TALENT TALK。才能が見つかれば、仕事も人生もうまくいく。この番組では、一人一人に秘められた才能を見つけ、その才能を生かして、自分らしい仕事や人生を作っていくためのヒントを発信していきます。
こんにちは、パーソナリティを進めます株式会社タレント代表の高信事さんの高志です。
同じくパーソナリティを進めます音声プロデューサーの野村貴文です。TALENT TALKシーズン2第50回です。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
記念すべき50回になりました。
すごい大きな節目だなというふうに思います。
よく続いてますよ。
裏話では50回続けるのに大変だという話をよく野村さんに相談させていただいてますが、よく50回まで来たなという思いです。
これまで聞いてくださっている皆さんのおかげですからね。
本当に皆さんのおかげでここまでやってこれましたし、これからも発信できればなというふうに思ってますので、よろしくお願いします。
前回、前々回、最近はですね、面白い論文を持ってきてもらって、そこから理想の組織とか、あと才能の生かし方というのを考えていくという回が続いていたんですけど、
今日はちょっと趣向を変えて、最近高信さん及びTALENTさんが何をしているのかっていう話を聞きたいなと思いました。
確かになんかあまり最近の話ってできてなかったなというふうに思うので、これを機にお話ししてきたらなと思います。
まず最近TALENTが一番今着目しているのは、全ての才能支援をまずしたいという大前提がありまして、
これは個人の方から、組織の中で働く方々から、そして例えばお母さんだったりとかお父さんだったりとかご家族の方もそうですし、老若男女全員に才能を発揮してもらいたいなと僕はすごい思っていまして、
当初は2C向けのタレントプレーナーやタレントライフという個人向けのサービスも展開したりとかしてたんですけれども、最近は組織論を語っている方々ですね、
本当に組織に向けた組織開発や、そして人事の方に対するコンサルティングの仕事だったりとかってところまで広げてやっています。
特にですね、組織の中で今一番着目しているのは世代間のギャップですね。
これは例えば新卒から1年目、2年目、3年目、4年目、5年目くらいからキャリアをかなり積まれてきたベテランの方々とのギャップですね。
ここのギャップがどうして生まれてきてるのかっていうと、時代の流れっていうのももちろんあるんですけれども、一番はコミュニケーションギャップが生まれてきてしまってるんですよね。
というのも、今ってSNSでどんな言葉もどんな発信もすごいフラットに受け取れるじゃないですか。
だからこそ自分で情報を選べる時代だからこそ、そしていろんなことを語ってバイアスを変えながら、別の視点から捉えたらこうじゃないとかっていう風に、
僕なんか新卒の時そんなことあんま考えてないで生きてきたんですけども、とにかく言われた仕事頑張るみたいな感じだったんですけど、
今の若い世代たちがそもそもっていうのを考えるのが多くなってきたように感じていまして、結構実際にデータでも示されてるんですよね。
問題をちゃんと見直したりとか、別の視点から捉えることができる力があったりとか、あとはもっと言うとフラットなコミュニケーションを好む方々だったりとか、
あとタイパーコスパって言われたりとかですね。そういった世代の違いからですね、なかなかマネジメントやチームビルディングがうまくいかないという組織がすごいたくさんありまして、
そこの課題に向き合った研修プログラムは組織開発のプログラムを今も提供するってことに力を入れていたりします。
いいですね、今風ですね。 今風ですね。結構HRの業界の方々もここに着目をしていて、
個人とか個性とか強みとかっていった、僕たちは才能って言ってますけれども、そういったところの活かしたマネジメント方法っていうものをやっていかないともう時代に取り残されていくよって話をよくしていまして、
