。
今ポジション名としては、バックラック事業部付けのCTO兼CPOというポジションにいます。
結構いかつい肩書きなんですけど、実際やってることとしては、もちろん開発組織とかプロダクト組織見つつも、実際重心を置いてるのは新規プロダクトの立ち上げのところをやってまして、ずっとそういうのやってるんですね。
ある種切り込み対象的に、去年で言うとバックラック経営生産、バックラックビジネスカードとか、今年で言うとバックラック請求書発行だとか、そういった新規プロダクトを前線に立って、
お客様ヒアリングして仕様決めて、設計して開発までしちゃうみたいな、っていうところをやってやるみたいな役割をしています。
経歴としては、最初DNSさんに新卒で入りまして、そこでサーバーエンジニアとしてプラットフォームの運用をしたり、新規プロダクトを立ち上げたりみたいな、
する中で、次にGNUCさんに移っても新規プロダクトを立ち上げるみたいなところをエンジニアとしてやってきたんですね。
その後、PDMみたいな色も強くなってきて、GNUCでこれからブロックチェーン立ち上げるぞ、みたいな機運になったのが、実はRayXの始まりだった。
ただ、RayXでブロックチェーンは正直うまくいかず、今はいくつかの事業を始めていて、その中の一つとして、SaaS領域を僕がめちゃくちゃコミットしているという状態です。
よろしくお願いします。
ありがとうございます。よろしくお願いします。
Mosaさんは、RayXができたのは2018年、5年間ぐらいで、ブロックチェーンの時代からピポッとしてSaaS事業、爆落事業って今なってますけど、立ち上げをやって、
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さっきちょっと自己紹介であったんですけど、RayX実は200人水を超えているんですけど、CTO兼CPOという肩書きでありつつ、今もゴリゴリコード付いていますよね。
そうですね、今日もめちゃくちゃ書いてます。
ちょっと多分、会社によってはすごい珍しいんじゃないかなというふうに思っていて、どちらかというとコードを書かなくなっていくようなところがある中で、
切り込み隊長とずっとやってきて、爆落シリーズを作ってきたMosaさんに今日は話してもらおうかなと思います。
もう一人ゲストがですね、ミチルダさん、社内でミチルダさんって頭で呼ばれているんですけれども、ミチルダさん、自己紹介お願いしてもいいですか。
はい、爆落でプロダクトマネージャーをしているミチルダと申します。
今、担当している領域でいうと、バックラックの中で横断してユーザーさんの管理とか、あるいは認証の部分を管理できる共通管理という基盤があるんですけれども、
その共通基盤のプロダクトを担当しています。
私は全職は、自宅でスクラッチでシステム開発するようなベンチャーにおりまして、
エンタープライズのお客様を相手に営業とか、プロジェクトマネージャーをやっておりました。
AXには直近2年、ちょうど2年前ぐらいにご縁がありまして、
最初はカスタマーサクセスとして1年半ぐらい、SMBからインプラのお客様までご利用の支援を行った後に、
今年の春からプロダクトマネージャーとしてお仕事をさせていただいている形になります。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
ちなみに裏話なんですけど、収録はPMカフェの前の日付にやっていまして、
年末年始の特番で芸人さんが年越しをしたていでしゃべるみたいなのとかなり同じ気持ちになったんですよね。
PMカフェで何をしゃべるんだろうというのもある程度決まってはいるんですけど、
ちょっと今日はどちらかというとしゃべれなかったこととか、
AXのことを知っていただこうみたいなこととかを中心にお話ができればなと思っているので、
一部お話する内容とか発表とか被るかもしれないんですけど、
どちらかというと爆落事業の話みたいなのをメインにできればなというふうに思っています。
で、爆落爆落言ってたんですけど、ちょっと本題のその事業の話になる前に、
爆落シリーズって何ぞや、みたいなところとかを最初に一応、
ポトキャスト聞いてる方って知ってる方もいるんじゃないかなと思いつつ、
改めてなんですけど、お話するといいのかなというふうに思っていて、
