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恥ずかしいっていう感情について最近考えてて。 なんかもう20代後半ぐらいから、歳ようわからんくなってるんやけど、今31なんやけど、これほんまにふざけて言ってるんじゃなくて、ほんまわからんくなってくんねんな、歳が。
自分が何歳か覚えてないみたいなことを。 うん。てかまぁ興味がなくなってくるってところもあると思うんだけど。 あー。
そう、あと荒さっていう言葉聞き飽きたから、もういいえなーとか思ったりするっていうのとか、まぁいろいろあんねんけどな。 うん。
でもなんかその、ちょっとずつこの、まぁ仕事も変わったりとか、住むところも変わったりとか、まぁいろんな理由があるとは思うんだけども、多分歳をとってきて恥ずかしい。恥ずかしいっていうよりは恥。恥っていうものへの距離感がすごい変わってきたなーっていうことをふと思って。
あー。そうなんよ。 うん。ずぶとくなっていくみたいなさ。やっぱり歳とってる人の方が堂々としてるやん。 うーん。多くの場合。
そうやな、なんか怖いもんなくなっていく感じあるもんね。 うーん。なんかそう、多分まぁそれは単純に知識と経験とっていうことで、そこまた別なんかな。
まぁ知識と経験っていうのは積み重ねてきたもんであるけど、なんかその、ちょっと別軸に神経みたいなのがずぶとくなっていくみたいなもんもあるような気がしていて、別の要因があってね。 うん。
なんか、そこってでも結構、いいことだけでもないと思ってて。その恥みたいなものから距離が遠のいていくっていうのは、そんなにね、いいことばっかでもないような気がしてるのよ。
まぁ細やかさみたいなものも同時に失っていってる気はするかな。 うん。そう、なんか言ったら繊細に感じられてたものがどうでもよくなってるみたいなね。感覚みたいなのって。
逆に言ったら、これを感じないことによって、僕はそういう繊細な人とかを塗りつぶしちゃうみたいなさ、傷つけちゃうみたいな側になっちゃうんやろうなとか思ったりするね。 あぁ。まぁそれは大いにあるでしょうね。確かに。
うん。かつて自分がそういう大人とかが嫌やったのに、そういうことになるみたいなのとか。どう?寺田さんはどんな恥への距離感って、たぶん僕と寺田さんのも違うとは思うんやけど。うん。
全てが恥ずかしかったし、なんかまぁすごく自意識が過剰だったし、10代、20代の思い出って恥のことしか考えてなかったんちゃうんかみたいなことを思ったりもするんやけど。
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そう、自我が芽生え始めてきた時ぐらいが一番やっぱ、自分がどう見られてるんかっていうことしか気にしてないから。うん。店員さんとのコミュニケーションとかすごい恥ずかしかったなぁ。今でもやっぱりこう、店員さんにクヤとかでグイグイ行ける人すごいなって思うもん、やっぱり。
うーん、そうね。それはまだ恥は残ってるかもな。うん。良くない恥かもしれん、これはでも。そこ、これもちょっとむずいねんな。それで単純にそのコミュニケーションの話でもあって、この店員さんと喋られへんとか、そういうのって、もうちょっと真にあるようなさ、恥ずかしいっていう感情みたいなのってどういうふうに感じてた?