先日ピボットでもリクルートさんがそういう話をされてましたし、研修を提供しているアチューブメントさんもそういう話をされていらっしゃいましたし、
もう今人材教育の会社では個性の発揮っていうのは必須項目になってきているんですよね。 なるほど。
あと人的資本開示って言ってアメリカからの流れで上場企業ですね、今日本だと4000円下に対して開示してくださいねっていうのがあるんですけれども、
人にどんな投資をしてますかってことですね、研修何回受けさせますとか、どんな内容の研修を提供してますとか、
あとはどんな人事施策やってますかとかっていろんなものがあるんですけれども、あとは男女比率とかですね、
そういった中でその多様性や個性をちゃんと尊重した会社の経営をしてますかっていうのを見せなきゃいけないっていうのも発生してきてるので、
そこが見せられない会社っていうのは何かしら隠してるんじゃないかっていうふうにもう受け取られてしまう。 なるほど。
だからこそ向き合わなきゃいけない時代になってきたな、っていうのがすごい時代の流れもあってですね、
タレント社も急速にそこを早く体系的に方法論にして確立していかないと、多くの企業を救うことはできないのかなっていうふうに思っていたりします。
そういうことですね。世代間のギャップで言うと、基本あれなんですか、年長世代、多くの場合マネージャーだと思いますけど、
がどういうふうにして年少世代のことを理解するかみたいなそういう話になるんですか。
そういうことになりますね。ただ年少世代もやっぱり年上の世代を理解しなきゃいけないですし、そこにその価値観が結構違ったりすると、
コミュニケーションがそもそも全然かみ合わない、前提がかみ合わなかったりするので、そこの解決策を出していかなきゃいけないっていう感じですね。
それで言うと具体的にはどういうことやるんですか。
これがですね、たまたまなんですけど、タレントでやってるコンテンツが結構ぴったり当てはまることが分かってきたんですよ。
これは最初仮説でしかなかったんですけど、今って結構いろんな大企業様の人事部長さんとよくお話をさせていただいてて、
弊社の研修動員をさせていただくときの決め手となるのが、世代間のコミュニケーションを理解するための視点の提供っていうものをしていて、
以前にポッドキャストで、例えばロジカルシンキング、論理的思考力だったり、水平思考だったり、構造思考だったり、直感思考だったりとかいろんな思考があるよってお話をさせていただいた回があるんですけども、
人間っていろんな思考パッケージといろんな思考癖を持っているっていうことを、ある意味そういうことを僕は才能思考と呼んでるんですけども、才能思考は人の思考を理解する思考なので、
それを手に入れると、この人ってこういう思考癖があるんだってことを理解しながらコミュニケーションを取ることができるようになるんですね、そうすると否定しなくなるんですよ、
そういう考え方もいいですねっていう、要は人の価値観に寄り添ったコミュニケーションができるコミュニケーションスタイルなので、これを僕らは提供していまして、
理解するための質問だったりとか、傾聴だったりとか、問いだったりとか、姿勢っていったものをお伝えしているソリューションを提供しています。
その管理者に向けて、そういう才能を見つけるための思考法っていうのを研修で提供しているわけなんですね。
実はですね、管理者じゃなくてですね、全社員に導入するというのがうちの研修の特徴なんですよ。
あ、へー。
だからびっくりされるんですけど、よくですね、階層別研修は提供したことあるけど、全社員研修はなかなか入れないですって毎回言われるんですよね。
なるほど。
予算が高い、やったことがない、新人に研修費払うの結構スキル研修以外はしんどいですって言われるんですよ。
うーん。
なんですが、全員で受ける必要性っていうのがあって、これ全然すいません大前提宣伝じゃないんですけど、
はいはい、近況報告ですね。
近況報告なんですけど、部長だけとかマネージャーだけ分かってて耳がないんですよ。
はいはいはい。
隠しちゃうかもしれないじゃないですか、そのコミュニケーションのスタイルを。