実はプロダクトマネージャーの会ですって言ってるんですけど、
プロダクトマネージャーとしてのポトキャスト、たぶん1年にちょっとくらい出力してなかったんです。
だいぶぶりでプロダクトの数とかもだいぶ増えてきたんで、
ちょっと改めて爆落シリーズ今何やってるんだっけっていうと、
代表の福島さんから去年の年末ぐらいにコンパウンドスタートアップっていう単語で、
結構ノートとかを出していて、自社でも認知としてコンパウンドだよねっていう話とかをしたりしてるんですけど、
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その定義とかどういうものなのかっていうのを、
よかったらMOSAさんからちょっとお話ししていただくことは可能ですか。
はい、爆落なんですけれども、そうですね。
おととしの1月に最初のプロダクト、爆落請求書受取、
当時はレイ・エクスインボーシスとかいう名前だったんですけど、
それを出してから、今6プロダクトを展開しています。
それぞれ請求書受取だとか、爆落経費生産、爆落申請、爆落ビジネスカード、爆落請求書発行、爆落電子消防保存と、
全部解決しているペインが違うんですけれども、
例えば爆落請求書受取だったら、企業が請求書を受け取って、
会計処理をしたり支払い処理をしたりするプロセスを、
技術を使ってめちゃくちゃ楽にしますみたいなプロダクトだったり、
爆落経費生産だったら、レシート従業員の方が受け取って、
処理して経理にデータを渡していくみたいなプロセスをめちゃくちゃ楽にしますだとか、
爆落ビジネスカードだったら、企業の法人カード、法人クレジットカードですね、
がバーチャルカード、リアルカードともに何百枚も用途別に発行できて、
それで統制も取れるし、経理処理も楽だしみたいな、
そういうとにかく爆高出業務だとか、
普段の皆さんの企業活動を爆楽にします、めっちゃ楽にしますっていうプロダクトを展開しています。
特徴としては、まず1点目は各プロダクトがすごい体験にこだわっているというところが特徴でして、
正直、景気生産とか、もう何年前からあるんだよみたいな領域なんですけど、
それでも産入して、かなり経営伸びているというところには体験にこだわっている。
それはもうUI UXももちろんですし、AI OCRという技術をどのプロダクトも軸に据えていて、
それを、もちろん精度はもちろんですし、しかも体験の根幹にそれを位置づけたっていうところもポイントかなと思っています。
なので、とってつけたようなOCRっていうよりは、
OCRを前提にファイルをアップロードして体験が始まるだとか、
OCRが間違ったときにどう対処するかだとか、
そういったOCRが当たり前のようにある世界っていう、
AIが当たり前のようにある世界を前提に体験設計したっていうところが、
かなりこだわっているポイントかなと思っています。
それぞれのプロダクト単体でめちゃ便利、
出し方対応も当たり前にできるみたいなところに加えて、
プロダクトの連携性というところをかなり重視しています。
これがコンパウンドスタートアップって自分たちで呼んでいるゆえんなんですけれども、
例えば、請求書って受け取って処理する手前に倫義があるよねみたいな、
支払っていいですかって、社内でちゃんと承認プロセスを得て、
請求書処理が始まるっていう、そういう意味だと、
倫義のプロダクトと請求書受け取りのプロダクトって
つながっている必要があるんですけれども、そこの体験にめちゃくちゃこだわっている。
ややもすると、爆落申請で承認されたら印刷して経理に渡すとかが、
平気で今まで行われてきたみたいな、そうじゃなくて、
自動でデータが連携して、その体験がとてもいいですみたいな、
請求書の処理の画面で元々申請が何だったかをすぐ遡ることができますとか、
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そういったデータ連携とか、業務の連携みたいなところが
シームレスに何も考えずに行えるっていうところをこだわっていまして、
それは、バクラックのビジネスカードだとかも同様で、
プレジットカードの明細が、倫義のプロダクトとか、
仕分けのプロダクトとかに連携されていて、
シームレスに業務設計を行えるみたいな、
そういった形で各プロダクトは単体でも便利だし、