あー、いやなんかね、やっぱ、この急に距離をさ、詰めたりするようなことをしてきたら相手がすごい嫌やろうなとかさ、こいつウザって思われたら嫌やなっていう自意識なんやねんかな、結局僕の中では、恥っていうのは。うーん。だからまあ、できるだけ腰低く丁寧に、ちょっと距離を空けて接していくみたいなことが基盤になっていってるかも。
あー、そうやな。うん。テラさんって異様にちょっと腰低いもんな。ふふふ。そうね、なんかこうフランクに言って、なんかウザいなみたいなことを多分言われた経験があるんかな。あと店員さんとかに結構怒られるんですよ、僕。あー、そう。わかる。うん。店員さんに怒られた経験めっちゃある。
うん、僕も見たことあるし。多分テラさんってそのボコボコにされすぎて笑う癖みたいなのあるなって思ってて。あー、それはあるかもしれん。愛想笑いの通りやけどヘラヘラしてるように見える。そうそうそう。笑いみたいな。で、多分俺はわかってるから別にテラだよなって思うけど。うん。笑っちゃう癖みたいなのが多分人によっては何にヘラヘラしとんねんみたいな感じでカチンとさせてるみたいな。
あー、それは。感じなんやろうなっていう納得を最近してて。あるんかもしれんなー。いやでもさ、ほんまにその店員さんに怒られたりした経験結構あるんですけど、別に本当になんか悪いことしてるわけじゃないんだよ。ルールを一切犯したりしてないのに、なんか急に冷たい態度取ったりとか怒られるっていう経験をしてて、それってすごくない?だからよっぽど腹立つんやろうな、僕のこと。
僕の中ではテラださんのそのおかしな体験を何回か聞いてて、僕も一緒にいたときに見たことがあって、なんでなんやろうなって考えてたんやけど、多分それはと思ってんねん。笑っちゃう癖があんねん、テラだって。あー。腰めっちゃ低くて、いい感じにしようとしてくれてるんやんか、基本、どんな人にも。
それが、テラだがそういう人っていう知らん人からすると、なんかこいつニヤニヤしてずっと揺れてるみたいなさ。リアクションもやっぱでかいし、ニヤニヤして馬鹿にされてるみたいな感じに見えちゃうんやと思う。あー、それは気分悪いですね、確かに。そういうやつがいたとしても。
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そうだと思ってて、それは多分テラだが取ってきたそれこそ恥とか、それは多分自分がボコボコにされてきたとこからこう、身を守るための諸誠実としてその動作が生まれたんやなっていうことを気づいたんやけど、俺は最近。
あー、いやでも確かに僕ほんまに、生まれた時から殺コミュニケーションがいじめみたいな感じやったから、そのほんとに、もうまず基本初対面の人って僕のこと嫌いやと思ってるんで、なんかそういう感じになっちゃうんですよね。すごい腰低くいかないとっていうそのヘラヘラしてるコミュニケーションで何とかこう、均衡を保ってきてるから。
それをこう、対等にこう接したい人からすると、ちょっと不誠実に見えるかもしれない。
うーん、そうなんだー。何もしてないのにテラだなんか怒られてんなーみたいなの見たことある。愛想悪くされてんなーとか見たことあるしなー。
うーん。
いや多分俺も最近ふと寝る前に気づいて、あれなんなんやろーって思ったら、みたいな。ビルも巻き戻してたら、その前のテラだはいつも異様に腰が低くて笑っていたみたいなことに気づいて。別になんかそれで怒る方がおかしいから、まあそれでもいいとは思うけどなー。
なんかでも、そういうのも、どっかでそういう風にしたみたいなのがあるんかなー。どっかで変わってそうなったんかなー。
あー、まあでもやっぱりそういう子供の頃にコミュニケーションをとってた相手によってめっちゃ変わるなーと思いますよ、やっぱり。
うーん。
同性とずっといた人、異性といた人、年上といた人、年下といた人みたいな。結構傾向あるなーって。まあもちろん肯定的に変えていけるけども、一番最初に形作られるものとしてはあると思うなー。
確かになー。まあなんかそんな、自分の中にある感覚、特に恥とか恥ずかしいとかみたいな感覚と、そこがこう変わっていくことと、いろんな社会とか個人の相手とかとの接点と、みたいなことを今回ちょっと喋ってみようかなと思います。
