年金の確認方法
こんにちは、遠藤克喜です。久野勝也の「労務の未来」の先生、よろしくお願いいたします。
お願いします。
さあ、ということでね、今日も行きたいと思いますけれども、ちょっと今日からですね、何回かのシリーズというかね、
将来について考えていく回にしたいなというふうに思っておりまして、題して、まだタイトルちゃんと決まってませんが、
年金と資産運用の基礎講座をね、やっていきたいなというふうに思っておりますよ。
お願いします。年金ですね。
年金ですよ。これはスタートにですね、遠藤先生から、そもそも年金っていくら貰えるか分かってるんですかと、
一番嫌いな質問っていうね、毎回調べたりするんですけど、いつも分かんなくなって、結局のところ答えは分かってないですと。
マイナンバーとかって年金見れますよね?
え、そうでしたっけ?
知らないんですか?
マイナンバー登録ちゃんとしましたよ?
で、年金ネットで紐付けれるんですよ。
あ、年金ネットね。
年金ネットは使ってます?
年金…ちょっとあんまり…
何言ってるか分かんない。非常にまずいです。
ほうほうほう。今、まずいって言葉が入りましたね。
年金定期便ってあるじゃないですか。
はい。
あれ、いつ送られてくるか知ってます?
ちょっと、今日嫌な回ですか?
え、年金定期便って送られてきますね。
送ってくるんですよ。
いつ送られてくるか知ってますか?
皆さん知ってますか?
えー、マジで分かんねえ。
あれね、誕生日の、1ヶ月くらい前に送ってくるんですよ。
あー、言わなくてよかったー。
誕生日なんですね?
あそこに、ネットでも見れますよみたいなコードが振ってあるので、
それ使って、まず年金ネットってとこに入れるようにするんですね。
で、マイナンバーも付けれるので、
マイナンバーにログインすれば年金金額見れるようになるんですけど、
そこに今までかけた金額、かけ金と、
あとこれからロゴもらえるだろう金額っていうのは見れます。
じゃあ、もう意外と年金ネットに入ってちょっといじったら、
すぐ見れるようになってるんですね?
見れるようになってます。
なんで知らないんだって話ですね。
しかもね、おすすめが家計簿アプリってあるじゃないですか。
あれにも連携ができるので、年金ネットのデータを。
そうなんですね。
そうなんですよ。だから家計簿アプリでも年金が見れると。
なのに、知らない。
知らないと。
それだと番組は進まないので。
失礼しました。
ちょっと少し。
その辺は抑えてるという前提で進んでいきましょうかね。
年金の仕組み
今日、せっかく聞きながら音声でも分かるように解説したいなと思うんですけど、
年金基本的には65歳以降にもらえますと。
昭和36年の4月2日以降生まれの人は65歳ですね。男性の方で。
ちょっと細かい話をするとわけわけわかんなくなるんですけど、
年金は2階建てになってまして、
老齢基礎年金というのと老齢厚生年金というのがありますと。
この辺までは2階建てね。
2階建てです。
一つでも並ぶような話ですね。
そうですね。老齢基礎年金は国民年金払うと老齢基礎年金をもらえて、
厚生年金払うと老齢厚生年金をもらえると。
今日はあえて細かい金額はあまり話ししないんですけど、
まず国民年金で納めていなさそうに皆さん思うんですけど、
厚生年金を納めていれば国民年金を納めていることになりますんで、
だからサラリーマンは老齢基礎年金と老齢厚生年金両方もらえますよと。
これはなんとなくOKですね、2階建て。
まず1階部分の国民年金でいくらぐらいもらえるんですかって話なんですけど、
だいたい78万円ぐらいで合っているんですけど、
どうやって計算するかというとですね、
これ最大40年しかかけれないんですけど、
ざっくりなんですけど2万円かけた年数かけてもらえれば、
1年間の年金額が出ます。
ほうほうほう。
40年かけた人は2万円かける40、80万じゃないですか。
さっきの78万に近いと思うんですけど、
これが超ざっくり簡単試算方法です。
2万円かける。
2万円かける厚生年金または国民年金を収めた年数ですね。
最高40年。
普通に考えたら働き出してから引退までというのは
だいたいその機会になるはずって感じですか?
そうですね、あと学生時代に収めてる人は収めてますし、
学生時代に免除を受けるとその分は反映されないよって話なんですけど、
ただ22から働き始めて、
62歳くらいまで勤めてる可能性は結構高いと思うので、
40年くらいになるのかなというふうには思います。
もう1個は厚生年金、これはなかなか厄介で、
給与が高い人ほど厚生年金の保険金をたくさん収めてますんで、
なので保険金が高くなる仕組みになりまして、
これも超簡単試算方法というのがありまして、
どういうふうになるかというと年収、
例えば障害年収ってだいたいわからないと思うんですけど、
障害年収の平均が400万円の人とか、
450万円の人とか500万円の人とかいると思うんですけど、
そこの頭虫の例えば400万円の人は4、
450万円の人は4.5とか、
500万円の人は5とかって形のこの数字ですね、
この平均年収の100万円のくらい×5500円×金属年数。
そうするとだいたいざっくり言います。
例えばですけど、平均年収400万円の人がいますと、
400万円で35年働きましたと、
そしたら5500×4×35なんです。
そうすると77まで出ると思うんですけど、
そうすると構成年金が77万円なんです。
少しさっきの話、2万円の話と合わせますね。
国民年金、老齢基礎年金ですよね。
これは1回だけの部分なんですけど、
35年ですって話になると2万円×35じゃないですか。
そうすると70万円。
これが1回立て部分。
次に5500円×4×35ですよね。
これは2回立て部分で77万円になりますんで、
この方の年金の1年間は147万円って形になりまして、
3万円しかもらえないんですか?