複数つながっていくとさらに便利みたいなところを目指しています。
ざっくりした説明、以上です。
いや、実は僕と道路さん、もともとプロダクトマネージャーで入社していなくて、
道路さんは自己紹介でCS最初やってましたって言ってましたし、
僕は実は最初セールスをやってから社内語でプロダクトマネージャーなんですけど、
この倫義と提供書の受け取りのところの処理が別システムですみたいなのが、
結構、営業とかCSやってた時、道路さんも今、僕対面で喋ってるんですけど、
ずっとうなずいてて、ちょうどいいのなかったよみたいな、ずっと言われるんですよね。
そこがコンパウンドスタートアップって言ってるんですけど、
データの連携を前提にするところが、
お客さんにとにかく受けるから、結果的にこうなってる、
プロダクト分を作っているっていうのが、
多分、LayXの爆落事業の特徴なんじゃないか。
で、結構災害的な発信とかだと、連携のサービスを作って、
体験がいいです、みたいなところもあるんですけど、
ここからちょっと、急転直下で違う話に行くんですけど、
作るの大変なんですよね、むちゃくて。
とっても大変じゃないか。
頑張ってますとか、すごいキラキラしてますっていうよりも、
足元ですごい苦しんでますみたいな話を今回できたらいいかなって、
正直、むっちゃけて思っていて。
なので、今回は本当に何でもフリーアジェンダで、
いろいろと普段どういうことやってるんだとか、
あとはコンパウンドだから特に困るよねみたいなところとか、
すごい難しいなみたいな部分とかを、
ぜひお二人の口からもたくさん話してもらいたいなというふうに思ってます。
実は先ほど自己紹介のときに三浦さんが、
共通基盤のところをやってますっていう話があったと思うんですけど、
せっかくなんで、プロダクター以外に共通基盤っていうものが、
どういうものを使ってたのかをお話できるといいのかなというふうに思ってて、
ランディングページとか出ないじゃないですか、共通基盤って。
そうですね。
どうしてもお客さんのランディングページとか、
実際に使う画面っていう意味合いだと共通基盤って何だろうとか、
もしかしたら会社によってプロダクトマネージャー自体が付いてないみたいな会社さんとかも多いと思うんで、
改めて普段共通基盤っていうものが何で、
具体の機能とかでもどういうのを作ってますとかっていうのを、
少し詳しく教えていただいてもいいですか。
承知しました。
そうですね。それで言うと、
共通基盤ではセキュリティと、
あと爆落を使い始めるときの初期設定みたいなものをめちゃくちゃ
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揺さぶってるプロダクトだと考えてます。
セキュリティのほうだと、
それこそログインとかログアウトの認証みたいなところですとか、
あとそのSSOの認証とかIPフィルターがかけれるよみたいなところで、
いろんなセグメントのお客さまが安心して爆落をご導入いただけるような、
いろんな守りの機能みたいなものをご提供しているっていうのが
一つになります。
もう一個、後者の初期設定みたいなところで言うと、
その爆落で臨機のワークフローとかをご利用いただくときに、
いわゆる社員の従業員データみたいなところですとか、
あと現状会社でこういう部署とか組織になっているとか、
こういう役職がありますよみたいなところを、
爆落側にも登録していただくところがあるんですけれども、
そういった従業員だったり組織図のマスターを管理したりとか、
アップデートできるみたいな機能を具体的には提供しているような、
そんなプロダクトになっています。
結構いろんなプロダクトで組織図とかって共通してるじゃないですか、
ワークフローだけじゃなくて、
書類を保管する電子書簿保存っていうプロダクトとかもあるんですけど、
そこでも使ってたりとか、
それこそなんかコンパウンドコンパウンド言ってますけど、
道良さんがやってるところと本田さんがやってるところって、
プロダクトの間を結構連携させる機能を結構やってるなっていうふうに思って、
せっかくなんで大変ちょっと実際に聞いてみたいなと思ってるけど、
なんか組織図の話とかあとはログの周りとかで、
これめちゃくちゃ大変だったんだけどみたいなやつとかって、
道良さんなんかありますか?
