休日の過ごし方
こんにちは。建築家の近藤です。
今日は10月3日、水曜日。今の時刻は夜の11時50分を過ぎたところです。
今日はどんな日だったかというと、むちゃくちゃ忙しくて、
午前中に溜まっていた図面の修正をできる範囲でやって、
午後3時過ぎから打ち合わせでみっちり、結局打ち合わせ自体2時間ぐらいかかり、
さらにそこから1時間ぐらい雑談してて、3時間ぐらいぶっ通しで喋っていたので、
今あんまり頭が働いていません。なので、あんまり仕事の話は今日はせず、
休日をどういう風に先週の土日を過ごしていたかという話をしたいと思います。
土曜日は普通に、土曜日も実はちょっと現場で打ち合わせしてたんですけど、
その夜に新潟市に戻ってきて、
友達がやっている新潟市内にあるヒメミズキっていう器屋さんがあるんですが、
自分が好きな器ばかり売っているお店で、
そこの店主の方が食事に誘ってくれて、
今ヒメミズキで開催中の個展があって、
宮田竜二さんっていうマシコ焼きの作家さんがその日ちょうど在籠されていて、
群馬から新潟市に来ていたので、夜に一緒に食事どうですかっていうので誘われて、
あともう一人、友人と4人で行ってきました。
なんかすごい、当然すごい話楽しくていろんな話したんですが、
面白かったのが、宮田さんの師匠が結構大きいものを作る壺、
それこそ人が一人で抱えるぐらいの大きさの壺を作っている方で、
その壺自体も結構装飾的な大柄のものを作っている方に7年ぐらい支持されてから独立されて、
彼のスタイル、全然そんな大きい存在感のあるものを作るタイプじゃなくて、
割と小皿とか繊細な可愛らしい器を作る方で、
なんで全然違うスタイルなのかなって気になって本人がおっしゃっていたのが、
もう師匠とは欠別する覚悟で独立したから、全く真逆を生きたかったっていうので、
そういうスタイルになったらしくて、
だから宮田さんが作るものって、当然料理を乗せる小皿とかお皿を作っていて、
バリエーションもすごい豊富で、花びらみたいな形をしているものとか、
花そのものだったり、あとはちょっと絵付けがしてあって、
時期の白い上に赤とか青で模様が描いてあったりとか、そういうスタイルの方で、
まさかそれ、最初初めて宮田さんの作品を見た時、
女性が作っているのかなって思うくらいすごい繊細な、
男性性はあんまり感じない柔らかさとか繊細さを感じるものを作っていらっしゃって、
ああ、なんか意外だったなって思う反面、本人と喋ってみると、
やっぱり性格が出ているなというか、内面がすごい穏やかで繊細な方だったので、
そういうのが表現されているなと思って聞いていました。
ヒメミズキでの食事
あとは話であがったのが、その師匠との決別した理由はもう、
決別というわけじゃなくて、自流を読むみたいなので、
これからはそんな大きいものは売れないだろうというので、
ちゃんと将来を考えてのことだったらしいんですが、
彼が今後、器は壊るべきだ、みたいなことを喋っていたのは、
あんまり強くないものという言い方をされていて、
物そのものがギラついていて、
例えば床の間の土真ん中に飾られていても、
オブジェとして成立するような機能が、
壺とかそういう器であっても、
それをその用途で使われなくても、
物として強いものってあると思うんですけど、
彼はやっぱりちゃんと器としての存在が、
そんなにオブジェとしての強さというよりも、
一歩引いた繊細さみたいなのを、
これからは大事だ、みたいなことをおっしゃっていて、
なんか面白いなあと思いました。
物作りの人ってやっぱり一点物がすごい光を放っているような、
強さを求めるような気がするんですが、
内包された強さみたいな方に振り切って、
あんまりギラつかないものを作っていらっしゃるっていうのが、
自分もそういうの好きだし、いいなぁと思って聞いていました。
宮田さん、年上の方で、
すごいいろんな価値観、考え方を持っていらっしゃったので、
すごいためになって楽しい夜でした。
頭使いますよね、そういう哲学的な話するの。
だからいいインプットになったなと思って、楽しかったですね。
リーガルリリーのコンサート