はい。
この番組、心のすな字は、様々な文化や日常の気づきをヒントに、考え続けることで、言葉の記憶装置を目指す教養バラエティ番組です。私、シャア君です。
はい、そして私は寺田です。よろしくお願いします。
ということで、本日も始まります。心のすな字。
はい。ということで、オープニングから引き続き、恥ずかしいってこととか、若い時から感じてたけど、20代後半。
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僕は30代前半ですけども、になって変わってきたこととか、そこら辺とか、言ったら自意識とその摩擦みたいなことなんかな、について話していきたいなと思うんですけど。
本当に一番初めに言ったことに戻るんやけど、そういう恥みたいなもんっていうのをすごく大事にしてたのよ。恥っていうものを大事と思ってなかったけど、当時は。
格好悪いことを絶対したくないっていうのがすごいあって。
それはありますね。
だから格好悪くならないために、いろんなもんに向かい合わなければならないんだっていうのがすごいあって、それが最近よく使われる言葉としては尖ってるみたいな感じに行動として出てたんだろうなっていうのは思ってて。
格好つけたいっていうのより僕は結構恥を書きたくないっていう衝動が前面にあったかも。
そこも本当紙一重だと思うんだけどね。どっちがちょっと前に出たか出てないかみたいな感じだったと思うし。
本源的にも一重ですけど。
そうそうそうとか思ってて。でもなんか年下の子とかさ、こういう配信とかもしてて、「どういうことしてたんですか?」とか聞いてくれる人とかも結構いたりさ、そういうコミュニケーションをしたりするやんか。
でもそういうことすると、なんか自分の若い時自意識過剰で尖ってたなみたいな。いや僕もあの頃はみたいなことすごい30代前半なのに言っちゃう。聞かれるとそうなっちゃうみたいな。すごい嫌で。
自分のそういう時代をあの頃、若い頃として語り出してるっていう。
全然若いのに、そんなん本当嫌やから今のうちにこう言葉にすることで今占めてるんやけどな。結構急に多いのが、これ本当僕の体感の情報だけども、急にミニマリストになる人とかすごい増えてんのよ。僕の周りっていうか。
今ぐらいの年齢でってこと?
そう。30超えてぐらいからミニマリストになったりとか。別にそれはいろんなライフスタイルの変化っていう例なんだけど、例でわかりやすくはじめに出しただけなんだけど、地方に移住するとか。
12:02
いっぱい持とうとしてたと思うの。20代の特に僕の周りのカルチャーとか好きな表現がしたいみたいな人って、みんないろんなことを持って行ってガバッとインプットしまくってでっかく出そうみたいな感じだった人が、ここまでやなっていうさ、自分の器の大きさを決めてるなっていう感覚がすごいあって。
まあ確かにそういう人増えてるなっていうのはわかりますね。そういうお金が手に入ってくるっていうのもあるとは思うけど、なんかその20代で手に入れた材料は揃ったから今からはちょっと小綺麗にしていくぞみたいなのはよく見るな確かに。
そうそう。なんかでもそれで、まあなんかでもそういう勢いみたいなのもまた多分30代の若さみたいなのに多分ある現象だと思うんだ。ちょっと年上の人とかにも聞いたら、やっぱそういう現象あるあるみたいなさ。第二病みたいなさ。そういう感覚があって。
ネクストステージの尖り方なんかも。
一回なんか全部ゼロにするみたいな。やっぱちょっと前のことって一番ダサく思うやん。だからやっぱ僕が20代前半とかぐらいの時が一番恥ずかしいのと一緒で、ちょっと前のことがダサいからその逆やりたくなっちゃうっていうのはすごくよくわかるんだけど。
あーなるほど。その本とかさ、CDとか。まあ今はサブスクになってるけど。そういうのに溢れてたのがもう今ダサいからできるだけものをなくしていこうっていう。
そうそうそうそう。あの時の俺何やったんやろう。
あーなんかそれめっちゃしっくりくるな。
っていうことをしたくなんねん。だってもう音楽の歴史とか何から何まで絶対そうやん。全人の否定をしたくなるやんみんな。
そうやな。