ありますね。
それこそセキュリティをもうちょっと統制しようみたいなところで、
ログ機能の強化とかを爆落でも最近やってるんですけど、
やっぱり他のプロダクト、全部のプロダクトから参照されるみたいな機能だったりするので、
それこそ技術的にどういうふうに汎用的な基盤として作っていくかみたいなところ、
設計をどうするかみたいなところだったりとか、
あとその売り方みたいなところでもプロダクト別に機能としても出せるのか、
もう爆落横断の機能として提供するのがあるべきなのかみたいなところが、
結構あるべきの設計が難しくて、
でもそれもお客様が単体、プロダクト単体でご利用いただく方もいらっしゃれば、
いろんなプロダクトを組み合わせて業務フローで使っていただいてるお客様もいらっしゃるので、
やっぱりあるべきを描いていく、
いろんなプロダクトがある中で横断してあるべきを描くのがめちゃくちゃむずいなと思って仕事することが多いですね。
でも体験が大事って言ってるから、どうしようって思いながら出たんかな。
いや、そうっすよね。
もう大変大変ってところが対面で話してるんですけど、
すごい止まらなそうかなっていう感覚が結構あって。
でも結構今までとかだと、ちょうど1年半ぐらい前、
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JSTORが出たタイミングとかプロダクトがまだ、
何個だっけ、その時は4つ目とかだったんで、
なんでそのタイミングがまだこの共通管理っていうもの自体もそんなに概念として作って、
こういう横断での機能開発とか仕様検討とかが、
ちょうど半年ぐらい前かな、
今年の4月ぐらいからやっとちゃんとリソースをかけて検討でき始めつつあるっていうのが、
もしかしたら大変さはありつつ、
爆落シリーズちょっとずつ大きくなってるなって個人的には思った出来事だったりして、
ミチラドさんがプロダクトマネージャーの組織に加わってくれたのはすごい個人的に嬉しくて、
実は同期入社なんですよ。
おととしの11月に入って、僕はセールスで、ミチラドさんはCSで入って、
お互い同じ部署で仕事をするみたいな状態になっていて、
お客さんの声とかが直接届く部署だったからこそ、
横断的にどのお客さんの層でも、
こういうお客さんがいるからこういう機能を作ろうって、
横断の体験設計が徐々に出来つつあるのかなっていうのは、
すごいミチラドさんが加わっていただいて、
とっても良いことだったなと個人的には思っています。
放送とかも増えているので、リリース当初だと、
そんな使われ方するの?みたいなのとかも結構落ちてたりするので、
そこの交通整理とかもやったりしてるんですけど、
やっぱり他のいろいろなプロダクトが、
半年に1個とか増えていったりするので、
業務領域も広がってて、
結構口出しするのに多分勇気がいるフェーズにもなってきたかな、
みたいなのとかは結構思っていて、
自分がその新しいプロダクトの業務理解とかが浅いと、
フィードバックとかも遠慮しちゃうところを乗り越えなきゃ、
みたいなのとかは思っていて、
結構それとかもチームの課題なのかなと思ったりしてますね。
実は今1プロダクト、基本1プロダクトマネージャーで
少し作ってるんですけど、
もう内部的なプロダクトを含めて、
自分とかも含めるとプロダクトマネージャー全員で
10人ぐらいになっている状態だったりして、
ランディングページに出てるのだけだと6つのプロダクトなんですけど、
連携用のプロダクトも1つとして取られたり、
あと共通管理のところでまた1つとして取られたりとかして、
10人ぐらいの体制となってます。
これからもどんどんどんどんですね、
3年に1個プロダクトを作りたいと社内的に掲げてるんで、
どんどんどんどん増加する予定になってます。
今度はなんか視点を変えて、新しく作るときも、
1つ目のプロダクトができたら2つ目を作るっていうところに対して、
多分5個目のプロダクトあって6個目作るとかって、
また違う大変さがあるんじゃない?