そうですね。
部下と一緒に受けると、部下もこの研修受けてあんだよなって思って、僕たちもそれを受けてるから、前提知識として共通認識持っちゃった以上やるしかないってまずなるんですね。
うーん、はいはいはい。
まあそれは確かに辛いかもしれないんですけど、やっていただいた結果はすごいコミュニケーションがしやすいです。
なるほど。
どっちもがどっちの趣向を理解しようとするので、部下も上の世代のコミュニケーションをまず理解しようとする姿勢が重要で、
パワハラが悪いっていうのは確かに悪いと思うんですけど、なんでパワハラをしてしまったのかっていう背景理解をすることがやっぱ重要で、
その時代の背景があって、そういうふうに叩き込まれたっていうことだったりとか、そういう癖があるんだなってことを理解した上でコミュニケーションを取るのと、理解せずになんかダメでしょっていうふうにやるのと結構違いがあるじゃないですか。
そうですね。
だからもう若い子は若い子じゃなくて、SNSが流行ってきて、YouTubeが流行ってきて、いろんな若い世代たちの変容が生まれてきていて、
だからこういう考え、こういう発言になるんだなってことを理解しながらコミュニケーションを取るっていうのもすごい重要なので、
推測しながら根拠を知るために質問していくみたいな、そういうことばっかりしちゃってて。
やけにすごい深掘りしてくるやつだなって、たぶん毎回新しい人思われてると思います。
確かに、初対面でそうですよね、それが始まりますもんね。
どういう生き方してきたんですかって聞いちゃうからですね。
なるほど。経営的にもそれなんですか、やっぱり一番マインドシェアを占めてるのって。
いやでもそうですね、そこになってるんですかね、才能発揮のすべてが詰まってる気がしてしまして、
僕は才能発揮って人生を幸福にするものだと思ってやってるんですけど、
自分の幸せって自分の生き方を肯定してくれる人と出会った瞬間だなって僕は思っていまして、
その肯定される人の一人になれれば嬉しいなと思ってるのもありますし、
そのギャップから人間理解が促進されていくので、人間理解したいんだろうなって僕は常々思っています。
なるほど。じゃあなんかあれですね、経営っていろいろやらなきゃいけないじゃないですか、
そもそも売り上げ立てなきゃいけないし、組織を作んなきゃいけないし、
オペレーションなんだ業務っていうのもしてなきゃいけないっていうのがあるんですけど、
そういったことよりもやっぱり一番はずっとコミュニケーションのことを考えていたいっていう感じですか。
ああでもそれって言うとですね、嘘になってしまうのでちゃんと言うとですね、
コミュニケーションだけが興味があるわけじゃなくて、そのコミュニケーションギャップを通して経営をどういうふうに大きくしていくかに興味があります。
なるほど。
なぜかというと、会社を大きくしていくことっていうのは、才能を発揮する人たちを増やす活動につながると思っていますので、
それはサービスの提供料とか売り上げに応じて才能発揮をサポートできる量が増えたと僕は思ってるんですね。
なので売り上げを追うことも、そしてあと会社の規模を大きくしていくこと、最近の目標ですね、1000人雇用するっていう目標を立てています。
それは大きい目標ですね。
でも僕たちが1000人正式に雇用できていなかったら、まず大きな会社をサポートすることはできないと思っていますし、
あと1000人の雇用を生み出していれば、その一番才能について本気で考えている会社だったら、才能を少しでも発揮することができるんじゃないかなと思っていて、
一緒に働く仲間の才能を発揮したいって思いもあったりするので、そこに本気で取り組んでいきたいなって思いがあって、
そのためにさっきのコミュニケーションギャップももっと理解したいなと思っていますし。
それはいいですね、大きい目標ですね。
その1000人に大きくするっていうのは、1000人っていきなり達成できる数字じゃないと思うんですけど、何となくの道筋っていうのもあるんですか?