次の日、日曜日は、もう特に予定なかったので、
昼間は本作りに勤しんでいたり、
本そのものをいろんなの参考にしていたり、
夜は、リーガルリリーっていうバンドの
全国ツアーの新潟公演のライブがあったので、行ってきました。
場所はいつものゴールデンピックスっていう、
よく新潟で中堅くらいのメジャーバンドが来ると使われる会場なんですが、
その場所は、
今年リーガルリリーのライブに行くのは、
実は3回目で、もうどんだけ好きなんだよっていうくらい、
自分がハマってて。
その3回の理由は後で話すとして、
なんでリーガルリリーにハマったかっていう話をちょっとすると、
初めてリーガルリリーのライブに行くのは、
初めてリーガルリリーを知ったのは、
YouTubeで立憲バッカーっていう曲があるんですが、
YouTubeでそれを初めて見たときに、結構衝撃を受けて、
チャットモンチのシャングリラっていう曲を聞いたとき以来の衝撃というか、
自分が好きなバンドって、
見た目とかで、
リーガルリリーのボーカルの高橋穂乃香さんも、
そこまでオラオラしているというか、ギャルギャルしていない、
むしろ真逆の大人しそうな女の子で、
そういう人が内面に秘めたものを、
詩だとか音楽性で伝えている姿を見ると、
かっこいいなって思っちゃうタイプで、
その立憲バッカーを初めて聞いたとき、
すごいそれを感じたというか、
誰だこの人はってなって、
自分はそうやって音楽がいいなって思うバンドを見つけると、
大体コンサートのチケットも速攻取っちゃって、
次の予定を決めるのですが、
リーガルリリーのバンドを聴いている状態の中で、
アーティストもどのミュージシャンも大体ライブ自粛していた中で、
リーガルリリーはなぜか、
毎年全国ツアーを続けていたという、
結構特殊なバンドで、
初めてリーガルリリーのライブを聴きに行ったときは、
コロナ禍のライブハウスがどうなっているかというのを気になって、
マスクした状態で静かなライブハウス、
どんな雰囲気だろうというのを気になって行ったのが、
3年前かな、ちょうど。
当然静かな中でも、燃えたぎる思いをぶつけて、
それがむちゃくちゃかっこよくて、
本物のバンドを久しぶりに見たなという感じで、
自分がいいなと思うバンドって、
すごい集中できる時間を提供してくれるというか、
あんまり興味ないバンドって、
音楽聴きながら他のことを考えちゃったりするんですが、
リーガルリリーのライブ中は、
音楽を忘れて、単純に音楽を楽しめるというのが好きで、
それ以来毎年全国ツアーで
新潟公園必ず入れてくれるので行ってます。
ハマっているからというのもあって、
今年3回行ったんですが、1回目は
たしか森道市場かな、6月くらい
5月か、森道行ったのは5月かな。
森道自体はフェスなんで、いろんなアーティストが出ている中で、
2番目に大きいステージでやっていて、
その後、日比谷夜音で、ワンマンで、
それもすごい良かったんですが、やっていて、
今回新潟公園全国ツアー3回目、
すごい面白いなと思ったのは、
今回からバンドの演奏の立ち位置が変わっていて、
3人組でいつも、
ドラムの人が右で、ボーカルが左で、
真ん中奥がベースみたいな立ち位置だったのが、
今回全然違う位置に立っていて、
日比谷の後のバンドの方向性自体が、
ちょっと変化があったのかなって感じるような立ち位置でした。
話で気づいたのは、やっぱり好きなことを話していると
わけわかんないマニアックなトピックになるので、
これ誰が興味あるんだろうっていう話をしていますが、
前もちらっと喋ったかもしれないですけど、
結構音楽で新しいバンドを見つけては、
そのバンドのライブに行くっていうので、
コロナ前はライブハウス巡りが趣味だったんで、
京都ワーケーションに行くようになったきっかけも、
実はとあるバンドのライブハウスに、
京都公園に行ったのがきっかけだったりして、
そうしたら今後も日本中のいろんな地方都市で
ライブハウスに行って、旅行しながら楽しめたらなと
思っています。
今日はこんなところかな。聞いていただいてありがとうございました。