大沢さんは逆にどうですか?
連携を前提にするプロダクト群っていうのに対して、
新しいのを作るのってまた大変なんじゃないかなと思うんですけど。
そうですね、この話ちょっと止まらなくなるんで、
長くなったらどっかで聞いて欲しいんですけど。
やばそう。
3つ混乱さがあると思ってて、
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1個目が仕様の混乱さ、仕様を作る混乱さと、
2個目が開発する混乱さと、
3個目が組織的な混乱さの3つがあると思ってます。
半熟ですね。
仕様的な難しさはやっぱり横断するので、
どの面で、爆落シリーズってプロダクトごとに面が分かれてるんですけど、
どの面で体験設計するか。
まずこの面でこういったことをしたらデータが流れてきて、
こっちの面に影響して、今度はこっちで操作してもらってだとか、
それをいかに自然に行ってもらうか。
結構それに対する制約条件とかも実はあったりして、
あれ結構こびたらしいなんですけど、
この画面で操作するにはこの権限ないといけないけど、
そもそもその権限持ってないパターンあるよねみたいな、
細かい話だとか大きい話とかがたくさんあったりしていて、
かつ要望も大田部分で複雑になってきたりするので、
このプロダクトAを使ってないケースもあるよねみたいな、
だとしてもこういうことしたいみたいな話だとか、
プロダクト単体でも大変なのに、
複数のプロダクトを知っていないと最適な体験設計ができないっていうところ、
今各プロダクト1人PDMいるっていう話だったんですけど、
それだけだとダメなんですよね。
あるプロダクトしか分かってないと大田の体験設計でできないので、
複数のプロダクトの仕様だとか体験を理解しているのが大前提になってくるっていうのが、
仕様を作る困難さとしてまずあります。
次に開発的な困難さでいうと、
これはもうアーキテクチャとして難しい。
何か止まらない雰囲気を感じ始めましたね。
いいですよ続けてください。
ノリで作っていくとわけわかんないアーキテクチャになっていく。
僕はエンジニアでもあるのでそこを結構詳しく考えながらやるんですけど、
あるデータがここに流れてくるにあたって、
ノリでAPIで連携とかしているとあれ相互で循環参照したりしていて、
これわけわかんないぞもう状況がみたいな形になっていく。
すごい絡み合うアーキテクチャになっていって、
誰もメンテできないみたいな、誰も運用できないみたいな話になっていくので、
それを避けるために、じゃあこのデータはこっち側に置いた方がいい。
そうすると循環しないみたいなのとか、
このデータは切り出してここに配置した方がいいだとか、
ある仕様を作るにあたってデータの置き場所とか通信の流れみたいなところが、
すごい最適化が変わってくるみたいなのが、
仕様の複雑さ、仕様の不確実性も相まってアーキテクチャを決めるのが難しい。
し、原理やった後に何度も作り直したりもしているみたいなのが現状です。
なので内田さんがやっている爆落共通管理とかは、
結構一番最初になんでできたかというと、
まず認証の基盤というのもあったんですけど、
共通的なデータ置き場という側面もあったんですね。
複数のプロダクトが参照するデータは循環しないように切り出してここに置くみたいな。
例えば組織図マスターとか取引先のマスターだとかをここに置くみたいなところのために、
実はできたみたいなところもありました。
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この辺がないといけないというのがすごいコンパウンドの苦しみだなと思っています。
3つ目が組織的な困難さで、
これは開発もディズサイド、売り方も両面あると思うんですけど。
これは本当そうですよね。
これ僕も止まらなくて3時間くらい絶対喋ります。
そうですね。
開発組織にまず言うと、横断機能をどういう体制で作っていくか。
ノリで横断チーム立ち上げたって言っても、
それをずっと続けていくと、
5個チームあったら、それぞれの連携の横断があったら10個のチームがないといけないみたいな。
10個プロダクトがあったら45個の組み合わせのチームがないといけないみたいな話になっていくので、
いやそれ無理でしょみたいな、そんな体制作れないでしょみたいな。
横断チーム作るって言っても限界があるし、
運用、それぞれのプロダクトでやろうってなっても、
そんな上手いこと境界線で作れないみたいな。
こっちのバグがこっちで、実はこっちの仕様変更が実はあっちのプロダクトのバグに出たみたいなとかが平気で起きるんで、