そうなんです。月12万2500円くらいなんで、
ちょっと大変だよねと。
シビアですね。
シビアですかね。
いろいろ少ないですねって話もあるけど、
こんな簡単に外産出せるんですね?
外産出せる。
計算式一応入れておきますので。
はい、お願いします。
そこからいろんな税金とかも引かれるんで、
大変だよねみたいな話はよくありますけどね。
これは年金ってすごいもらえないよねって話の方向ですかね?
年金のリスク
年金、なかなか難しいんですけど、
年金は基本的にはまずリスクっていうのはどこにあるのかっていう、
リスクというかですね、年金の弱点みたいな話をしますと、
年金でみんな積み立て方式だと思ってる人意外に多いんですけど、
これはリスナーさんで言えばシャローシの方多いんで、
そんなわけないだろうって思ってると思うんですけど、
多くのだいたい僕の肌感としては95%くらいの人は、
自分が積み立てたものが返ってきてると思ってるんですけど、
全く違いますよね。
恥ずかしながらね、その95%の人間の一人が私なんでね、始める前に。
そもそも年金というのは公的な保険なんで、総合扶助の考え方ですから、
必ずもらえるみたいな積み立てとは違いますからねと当たり前のことを言われて、
あ、そうだ、厚生年金って書いてあるやんみたいなね。
厚生年金、保険ですからね。
あ、保険ですからね。ほんとですよね。何言ってるんだと。
国民年金は国民年金保険じゃないんですよ。
だから国民年金は、ちょっとこれどっかでやった方がいいと思うんですけど、
厚生年金って給料たくさん稼ぐと止まるんです。
なんでかというと厚生年金保険なんで、社会保険だから、
給料たくさんもらってるんだったらいらないでしょってことで止まるんです。
国民年金は止まんないんですよ。
積み立てなんですね。
積み立てではないんですけど、国民年金保険ではないので、
一応一律、老後はみんなもらえる。
二階建てって言っても基礎はちゃんと頑張らない。
そうなんですね。こんなことからわかってないはずがない。
基礎年金なんで。
で、話はちょっと戻りまして。
基本概念としては世代間扶養と言いまして、
今のおじいちゃんたちの年金っていうのは、
現役世代で払ってるわけですよ。
これが一番の問題点で、少子高齢化っていうところが
なってくると、1990年の頃って
例えば5.1人でお年寄り1人支えてたのが、
今年なんかでいくともう資産上は1.9人で1人ぐらい
支えてるような構造になってまして。
そうなってくると普通に考えると、自分たちの給与も大変なのに
人の部分までやってられないよねみたいな話になるので、
普通に考えると年金の給付減らして保険を増やすしかない
みたいな構造になってくるねっていうところが
年金の一番大変なところです。
これはでももう国の動向上止められない流れですからね。
そうですね。こういったところが今年金が結構大変なので。
資産運用の必要性
なので何かお伝えしたいかっていうと、
とりあえず老後のこと考えるのなかなかネガティブなところはあると思いますけど、
多少若いと言わないですけど30代過ぎたぐらいから
そこそこ老後のお金貯めていかなきゃいけないんじゃないのっていうのはあるよねって話です。
ドキッて感じの回ですねこれね。
これでも社会保険の専門家であるシャロシの先生ですらも
実際その観点に立つと知ってはいるか?
やってないみたいな方もさすがに結構多そうですよね。
結構多いんじゃないですかね。
特にシャロシって個人事業の方多いじゃないですか。
そうすると1回立てなんですよ。危ないですよね。
僕もだから個人で開業した時に年金そんなにもらえないとかって思いながらも
でもすごいのは死ぬまでもらえるんで。
すごいじゃないですか。長引きすれば得するわけなんで。
やっぱり2回立て欲しいなと思いましたんで。
1日でも早く法人化しようと思ったらそういうとこもありますよね。
本当ですか?
本当ですよ。
専門家らしい法人化の動機ですね。
いやもう本当にね。
私本当にいろんな人見てますけど
例えば歯医者さんとかお医者さんって個人事業の方多いじゃないですか。
ちょっと言い方悪いんですけど過流老人というか
特に現役世代の頃お金使い方派手な方が
老後年金ないと結構大変になるんですよ。
生活がいきなりどんって下がるわけですよね。
下がるんで。
そこでさっきの話じゃないですけど
7万円ぐらい1ヶ月年金もらえるのかもらえないのかって
結構大きな分岐点になりますんで。
そういったものを含めて厚生年金っていうのはすごいなと。
最後死ぬまでもらえるっていうのはすごいなとは思います。
ということで1回まず年金と資産運用の基礎講座ということの第1回目。
まずは年金をいくらもらえるか知りましょうと。
現状を知ろうと。
ということですかね。
ぜひ年金ネットとかでググっていただいて
行ってもらうと自分で資産もできるということですよね。
それなくてもさっきの超簡易版計算方法も教えていただきましたので
今までは計算いただいて
次回の回楽しみにしていただけたらと思います。
次回登録した上で聞いていただくってことですね。
ということで今日のところ終わりましょう。ありがとうございました。
ありがとうございました。
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