だからそれが自分の中で起きてるっていうことなんやなっていう納得の仕方をして、距離は保ちつつも。でもなんか別にそれでいいんだろうけど、大事なもんというかさ、そういうものと一緒に大事な恥みたいな感覚とか、
持ってるべき繊細さみたいなもうなんか捨てちゃってるみたいなさ。でそれって感覚って捨てられへんからさ。
うん。
言ったら向き合わなくなるみたいな。すごくこうちゃんと自分のこと、自分はどう考えてるんだろうとか、考えてきた積み重ねみたいなのがあったはずなのに、
ライフステージの変化とか、分かんないよ、例えば結婚したとか子供が生まれたとか、仕事変わったとかいろいろあるんだけど、そういう時の言ったら、
ドゥイング・ビーングって言ったら、ドゥイングのことにかまけて、ビーング的な部分も一緒にクリアできるみたいなさ、感覚で捨てちゃうみたいな人、見たりすんのよ。
あー、確かにな。
うん。
でもなんかそこで、そういう向き合うことやめちゃったら、そこのビーング的な部分って全然ほったらかしになっちゃうやんか。
いやそうよな、だからそこが30代で止まったまま40、50になる可能性も大いにあるよね。
そうそう。で、多分みんなそうやって50代とかになっちゃってるんやろうなって思ってん、僕は。
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あー。
そこで、なんか大事な手綱捨てちゃったんだ、みたいな。こう、大事な手綱を離しちゃったんだなっていうさ、こと思うのね。
うーん、確かになー。いやなんかさ、クモをその、まあその例えば大事な手綱を外した人の例として挙げるべきではないかもしれんけど、
例えばその、親とかってまあ50、60なわけじゃないですか、今も。
うん。
だけど、やっぱその子供ができてからってそういうビーングと向き合う時間って多分かなり減ってると思うんですよ。
うん、そらそら。
忙しいからね。
うん。だから親と話してて、なんかその恋愛というか男女感みたいな話になった時とかに、え、そこそんなピュアなままなことあったりしてすごいびっくりする時があるんよね。
うーん、なんかそうなー。
いやなんか、母親からさ、男女の友情って成立すると思う?みたいなこと言われて。
まあまあね、その、寺田と寺田のお母さんはなんかこうね、そういう話もできるぐらいの距離感やからまたさ、あれなんやと思うことを。
いやでも、だから、あ、そこはやっぱ子供ができたら止まるような、そういう、当然そういうことを考えることもなくなるしみたいな。
まあさっきのは一例やけど。
そうね。
恋愛以外の話とかも、あ、そこまだそんなピュアな土壌のままなんやみたいなことを親と喋ってても感じる時あるしね。
いやいや、お前だってたまたま年取ってるだけやからな、親も。
うん。
そのー、日々の生活に防殺されて迎え合われへんくなるとは思うんやけどー。
いやー、そうなんですよ。
うーん。
当然僕もまあ、もし将来家族ができたら、そうなる覚悟はせなあかんなってその時に思いましたね。
うーん。絶対出てくるんだけど、ゼロにせんとこーやっていうさ。
あー。
例えば、気持ちすごいわかるっていうか、その、もうわかれへんから聞かへんみたいな。
あー。
好きだったもんはちょっと残しとくとか、なんかこう、ゼロにせんとこーって思うんやけど、
でも多分そういうのってその、脳のゴミみたいな感じで思ってるんやろうなーみたいなさ。
多分ゼロにしといた方が次のステップいけるみたいな。
うーん、なんかこうスパッと切ることがさ、
うーん。
なんであんなに好きなんやろうなって思う時ある。
確かに。
もうやめ、みたいな。
うーん。
全部捨ててすっきりしたーみたいなことが、結構ドラマとか漫画でもすごくポジティブな表現として使われるやん。
あー。
あれは危険だなーと、思いますね。
うーん。
やめ癖がつくような気がするなー、やっぱり。
捨て癖?
うーん。
うーん。
うーん。
18:05
同じく考えてるもう一個のラインというか、
うーん。
違うことで考えてたんやけど、こっちも多分相互的に作用してんじゃないのかなって思うことがあって、
うーん。
スピード早すぎるって思ってて、
うーん。
多分ね、みんな今めちゃめちゃスピードを大事にしてるね。
うーん。
多分。
あーそう?どういうとこで?