そこにどう対処していくか。
それぞれのプロダクトが相手のプロダクトを分かっている人を作っていかないといけないみたいな話になっていくので、
この開発組織体制どうしていくかっていうのは今もずっと悩んでいるところです。
売り方のところは沼志さんの方が詳しいんじゃないかなって気はするんですけど。
売り方はでも結局一緒の話があって、
例えばセールスだけで考えると、お客様の課題をとにかく解決したいというのが一番大事なんですよ。
お客さんの課題を聞いたときに、この機能のこのプロダクトとこの機能を提案すれば一番解決できるっていうものの組み合わせが、
同じように連携されているプロダクトとかが45パターンあったりとか、
10個のプロダクトがあって組み合わせがあると何パターンもできちゃうっていう状態になったりするので、
これを一人でキャッチアップして適切に提案して、
この品質をちゃんと担保しながら動き続けるっていうのは、
開発と同様でやっぱりビジネス組織もとても大変さがあるっていうのが。
その前に前提すごい盛りつつあるんですけど、僕プロダクトマネージャーやってるんですけど、
セールスもやってたりとかプロダクトの立ち上げで新規の、
ディストリビューションって社内で呼ばれてるんですけど、
ビジネス側の取りまとめとかグロースのところをハックしたりとかもやったりして、
そのあたりもちょっと詳しいっていうのがあって、代わりに喋らせてもらっているところがあり、
ここは僕の苦しみもすごいたくさんあるので、ちょっと止まらなくなりそうになっていくよう若干感じてます。
ちなみにちょっとこれ一度お二人にも聞いてみたかったなと思うけど、
連携させるとこれだけ苦しみがたくさん出てくるじゃないですか。
逆に連携やめようみたいな考え方も一個あるかなと思っていて、
組織的な困難さとかから解放されるみたいな。
それをやらない理由は、やらないのは覚悟を持ってやってるからですから、
当然自分も同じ思いとして持ってるんですけど、
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普通になんか妥協してしまうと、どっちかというとやらなくなる方向に絶対行くと思うんですよね。
ここなんかやらずに絶対連携をさせようって保ち続けられるモチベーションってどういうところにあるんですか。
のっささんから言っていいですか、最初。
これはね、覚悟っていうのもありますしもちろん。
お客様のこと考えると絶対やりたいっていう気持ちはあります。
やっぱり皆さん業務がサイド化してるな、データがサイド化してるなっていうのをいろんなヒアリングを通して感じていて、
先ほども例出したように、ワークフローで申請承認したら印刷して経理に渡すみたいな。
請求書とくっつけて、あるいはレシートのりづけして経理に渡すみたいな。
もうこんなの悔しいじゃないですか、こんな現状。
そんなの、もうデータが連携したらシームレスにつながる話なのになぜか分断してるみたいなのだとか。
そういったのを全部なくしたいですし、やっぱりお客様もバクラクに何期待してるかっていうとそこなんですよね。
バクラクシリーズに対してありがたいことにすごい信用、使ってるお客様のほうが信用いただいていて、
バクラクさんがここやるんだったらもうZにしたいですみたいなことを言っていただけるお客様がいて、
じゃあ複数のバクラクシリーズ使った時にすごいチグハグでしたみたいな。
全然ここでやった操作がこっちには全く影響しないで、マスターを二重で持たないといけないですみたいな話って、
すごい悔しいしお客様にとってもせっかく期待いただいたのに全然答えられてないっていう状況なので、
そこはこだわり続けたいなと思っています。
最後に僕はエンジニアでもあるので、二重実装みたいなのがすごい嫌いで、
あるとこで実装したりデータ持ったら二重で他でも実装してるとか設計してるとかってすごい嫌いなので、
やっぱりうまいこと設計して、一個の場所に実装とか設計落とし込みたいっていう思いもあります。
三島さんは逆にエンジニア人格というよりはCS人格みたいなところとか、キャリアとかだったんですけど、
共通管理って結構守りのプロダクトの性質すごい強いじゃないですか。
変数多すぎるとスラップとかでもよくうわーって言ってると思うんですけど、パターン多すぎて。
それでも立ち向かってるじゃないですか、システム的な難しさとユーザー体験を両立させるところが一番難しいプロダクトだなと思ってて、
ここをやり抜きたいっていうモチベーションとかやりがいってどういうところがある?