これはもう僕経営の概念をやっぱり変えなきゃいけないなと思っていまして、1000人って1000億ぐらいのイメージなんですよ。
売上的に。
売上的に。1000億って、もっと少ない逆格でもあるんですけど1000人は。
でも1000億って結構普通の食いていって投資家から集めるストーリーとかじゃない限り、そんなすぐには達成しないので、
とにかく今の売上の10倍っていう20倍っていうのを設定して、ありえない目標設定にした時に僕の頭はどういうことを考えるのかって今最近チャレンジしてまして。
おー面白いですね。
それで僕が出会った本がフーノットハウっていう本があるんですけど、どうやるかではなく誰とやるかっていう本なんですね。
へーフーノットハウって本があるんですね。
自分で考えるのは最近結構やめちゃってまして、誰とやるかその人がどう考えてくれるかとかしか考えてなくてですね。
へーこれ面白い話ですね。そうですか。
フーノットハウを毎日演じて生きてますね。
へー。あれですよね、自分としてもちろん考えると思うんですけど、でも誰かの知恵を借りてそこから出てくるものを組み合わせていった方が、その10倍20倍の目標っていうのは達成できるんじゃないかってことですかね。
ああそうです。僕が発信考えるよりも野村さんに発信どうすればいいですかって相談した方が絶対解像度高いはずだと思ってまして。
そういうふうに得意な人たちにですね、どんどんお任せをして、自分ができるということを諦めていくということがすごい重要だと最近は感じてまして。
これをうちで働くメンバー全員に身につけてもらって、全員がフーノットハウで生きたら、全員が全員のさらに大きな力を借りていくことになるので、実践技の会社実現するんじゃないかと思ってチャレンジしていきたいと思っています。
これは面白い話ですね。あれなんですね、だからタカチンさんだけじゃなくて、全員がそのフーノットハウの概念で生きるってことなんですね。
そうですね、もう最近口癖で毎日言ってるんで。
なるほど、それ面白いですね。
あと目標値が低かったら、その10倍の目標を設定したときにどう考えるっていう頭の使い方をするようにしています。
まあそれはなんか本当に聞いたことありますよね。例えば道なりでじゃあ1.5倍にしましょうみたいな目標を立てると、それって基本的に今のビジネスをどういうふうにして効率的にやるかみたいな話になるんですよね。
とはいえその無駄な部分はあると思うんで、その部分っていうのを効率化していって、でその同じ稼働でその1.5倍の売上を立てましょうみたいな話になるんですけど、じゃなくて10倍っていうと結構抜本的な発想の転換を求められるっていうか、今の業態の延長線上にあるのかっていうと結構な場合ないことが多いんですよね。
本当にそうでして、本当にそうなんですよね。新規事業を考えるときまず1億って僕いつも考える癖があったんですけど、最近はですね新規事業を立ち上げたら1年で10億作んなきゃダメだなって考えていまして、そうすると全然変わってくるんですよね概念が。
広め方とか作り方も変わってくるなと思ってて、ちょっと辛いですけどその分早く届けられるんじゃないかなと思っています。
結構これはあれですね、たかちんさんの中では大きい変化ですね。
たかちん 最近の大きい変化で、でも癖のように身についてきましたね。頭の思考、行動が追いついてないので、これからです行動は。
なるほど。でもそうすると、Who not howでWhoを集めなきゃいけないわけじゃないですか。
たかちん はい。
その自分にない知恵を持っていそうな誰かを集めるってことなんですけど、それはどうしてるんですか。なんか毎日飲んでるとかそういう話ですか。
たかちん いやもう僕はこのポッドキャストリスナーさんと一緒に働くことしか考えてなくてですね。
なるほど。
たかちん お問い合わせいただいたり、うちのサービスを使っていただいたり、たまたまコミュニティーの会で出会ったりとかですね。
そういう時に一緒に働きたいなって思ったら、もう僕の方からいつもお声掛けさせてもらっています。
いいですね。ポッドキャストリスナーさんがプールになってるわけなんですね。
たかちん やっぱり共感してくださってるんで。
ですよね。
たかちん その人と一緒に働いたら絶対お互い最高のはずなんですよね。
はいはいはい。
たかちん なのでこのポッドキャストずっと最初から聞いてるよっていう方とかで一緒に働きたかったら、もうぜひその力を貸してほしいなって思いますね。