その、すぐやりたいし、
うーん。
すぐ変わりたい、みたいな。スピード欲みたいなの多分人間にあんねん。
あー。
早くなりたいっていう欲あんねん。
多分その、短距離走とかずっと小学生からやらされ続けてるから、その快感が忘れられへんなと思うけど。
そんな部分の思い出につかんでると思うから。
そんなことはないです。
うーん。
そんなことはないんですけど。
うーん。
その、でも多分その、早くなりたいみたいな欲があると思ってんねん最近。
うーん。
僕はその、三大欲求ぐらいの中に入ってんじゃないのかなみたいな思ってて。
うーん。
うーん。
まあ、そうやな確かに。まっすぐ結果を出す。
即戦力とかも、ビジネスの言葉ではやっちゅうほど効くし。
うーん。
そうそう。流行っていうのはやっぱスピードが速いってことがやっぱ大事だったりするやんか。
うーん。
で、何か知識とかでもスピードの、先に知ってるっていうスピードが速い方がやっぱ強いみたいなさ、いいみたいな感覚って多分あるし。
メールの返信早かった方がやっぱり、そりゃ遅いよりは早い方がいいやろみたいな感覚もあったりとか。
結構スピードをみんな大事にしてるなってこと最近気づいてて。
あー。
まあでも、スピードをさ、早くできちゃうしね。さっき言ったメールの返信とかもそうやし。
そうそうそう。
SNSとかさ、まあインターネット上のニュースとかもそうやけど、もう早くしようと思えばいくらでも早くできちゃうから、じゃあ早い方がええやんって言われちゃうのよね確かに。
ちょっとそれがやばいような気がしてるっていうか、単純にこの心のスナッシュとか、僕が得意なことってどっちかというとスピード遅い方が得意やね。
じっくりこの、作っていくものが得意やねんな。
あ、そうなんですか。
例えば、1時間で企画考えて、5分でプレゼンしろみたいなこととかって、俺もう全然ダメやねん。1時間だけやったり。
あー、そうなんや。
とか、なんかすぐ、それこそ色々筋トレをして一発ギャグとかできるようになってるのは、それは筋トレしてやってるからできるんだけど、その一発ギャグ的なもんとか、そういうスピードが早いもんってすごく憧れがあるけど、僕は苦手やねんな。
あー、まあちょっとわかるかもな。
で、このポッドキャストをやってて、ここスナの今の形みたいな30分から50分くらいで、じっくり寄り道しながら輪郭を見せていくみたいなことが、一番やっていく中で得意だし、一番面白いことができてるなっていう感覚があるんやけど、そこは多分スピードから逃れられてるからっていうとこやと思うねんな。
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うん、なるほどね。自分の中でゆっくり醸成して世に出せる仕組みになってるからね、ここスナは。
例えば1時間の映画と2時間の演劇と5分の音楽と30分の喋りとみたいなのは、それぞれ違うしそれぞれちゃうことが向いてるけども、ただその人には今これが一番ハマるよみたいな強さみたいなのは並べたときに出てくると思ってて。
その人っていうのは、やり手のこと受け手のこと?
受け手。
受け手のこと、あーなるほど。
っていう感覚がまずありますっていう土台をちょっと話しときたかったっていうだけなんだけど、で、音楽って僕一生懸命10年ぐらい頑張ってやってたけど、やっぱ音楽早すぎんねん。
うん。
いやだって、名曲って言われてるもんとかでも3分とか4分とかしかないやで。早すぎん?
確かにな。
5分ぐらいの曲、長いなっていうさ。長いっていうより遅いっていう感覚を俺みんな感じてると思うねん。
今特にね。
3分ぐらいの名曲みたいなのがめちゃめちゃあって、それをみんなガンガンに聴いてる、めっちゃやばい。めっちゃスピード早いもんが詰まってると思ってて音楽に。やっぱ音楽やばいなみたいなさ。
その3分の1曲でさ、めちゃめちゃ情報量が詰め込んであって、それが音と一緒にガッて伝わっていくみたいなさ。3分聴いただけで、その人の感覚が変わっていくんやで。すごない?
いやそう考えたら。
めっちゃ早ない?