そうですね、でも自分も大沢さんと被っちゃうんですけど、やっぱりユーザーさんの体験を一番大事にしたいからみたいなのがあるかなと思っていて、
私、弊社に入社した時はカスタマーサクセスだったんですけど、なんで入社したかみたいなのって、
やっぱりいろいろ会社さんのお話聞いて、EXが一番ユーザーさんに向き合ってたりとか、ユーザーさんの業務を本当に変えたいみたいなことを大事にして、
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変え切ることを大事にしているなっていうふうに思ったからみたいなのがあって、
実際、中に入ってみて、大事にしてる価値管理者みたいな、ラシンバみたいなのもあるんですけど、
そこもやっぱり提供価値にこだわろうとか、圧倒的に使いやすいことが爆楽の価値だよねみたいな、それをしてることはないよねって本当に毎日みんなが会話していて、
そういう意味で言うと、いろいろ検討パターンがいっぱいあって大変だなとか、あるいはプロダクトカットでいろいろ整理できたほうが楽だよねみたいなのって、
やっぱり提供者側の論理みたいになっちゃっていて、私たちがやりたいのはお客さんのユースケースとか、ご利用別でより便利になる利用方法が提供できるみたいなことなので、
そこはそもそも捨てたくないなみたいなところが根本にあるかなと思います。
大体今日のポッドキャストは6割ぐらいを、絶対PM寒風だとこの2人、このポッドキャスト自体は公開がPM寒風号ですけど、絶対いいこと言うじゃないですか、お二人とも。
6割ぐらい苦しんでますよみたいな話をできればいいかなってちょっと思ったんですけど、結局最後はユーザーさんのお客さんの体験が一番大事なんだっていう、
なんか幕楽の一番のコア、実はプロダクタービジョンでも圧倒的に使いやすいプロダクトでワクワクする働き方を掲げてるんですけど、
結果的にそこ戻ってくるみたいな感じですね、まとめちゃうと。
ちなみになんかこのポッドキャスト、僕最近すごいTwitterで、あ、Twitterっていうか今エゴですね。
エゴさせるとレイヤーXとか幕楽完成されちゃってんじゃないのみたいな、すごい言われて足元苦しみまくってることが多いので、
本当に足元何やってるんだろうかっていうのを伝えたかったんですけど、最後にお二人に一言ずついただきたいなと思ってるのが、
なんか大変さめっちゃ多いじゃないですか、仕事する中で。
なんかこういう人とならなんか一緒に働きたいなとか、プロダクトマネージャーってスキルセットとかももちろん一定あると思うんですけど、
なんかそれよりもメンタリティみたいなところか、気持ちみたいなのがすごい大事かなと思っていて、
どんな人と一緒に働きたいかなっていうのをお二人の口からちょっと一言ずついただきたいなと思ったりとか。
じゃあ今度はさっきみちるださんから行きますか。
はい、そうですね、なんかそれで言うと、なんかこれまで作ってきた前提をぶっ壊して理想を考えられる人みたいなのが、
多分幕楽で楽しく働いていただけるんじゃないかなと思っていて、
具体的にどういうことかって言うと2個あって、
1個はやっぱり新しい学びとかアンラーニングに抵抗がない人みたいなのがあって、
やっぱりその本番のスタートアップとか半年に1個のプロダクトみたいに言ってると、
どんどんカバーしないといけない領域って増えていくし、
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その技術的にもLLMとかも新しいものがバンバン出ていくので、
やっぱりそういう新しいものをキャッチアップしてよりよくできるかみたいなのを考えるのが楽しめる人とかが、