すごすぎるな。
音楽めっちゃやばくて、2時間の映画とかで同じようなことっていうのはやってるかもしれんし、同じような感覚を受けるかもしれんけど、また全然さ、それだったら3分の音楽が一番強ないみたいなさ、感覚があって。
いやーあるな。
なんかそれすごい思ってて、その気持ちよさみたいなのと、そのスピードに慣らさせていこうとすると、その体にしようと思ったら多分、いろんなものをゼロにしていかなあかんし、いろんなものを捨てなあかんだろうなって思う。
もっと早いかもしれんみたいな。3分の音楽とかじゃないみたいなさ。それこそ20秒の動画とかを見てるやん。ピュンピュンピュンってTikTokとかで。
そういうスピード感?そこ早すぎるから、ちょっとそこにはついていかれへんねんけど、横を見つつも恥みたいな感覚は持ちつつ、たまにダッシュしたいみたいな感じを残したいんやけど。
いいとこ取りですね。
そうそう。だからいいとこ取りできるならいいとこ取りしたいよなって思ってて。でもなんかそれを30代とかになると、もう捨てろって言われる圧みたいなのがあるんやろうなみたいな。
なんかでもそれはさ、同調圧力な気がするなあ結構。みんな捨ててるからさ、そこにやっぱ捨てない人を見るとさ、若さにすがってるように見えてまうとか、捨ててる自分が不安になったりとか、ことをわざわざ捨てろって言ってくるのはマイナスな感じするなあ。
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まあなんかでも、たぶんそっちの身が軽い方がグッドだよねみたいな感覚は、みんな共通して持ってるから捨てていくんだと思うの。同調圧力っていうこともあるかもしれんけど、たぶんその感覚がみんないいなと思うんだと思うのよ。
ああ、そっか。
身軽で早く動けるっていうことに魅力を感じるのよ、たぶん。
うーん、まあ軽やかな人っていうのはなんか重宝されるよね、確かに。
やっぱみんなスピードが好きだよって。スピード欲があるのよ、絶対。
わあ、なんかいえいえ、すごいビジネスの時によく聞くな、決断力みたいなものでもあるし、スパッと決めて捨てて、1か0かみたいな。
いやあ、悩んでる人が好きやけどなあ。
そう、僕はそれこそ決めるとか、行動していくことの欲とか、目標を達成する支配欲的なものとか、こういうことがしたいっていう気持ち良さとか、そういう快楽ってあるよなって思ってたんやけど、
え? もしかして早いんがみんな好きなだけなんちゃうんか? 早いってことに興奮を覚えるんちゃうんか?って一つ仮説を立ててみたら、いろいろ見えてくるものがあるんじゃないかなと思ってて。
でも、早く動くと、たぶん一番初めに恥みたいなものは、その人が捨てたいと思ってなくても、全然置いていかれるっていう。
そこそこビーイングは置いていかれるとこあるよなーっていうのは、ちょっと暴論なんですけど、思ってて。
あるかも。あと今なんかみんな目的を見失って、とりあえず早いことがいいってなっちゃってるのは、もうあるかも。
いや、たぶんね、早いって安心すんねんな。なぜなら今一番動いているからみたいなさ。とりあえず今できるスピードは上げれるからみたいな。
あーわかるな。そういう人って予定埋めてないと不安になる人でもある気がする。
あー、そうやなー。
経験上。動いてるからとりあえず充実してるっていう判定意義なんだよな、そういう人って。
あ、そうねー。確かになー。
僕もちょっとそういう不信あるからこそわかるんだけど。
早いことがダメっていうわけじゃないし、早く動くことも大事だし、俺もなんか早いもんがしたいってこともあるけど、
俺はそれがたまたまあんまりこのスピード上がれへんっていうさ。スピード早く出そうとしたら俺の良さが出へんみたいなことがあって。
だから早いがいいことは確かなんやけど、でも人によってはじわりじわりとその人に合ったスピードを出して達した方がいいもんができたり、
その過程自体が、僕もこの心のすなしとかはこの過程自体がおもろいみたいな。
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俺のスピード自体は全然普通に走ってるからおもしろくないけど、てらだが走ってるフォームがおもろいとか。
過程で見てくれたらいろいろおもしろいことあるよっていうことは、ここさ3年やって思ったことで。
うーん、そうやな。やっぱ会話ってやっぱり感情動いてるしな。
なんかだから早いだけが言うわけじゃもちろんないなって、そんなことはわかってるつもりなんだけども、
でも思った以上に多分ほんとに今の社会はスピード境であふれてるから。
そうやな。どうなんでもさ、東京やから特にそう思ってるっていうのあるような気がするな。
それはマジある。この街めちゃめちゃ早いから。
いやほんまに。最初に東京来た時にさ、のんびり生きてたら街に飲まれそうになるってすごい思ったんよ。
街に負けそうになるというか、別に敵に向き出して生きてたわけじゃないけど、街に対してバテそうになるみたいな感覚があってんけど、
最近全然そういうことなくて、多分そのスピードに僕もやられつつあるんやろうな。
どうなんだろうね。自分のスピードを持ち出したっていうことでもあるんちゃう?