すごい楽しく働いていただけるんじゃないかなと思います。
で、もう1個がさっきのいろんなプロダクトと連携するんですよみたいなので、
やっぱり越境に抵抗がない方みたいなのはポイントになるかなと思っていて、
その複数のプロダクトがまたがる前提の業務フローみたいなものが多分増えていくと思うので、
自分の担当領域とか関係なく位相を考えていくみたいなのが好きな方が合うのかなみたいなことは思いました。
ありがとうございます。なんか、もささんの言葉をいただかなくても締められるんじゃないかって感じになりましたけど。
やばい、すいません。
いや、すごい良い。
いやいや。
もう大丈夫ですよ、これ。最高だった。
それだ、みたいな。
やばい、すいません。
いや、もうすごい良かった。
これ閉まったな、みたいな。
閉まったっていうか、いい感じに閉まったって意味なんですよ。
もささんも何か追加でこういう人が合うのかも、みたいなのもある?
いや、基本ドカブリしててすげえ良いこと言われたなと思ってるんですけど。
もう、すいません。
いやいや。
でも、ちょっと似たような話にはなっちゃうんですけど、やっぱことに向かう方だなとは思ってます。
で、ことっていうのはユーザーさんだとか、あるいは社会でもいいんですけど、
良いインパクトを与えて、すごい使っていただいてみんなを幸せにしたい、みたいな。
良いプロダクトを作ることで、みんなを笑顔にしたい、みたいな。
そういった、外にベクトルが向いてて。
そのために、手段として自分の影響をしていってキャッチアップをしていく、みたいなところだとか、
いろんなことに好奇心を持っていくっていうところだとか、
そういった手段を捉われることなくどんどん身につけていける方みたいな、
そういった方と一緒に働きたいなと思ってます。
ありがとうございます。
実は、どんな人と一緒に働きたいかって言ってたんですけど、
半年に1個プロダクトを作るって社内的に掲げてる環境上、
PDMがめちゃくちゃ必要なんですよ。
しかも、連携される体験を、体験よく作っていかなきゃいけないって考えると、
本当に多分、今までのシステムにもしかしたら全然ないことを新しくやらなきゃいけない。
チャレンジングであり、大変さがあったりするので、
ぜひぜひちょっと、どんな人と一緒に働きたいかって言葉もお伝えさせていただいたんですけど、
僕ら全員、カジュアル面談の応募フォームみたいなのを
30分間予約できるみたいなものを公開しているので、
ぜひぜひ、予約の対応情報からアクセスいただければなというふうに思っています。
本当にユーザーさんとか、ことに向けたりっていうような人と一緒に働きたいなと思っていて、
ぜひぜひ応募をお待ちしていますというような形です。
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プロダクトマネジメントのところに関しては、
発信をもっともっとポッドキャスト上でやっていきたいなと思っていて、
近いうちに、今度は経緯の出身の方でプロダクトマネージャーをやっている方が複数でいるので、
ちょっとそういったところのお話とかも続編という形でできたらなというふうに思っているので、
ぜひLayer X Nowを、他のエピソードも含めて聞いていただければ嬉しいなというふうに思っています。
じゃあ、大変さ6割、PMコンフのすごい良い発表を聞いていただいた後に、
ポッドキャストを聞いていただくという形で、
今回はプロダクトマネージャーの会話を締めたいと思います。
大丈夫ですかね。では、すみません。ありがとうございました。
ありがとうございました。