慣れでもあるんかな。
今回はどっちかというとその速さっていう、今後、今年ちょっとキーワードにしていきたい。僕の中で。
速さ。
速ない?それみたいな。速さをもうちょっと考えていこうみたいな、物事の。
速さっていうところが置き去りにする何かみたいなんてあるから。
映画とか見ても、ちょっと速すぎたな、この映画とか。そういう評価軸とかでもありだと思ってて。
ちょっと速すぎるなみたいな。やってることが速すぎてわかれへんみたいな。
いやでもね、それは僕結構あるで。映画見ててもさ、もっと長くてよかったなみたいなのとか。
速すぎるって確かに思ってるところあるな。言語化したことなかった。でも確かによく思うかも。
みんなにこの速さ問題っていうのを提示したくてですね、それを今後考えていきたいなと思ってます。
はい。
ということで今回はね、ちょっとまとまりのないお話ですけれども、そんなことをね、やっていきたいと思います。
今後はね、心の砂地はじわじわとね、コツコツとやっていく過程みたいなのをやりながら語っていくというのをね、楽しんでいただければなとは思っておりますので。
はい。
そうですね、ここ砂再開したんで是非、これは速すぎるなと思ったこととかもね、気軽にお便りとかいろいろ送っていただければ嬉しいですね。
はい。というわけで心の砂地は引き続きお便りをお待ちしております。
すべての宛先はkokorosuna.com、心の砂.gmail.comまでよろしくお願いします。
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30:07
Apple Podcastへのレビュー評価も絶賛募集中です。
是非ともよろしくお願いします。
Twitterでの投稿はハッシュタグKOKOSUNAです。よろしくお願いします。
ツイートしていただく際にはエピソードのリンクも貼っていただけると嬉しいです。
また本編で出てきたこういう名詞などはノートにも募集がありますのでそちらもご覧ください。
ノートのURLも各配信サービスのエピソードの詳細にございます。
ということで今回も聞いていただきましてありがとうございました。
ありがとうございました。
次回はですね、スティーブン・スピルバーグ・フェイブルマンズ自伝的な作品が公開されるということで
スティーブン・スピルバーグ特集っていうのをやろうと思うんですけど
スティーブン・スピルバーグを普段俺がやってる評論の仕方でやるとシンプルに寝れなくなるので
全部見ないといけないってなったら終えないから
一応2000年代のスピルバーグ、次回は私の一番モンストフェイバリットスピルバーグ
私のフェイバリット映画ベスト10にも絶対入る宇宙戦争という映画を
いやいやいや、おかしいって。珍しすぎるって。宇宙戦争がスピルバーグベストの映画でおかしいって。
宇宙戦争は本当にあるシーンが僕の中で
僕が好きな映画のシーンはって言われたら絶対に答えるシーンが入ってるんですよ、宇宙戦争にはね
そうなんですね
それはもう自分の中でやりすぎて古典落語みたいに面白く喋っちゃうんやけど
本当に感動したの、そのシーンは僕の中ではね
そうなんですか
そうそうそうっていうワンエピソードとかも喋らせていただきたいですし
なんかちょっと宇宙戦争が本当にいい映画だと思ってるのは
ずっと下げてきたんですけど
自分と父の関係っていうのをちょっと考えて喋ってみようかなと思って
なるほどね
結構そういう父っていうものに関してはさ
批判的な目で見てるイメージがあるな、シャークさんは
はっきり言って自分の父親とはもう全く上手いことやれなかったから
今も存在してるんですけど父親はやれてなくて
スピルバーグの映画って結構定期的にそういうダメ親父みたいなのが出てきて
いろいろ考えると宇宙戦争が好きなのも多分そうなんちゃうんかなって思ってて
なんかその辺宇宙戦争と僕とオカンと時々オトンみたいな感じで話してるだろうなと思っておりますので
33:03
よかったら宇宙戦争だけでも見てください
予習していただいて
よかったら見てなくても楽しめる内容になると思います
それでは皆様ごきげんよう